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ジェローム・リー・ウィリアムズJerome Lee Williams, 1981年12月4日 - )は、アメリカ合衆国ハワイ州オアフ島ホノルル出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。メキシカンリーグモンクローバ・スティーラーズ所属。

ジェローム・ウィリアムズ
Jerome Williams
Jerome Williams on June 27, 2012.jpg
エンゼルス時代(2012年6月27日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ハワイ州オアフ島ホノルル
生年月日 (1981-12-04) 1981年12月4日(37歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
240 lb =約108.9 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1999年 MLBドラフト1巡目(全体39位)でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名
初出場 MLB / 2003年4月26日
CPBL / 2010年3月21日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

台湾球界での登録名は、威廉

経歴編集

プロ入りとジャイアンツ時代編集

1999年MLBドラフト1巡目(全体39位)でサンフランシスコ・ジャイアンツに指名され、7月10日に契約。A-級セーラムカイザー・ボルケイノーズ英語版で7試合に登板し、1勝1敗・防御率2.19だった。

2000年はA+級サンノゼ・ジャイアンツ英語版で23試合に登板し、7勝6敗・防御率2.94だった。

2001年はAA級シュリーブポート・スワンプドラゴンズで23試合に登板し、9勝7敗・防御率3.95だった。

2002年はAAA級フレズノ・グリズリーズで28試合に登板し、6勝11敗・防御率3.59だった。オフの11月20日にジャイアンツとメジャー契約を結び[1]40人枠入りした。

2003年3月12日にAAA級フレズノへ異動し、そのまま開幕を迎えた。4月25日にメジャーへ昇格し、4月26日フィラデルフィア・フィリーズ戦で先発起用されメジャーデビュー。ハワイ出身では史上27人目だった。4回5安打5失点5四球の乱調でメジャー初黒星を喫した[2]。試合後にAAA級フレズノへ降格。6月3日に再昇格した[3]6月21日オークランド・アスレチックス戦では、6.1回を4安打3失点に抑え、メジャー初勝利を挙げた[4]6月27日のアスレチックス戦では7安打無失点の初完封を記録した[5]。その後は先発ローテーションに定着。この年は21試合に登板し、7勝5敗・防御率3.30だった。

2004年3月5日にジャイアンツと1年契約に合意し[6]、開幕ロースター入りした。開幕後は21試合に登板したが、7月31日上腕三頭筋の故障で15日間の故障者リスト入りした[7]9月16日に復帰し[8]、復帰後は1試合に登板した。この年は22試合に登板し、10勝7敗・防御率4.24だった。

 
2005年のスプリングトレーニング時

2005年3月1日にジャイアンツと1年契約に合意し[9]、開幕ロースター入りした。開幕後は4試合に登板したが、0勝2敗・防御率6.48と結果を残せず、4月25日にAAA級フレズノへ降格した[10]。降格後はAAA級フレズノで6試合に登板し、1勝4敗・防御率9.39だった。

カブス時代編集

2005年5月28日ラトロイ・ホーキンスとのトレードで、デビッド・アーズマと共にシカゴ・カブスへ移籍した[11]。移籍後はAAA級アイオワ・カブスで4試合に登板し、6月21日にメジャーへ昇格[12]。カブスでは18試合に登板し、6勝8敗・防御率3.91だった。

2006年3月3日にカブスと1年契約に合意し、開幕ロースター入りした。開幕後は5試合に登板したが、0勝2敗・防御率7.30と活躍できず、4月21日にAAA級アイオワへ降格した。降格後はAAA級アイオワで29試合に登板したが、メジャーへ昇格することはなかった。9月5日ウェーバーでアスレチックスへ移籍した[13]が、オフの12月12日にノンテンダーFAとなった。

ナショナルズ時代編集

2007年1月12日ワシントン・ナショナルズと50万ドルの1年契約を結んだ[14][15]。開幕後の4月28日ニューヨーク・メッツ戦で左足首を捻挫したため、4月29日に15日間の故障者リスト入りし[16]5月15日に復帰[17]。同日のアトランタ・ブレーブス戦に登板したが、5月16日に右肩の故障で再び15日間の故障者リスト入りした[18]6月20日に故障者リストから外れたが、翌21日に40人枠を外れ、AA級ハリスバーグ・セネターズへ降格した[19]。この年は6試合に登板し、0勝5敗・防御率7.20だった。8月5日に放出された。

ツインズ傘下時代編集

2007年8月9日ミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ。契約後はAAA級ロチェスター・レッドウイングスで8試合に登板し、0勝1敗1セーブ・防御率9.00だった。オフの10月29日にFAとなった。

ドジャース傘下時代編集

2008年ゴールデンベースボールリーグロングビーチ・アーマダに加入し、6試合に登板。3勝2敗・防御率4.95だった。6月24日ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。A+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ英語版とAAA級ラスベガス・フィフティワンズでプレー。AAA級ラスベガスでは10試合に登板し、2勝2敗・防御率2.08だった。オフの11月3日にFAとなった。

アスレチックス傘下時代編集

2008年12月8日にアスレチックスとマイナー契約を結んだ。

2009年はAAA級サクラメント・リバーキャッツで27試合に登板し、5勝6敗・防御率5.58だった。オフの11月9日にFAとなった。

台湾球界時代編集

2010年台湾中華職業棒球大聯盟統一セブンイレブン・ライオンズでプレー。先発・中継ぎ・抑えと、様々な場面で起用された。

独立リーグ時代編集

2011年アトランティックリーグランカスター・バーンストーマーズでプレー。8試合に登板し、6勝0敗・防御率2.91だった。

エンゼルス時代編集

2011年6月15日ロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイムとマイナー契約を結んだ。AAA級ソルトレイク・ビーズで11試合に登板。7勝2敗・防御率3.91の成績で、8月17日にエンゼルスとメジャー契約を結んだ[20]。同日のテキサス・レンジャーズ戦で4年ぶりのメジャー登板を果たした[21]。この年は10試合に登板し、4勝0敗・防御率3.68だった。オフの12月12日にエンゼルスと82万ドルの1年契約に合意した[22]

2012年4月4日に左ハムストリングの故障で、15日間の故障者リスト入りした[23]4月14日に復帰し[24]、13試合に登板したが、6月18日のジャイアンツ戦に登板後、呼吸困難となり病院へ運ばれ、20日に15日間の故障者リスト入りした[25]7月13日に復帰[26]。この年は32試合に登板し、6勝8敗1セーブ・防御率4.58だった。

2013年1月15日にエンゼルスと200万ドルの1年契約に合意し[27]、開幕ロースター入りした。この年は自己最多の37試合に登板し、9勝10敗・防御率4.57だった。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[28]

アストロズ時代編集

2014年2月6日ヒューストン・アストロズと210万ドル+出来高100万ドルの1年契約を結んだ[29][30]。開幕後はリリーフとして26試合に登板したが、1勝4敗・防御率6.04と結果を残せず、7月1日DFAとなった[31]7月8日に放出された。

レンジャーズ時代編集

2014年7月11日テキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んだ[32]。AAA級ラウンドロック・エクスプレスで2試合に登板し、7月25日にレンジャーズとメジャー契約を結んだ[33]。昇格後は2試合に登板し、1勝1敗・防御率9.90の成績で、8月8日にDFAとなった[34]

フィリーズ時代編集

2014年8月10日にウェイバーを経てフィリーズとメジャー契約を結んだ[35]9月20日のアスレチックス戦で勝利投手となり、この年在籍したアストロズとレンジャースに続き、1900年以降では史上初の1シーズンで3球団で同じチームから勝利投手となっている[36]。フィリーズでは9試合に先発登板し、4勝2敗・防御率2.83・WHIP1.13と好投した。通年の成績は、37試合中11試合に先発登板し、6勝7敗・防御率4.77・115.0イニングで36四球・82奪三振という内容だった。

2015年、主に先発で投げ、33試合中21試合に先発した。ピッチングは芳しくなく、防御率5.80・WHIP1.61と打ち込まれて4勝12敗と、大きく負け越した。なお、同年は通算50勝と3シーズンぶりのセーブも記録した。オフの11月2日にFAとなった[37]

カージナルス時代編集

2016年6月2日セントルイス・カージナルスとマイナー契約を結び、翌3日にAAA級メンフィス・レッドバーズへ配属された。7月25日にメジャー契約を結んで25人枠入りした。カージナルスでは11試合に登板して0勝0敗・防御率5.71・8奪三振の成績を残した。オフの11月3日にFAとなった[38]

独立リーグ復帰編集

2017年5月12日に独立リーグ・アトランティックリーグのサマセット・ペイトリオッツと契約。

メキシカンリーグ時代編集

2018年5月9日にメキシカンリーグモンクローバ・スティーラーズと契約。同年の12月10日に引退を表明した。

詳細情報編集

年度別投手成績編集





















































W
H
I
P
2003 SF 21 21 2 1 0 7 5 0 0 .583 545 131.0 116 10 49 3 7 88 2 1 54 48 3.30 1.26
2004 22 22 0 0 0 10 7 0 0 .588 559 129.1 123 14 44 1 17 80 2 1 69 61 4.24 1.29
2005 4 3 0 0 0 0 2 0 0 .000 73 16.2 21 2 4 1 1 11 0 0 12 12 6.48 1.50
CHC 18 17 0 0 0 6 8 0 1 .429 459 106.0 98 12 45 0 9 59 2 0 50 46 3.91 1.35
'05計 22 20 0 0 0 6 10 0 1 .375 532 122.2 119 14 49 1 10 70 2 0 62 58 4.26 1.37
2006 5 2 0 0 0 0 2 0 0 .000 61 12.1 15 2 11 1 1 5 0 0 12 10 7.30 2.11
2007 WSH 6 6 0 0 0 0 5 0 0 .000 140 30.0 34 6 18 0 0 15 2 1 26 24 7.20 1.73
2010 統一 48 16 1 0 0 7 9 13 1 .438 591 139 142 4 26 2 11 76 4 0 69 48 3.11 1.21
2011 LAA 10 6 0 0 0 4 0 0 0 1.000 184 44.0 45 6 15 0 1 28 0 0 20 18 3.68 1.36
2012 32 15 1 1 0 6 8 1 0 .429 572 137.2 139 17 35 1 5 98 1 0 73 70 4.58 1.26
2013 37 25 0 0 0 9 10 0 0 .474 728 169.1 181 23 55 2 4 107 5 0 93 86 4.57 1.39
2014 HOU 26 0 0 0 0 1 4 0 2 .200 219 47.2 59 7 16 1 3 38 2 0 33 32 6.04 1.57
TEX 2 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 48 10.0 18 0 3 0 0 6 0 0 11 11 9.90 2.10
PHI 9 9 0 0 0 4 2 0 0 .667 230 57.1 48 5 17 1 3 38 0 0 20 18 2.83 1.13
'14計 37 11 0 0 0 6 7 0 2 .462 497 115.0 125 12 36 2 6 82 2 0 64 61 4.77 1.40
2015 33 21 0 0 0 4 12 1 4 .250 553 121.0 161 22 34 3 5 74 4 0 83 78 5.80 1.61
2016 STL 11 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 81 17.1 22 4 6 1 2 8 0 0 15 11 5.71 1.62
MLB:11年 236 149 3 2 0 52 66 2 7 .441 4452 1029.2 1080 130 352 15 58 655 20 3 571 525 4.59 1.39
CPBL:1年 48 16 1 0 0 7 9 13 1 .438 591 139 142 4 26 2 11 76 4 0 69 48 3.11 1.21
  • 2018年度シーズン終了時

背番号編集

  • 59(2003年)
  • 57(2004年 - 2005年、2011年 - 2013年)
  • 32(2005年 - 2006年)
  • 26(2007年)
  • 30(2010年)
  • 36(2014年 - 同年途中)
  • 44(2014年途中 - 同年途中)
  • 31(2014年途中 - 2015年)
  • 38(2016年)

脚注編集

  1. ^ Giants add three players to 40-man roster”. MLB.com Giants Press Release (2002年11月20日). 2014年7月26日閲覧。
  2. ^ Scores for Apr 26, 2003”. ESPN MLB (2003年4月26日). 2014年7月26日閲覧。
  3. ^ Rich Draper (2003年6月3日). “Williams to make start for Ainsworth”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  4. ^ Scores for Jun 21, 2003”. ESPN MLB (2003年6月21日). 2014年7月26日閲覧。
  5. ^ Scores for Jun 27, 2003”. ESPN MLB (2003年6月27日). 2014年7月26日閲覧。
  6. ^ Giants agree to terms with 18 players”. MLB.com Giants Press Release (2004年3月5日). 2014年7月26日閲覧。
  7. ^ Rich Draper (2004年7月31日). “Notes: Valdez jumps to Majors”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  8. ^ Rich Draper (2004年9月16日). “Notes: Fitter Williams activated”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  9. ^ Giants agree to terms with 19 players”. MLB.com Giants Press Release (2005年3月1日). 2014年7月26日閲覧。
  10. ^ Rich Draper (2005年4月25日). “Giants option Williams to Fresno”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  11. ^ Cubs acquire Williams, Aardsma”. MLB.com Cubs Press Release (2005年5月28日). 2014年7月26日閲覧。
  12. ^ Cubs recall Williams, outright Bartosh”. MLB.com Cubs Press Release (2005年6月21日). 2014年7月26日閲覧。
  13. ^ A's select Jimenez from Sacramento; Claim Williams on waivers from Cubs”. MLB.com A's Press Release (2006年9月5日). 2014年7月26日閲覧。
  14. ^ Nationals agree to terms with pitchers Jerome Williams and Brandon Claussen”. MLB.com Nationals Press Release (2007年1月12日). 2014年7月26日閲覧。
  15. ^ Bill Ladson (2007年1月12日). “Nats sign pitchers Williams, Claussen”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  16. ^ Nationals place Williams on 15-day DL”. MLB.com Nationals Press Release (2007年4月29日). 2014年7月26日閲覧。
  17. ^ Nationals return from rehab and reinstate right-handed pitcher Jerome Williams from disabled list”. MLB.com Nationals Press Release (2007年5月15日). 2014年7月26日閲覧。
  18. ^ Nationals place RHP Jerome Williams on 15-day disabled list; select contract of LHP Billy Traber”. MLB.com Nationals Press Release (2007年5月16日). 2014年7月26日閲覧。
  19. ^ Bill Ladson (2007年6月21日). “Notes: Ayala activated from DL”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  20. ^ David Ely (2011年8月18日). “'Changed' Williams returns to bigs with Angels”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  21. ^ Scores for Aug 17, 2011”. ESPN MLB (2011年8月17日). 2014年7月26日閲覧。
  22. ^ Alden Gonzalez (2011年12月12日). “Angels sign Williams to one-year contract”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  23. ^ Alden Gonzalez (2012年4月4日). “Scioscia announces Angels' rotation”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  24. ^ Alden Gonzalez (2012年4月14日). “Pitching on Jackie's day Williams' life goal”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  25. ^ Alden Gonzalez (2012年6月20日). “Williams' breathing trouble puts him on DL”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  26. ^ Alden Gonzalez (2012年7月13日). “Angels option Mills to Triple-A Salt Lake”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  27. ^ Alden Gonzalez (2013年1月15日). “Angels, reliever Williams agree to $2 million deal”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  28. ^ Alden Gonzalez (2013年12月2日). “Angels non-tender Williams, Hanson, two others”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  29. ^ Astros sign free agent RHP Jerome Williams”. MLB.com Astros Press Release (2014年2月6日). 2014年2月7日閲覧。
  30. ^ Brian McTaggart (2014年2月6日). “Astros designate Wallace after signing Williams”. MLB.com. 2014年7月26日閲覧。
  31. ^ Astros call up Chapman, Hernandez, Santana”. MLB.com Astros Press Release (2014年7月1日). 2014年7月7日閲覧。
  32. ^ Adduci ready for rehab assignment”. MLB.com (2014年7月11日). 2014年7月26日閲覧。
  33. ^ Rangers Purchase RHP Jerome Williams from Round Rock; Place OF Jake Smolinski on 15-day DL”. MLB.com Rangers Press Release (2014年7月25日). 2014年7月26日閲覧。
  34. ^ Texas Rangers activate catcher Geovany Soto from 15-day disabled list”. MLB.com Rangers Press Release (2014年8月8日). 2014年8月9日閲覧。
  35. ^ Phils claim Williams, designate O'Sullivan”. MLB.com (2014年8月10日). 2014年8月13日閲覧。
  36. ^ フィリーズ右腕が珍記録 今季3球団でアスレチックスから白星スポーツニッポン2014年9月22日配信
  37. ^ Transactions | phillies.com” (英語). MLB.com (2015年11月2日). 2015年11月4日閲覧。
  38. ^ MLB公式プロフィール参照。2017年2月2日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集