ジュゼッペ・サンマルティーニ

ジュゼッペ・バルダッサーレ・サンマルティーニGiuseppe Baldassare Sammartini, 1695年1月6日 - 1750年11月)は、イタリアの作曲家、オーボエ奏者。

ジュゼッペ・サンマルティーニ
Giuseppe Sammartini
生誕 1695年1月6日
イタリアの旗 イタリア、ミラノ
出身地 イタリアの旗 イタリア
死没 1750年11月
イングランドの旗 イングランド、ロンドン
職業 作曲家、オーボエ奏者

ミラノに生まれる。男4人・女4人の8人兄弟の次男だったが、弟のジョヴァンニ・バッティスタ・サンマルティーニミラノで活躍したのに対し、ジュゼッペは1728年にロンドンに渡り、そこでオーボエの名手として有名になった[1]。1736年に王太子フレデリック・ルイスに仕え、没するまでその夫人オーガスタ・オブ・サクス=ゴータおよび子供たちの音楽教師をつとめた[1]

サンマルティーニの作品には、フルートとヴァイオリンのためのソナタ、2つのフルート通奏低音のためのソナタ、12のヴァイオリン・ソナタ(王太子に献呈)、6つのヴァイオリン協奏曲合奏協奏曲集、ハープシコード協奏曲集、ドイツ・フルートフラウト・トラヴェルソ)独奏のための6つの小品、2つのドイツ・フルートと2つのヴァイオリンのための6つのソナタ、などがある。さらに、「Movement D'une Seranade」のような愛らしいチェロのための小品も数曲書いている。

1750年、ロンドンで死去。

脚注 編集

  1. ^ a b “SAMMARTINI, Giuseppe”, Dizionario Biografico degli Italiani, 90, (2017), http://www.treccani.it/enciclopedia/giuseppe-sammartini_(Dizionario-Biografico)  (イタリア語)

外部リンク 編集