ジュニャーナパーダ(Jñānapāda)とは、9世紀頃に活動したインド仏教密教僧。インド後期密教、及びチベット仏教における『秘密集会タントラ』の解釈・実践の2大流派の1つである「ジュニャーナパーダ流」の創始者。

パーラ朝初期の密教者で、ヴィクラマシーラ大僧院の金剛阿闍梨にも任命されたとされる[1]。また、中観派ハリバドラの弟子とみなされたりもする[2]

『大口伝書』 『小口伝書』 『普賢成就法』などの十四部書を著し、『普賢成就法』は「ジュニャーナパーダ流」生起次第の根本典籍となっている。

著作 編集

  • 『大口伝書』
  • 『小口伝書』
  • 『普賢成就法』

脚注・出典 編集

関連項目 編集