ジョエル・カレーニョ
ジョエル・フェルナンド・カレーニョ・デセーナ（Joel Fernando Carreño Decena, 1987年3月7日 - ）は、ドミニカ共和国サン・クリストバル出身の元プロ野球選手（投手）。右投右打。
 AAA級アビエイターズ時代 （2014年5月12日） | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| 国籍 |
 ドミニカ共和国 |
| 出身地 | サン・クリストバル州サン・クリストバル |
| 生年月日 | 1987年3月7日（37歳） |
| 身長 体重 |
6' 2" ＝約188 cm 220 lb ＝約99.8 kg |
| 選手情報 | |
| 投球・打席 | 右投右打 |
| ポジション | 投手 |
| プロ入り | 2004年 アマチュアFAでトロント・ブルージェイズと契約 |
| 初出場 | 2011年8月23日 カンザスシティ・ロイヤルズ戦 |
| 年俸 | $481,700（2012年）[1] |
| 経歴（括弧内はプロチーム在籍年度） | |
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この表について
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経歴 編集
プロ入りとブルージェイズ時代 編集
（2011年8月31日）
2004年10月にトロント・ブルージェイズと契約。
2006年にドミニカン・サマーリーグでデビューし、15試合に先発して防御率1.53を記録。
2007年はガルフ・コーストリーグで12先発で6勝4敗を挙げ防御率は2.62だった。
2008年はA-級オーバーン・ダブルデイズで15登板（13先発）で76と1/3回を投げ5勝5敗で防御率3.42で85奪三振だった。
2009年はA級ランシング・ラグナッツで16先発で3勝4敗で防御率3.28だった[2]。
2010年はA+級ダニーデン・ブルージェイズでプレーし、137.2イニングで173奪三振を奪った。7月11日には、フロリダ・ステートリーグの新記録となる1試合15奪三振をマークした[3]。
2011年はAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツで24試合に先発した後、球団の方針により打者天国のAAA級ラスベガス・フィフティワンズをスキップして8月19日にメジャー昇格[4]。メジャーではリリーフとして11試合に登板し、防御率1.15、WHIP0.96と好成績を残した。
2012年はローテーションを担うブレット・セシルが不調でマイナーに降格しダスティン・マゴワンがスプリングトレーニング時に怪我で離脱したため、3番手投手として期待された。4月8日のクリーブランド・インディアンス戦でメジャー初先発を果たすも6回4失点4四球3奪三振だった[5]。試合後、AAA級ラスベガスに降格した[6]。7月26日にメジャーに昇格した。7月31日にスティーブ・デラバーとブラッド・リンカーンがトレードでブルージェイズに入団したため、ロースターの枠の関係上再びAAAに降格した[7]。8月1日にはAA級フィッシャーキャッツに降格した[8]。9月7日にフィッシャーキャッツのシーズンが終了した後メジャーに昇格した[9]。11月19日にマイアミ・マーリンズと行われた12人が動く大規模トレードでロースターの枠を開けるためDFAとなる[10]。11月30日にAAA級バッファロー・バイソンズに降格した[11]。
2013年5月29日にAA級フィッシャーキャッツからAAA級バイソンズに昇格した[12]。
メッツ傘下時代 編集
2013年11月5日にFAとなり、11月8日にニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。
2014年シーズン終了後FAとなった。
選手としての特徴 編集
マイナー時代は先発投手だったが、メジャー昇格後はリリーフとして起用されている。奪三振率が高く、スライダーは既に高いレベルにあるが、チェンジアップはまだ発展途上である。速球の制球が安定すれば、将来はクローザーを務めることも可能だと見られている[13]。
詳細情報 編集
年度別投球成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2011 | TOR | 11 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 59 | 15.2 | 11 | 1 | 4 | 0 | 0 | 14 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1.15 | 0.96 |
| 2012 | 11 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | .000 | 97 | 22.0 | 22 | 7 | 14 | 0 | 0 | 16 | 0 | 0 | 15 | 15 | 6.14 | 1.64 | |
| MLB：2年 | 22 | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | .333 | 156 | 37.2 | 33 | 8 | 18 | 0 | 0 | 30 | 0 | 0 | 17 | 17 | 4.06 | 1.35 | |
年度別守備成績 編集
| 年 度 |
球 団 |
投手（P） | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
| 2011 | TOR | 11 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1.000 |
| 2012 | 11 | 1 | 1 | 1 | 0 | .667 | |
| MLB | 22 | 1 | 3 | 1 | 0 | .800 | |
背番号 編集
- 34（2011年 - 2012年）
脚注 編集
- ^ “Joel Carreno Stats” (英語). ESPN.com. 2012年12月18日閲覧。
- ^ Macdonald, Jared(2011-01-28). Top 50 Jays Prospects, Jays Journal Edition: #21 Joel Carreno. Jays Journal(英語). 2011年10月2日閲覧
- ^ Raskin, Alex(2010-07-11). Carreno strikes out 15 in losing effort. MiLB.com(英語). 2011年10月2日閲覧
- ^ Lott John(2011-08-19). Jays demote Mills, call up Carreno. National Post(英語). 2011年10月2日閲覧
- ^ Jays look for season opening sweep of Indians in finale
- ^ Jays option RHP Carreno to Triple-A, will recall LHP Laffey
- ^ Chisholm, Gregor (2012年7月31日). “Toronto recalls Sierra, options Carreno, Crawford”. Bluejays.com. 2019年5月24日閲覧。
- ^ http://www.sportsnet.ca/baseball/2012/08/02/toronto_blue_jays_seattle_mariners_recap/
- ^ http://thestar.blogs.com/baseball/2012/09/jays-add-arencibia-and-lawrie-back-into-lineup-griffin.html
- ^ “Blue Jays complete deal with Marlins”. MLB.com (2012年11月19日). 2019年5月24日閲覧。
- ^ http://www.sportsnet.ca/baseball/2012/11/30/blue_jays_moves_waivers_mccoy_carreno_mcdade/
- ^ “Bisons add Carreno from Double-A”. Buffalo Bisons (2013年5月29日). 2019年5月24日閲覧。
- ^ Hulet, Marc(2011-08-19). Scouting Report: Joel Carreno. Bluebird Banter(英語). 2011年10月2日閲覧
関連項目 編集
外部リンク 編集
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