ジョエル・ホプキンス

イギリスの映画監督・脚本家

ジョエル・ホプキンスJoel Hopkins, 1970年9月6日 - )はイギリスの独立系映画監督脚本家

ジョエル・ホプキンス
Joel Hopkins
生年月日 (1970-09-06) 1970年9月6日(53歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
テンプレートを表示

初長編映画『Jump Tomorrow』(2001年)、ダスティン・ホフマン主演の『新しい人生のはじめかた』(2008年)で知られる。

生い立ち 編集

ロンドンで建築士マイケル・ホプキンス英語版の子として生まれた。大学入学時にニューヨークに引っ越した[1]

キャリア 編集

2001年の初長編映画『Jump Tomorrow』は、ニューヨーク大学(NYU)Tisch芸術学校にいた時分の1998年短編映画『Jorge』に基づく[2]。『Jorge』でNYUのWasserman賞と10万ドルを獲得し、長編にした[3]。『Jump Tomorrow』は批評家が称賛したが限定公開で、見る人は少なかった[2]。同作はDouglas Hickox賞と最優秀脚本賞に入選[4]。2002年の英国アカデミー賞Carl Foreman賞新人賞など各賞を総なめした[5]

2005年の子供用映画『ナニー・マクフィーの魔法のステッキ』の監督候補に挙がった時に同作の脚本家・女優のエマ・トンプソンに出会う[2]。その後、彼女がブロードウェイの舞台でダスティン・ホフマンと共演しているのを見、二人の間の化学反応を生かした脚本を書くことにする[2]。年老いたが人生を楽しんでいる、両親の友人も脚本のアイデア元だった。こうして『新しい人生のはじめかた』が生まれ、批評家に好まれた[6]

2013年の新作『ラブ・パンチ』はトロント国際映画祭で上映された[7]

主な監督作品 編集

映画 編集

短編映画 編集

  • Jorge (1998)

参考文献 編集

  1. ^ Holland, Eva (2009年1月16日). “Interview With Joel Hopkins: Seeing London Anew”. World Hum. 2009年3月18日閲覧。
  2. ^ a b c d Eisner, Ken (2009年1月15日). “Joel Hopkins tailors Last Chance Harvey for Hoffman and Thompson”. The Georgia Straight. 2009年3月18日閲覧。
  3. ^ Fogg, Tom (2001年11月8日). “Interview with Joel Hopkins”. Netribution. 2009年3月18日閲覧。
  4. ^ Joel Hopkins”. British Independent Film Awards. 2009年3月18日閲覧。
  5. ^ Haun, Harry (2008年12月30日). “Chance meeting: Joel Hopkins pairs Dustin Hoffman and Emma Thompson in poignant romance”. Film Journal International. 2009年3月18日閲覧。
  6. ^ Joel Hopkins, writer/director”. Truly Moving Pictures. 2009年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年3月18日閲覧。
  7. ^ The Love Punch”. TIFF. 2013年8月6日閲覧。

外部リンク 編集