ジュネーブサロン

ジュネーブサロン (Salon international de la haute horlogerie、SIHH、国際高級時計サロン) は、スイスジュネーブにて毎年1月頃に3日間程度かけて行われる世界最大の宝飾時計見本市のひとつ。高級時計財団 (Fondation de la Haute Horlogerie、FHH)が主催している[1]

概要編集

元々バーゼル・フェアに出展していたカルティエを中心とする高級時計メーカーグループ(現在のリシュモングループ)が1991年に独立し現在の形となった。

当初、バイヤー以外は報道関係者のみしか入場を認めておらず、有料で一般客の入場を認めているバーゼル・フェアとは一線を画していた。また、リシュモングループ以外では、ソーウインドグループ(ジラール・ペルゴ、2013年ケリングに買収など)とオーデマ・ピゲ、パルミジャーニ・フルリエなどしか参加を認められていなかった。

2009年にリシュモンとの合弁で時計事業に乗り出したラルフローレンが参加。その後、時計価格全体の高騰、有力な顧客だった中国マーケットの停滞[2]などの事情から、ウルベルク英語版リシャール・ミルなどの新規高級時計メーカー・独立時計師の参加を認めた。

2017年には最終日のみながら事前登録した一般客の有料での入場(70スイス・フラン)を認めた[3]。ソーウィンドグループは2013年度からバーゼルへと発表の場を移したものの、2017年ジラール・ペルゴがジュネーブに復帰している。ケリンググループからもユリス・ナルダンが同年ジュネーブへ復帰した。2018年にはエルメスがジュネーブへ移行した。

2019年の開催後、ビジネスモデルの変化などを理由にオーデマ・ピゲとリシャール・ミルがジュネーブサロンから撤退した[4]

スウォッチグループなどのメーカーがバーゼル・フェアを撤退したのを受けて、2020年のジュネーブサロンは、バーゼル・フェアと同時期開催になることが確定した。ジュネーブサロンは4月26日から4月29日に開催され、バーゼル・フェアはその直後に4月30日から5月5日まで開催される[5]。契約では2024年までの4年間の予定である。

脚注編集