ジャン・マケーレブ

英語教師

ジャン・マケーレブ(John G. McCaleb, 1934年-2021年)は、米国日本文学研究者英語教師。NHKラジオ『続・基礎英語』の講師として知られた。

米国バージニア州ハリソンバーグ生まれ。1956年バージニア工科大学卒業、青森県弘前市東奥義塾高等学校の英語教師として来日、国際基督教大学、同大学院で現代日本語、教育学を学び、スタンフォード大学大学院で古代日本語日本文学を学ぶ。スタンフォード大学で教えた後、1970年に再来日、成城大学講師、読売新聞記者、NHKラジオ第2「続・基礎英語」で安田一郎マーシャ・クラッカワーとトリオを組み、NHK教育テレビ「英会話」にも出演。その後米国に戻り、バージニア州のシェナンドー大学で教えたあと、執筆に専念。

妻は日本人大場恒子=マケーレブ恒子)。

著書 編集

  • 『マケーレブが生きた英語を教えます』読売新聞社 1979
  • 『ネイティブ感覚の英文法』朝日出版社 1998

共編著 編集

  • 『アメリカ口語辞典』安田一郎共著 エドワード・サイデンステッカー監修 朝日出版社 1983
  • 『アメリカ人語 微妙な、ほんとに微妙な英語感覚』1-3 岩垣守彦共著 読売新聞社 1984-90 
  • 『英和イディオム完全対訳辞典』岩垣守彦共編著 朝日出版社 2003
  • 『動詞を使いこなすための英和活用辞典』マケーレブ恒子共編著 朝日出版社 2006

翻訳 編集

フランクリン W.ディクソン 「アメリカン・ジュニア・ミステリー・ブックス. ハーディー・ボーイズ・シリーズ」読売新聞社、1976
  • 『黄金のファラオ』双木一志共訳
  • 『消えた仲間たち』双木一志共訳
  • 『黒いリムジン』双木一志共訳 
  • 『深夜の訪問者』双木一志共訳
  • 『水車小屋の秘密』双木一志共訳
  • 『姿なきパイロット』双木一志共訳
  • 『剥製動物の謎』双木一志共訳
  • 『ハーディー誘拐事件』双木一志共訳
  • 『秘密の壁』 双木一志共訳
  • 『不吉な標識』双木一志共訳
カロリン・キーン「アメリカン・ジュニア・ミステリー・ブックス ナンシー・ドルー・シリーズ」読売新聞社、1976 
  • 『オルガンをひく亡霊』近藤若菜共訳 読売新聞社 1976
  • 『消えたプリマドンナ』近藤若菜共訳
  • 『毛皮コートの秘密』大場恒子共訳
  • 『湖上の幽霊船』大場恒子共訳
  • 『白い秘密結社』小野瀬嘉慈共訳
  • 『手帳の秘密』大場恒子共訳
  • 『盗まれた楽譜』小野瀬嘉慈共訳
  • 『ビロードの仮面』小野瀬嘉慈共訳
  • 『幻の白馬』小野瀬嘉慈共訳
  • 『ラークスパー荘の謎』大場恒子共訳

参考 編集

  • 『ネイティブ感覚の英文法』著者紹介