ジムホッグ郡 (テキサス州)

テキサス州の郡

ジムホッグ郡(ジムホッグぐん、: Jim Hogg County)は、アメリカ合衆国テキサス州の南部に位置するである。2010年国勢調査での人口は5,300人であり、2000年の5,281人から0.4%増加した[1]郡庁所在地国勢調査指定地域ヘブロンビル(人口4,558人[2])であり[3]、同郡で人口最大の町でもある。ジムホッグ郡は1913年に設立され、郡名は1891年から1895年まで第20代テキサス州知事を務めたジェイムズ・スティーヴン・ホッグにちなんで名付けられた。

テキサス州ジムホッグ郡
ヘブロンビルにあるジムホッグ郡庁舎
ジムホッグ郡の位置を示したテキサス州の地図
郡のテキサス州内の位置
テキサス州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置
設立 1913年
郡庁所在地 ヘブロンビル
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水

2,942 km2 (1,136 mi2)
2,942 km2 (1,136 mi2)
0 km2 (0 mi2), 0%
人口
 - (2010年)
 - 密度

5,300人
2人/km2 (5人/mi2)
標準時 中部: UTC-6/-5
ウェブサイト www.co.jim-hogg.tx.us

歴史 編集

 
郡庁舎近くにあるジムホッグ郡図書館

ジムホッグ郡は1913年にブルックス郡デュバル郡の一部を合わせて設立された。

地理 編集

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、郡域全面積は1,136平方マイル (2,942.2 km2)であり、全て陸地である[4]

 
ジムホッグ郡境の標識

主要高規格道路 編集

  •   テキサス州道16号線
  •   テキサス州道285号線
  • 農場市場直結道路1017号線

隣接する郡 編集

人口動態 編集

人口推移
人口
19201,914
19304,919157.0%
19405,44910.8%
19505,389−1.1%
19605,022−6.8%
19704,654−7.3%
19805,16811.0%
19905,109−1.1%
20005,2813.4%
20105,3000.4%
U.S. Decennial Census[5]
Texas Almanac: 1850-2010[6]
 
ヘブロンビルにある保安官事務所
 
ヘブロンビルにある南テキサス職業安定所

以下は2000年国勢調査による人口統計データである。

基礎データ

  • 人口: 5,281人
  • 世帯数: 1,815 世帯
  • 家族数: 1,359 家族
  • 人口密度: 2人/km2(5人/mi2
  • 住居数: 2,308軒
  • 住居密度: 1軒/km2(2軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 31.69%
  • 18-24歳: 8.1%
  • 25-44歳: 24.6%
  • 45-64歳: 21.1%
  • 65歳以上: 14.6%
  • 年齢の中央値: 34歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 96.7
    • 18歳以上: 92.1

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 38.5%
  • 結婚・同居している夫婦: 55.2%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 14.6%
  • 非家族世帯: 25.1%
  • 単身世帯: 23.4%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 12.3%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.89人
    • 家族: 3.43人

収入 編集

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 25,833米ドル
    • 家族: 29,844米ドル
    • 性別
      • 男性: 28,150米ドル
      • 女性: 18,750米ドル
  • 人口1人あたり収入: 12,185米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 25.9%
    • 対家族数: 24.2%
    • 18歳未満: 29.8%
    • 65歳以上: 30.2%

政治 編集

ジムホッグ郡は昔から民主党の堅い地盤である。1913年に郡が設立されてから、全ての大統領選挙で民主党候補を選んできた。州内では隣接するブルックス郡のみが同じ歴史を持っている。少なくとも1992年以降の民主党大統領候補はいっかんして65%以上の得票率だった[7]。2004年の大統領選挙では、現職のジョージ・W・ブッシュではなく、民主党候補のマサチューセッツ州選出の上院議員ジョン・ケリーを選んでことでは、州内で数少ない郡の1つだった。ケリーは郡内の1,344票を獲得し、対するブッシュは712票と、ほぼ2対1の比率になった。

1981年から1988年、ジムホッグ郡の地区検事はラレド出身の著名な法廷弁護士フリオ・A・ガルシアだった。当時の管轄範囲はウェブ郡ディミット郡ザパタ郡およびジムホッグ郡だった。 .

都市と町 編集

ジムホッグ郡には法人化された町が無い。

教育 編集

ジムホッグ郡の教育はジムホッグ郡独立教育学区が管轄している。小中高等学校各1つの学校があり、すべてヘブロンビルの中にある。

脚注 編集

外部リンク 編集

座標: 北緯27度03分 西経98度41分 / 北緯27.05度 西経98.68度 / 27.05; -98.68