ジェニーの記憶』(ジェニーのきおく、The Tale)は2018年アメリカ合衆国ドイツテレビ映画。監督はジェニファー・フォックス、主演はローラ・ダーンが務めた。日本での放送はスターチャンネルが担当した[2]

ジェニーの記憶
The Tale
監督 ジェニファー・フォックス英語版
脚本 ジェニファー・フォックス
製作 ジェニファー・フォックス
オーレン・ムーヴァーマン
ローレンス・イングリー
ローラ・リスター
ミネット・ルーイー
ソル・ボンディ
シモーヌ・ペロ
レジーナ・K・スカリー
リンダ・ウェインマン
レーカ・ポスタ
製作総指揮 ジュリー・パーカー・ベネロ
ダン・コーガン
ジェラリン・ドレイファウス
ウェンディ・エッティンガー
アビゲイル・E・ディズニー
ジェイミー・レモンズ
エイミー・ロドリグ
アリ・ジャザイェリ
ジェイソン・ヴァン・エマン
デヴィッド・ヴァン・エマン
ロス・マローゾ
ベン・マコンリー
出演者 ローラ・ダーン
エレン・バースティン
ジョン・ハード
フランセス・コンロイ
音楽 アリエル・マルクス
撮影 ドゥニ・ルノワール
イヴァン・ストラスバーグ
編集 アレックス・ホール
ゲイリー・レヴィ
アンネ・ファビニ
製作会社 ゲームチェンジャー・フィルムズ
フォーク・フィルムズ
ワン・トゥー・フィルムズ
ウェザーヴェイン・プロダクションズ
ブラックバード・フィルムズ
配給 アメリカ合衆国の旗 HBOフィルムズ
公開 アメリカ合衆国の旗 2018年5月26日
上映時間 114分[1]
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ドイツの旗 ドイツ
言語 英語
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ストーリー編集

ジェニファー・フォックス(ジェニー)はドキュメンタリー作家として成功を収めており、大学で教鞭も執っていた。そんなある日、母親のネッティがジェニーに電話をかけてきた。ジェニーが13歳の頃に書いた文章が発見されたのだが、そこには成人男性と性的関係を持ったことが記されていたのだという。ネッティが怒り狂う一方で、ジェニーはただ困惑するしかなかった。というのも、彼女にそんな記憶はなかったからである。自分の意志で大人と親密な関係になったという記憶はあったが、成人男性と性的関係を持ったという記憶はなかったのである。

13歳の夏、ジェニーは友人たちと一緒に乗馬教室に通うことになった。教師のジェーン・グラハムはとても魅力的な人間で、同僚のウィリアム・P・アレンズ(ビル)と交際していた。夏休みが終わった後も、ジェニーは乗馬教室に通い続けた。知らず知らずのうちに、ジェニーはビルと2人きりで乗馬のレッスンをするようになった。やがて、ビルはジェニーを何回もレイプするに至ったが、「これは愛なんだよ」とジェニーに言い聞かせ、自身が告発されることを回避した。

混乱するばかりのジェニーだったが、決定的な証拠が見つかったために現実を受け入れざるを得なくなった。レイプされた記憶がなかったのは、無意識のうちに記憶が抑圧されていたのだと解釈するよりなかった。ジェニーはその後も捜査を続けたが、判明した事実は彼女が想定していた以上におぞましいものであった。

キャスト編集

48歳の独身女性[3]

製作編集

2015年5月5日、ローラ・ダーン、エレン・バースティン、エリザベス・デビッキ、セバスチャン・コッホがジェニファー・フォックス監督の新作映画に出演すると報じられた(コッホは結局出演しなかった)[4]2016年5月14日、コモン、ジェイソン・リッター、フランセス・コンロイ、ジョン・ハードらがキャスト入りした[5]

2018年1月20日、本作はサンダンス映画祭でプレミア上映された[6]。26日、HBOフィルムズが本作の全米配給権を700万ドルで獲得したと発表した[7]

評価編集

本作は批評家から絶賛されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには67件のレビューがあり、批評家支持率は98%、平均点は10点満点で9点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『ジェニーの記憶』は取り扱いが極めて困難な課題を上手く取り上げている。気品が感じられると共に、感情の襞を見事に表現している作品でもある。また、ローラ・ダーンの名演技も見物である。」となっている[8]。また、Metacriticには26件のレビューがあり、加重平均値は90/100となっている[9]

本作は第70回プライムタイム・エミー賞で作品賞(テレビ映画部門)と主演女優賞(リミテッドシリーズ/テレビ映画部門)にノミネートされたが、受賞には至らなかった[10]

出典編集

  1. ^ ジェニーの記憶”. 映画.com. 2018年10月30日閲覧。
  2. ^ ジェニーの記憶”. スターチャンネル. 2018年10月30日閲覧。
  3. ^ 13歳の“美しい記憶”の真実はおぞましい体験だった…衝撃のヒューマンドラマ『ジェニーの記憶』:映画レビュー - ライブドアニュース
  4. ^ Nancy Tartaglione (2015年5月5日). “Mongrel Boards Laura Dern-Starrer ‘The Tale’; Camera d’Or Jury Set – Cannes Briefs” (英語). Deadline.com. https://deadline.com/2015/05/mongrel-laura-dern-the-tale-jennifer-fox-cannes-1201420884/ 2018年10月30日閲覧。 
  5. ^ Tatiana Siegel (2016年5月14日). “Cannes: Laura Dern, Ellen Burstyn, Common Head Up Cast for Jennifer Fox’s 'The Tale' (Exclusive)” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/cannes-laura-dern-ellen-burstyn-893823 2018年10月30日閲覧。 
  6. ^ The Tale” (英語). Sundance Institute. 2018年10月30日閲覧。
  7. ^ Mia Galuppo, Tatiana Siegel, Ashley Lee (2018年1月26日). “Sundance: Laura Dern Drama 'The Tale' Nabbed by HBO Films for $7M” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/tale-laura-dern-drama-nabbed-by-hbo-films-sundance-2018-1075711 2018年10月30日閲覧。 
  8. ^ The Tale (2018)” (英語). Rotten Tomatoes. 2018年10月30日閲覧。
  9. ^ The Tale Reviews” (英語). Metacritic. 2018年10月30日閲覧。
  10. ^ 70th Emmy Awards Nominees and Winners” (英語). Television Academy. 2018年10月30日閲覧。

外部リンク編集