ジャック・ロンドン: Jack London1876年1月12日 - 1916年11月22日)は、アメリカ合衆国作家。出生名はジョン・グリフィス・チェイニー(John Griffith Chaney)。

ジャック・ロンドン
Jack London
誕生 ジョン・グリフィス・チェイニー
John Griffith Chaney
1876年1月12日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州サンフランシスコ
死没 (1916-11-22) 1916年11月22日(40歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州グレン・エレン
職業 小説家ジャーナリストエッセイスト
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
文学活動 リアリズム自然主義文学
代表作野性の呼び声』(1903年
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年譜 編集

日本における代表作は、『野性の呼び声』(The Call of the Wild)[2] と『白い牙』(The White Fang)。

主な日本語訳 編集

  • 『ジャック・ロンドン選集1 - 野性の呼び声 どん底の人々』(本の友社)- 各・辻井栄滋
  • 『ジャック・ロンドン選集2 - ボクシング小説集 白牙』(本の友社)
  • 『ジャック・ロンドン選集3 - 太古の呼び声 アメリカ浮浪記』(本の友社)
  • 『ジャック・ロンドン選集4 - マーティン・イーデン』(本の友社)
  • 『ジャック・ロンドン選集5 - ジョン・バーリコーン 赤死病 エッセイ』(本の友社)
  • 『ジャック・ロンドン選集6 - 短篇集』(本の友社)
  • 『ジャック・ロンドン幻想短編傑作集』 有馬容子訳 (彩流社)
  • 『南海物語』深沢広助訳(春風社)
  • 野性の呼び声大石真新潮文庫
  • 『荒野の呼び声』 海保真夫訳 岩波文庫
  • 白い牙白石佑光訳 新潮文庫・改版
  • どん底の人びと行方昭夫岩波文庫
  • 『野性の呼び声』 深町眞理子訳 (光文社古典新訳文庫
  • 『白い牙』 深町眞理子訳 (光文社古典新訳文庫)
  • 『マーティン・イーデン』辻井栄滋訳(白水社 白水Uブックス
  • 『赤死病』辻井栄滋訳(新樹社/白水Uブックス
  • 『ジャック・ロンドン大予言』辻井栄滋訳(晶文社)、訳者による伝記研究多数
  • 『ジャック・ロンドン自伝的物語』辻井栄滋訳(晶文社)
  • 『アメリカ浮浪記』辻井栄滋訳(新樹社)、他に明文書房で研究訳書多数
  • 『太古の呼び声』辻井栄滋訳(平凡社
  • 『極北の地にて』辻井栄滋・大矢健訳(新樹社)
  • 『アメリカ残酷物語』辻井栄滋・森孝晴訳(新樹社)
  • 『鉄の踵』小柴一訳(新樹社)
  • 『火を熾す』柴田元幸訳(スイッチ・パブリッシング
  • 『犬物語』柴田元幸訳(スイッチ・パブリッシング)
  • 『殺人株式会社』(『全集・現代世界文学の発見 第2』学芸書林)に収録。- 未完成の作品。のちロバート・L・フィッシュが完結させた。
  • 『死の同心円』(ホルヘ・ルイス・ボルヘス編、国書刊行会バベルの図書館)
  • 『星を駆ける者』(森美樹和訳、国書刊行会ドラキュラ叢書4) 1976.10

日本でのアニメ化作品 編集

ジャック・ロンドンが登場するフィクション作品 編集

  • 新スタートレック』第125話「タイム・スリップ・エイリアン」 - 19世紀のアメリカを舞台に怪現象の謎に挑む。その中で、ホテルマンをしているジャック・ロンドンと出会う。

関連文献・映画 編集

  • アーヴィング・ストーン『馬に乗った水夫 ジャック・ロンドン、創作と冒険と革命』橋本福夫訳、早川書房、1968年、新版2006年
  • ラス・キングマン『地球を駆けぬけたカリフォルニア作家 写真版ジャック・ロンドンの生涯』辻井栄滋訳、本の友社、新版2004年
  • 辻井栄滋監修・編『ジャック・ロンドン讃歌』明文書房、2009年 - 同社で関連著作多数
  • 森孝晴 『ジャック・ロンドンと鹿児島-その相互の影響関係』、高城書房、2014年
  • 映画『マーティン・エデン』(2019年 イタリア・フランス・ドイツ合作)は、ジャック・ロンドンの自伝的小説をイタリアを舞台に映画化したもの

脚注 編集

  1. ^ 小島敦夫『世界の海洋文学・総解説』自由国民社、1996年、24項
  2. ^ 『荒野の呼び声』の訳題もあり

関連項目 編集

外部リンク 編集