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解説編集

「ジェラス・ガイ」はビートルズ時代の1968年ヨガの導師マハリシ・マヘシ・ヨギの講義を受けるためインドに滞在していた折に作曲された。この時は「チャイルド・オブ・ネイチャー」というタイトルで、メロディ・ラインこそ同じだが、歌詞アレンジがまったく違っていた。「チャイルド・オブ・ネイチャー」の一部が『レット・イット・ビー...ネイキッド』のボーナスCDフライ・オン・ザ・ウォール』に収録されたほか[1]、イーシャー・デモが2018年に発売された『ザ・ビートルズ(50周年記念エディション)』の3CD版、スーパー・デラックス・エディションに収録された[2]

「チャイルド・オブ・ネイチャー」は、翌年のゲット・バック・セッションでも録音されたものの、発表されず1970年にビートルズは解散。その後、レノンは歌詞をオノ・ヨーコに自身の嫉妬深い性格をわびる内容に改め、アレンジもフィル・スペクターに依頼しピアノバラード調に変えた。タイトルも「ジェラス・ガイ」へと変更され、アルバム『イマジン』に収められた。

レノンの生前にはシングル・カットされることはなかったが、1981年東芝EMIより日本独自の追悼シングルとして発売された(B面曲は『心の壁、愛の橋』の収録曲「愛を生き抜こう」)。また1988年に『イマジン・オリジナル・サウンドトラック』が発売された折には全世界でシングル発売された。

なお、この曲でヴィブラフォンを担当したアラン・ホワイトは、2001年のインタビューで、トイレの中でヴィブラフォンを叩いたエピソードを明かしている[3]

カヴァー編集

ロキシー・ミュージック編集

ジェラス・ガイ
ロキシー・ミュージックシングル
B面 トゥ・ターン・ユー・オン
リリース
ジャンル ロックニュー・ウェイヴ
時間
レーベル EGレコード
プロデュース ブライアン・フェリー、レット・デイヴィーズ
チャート最高順位
  • 1位(イギリス[4]
  • 4位(スイス[5]、ニュージーランド[6]
  • 6位(オーストリア[7]、ノルウェー[8]
  • 10位(オランダ[9]
  • 18位(スウェーデン[10]
  • 19位(ドイツ[11]
ロキシー・ミュージック シングル 年表
イン・ザ・ミッドナイト・アワー
(1980年)
ジェラス・ガイ
(1981年)
モア・ザン・ディス
(1982年)
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1981年、ロキシー・ミュージックがレノン追悼のためにこの曲のカヴァーをシングルとして発表。バンドにとって初の全英シングルチャート1位獲得作品となった[4]。このカヴァーは、ロキシー・ミュージックのスタジオ・アルバムには未収録で、『Street Life: 20 Greatest Hits』(1986年)等のベスト・アルバムに収録された。

ロキシー・ミュージックは、この曲をライヴでも演奏しており、ミニ・ライヴ・アルバム『ザ・ハイ・ロード』や、同名の映像作品にライヴ・ヴァージョンが収録されている。

その他編集

脚注編集

  1. ^ Child Of Nature”. The Beatles Bible. 2014年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月10日閲覧。
  2. ^ ザ・ビートルズ、ホワイト・アルバム50周年記念盤が登場”. BARKS. ジャパンミュージックネットワーク株式会社 (2018年9月25日). 2019年10月10日閲覧。
  3. ^ 『ストレンジ・デイズ11月号増刊 イエス』(有限会社ストレンジデイズ/2003年11月)p.30
  4. ^ a b ChartArchive - Roxy Music
  5. ^ Roxy Music - Jealous Guy - hitparade.ch
  6. ^ charts.org.nz - Roxy Music - Jealous Guy
  7. ^ Roxy Music - Jealous Guy - austriancharts.at
  8. ^ norwegiancharts.com - Roxy Music - Jealous Guy
  9. ^ dutchcharts.nl - Roxy Music - Jealous Guy
  10. ^ swedishcharts.com - Roxy Music - Jealous Guy
  11. ^ musicline.de
  12. ^ Claudine Longet - Let's Spend The Night Together (Vinyl, LP) at Discogs