ジュディ・ダイブルJudy Dyble1949年2月13日 - 2020年7月12日)は、イングランドシンガーソングライターであり、フェアポート・コンヴェンショントレイダー・ホーンのボーカリストおよび創設メンバーとして最も有名である。さらに、彼女とイアン・マクドナルドは、後にキング・クリムゾンとなるジャイルズ・ジャイルズ&フリップの面々といくつかの楽曲に参加してレコーディングを行った。これらの曲は、CD『ザ・ブロンデスベリー・テープス』とヴァイナルLP『Metaphormosis』として発表された。

ジュディ・ダイブル
Judy Dyble
出生名 Judy Aileen Dyble
生誕 (1949-02-13) 1949年2月13日
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
死没 (2020-07-12) 2020年7月12日(71歳没)
職業 ミュージシャン
担当楽器 ボーカル、オートハープ、ピアノ、リコーダー
活動期間 1960年代 - 2020年
共同作業者 フェアポート・コンヴェンション
ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ
トレイダー・ホーン
公式サイト judydyble.com

略歴 編集

活動初期 編集

ダイブルはロンドン中心部のミドルセックス病院で生まれた。彼女の最初のバンドは、ジュディ・アンド・ザ・フォークメン(Judy and The Folkmen、1964年から1966年に存在した)であった[1]。彼らはホームメイドのデモ録音を行っており、一部がダイブルのキャリアを浮き彫りにしたアンソロジーに含まれるはずだったが、リリースされたものはない(Universal / Sanctuaryは2007年にリリース日を設定したが、SanctuaryがUniversalに引き継がれたときにリリースはキャンセルされた)。その後、彼女は1967年から1968年までフェアポート・コンヴェンション[2]のオリジナル・ボーカリストを務めた[3]

1966年11月、アシュリー・ハッチングスは、自身や、リチャード・トンプソン、サイモン・ニコルと一緒に、さまざまなバンドで彼女に歌って演奏してほしいと依頼した。彼らはジャグ・バンドのすべてを担い、そのうちのいくつかでは主に歌うことに抵抗があったため、女性ボーカルを必要とした。これがフェアポート・コンヴェンションの核となり、当初はドラマーをショーン・フレイターとし、後にマーティン・ランブルとして活動した。グループは彼女とファースト・アルバムをレコーディングすることとなり、当時のレパートリーはアメリカ合衆国シンガーソングライターの作品とオリジナル作品の両方で構成されていた。ファースト・シングルは、1930年代のアメリカの歌「If I Had a Ribbon Bow」のカバーだった。バンドは多数のアメリカの楽曲をカバーし、また再加工している。それらはバンド・メンバーの選曲によるもので、いくつかはマネージャーのジョー・ボイドのレコード・コレクションから選ばれた。バンドはまた、イギリスで知られる前に、ジョニ・ミッチェルの作品を入手し、セルフタイトルが付けられたファースト・アルバム『フェアポート・コンヴェンション』で2曲をカバーした[4]

1960年代後半のロンドンにおけるフェアポート・コンヴェンションの初期のライブ公演では、ダイブルがジミ・ヘンドリックスシド・バレット時代のピンク・フロイドなどの名だたる面々とステージを共有する姿が見られた。彼女がスピーク・イージー・クラブのステージ前に座り、ヘンドリックスとリチャード・トンプソンがジャムを行っているあいだ、毛糸を編んでいたというエピソードは有名[1][5]。ダイブルは、インクレディブル・ストリング・バンドの1968年のアルバム『ザ・ハングマンズ・ビューティフル・ドーター』(「The Minotaur's Song」にて)[6]、G.F.フィッツジェラルドの1970年のアルバム『Mouseproof』(「Ashes of an Empire」にて)にゲスト参加している[7]。ダイブルは自身のウェブサイトで、フェアポート・コンヴェンションを辞めたことについて、「不法投棄」されたようなものだったと後に述べている[3]

フェアポート・コンヴェンション参加後、ダイブルは(かつてのボーイフレンドであったイアン・マクドナルドと一緒に)、有名な『メロディ・メイカー』誌の広告によって、イギリスのポップ・バンド、ジャイルズ・ジャイルズ&フリップに参加することになった[8]。ダイブルはグループのデモ録音に貢献したが、マクドナルドとの関係を終えた後にバンドから脱退した。ジャイルズ・ジャイルズ&フリップは、マクドナルドを保持したまま、後にプログレッシブ・ロック・バンドであるキング・クリムゾンの母体へと進化していくことになる。

ダイブルは、元ゼムのメンバーであったジャッキー・マッコーリーと共に、トレイダー・ホーンというデュオの片割れとなった[9]。ピート・シアーズがもともとバンドの3番目のメンバーだったが、レコーディングが始まる前にアメリカへ行ってしまった。このグループの名前は、探検家トレイダー・ホーン (Trader Horn)を元として「トレイダー」ホーン ("Trader" Horne)と呼ばれたジョン・ピールの乳母フローレンスに由来している。デュオは、ドーン(パイ・レコードの子会社)と契約し、1969年に1枚のアルバム『モーニング・ウェイ〜朝の光の中で』と[10]、2枚のとても貴重なコレクター向けヴァイナル・シングルをリリースした。ダイブルはアルバムのためにタイトル・トラック「Morning Way」を書き、「Velvet to Atone」をマーティン・クイッテントンと共同で書いた。ハンブル・パイイエスジェネシスなどとの公演でステージを共有した。デュオは数日後に解散し、それはマンゴ・ジェリーが最初に世間から注目されるようになった、ニューカッスル・アンダー・ライムで開催された今や伝説的なハリウッド・フェスティバルでヘッドライナーを務める前のことだった[11]。2008年、トレイダー・ホーンはキングスレー・アボットの書籍『500 Lost Gems of the 60s』で取り上げられた。これと一致するように、スチュアート・マコニーが、BBC6の番組『Freak Zone』にて、『Record Collector』誌に重要な作品とされたものになぞらえて、ダイブルのキャリアに関する1時間の伝記的ラジオ特番を制作した[12]

1973年、ダイブルは、彼女の夫で、DJにして時代の寵児であったサイモン・ステイブル (Simon Stable、ブリジット・セント・ジョンとテン・イヤーズ・アフターのアルバムで本名、Count Simon de la Bédoyèreとしてボンゴを演奏している)と仕事をするため、音楽ビジネスを離れた[13]。その後、ダイブル(今では母親でもある)は、図書館司書として働いた。

1981年のフェアポート・コンヴェンション・アニュアル・リユニオン(その年はブロートン城で開催)にて、ダイブルはサプライズ・ゲストとしてステージに登場した。フェアポートの『フル・ハウス』時のラインナップをバックに、彼女はジョニ・ミッチェルの「青春の光と影」とエヴァリー・ブラザースの「ホエン・ウィル・アイ・ビー・ラヴド」を歌った。彼女はまた、1982年(A Week-End in The Country)、1997年(30周年)、2002年(35周年)、2007年(40周年)にも、ゲストとして出演した。

2000年代 編集

長い間、入手可能な唯一のダイブルのレコーディングはフェアポート・コンヴェンションのファースト・アルバムだけとなっていたが、『モーニング・ウェイ〜朝の光の中で』が2000年11月にCDで再発され[14]、1994年にステイブルが亡くなってから約10年が経ち、ダイブルは作曲と演奏をまた始めた。2004年、その後に出されていく新作の最初となる作品『Enchanted Garden』をリリースし[15]、続いて『Spindle』[16]『The Whorl』[17]を2006年にリリースした。後者2枚のアルバムは限定リリースのみで、ほとんど流通していない。2007年には、時折ライブに出演しており、クロップレディ(事実上のオリジナル・フェアポートのラインナップと並んで)に出演する姿も見られた[18]

ダイブルは、2008年3月3日に、独立レーベルの「Transcend Media Group」を通じて北部のインディー/フォーク・バンドであるThe Conspiratorsとシングルをリリースした[19]。それはフェアポート・コンヴェンションの歌「One Sure Thing」とThe Conspiratorsの歌「Take Me To Your Leader」のリメイクで、ダイブルのボーカルをフィーチャーした両A面シングルであった。公式の全英インディー・シングル・チャートで7位になり、トップ10に3週間のチャートインを果たした。このシングルのプロモーションとして2008年3月3日に、リーズ市内中心部にあるHMVスーパー・ストアでのインストア・ライブと、ハロゲート・インターナショナル・カンファレンス・センターという、ダイブルが参加したレアなライブ2回に出演する姿が見られた。

彼女の次のアルバム『Talking with Strangers』は、2008年を通してティム・バウネス(No-Man)とアリステア・マーフィーの共同執筆とプロデュースでレコーディングされた。コラボレーターには、ロバート・フリップ、サイモン・ニコル、パット・マステロット、イアン・マクドナルド、ジュリアンヌ・リーガン、セリア・ハンフリス、ジャッキー・マクシー、ローリー・アコート、マーク・フレッチャーなどが含まれている[20]。アルバムの制作中、2008年6月にノース・デヴォンで開催されたラマ・フェスティバルにおいて珍しい野外公演を行った[21]

ダイブルは、2009年7月18日にバービカン・シアターで開催されたウィッチシーズン40周年記念公演にて、フェアポート・コンヴェンション最初のラインナップの先頭に立った。クロップレディでのかなり短い一時的な出演を除けば、約40年ぶりのことである。アルバム『Talking with Strangers』は2009年8月にリリースされ、bbc.co.ukホームページで推奨アルバムのひとつとなり、とりわけ「The Mail on Sunday」紙、『Record Collector』誌[22]、『Shindig!』誌、『R2 (Rock'n'Reel)』誌、All About Jazz[23]などから好意的なレビューを受け、BBC音楽Webサイトでは「洗練された勝利」と解説された。20分近い曲「Harpsong」をフルで放送する多数のラジオ局があり、ダイブルはBBCラジオ・オックスフォード、ソレント、サフォーク、デヴォン、コーンウォール、ランカシャー、マンチェスターなどを含む、一連のBBCローカル・ラジオでのインタビューを行った[24]

2009年5月、ロバート・フリップとの新しいアルバムの初期レビューのコピーが送信された。ダイブルのMyspaceはいくつかのアルバム収録曲のサンプラーを表示し、彼女から直接またティム・バウネスのバーニング・シェッドから購入できるサイン入り限定番号付きの早期リリース盤が瞬く間に完売した。2009年8月27日、ティム・バウネス、アリステア・マーフィー、そしてサイモン・ニコルによってサポートされ、ロンドンの100クラブにおけるダイブルによる親密なギグが見られた。これが40年以上の音楽活動で初となるロンドンでのソロ公演だった。オランダのレーベル「Tonefloat」が2010年にアルバムのヴァイナル盤・バージョンをリリースし、2009年11月2日にはイギリスのロック・バンドであるKings Crossのシングル「Every Sentimental Moment」にボーカルを提供した。ノルウェーの「Termo records」は2010年2月、著名なアーティストで児童向けのイラストレーターであるジャッキー・モリスによるアートワークと、アルバム・セッションからのボーナストラック「Fragile」を伴ったスカンジナビア盤のリリースを発表した。このリリースは、ノルウェーにおけるプロモーションとしてのテレビ出演、特に朝の番組『God morgen, Norge!』で宣伝された。「Jazzbirds」「Grey October Day」の2曲が生演奏された。ダイブル、バウネス、マーフィーも、『Lydverket』という番組で未公開クリップを収録した。

「Harpsong」は、2010年1月にオンライン・コミュニティ「Talkawhile」による投票でベスト・オリジナル・ソングを受賞し[25]、またアルバムは、著名な作家のジョー・ケンドールとシド・スミスによる『Classic Rock』誌の2009年のベスト・リストに掲載された。このアルバムは、イギリスのミュージックストア・HMVによって、その最高であるスペシャリスト・セクター・アルバムのひとつとしても宣伝された。

2009年12月、音楽プロデューサー兼アレンジャーのリー・フレッチャーは、彼とタッチギタリストのマーカス・ロイターが(ロバート・フリップを含む他の多くのミュージシャンと共に)ダイブルと新作でコラボレーションすると発表した。その後、このプロジェクトはダイブルによって「Newborn Creatures」というタイトルで公開され、2011年2月11日の時点でアルバムは完成したと言われている。マスタリング作業は、ニック・ドレイクシンプル・マインズなどのマスタリングのほか、『チューブラー・ベルズ』をプロデュース、ミキシング、マスタリングしたサイモン・ヘイワースによって行われた。この発表に続いて、ダイブルは自分のウェブサイトを介して、プロジェクトが困難に直面し、彼女が意図した形ではリリースされず、プロジェクトから完全に抜けたことを発表した。

彼女は述べた:

どうやら私のアルバム『Newborn Creatures』が現在の姿でリリースされることはない、と言わざるを得ないのは非常に残念です。リー・フレッチャーとマーカス・ロイターは、私の歌詞、ボーカル、アートワーク、および私と関係のあるものはすべてレコーディングから削除することに決めました。私には彼らが残されたものをどうするつもりなのかわかりませんが、彼らは私のアルバムを何らかの形でそして将来のある時点で、私なしでリリースするつもりであると述べています。

その後の活動 編集

2013年7月1日に「Gonzo Multimedia」からリリースされた『Flow and Change』というタイトルのアリステア・マーフィーとのアルバムを完成させた。主に、このアルバムのエンジニアリングとプロデュースも行ったマーフィーと共同で執筆し、その他はジュリアンヌ・リーガン、サイモン・ハウス、ディーン・フランシス=ホークスリー/アンディ・サッティと共同執筆している。ゲストのコラボレーターは、マット・マリー(元カウンティング・クロウズ)、マイク・ムーニー(スピリチュアライズド)、ジュリアンヌ・リーガン(オール・アバウト・イヴ)、パット・マステロット(キング・クリムゾン)であった[26]

2013年、ダイブルはスリープヤードのオリヴァー・カースベルゲンと共に3曲を共同執筆した。そのうちの1曲「Blue Barracuda」は、2013年8月にFüxaのアルバム『Dirty D』に収録されリリースされ[27]、もう2曲「Rainy Day Vibration」「Satellite Calling」は、2014年1月にアメリカのレーベル「Global Recording Artists」から、Sleepyardのアルバム『Black Sails』に収録されリリースされた[28]。彼女は同アルバム収録曲「1000 Year Vacation (reprise)」で歌っている。ほとんどが、過去50年間に彼女が関わってきたあまり知られていない音楽でまとめられた3枚組CDによるアンソロジーである『Gathering the Threads (Fifty Years of Stuff)』が、2015年3月にリリースされた[29]

2015年10月、「Earth Recordings」は、2015年11月29日にロンドンのブッシュホールで開催されるトレイダー・ホーン再結成コンサートに間に合うように、トレイダー・ホーンのアルバム『モーニング・ウェイ〜朝の光の中で』をドーンの赤いヴァイナル盤とCDで再発した[30]。2015年11月、「Earth Recordings」は『Gathering the Threads (Fifty Years of Stuff)』アンソロジーの最初の部分を『Anthology Part One』としてヴァイナル盤とCDでリリースした[31]

2015年11月、ダイブルとジャッキー・マッコーリーがトレイダー・ホーンとして再結成し、ロンドンのブッシュホールでアルバム『モーニング・ウェイ〜朝の光の中で』全曲をライブで演奏した。彼らには、ジャッキーの兄弟であるブレンダン・マッコーリーと、ダイブル自身が率いるバンド・オブ・パーフェクト・ストレンジャーズのメンバー、アリスター・マーフィー、マーク・フレッチャー、フィル・トムズ、イアン・バラージ、そしてスティーヴ・ビンガムが付いた[32]

ダイブルは、2015年の大部分と2016年の前半にデイヴ・トンプソン (Dave Thompson)の支援を得て自伝を執筆した。その自伝『An Accidental Musician』は、2016年4月にSoundcheck Booksから出版された[33]。2016年-2017年の間、ダイブルは彼女の作品『Summer Dancing』というニュー・アルバムを完成させることに集中した。この作品は、さまざまなコラボレーターを迎え、アンディ・ルイスとレコーディングを行った新曲のコレクションとして2017年8月にリリースされた[34]。彼女は、2017年4月にリリースされたビッグ・ビッグ・トレインのアルバム『グリムスパウンド』収録の「The Ivy Gate」で、デヴィッド・ロングドンとのデュエットをレコーディングした[35]

ダイブルは自分のバンド・オブ・パーフェクト・ストレンジャーズとともにフェアポートのクロプレディ・コンヴェンション・フェスティバルに出演した。彼女はまた、2017年にバンド結成50周年を祝う、フェアポート・コンヴェンションの存続するオリジナル・メンバーと共に登場した[36]。「アーリー・イヤーズ」のラインナップで歌われた曲は、「Time Will Show The Wiser」「I Don't Know Where I Stand」「Reno Nevada」だった。3曲はすべて、1967年-1968年のバンドがライブ・パフォーマンスをするようになった最初の年に頻繁に演奏された。

2018年に彼女はアルバム『Earth is Sleeping』を「Acid Jazz Records」からリリースした。その最終トラックは「Newborn Creatures」というタイトルであった。このアルバムが、中止された2009年のアルバムとどのように関連しているかは明らかになっていない[37]

2020年9月に、ダイブルが書いた歌詞とデヴィッド・ロングドンの音楽が入った7曲の新曲を含む、ロングドンとのコラボレーションによるニュー・アルバム『Between A Breath And A Breath』のリリースが予定されていた[38]

ダイブルは2020年7月12日に71歳で亡くなった[39]。彼女は死に至るまでの数年間、肺癌に苦しんでおり、化学療法を開始した2019年11月に診断内容を明らかにしていた[40][41]

ディスコグラフィ 編集

ソロ・アルバム 編集

  • Enchanted Garden (2004年、Talking Elephant)
  • Spindle (2006年、Talking Elephant)
  • The Whorl (2006年、Talking Elephant)
  • Talking with Strangers (2009年、FiXiT/Brilliant)
  • Flow and Change (2013年、Gonzo)
  • Live at WMJazz (2014年、Cromerzone)
  • Gathering The Threads-Fifty Years of Stuff (2015年、Starcrazy) ※コンピレーション
  • Anthology Part One (2015年、Earth Recordings) ※コンピレーション
  • Songs in Waiting (2017年、Starcrazy) ※EP
  • Summer Dancing (2017年、Acid Jazz/[PIAS]) ※with アンディ・ルイス
  • Earth Is Sleeping (2018年、Acid Jazz)
  • Weavings Of A Silver Magic (2020年、Cromerzone) ※ケンブリッジ・セントバーナバス教会でのライブ

フェアポート・コンヴェンション 編集

  • フェアポート・コンヴェンション』 - Fairport Convention (1968年、Polydor)
  • Moat on the Ledge (1982年) ※「Both Sides Now」のみ
  • Live at the BBC (2007年) ※ライブ・コンピレーション。ディスク4 1-8に参加
  • What We Did on Our Saturday (2018年) ※ライブ。ディスク1 1-2、ディスク2 13に参加
  • A Tree With Roots – Fairport Convention and the Songs of Bob Dylan (2018年) ※コンピレーション

トレイダー・ホーン 編集

  • 『モーニング・ウェイ〜朝の光の中で』 - Morning Way (1970年、Dawn)

ジャイルズ・ジャイルズ&フリップ 編集

  • Metaphormosis (2001年) ※コンピレーション。1968年録音
  • 『ザ・ブロンデスベリー・テープス』 - The Brondesbury Tapes (2001年) ※コンピレーション。1968年録音

参加アルバム 編集

  • キング・クリムゾン : 『ア・ヤング・パーソンズ・ガイド・トゥ・キング・クリムゾン』 - A Young Person's Guide to King Crimson (1976年) ※コンピレーション
  • アシュリー・ハッチングス : The Guv'nor Vol.4 (1996年)
  • アシュリー・ハッチングス : The Guv'nor presentation 4 (1996年)
  • アシュリー・ハッチングス : Ashley Hutchings 5 (2002年)
  • アシュリー・ハッチングス : Burning Bright - The Life & Music Of Ashley Hutchings (2005年) ※コンピレーション
  • Various Artists : The Fairport Companion (2006年)
  • Füxa : Dirty D (2013年) ※ミニ・アルバム
  • Thee Faction : Songs To Remind The Class of the Glorious Victory To Come and the Work That Must Be Done To Get There (2013年) ※EP
  • Sleepyard : Black Sails (2014年)
  • The Honey Pot : Ascending Scales (2016年)
  • スピリッツ・バーニング & クリアライト : The Roadmap in Your Head (2016年)
  • ビッグ・ビッグ・トレイン : 『グリムスパウンド』 - Grimspound (2017年)
  • スピリッツ・バーニング & デヴィッド・アレン : Another Roadmap in Your Heart (2017年) ※EP
  • Darren Hayman : Thankful Villages Vol.2 (2017年)
  • Various Artists : Green Leaves (Nick Drake Covered) (2018年) ※ジュディ・ダイブル&アンディ・ルイス名義
  • Winter Crickets : Sleepyard (2018年)
  • Seven Sisters, Seven Seas : Sand Snowman (2018年)

脚注 編集

  1. ^ a b Interview with JUDY DYBLE”. dmme.net. 2017年2月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  2. ^ Fairport Convention "Time will show the wiser (1967)" - YouTube
  3. ^ a b Pareles, Jon (2020年7月13日). “Judy Dyble, a Singer in Fairport Convention and Beyond, Dies at 71”. 2020年7月14日閲覧。
  4. ^ Fairport Convention AllMusic Review by Richie Unterberger”. allmusic.com. 2017年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  5. ^ Hendry, Ben. “Tributes paid to Fairport folk legend who knitted on stage while Hendrix jammed” (英語). Press and Journal. 2020年8月2日閲覧。
  6. ^ Discography – Judy Dyble”. Judydyble.com. 2017年10月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月4日閲覧。
  7. ^ Mouseproof Gerry Fitz-Gerald”. allmusic.com. 2014年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  8. ^ Barroso, Koldo (2007年3月). “Interview with Judy Dyble of Fairport Convention”. The Marquee Club. 2008年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年8月17日閲覧。 “I put an advertisement in the Melody Maker looking for musicians to join my (virtually non-existent) band and Peter Giles answered it”
  9. ^ Weavings Of A Silver Magic”. burningshed.com. 2020年7月14日閲覧。
  10. ^ Humphries, Patrick (1982). Meet on the Ledge – a history of Fairport Convention. London: Eel Pie. p. 17. ISBN 0-906008-46-8 
  11. ^ Leech, Jeanette. CAMION BLANC: SEASONS THEY CHANGE L'histoire du folk psychélique et de l'acid folk. CAMION BLANC. p. 112. ISBN 978-2-35779-319-4. https://books.google.com/books?id=W5DVCQAAQBAJ&pg=PT112 
  12. ^ Google.com”. 2008年7月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年8月18日閲覧。
  13. ^ Wall, Mick (2016). Lemmy: The Definitive Biography. Orion Publishing Group. p. 52. ISBN 978-1-4091-6028-1. https://books.google.com/books?id=9RSPDAAAQBAJ&pg=PT52 
  14. ^ Morning Way Trader Horne”. allmusic.com. 2017年3月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  15. ^ Enchanted Garden Judy Dyble”. allmusic.com. 2016年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  16. ^ Sprindle Judy Dyble”. allmusic. com. 2016年8月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  17. ^ The Whorl Judy Dyble”. allmusic.com. 2016年7月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  18. ^ Cropredy 2007 Fairport Convention”. fclist.org. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  19. ^ The Doubtful Bottle”. Theconspirators.co.uk. 2007年3月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月4日閲覧。
  20. ^ Talking with Strangers Judy Dyble”. allmusic.com. 2016年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  21. ^ North Devon Theatres”. Northdevontheatres.org.uk. 2016年4月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月4日閲覧。
  22. ^ Judy Dyble – Talking With Strangers”. recordcollectormag.com. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  23. ^ Judy Dyble: Talking With Strangers”. allaboutjazz.com. 2014年6月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月26日閲覧。
  24. ^ Review of Judy Dyble – Talking With Strangers”. Google.com. 2012年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月4日閲覧。
  25. ^ Best Original Song”. TalkAwhile – The Folk Corporation Forum (2010年1月9日). 2011年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月13日閲覧。
  26. ^ Flow and Change by Judy Dyble”. itunes.apple.com. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  27. ^ The Blue Barracuda”. allmusic.com. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  28. ^ Music the Ears Hear as Poetry – Sleepyard’s "Black Sails"”. stereomembersmagazine.com. 2016年4月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  29. ^ Judy Dyble – Gathering The Threads: Fifty Years of Stuff”. recordcollectormag.com. 2015年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  30. ^ Trader Horne – Morning Way”. earthrecordlabel.com. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
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  32. ^ Trader Horne – Morning Way”. earthrecordlbel.com. 2018年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  33. ^ An Accidental Musician: The Autobiography of Judy Dyble by Judy Dyble with Dave Thompson”. recordcollecormag.com. 2016年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  34. ^ Rogers, Jude (2017年8月24日). “Judy Dyble and Andy Lewis: Summer Dancing review – fittingly odd sunlit pastoral electronica”. theguardian.com. 2017年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  35. ^ Big Big Train – Grimspound album review”. teamrock.com. 2017年6月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  36. ^ Fairport Convention to reunite with former members at Cropredy”. teamrock.com. 2017年7月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月27日閲覧。
  37. ^ Judy Dyble – Earth Is Sleeping
  38. ^ Burning Shed/English Electric Recordings: Between A Breath And A Breath; retrieved 12 July 2020.
  39. ^ “Judy Dyble: Fairport Convention singer dies aged 71”. BBC News. (2020年7月12日). https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-53382561 2020年7月12日閲覧。 
  40. ^ Ewing, Jerry (2019年11月25日). “Judy Dyble confirms she has lung cancer”. Classic Rock. https://www.loudersound.com/news/judy-dyble-confirms-she-has-lung-cancer 2020年7月12日閲覧。 
  41. ^ Reed, Ryan (2020年7月12日). “Judy Dyble, Early Fairport Convention Singer, Dies at 71”. Ultimate Classic Rock. https://ultimateclassicrock.com/judy-dyble-fairport-convention-dead/ 2020年7月12日閲覧。 

参考文献 編集

  • Unterberger, Richie (September 2007). Lewis, Alan. ed. “Fairport's First Lady”. Record Collector (London: Diamond Publishing, Ltd) (340): 44–47. ISSN 0261-250X. 

外部リンク 編集