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水戸支店所属車両 H657-01404

ジェイアールバス関東水戸支店(ジェイアールバスかんとうみとしてん)は、茨城県水戸市城東にあるJRバス関東の営業所。

所在地編集

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    水戸支店
    茨城県水戸市城東1-15-65
    • 最寄りバス停:城東車庫(水都東線)
      • この場所はかつての那珂川駅(貨物駅)および水戸鉄道学園の土地と建物を流用しており、1990年に水戸市宮町1丁目(水戸駅南口)から現在地に移転してきた。

所属車両のナンバー編集

  • 水戸ナンバー

概要編集

水都東線の「水都」は、水戸宇都宮を結ぶ線という意味であり、また水都西線と直通することによって「鉄道線の先行[1]という使命を持っていた路線で、近年まで宇都宮からの国鉄バス茨城交通が相互乗り入れをしていた。しかし、1980年に本線の水戸 - 赤沢間が廃止された。 現在水戸支店が運行する赤塚方面の路線は、この宇都宮方面の路線の支線・水戸西線として開業し、水都東線本線廃止後に水都東線に改称されたものである。羽鳥線の開業は比較的新しく、特に羽鳥 - 飯沼間の運行開始は1982年昭和57年)のことである。しかし、1993年平成5年)11月1日には羽鳥 - 飯沼間は廃止され、以後も一般路線の減便・路線短縮が進められてゆくことになった。

その他、水戸南線・柿岡線が「鉄道線の培養」という使命での路線展開をしていたが、いずれも廃止となり、わずかな路線が残るのみとなってしまった。

水戸駅南口(2016年4月20日までは北口)には当社の窓口があり、一般路線の乗車券・回数券・定期券と高速バスみと号の乗車券・回数券(ツインチケット)を販売している。以前は水戸支店直営だったが、現在ジェイアールバステックに委託されている。

沿革編集

  • 1953年8月15日 - 高萩自動車営業所水戸支所が水戸自動車営業所に昇格。同時に高萩が水戸自動車営業所の支所となる。
  • 1955年1月10日 - 水都東線(水戸 - 御前山駅前間)開業。
  • 1955年7月1日 - 水戸自動車営業所羽鳥派出所開設。
  • 1959年1月9日 - 水戸西線(水戸 - 石塚上町間)開業。
  • 1980年12月26日 - 水都東線(水戸 - 赤沢間)が廃止。同時に水戸西線を水都東線に改称。
  • 1986年9月1日 - 柿岡線の恋瀬小学校前 - 福原駅間が廃止。
  • 1987年4月1日 - 国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道関東自動車事業部水戸自動車営業所に改称。
  • 1988年4月1日 - バス部門分割子会社化により、ジェイアールバス関東水戸営業所に改称。
  • 1988年4月27日 - 高速バス「みと号」開業。
  • 1989年3月11日 - 水戸南線の下入野 - 大貫海岸間が廃止。
  • 1989年11月1日 - 羽鳥線の羽刈口 - 飯沼間が廃止。
  • 1990年 - 水戸駅南口から現在地に移転。
  • 1992年11月16日 - 水都東線の三夜前 - 谷津三叉路間が廃止。
  • 1993年3月18日 - 水戸南線の常陸山崎 - 新興農場間が廃止。
  • 1995年4月1日 - 柿岡線全線・羽鳥線全線が廃止。
  • 1995年10月2日 - 飯沼線の常陸高田 - 飯沼間・涸沼線の下石崎秋の月 - 涸沼間が廃止。
  • 1999年4月1日 - 県庁シャトルバス・水都東線の水戸駅 - 城東車庫間が開業。
  • 2000年3月27日 - 飯沼線全線が廃止。
  • 2001年4月1日 - 高萩営業所が常磐支店に昇格し、独立(後にいわき高速支店の営業所への降格を経て、廃所)。
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    涸沼線
    2003年3月1日 - 水戸南線全線・涸沼線全線・水都東線の赤塚駅 - 中丸 - 双葉台間が廃止。
  • 2004年4月1日 - 県庁シャトルバスから撤退。
  • 2007年3月18日 - 水都東線にICカード「Suica」導入。
  • 2017年4月20日 - 高速バス「みと号」(JRバス関東・関東鉄道運行便)にICカード「Suica」導入。

所管路線編集

高速バス編集

当支店常駐車両で運行するもののみ記述する。

  • みと号関東鉄道茨城交通との共同運行)
  • [直行]カシマサッカースタジアム号(京成バス・関東鉄道と共同運行)※座席指定制、カシマサッカースタジアムでのJリーグや親善試合の開催日に運行

路線バス編集

  • 水都東線
    • 水戸駅 - 大工町 - 自由ヶ丘 - 常磐大学前 - 姫子中央 - 赤塚駅南口
    • 水戸駅 - 大工町 - 自由ヶ丘 - 常磐大学前 - 姫子中央 - 赤塚駅北口(2019年4月1日より平日始発のみの運行・土休日運休)
    • 水戸駅 - 城東車庫

乗降方式

  • 中乗り・前降り。車椅子やベビーカーはそのまま乗降可能。

※交通系ICカードに対応

過去の路線編集

路線バス編集

  • 水都東線
    • 水戸駅 - 三高下 - 南高校入口 - 水戸駅南口
    • 赤塚駅北口 - 巡見 - 中丸
    • 中丸 - 双葉台二丁目 - 済生会病院 - 三夜前
    • 中丸 - 老人ホーム前 - 双葉台五丁目 - 三夜前
    • 三夜前 - 開江 - 全隈 - 谷津三叉路 - 谷津 - 木葉下 - 常陸小松 - 石塚上町
    • 谷津三叉路 - 杉崎 - 内原駅
  • 飯沼線
    • 赤塚駅 - 常陸高田 - 飯沼
    • 赤塚駅南口 - 常陸高田
  • 柿岡線
  • 羽鳥線
    • 羽鳥駅 - 東平 - 羽刈口 - 飯沼
    • 東平 - 岩間駅 - 友部駅
    • 羽刈口 - 北浦団地
  • 水戸南線
    • 水戸駅 - 竹隈町 - 酒門 - 常陸山崎 - 下入野 - 大貫海岸 - 海老沢
    • 常陸山崎 - 新興農場
  • 涸沼線
    • 下入野 - 下石崎秋の月 - 涸沼
  • 県庁シャトルバス ※関東鉄道・茨城交通・茨城オートとの共同運行。2004年3月31日を最後に撤退。
    • 水戸駅南口 - 県庁バスターミナル
    • 赤塚駅南口 - 県庁バスターミナル

高速バス編集

車両編集

路線車は、路線が大幅に縮小したこともあって少ない。三菱ふそうエアロスターが2台、日野・ブルーリボンが1台、いすゞ・キュービックが1台、日野・レインボーが1台配置されている。

高速車は、以前は三菱車が主流で他の3メーカー車も存在したが、すべて44席仕様の日野セレガに置き換えられた。

貸切車は、ボルボ・アステローペが配置されていたが現在は廃車となっている。同車種が導入当初から一般貸切車として導入されたのは、水戸支店の1台だけであった。現在は、土浦支店からの転属車両であるスペースアロー(高速・貸切兼用車)1台と、エアロバス1台の合計2台が所属している。

Suica利用について編集

 
入口ドアにあるステッカー
 
導入告知ポスター

水都東線では2007年3月18日よりSuicaのサービスを開始した。ICカードのサービスはJRバス関東ではこれが初めてで同時にPASMOも利用できるようになった。

サービスを実施しているバスの車体には前面にSuica、乗車口にSuica・PASMOのステッカーが貼付されており、利用できることを示している。システム運用開始当初、利用できるICカードはSuica・PASMOの2種類のみだったが、2013年3月23日、交通系ICカードの全国相互利用サービスの開始時より、KitacaTOICAmanacaICOCAPiTaPaSUGOCAnimocaはやかけんの計10種類のICカードが利用できるようになった。なお、2003年以前に発行された電子マネー機能のない旧Suicaカードは利用できない。

乗車時、入口にある読み取り器にタッチして乗車し、降車時は運賃箱にある読み取り器にタッチすることにより、運賃分が引き去られる。現在のところ定期乗車券としては利用できない。またPASMO導入事業者における「バス利用特典サービス」のようなサービスもない。一方で入口の読み取り器には「定期券有効」という定期券の有効日が表示できる機能がある。SuicaまたはPASMOで乗車した場合は運賃を2割引するサービスを実施している。

入金については、車内および同社水戸支店(城東車庫)の他、鉄道各社のSuica対応自動券売機・チャージ機で行う。水戸駅では東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道用自動券売機で入金できるが、JRバス関東の窓口では入金できない。JRバス関東独自のSuicaカードは存在せず、既発行事業者のカードを利用する。使用履歴(JR東日本券売機で確認)には、月日と入口駅種別には「バス等」、入口利用駅には「JR関東」と、残額が印字されて、出口駅種別と利用駅は空欄で印字されない。車内では残額確認はできるが、履歴印字はできない。

なお、水戸支店管内の高速バスについては導入を見送られていたが、2017年4月20日に「みと号」に導入された(茨城交通運行便を除く)。水都東線は水戸駅 - 常磐大学、赤塚東踏切 - 赤塚駅(南口)で茨城交通のバス路線と、水戸駅 - 大工町では関東鉄道関鉄グリーンバスのバス路線とも並行している。関東鉄道は2015年10月1日、関鉄グリーンバスは2018年3月16日にPASMO、茨城交通は2015年12月1日に独自のICカード乗車券「いばっピ」を導入した。これにより、関鉄グループではSuicaを共用できるようになったが、茨城交通では共用できない。

高速バスみと号(東京駅 - 水戸駅)でも2017年4月20日より自由席制の便(茨城交通運行便を除く)で車内で交通系ICカードでの運賃の支払いが可能となった。

特記事項編集

  • 「最後の国鉄専用型式」三菱MS735SAが配置されていたのは、この支店である。1999年(平成11年)6月には水戸ナンバーのままで東京支店に貸し出され、東京駅 - 静岡駅間の東名ハイウェイバス急行便に使用されたほか、登場当時の「ドリーム号」を再現するツアーにも使用された。後にこの車両は、JRバス発足10周年記念に行われた「バス旅フォトラリー」の指定路線完全踏破の賞品としてラリー参加者に寄贈されている。

脚注編集

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  1. ^ 鉄道敷設法別表第38号「茨城県水戸ヨリ阿野沢ヲ経テ東野付近ニ至ル鉄道及阿野沢ヨリ分岐シテ栃木県茂木ニ至ル鉄道」

参考文献編集

  • バスラマ・インターナショナル48号「ユーザー訪問:ジェイアールバス関東」
  • バスジャパン・ハンドブック「18 ジェイアールバス関東」
  • バスジャパン・ニューハンドブック「37 ジェイアールバス関東」

関連項目編集