ジャンボカラオケ広場

日本のカラオケボックス

ジャンボカラオケ広場(ジャンボカラオケひろば)は、株式会社TOAI[1]が展開するカラオケボックスチェーン。通称「ジャンカラ」。

ジャンボカラオケ広場
JUMBO KARAOKE HIROBA
三条河原町店(京都市)
三条河原町店(京都市
種類 カラオケボックス
所持会社 TOAI
使用開始国 日本の旗 日本
主要使用国 日本の旗 日本
ウェブサイト https://jankara.ne.jp/
別名 ジャンカラ
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2024年1月現在、西日本を中心として合計178店舗を出店している。東北関東地方には出店していない[2]。「飲み放題付きカラオケ ジャンカラ」として、低料金のルーム料金に、飲み放題(ソフトドリンクバー・一部店舗でアルコール飲み放題)が無料で付いてくるのが特徴である[3]。また追加料金を支払うことでビールウイスキーの飲み放題も付けることができる[3]

概要 編集

 
JR茨木店(大阪府茨木市
 
スーパージャンカラ河原町店(京都市中京区)

料金は店舗ごとに多少異なる。学生は学生割引が適用されるためさらに低料金で利用が可能となる。カラオケの機種は、DAM(LIVE DAM STADIUM、LIVE DAM Ai)、JOYSOUND(JOYSOUND MAX、JOYSOUND MAX2、JOYSOUND MAX GO)[4]を導入している。

コンセプトルーム(過去には「リラカラ」と呼ばれていた)を導入しており、様々な特別室が通常のルーム料金と同額で利用できる[5]セレッソ大阪サントリー[6]、『週刊ベースボール』とのタイアップルームもある[7]

阪神タイガースがリーグ優勝すると半額セールを行う。過去2回実施しているが、1回目は球団の許可を取っていなかったため問題になったが、2回目は許可を取って実施した。

また通常の「ジャンカラ」のほか、多様な営業形態の店舗を運営している。

  • 2006年には、店舗デザインやメニュー、従業員の制服などを一新した、洗礼された大人のカラオケ「スーパージャンボカラオケ広場」(スーパージャンカラ)を出店した。京都の河原町本店、茶屋町店の2店舗がある[8]
  • 京都の河原町には、ひとりカラオケ専門店「イチカラ」を出店していた(2012年 - 2020年7月31日閉店)[9][10]東京神田ひとりカラオケ専門店 ワンカラと同様、ヘッドフォンを付けて歌う形式である。また、ウノカラおよびソロオケの登録商標も持っている。
  • 大阪の千日前には、女性専用カラオケ「女子カラ」を出店していた[11]。従業員も全員女性で、小学生以上の男性は利用できない。パウダールームなどを備えており、なんば駅に近いため旅行者向けの利用もアピールしている。
  • セルフサービスカラオケ「セルフジャンカラ」(セルカラ)を出店しており、大阪の住之江公園駅前と枚方駅前2号店の2店舗がある[12]
  • 2021年10月1日には、非日常空間を演出するため、京都大学前にジャジャーンカラ京大BOX店を出店した。この店限定のメニューがある。[13]
  • 2022年6月24日には、下町情緒あふれる街並みに馴染む東大阪市・布施にディープ布施店を出店した。1階はオープンスペースとなっておりカウンター席がある。[14]そのほか、オープンスペースがある店舗は、アジアン天満店[15]、近鉄八尾店[16]、大街道二番町通り店[17]、天文館通わっぜ駅前店[18]、JR六甲道駅みなみ店[19]、高槻シースー店[20]である。
  • 2023年3月17日にリニューアルオープンした天王寺店、7月20日にオープンした天文館通わっぜ駅前店、11月30日にリニューアルオープンした道頓堀店・心斎橋店には30分あたり500円~で160種類以上のアルコールが飲み放題となるオープンスペース「BAL UTAO」が導入された[21]
  • また、道頓堀店には店内の屋台で天ぷらお好み焼きなどを食べることができるジャンカラ横丁(主にインバウンド向け)が導入された。

各店舗には、「湯快リゾート」のパンフレットが置かれている。「湯快リゾート」のカラオケコーナーはジャンカラmini(ジャンカラミニ)として運営し、「花・彩朝楽」以外の28店舗はチェックインから19時までとチェックアウト当日は無料となっているが、「花・彩朝楽」ではチェックインからチェックアウト当日まで完全無料となっている[要出典]

きんた・ミーノが歌うCMのサウンドロゴキダ・タローの作詞・作曲である。

天王寺店独自のサービスとして、1階で見送った店員が階段を駆け上がり、到着階で同一店員が出迎えるサービスがあった。[22] [23]

マスコットキャラクターは「デルちゃん」[24]

2022年春、公式Twitterでマスコットキャラクターの名前を公表。同時にオリジナルタンブラーがあたるTwitterキャンペーンを実施。以降は、公式SNSなどで度々登場。今ではジャンカラLINEスタンプ[25]も販売中。

料金とサービス 編集

料金体系
  • 30分単位のルーム料金で飲み放題が付いており、2023年2月現在最安値の店舗の場合、19時までの料金が学生30分30円・一般30分50円で飲み放題付(福山駅前店、いずれも特別料金期間中でない平日会員料金)。
  • 他の料金プランとして、フリータイムや、3時間パックなど多様な料金プランを用意している。
サービス
  • 全店で飲食物の持ち込みができる。
  • 全店でクレジットカードバーコード決済電子マネーが利用可能である。(電子マネー決済は現在中止中)
  • ブルーレイ・DVDプレイヤーの貸し出しや、電源タップ、携帯電話充電器の無料貸し出しも実施している。
  • タッチパネルでフード・ドリンク注文ができる「ジャンたっち」が利用可能である。10分前呼び出しも「ジャンたっち」で自動告知される店舗も多い。
  • 無線Wi-Fiサービスが利用できる。
料金割引
  • 会員になると会員料金で利用可能である。過去3ヶ月の利用時間に応じて会員ランクが決まり、利用するたびにランクに応じたポイントが貯まる。ポイントは、クーポンに変換出来る。(LINEポイント交換は2023年11月30日を持って終了した)
  • 学生割引があり、受付時に学生証または通学定期券を提示することで学生料金が適用される。会員は学生会員料金としてさらに安くなる。
  • 55歳以上にはシニア会員制度があり、シニア会員料金で利用できる。利用するたびに1ポイント貯まり、10ポイント貯まるごとに半額クーポンがもらえる。毎月第3・4火曜日が半額となる。
  • 2016年9月から11月にかけてSCRAP主催の謎解きイベントリアル脱出ゲームとのコラボで夜間に来店しなおかつ120分以上の利用(パック料金・フリータイム料金は除外)で脱出成功者で大当たりを引くと利用料金が無料になるキャンペーンを実施することが決まった。
キャンペーンキャラクター

脚注 編集

  1. ^ 会社概要|TOAIグループについて”. 株式会社TOAI. 2020年7月24日閲覧。
  2. ^ 店舗検索”. ジャンカラ(ジャンボカラオケ広場). 2020年7月24日閲覧。
  3. ^ a b ドリンクメニュー | ジャンボカラオケ広場”. jankara.ne.jp. 2020年7月24日閲覧。
  4. ^ カラオケ機種”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  5. ^ コンセプトルーム ジャンカラ
  6. ^ ジャンカラのカラオケは歌うだけじゃない!”. ジャンカラ. 2022年9月9日閲覧。
  7. ^ [ https://jankara.ne.jp/room/relakara/011/ コンセプトルーム(タイアップ)] ジャンカラ
  8. ^ スーパージャンカラ ジャンカラ
  9. ^ 閉店後、同じビル内に入居していた通常のジャンカラ共々第一興商に売却され、同一形態のまま「ソロカラ」に店舗名を変更し同年8月11日に再開業
  10. ^ ひとりカラオケ専門店 イチカラ ジャンカラ
  11. ^ 女子カラ(女性専用カラオケ) ジャンカラ
  12. ^ セルフジャンカラ(セルカラ) ジャンカラ
  13. ^ https://jankara.ne.jp/open/228/
  14. ^ カラオケ喫茶 ディープ[大阪 布施]”. ジャンカラ. 2022年9月9日閲覧。
  15. ^ アジアン天満店”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  16. ^ 近鉄八尾店”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  17. ^ 大街道二番町通り店”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  18. ^ 天文館通わっぜ駅前店”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  19. ^ JR六甲道駅みなみ店”. ジャンカラ. 2023年8月20日閲覧。
  20. ^ 高槻シースー店 - 11月17日(金)10:00オープン”. ジャンカラ. 2023年11月18日閲覧。
  21. ^ ネオン光るオシャレなバル&バー BAL UTAO (バルウタオ)”. ジャンカラ. 2024年1月28日閲覧。
  22. ^ 探偵!ナイトスクープ 2012年11月30日放送分 朝日放送公式サイト 『カラオケ店のすごいサービス』
  23. ^ ナニコレ珍百景 珍百景コレクション 2013年2月20日放送分 テレビ朝日公式サイト 該当箇所は珍百景No.1518。
  24. ^ 「私、◯◯と申します。」名前あるんですキャンペーン”. ジャンカラ. 2022年9月9日閲覧。
  25. ^ 歌いたくなるジャンカラLINEスタンプコンテスト”. ジャンカラ. 2022年9月9日閲覧。
  26. ^ NMB「ジャンボカラオケ広場」のイメキャラ就任 SANSPO.COM 2013年7月4日

外部リンク 編集