ジブラルタル時間(ジブラルタルじかん)では、ジブラルタル標準時について記す。ジブラルタルでは 標準時として中央ヨーロッパ時間UTC+1)が、夏時間として中央ヨーロッパ夏時間UTC+2)が使用されている[1][2]

欧州の標準時
欧州の標準時
冬:西ヨーロッパ時間UTC+0
夏:西ヨーロッパ夏時間UTC+1
空色 通年:西ヨーロッパ時間UTC+0
冬:中央ヨーロッパ時間UTC+1
夏:中央ヨーロッパ夏時間UTC+2
黄土 冬:東ヨーロッパ時間UTC+2
夏:東ヨーロッパ夏時間UTC+3
淡黄 通年:カリーニングラード時間UTC+2
通年:極東ヨーロッパ時間モスクワ時間UTC+3

1982年以前 編集

1982年まで、ジブラルタルでは通年でGMT+1を使用していた。これにより、5ヶ月間は隣接するスペインの時間帯と、7ヶ月間はそれに加えイギリス夏時間と一致していた。1982年に中央ヨーロッパ時間の通年使用をやめ、スペインと同時間帯となった[3]

IANA time zone database 編集

tz databasezone.tab英語版には、ジブラルタルの時間帯が1つ含まれており、Europe/Gibraltarという名称が付けられている。

これは、ISO 3166-1 alpha-2(en)の国コードが「GI」の地域を指している。

国コード 座標 TZ 注釈 協定世界時との差 夏時間 備考
GI +3608−00521 Europe/Gibraltar +01:00 +02:00

脚注 編集

  1. ^ Interpretation and General Cluases Act (PDF) 、2019年2月20日閲覧。
  2. ^ Countries using Central European Time - ウェブアーカイブ(2014年1月4日)、2019年2月20日閲覧。
  3. ^ Jersey considers CET、2019年2月20日閲覧。