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ジョシュ・フェグリー

アメリカの野球選手 (1988 - )

ジョシュア・アーロン・フェグリー（Joshua Aaron Phegley、1988年2月12日 - ）は、アメリカ合衆国インディアナ州ビーゴ郡テレホート出身の元プロ野球選手（捕手）。右投右打。

ジョシュ・フェグリー
Josh Phegley
オークランド・アスレチックスでの現役時代
(2019年4月8日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 インディアナ州ビーゴ郡テレホート
生年月日 (1988-02-12) 1988年2月12日（36歳）
身長
体重		 5' 10" ＝約177.8 cm
225 lb ＝約102.1 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2009年 MLBドラフト1巡目追補
初出場 2013年7月5日
最終出場 2020年8月25日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
この表について

経歴 編集

プロ入りとホワイトソックス時代 編集

 
シカゴ・ホワイトソックスでの現役時代
（2013年9月7日）

2009年のMLBドラフト1巡目追補（全体38位）でシカゴ・ホワイトソックスから指名され、6月25日に契約。契約後、傘下のA級カナポリス・インティミデイターズ（英語版）でプロデビュー。52試合に出場して打率.224、9本塁打、33打点、1盗塁を記録した。

2010年はアパラチアンリーグのルーキー級ブリストル・ホワイトソックス（英語版）、A+級ウィンストン・セイラム・ダッシュ（英語版）、AA級バーミングハム・バロンズでプレー。AA級バーミングハムでは18試合に出場して打率.292、2本塁打、13打点を記録した。

2011年はAA級バーミングハムとAAA級シャーロット・ナイツでプレー。AA級バーミングハムでは94試合に出場して打率.242、7本塁打、50打点、1盗塁を記録した。

2012年はAAA級シャーロットでプレーし、102試合に出場して打率.266、6本塁打、48打点、3盗塁を記録した。オフの10月4日にマイナーリーグのローリングス・ゴールドグラブ賞を受賞[1]。11月20日にホワイトソックスとメジャー契約を結び[2]、40人枠入りを果たした。

2013年2月22日にホワイトソックスと1年契約に合意[3]。3月15日にAAA級シャーロットへ配属され[4]、開幕を迎えた。開幕後はAAA級シャーロットで61試合に出場。打率.316、15本塁打、41打点、1盗塁と好成績を残し、7月5日に捕手のヘクター・ジメネス（英語版）がDFAとなったため、ホワイトソックスへメジャー昇格した[5]。同日のタンパベイ・レイズ戦でメジャーデビュー。「8番・捕手」として先発起用され、3打数1安打2打点2三振だった[6]。7月13日のフィラデルフィア・フィリーズ戦（ダブルヘッダー第2戦）では、延長13回裏からプロ入り後初めて二塁の守備に就いた[7]。その後はタイラー・フラワーズの故障もあり正捕手の座を獲得。この年メジャーでは65試合に出場して打率.206、4本塁打、22打点、2盗塁を記録した。

2014年3月1日にホワイトソックスと1年契約に合意[8]。3月19日にAAA級シャーロットへ配属され[9]、開幕を迎えた。

アスレチックス時代 編集

2014年12月9日にジェフ・サマージャ、マイケル・イノアとのトレードで、マーカス・セミエン、クリス・バシット、ランヘル・ラベロと共にオークランド・アスレチックスへ移籍した[10]。

2015年は2番手捕手として73試合に出場。打率は.249と低かったが、シーズンの半数以下の出場試合数で16二塁打、9本塁打を放って34打点を記録した。

2016年は控え捕手として26試合に出場して打率.256、1本塁打、10打点を記録した。また投手としても1試合でマウンドに登り、0.2イニングを無安打1奪三振で切り抜けた。

2019年オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[11]。

カブス時代 編集

2020年1月17日にシカゴ・カブスとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[12]、20日に正式公示された。7月23日にメジャー契約を結んで40人枠入りした。8月30日にホセ・マルティネスの加入に伴ってDFAとなり[13]、9月3日にマイナー契約となった[14]。9月30日にメジャー契約を結び、ポストシーズンのロースターに名を連ねた[15]。オフの10月28日にFAとなった[16]。

2021年2月3日に現役引退を表明した[17]。

詳細情報 編集

年度別打撃成績 編集

年

度		 球

団		 試

合		 打

席		 打

数		 得

点		 安

打		 二
塁
打		 三
塁
打		 本
塁
打		 塁

打		 打

点		 盗

塁		 盗
塁
死		 犠

打		 犠

飛		 四

球		 敬

遠		 死

球		 三

振		 併
殺
打		 打

率		 出
塁
率		 長
打
率		 O
P
S
2013 CWS 65 213 204 14 42 7 0 4 61 22 2 0 2 2 5 0 0 41 6 .206 .223 .299 .522
2014 11 38 37 4 8 2 0 3 19 7 0 0 0 1 0 0 0 11 0 .216 .211 .514 .724
2015 OAK 73 243 225 27 56 16 1 9 101 34 0 0 0 1 14 0 3 51 5 .249 .300 .449 .749
2016 25 86 78 11 20 6 0 1 29 10 0 0 0 1 5 0 2 13 4 .256 .314 .372 .686
2017 57 161 149 14 30 11 0 3 50 10 0 1 0 1 9 0 2 26 4 .201 .255 .336 .590
2018 39 102 93 13 19 7 0 2 32 15 0 0 0 2 6 0 1 27 3 .204 .255 .344 .599
2019 106 342 314 44 75 18 0 12 129 62 0 1 2 5 15 0 6 63 11 .239 .282 .411 .693
2020 CHC 11 18 16 4 1 0 0 1 4 2 0 0 0 0 1 0 1 3 0 .063 .167 .250 .417
MLB：8年 387 1203 1116 131 251 67 1 35 425 162 2 2 4 13 55 0 15 235 33 .225 .268 .381 .648

年度別投手成績 編集

年

度		 球

団		 登

板		 先

発		 完

投		 完

封		 無
四
球		 勝

利		 敗

戦		 セ
丨
ブ		 ホ
丨
ル
ド		 勝

率		 打

者		 投
球
回		 被
安
打		 被
本
塁
打		 与
四
球		 敬

遠		 与
死
球		 奪
三
振		 暴

投		 ボ
丨
ク		 失

点		 自
責
点		 防
御
率		 W
H
I
P
2016 OAK 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 2 0.2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 0.00
MLB：1年 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 2 0.2 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0.00 0.00
  • 2019年度シーズン終了時

年度別守備成績 編集

年
度		 球
団		 投手（P） 捕手（C） 二塁（2B）
試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率		 試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率		 捕

逸		 企
図
数		 許
盗
塁		 盗
塁
刺		 阻
止
率		 試

合		 刺

殺		 補

殺		 失

策		 併

殺		 守
備
率
2013 CWS - 64 415 29 5 4 .989 8 43 30 13 .302 1 0 0 0 0 ----
2014 - 11 75 13 1 1 .989 2 8 6 2 .250 -
2015 OAK - 68 454 53 2 3 .996 5 46 28 18 .391 -
2016 1 0 0 0 0 ---- 25 184 13 0 1 1.000 3 9 8 1 .111 -
2017 - 56 356 25 6 2 .984 8 37 24 13 .351 -
2018 - 39 210 18 1 2 .996 6 20 13 7 .350 -
2019 - 106 704 46 2 3 .997 15 74 50 24 .324 -
MLB 1 0 0 0 0 ---- 369 2378 197 17 16 .993 47 237 159 78 .329 1 0 0 0 0 ----
  • 2019年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号 編集

  • 36（2013年 - 2014年）
  • 19（2015年 - 2019年）
  • 4（2020年）

脚注 編集

  1. ^ “Rawlings reveals Gold Glove Awards”. MiLB.com (2012年10月4日). 2014年7月15日閲覧。
  2. ^ “White Sox add five players to 40-man roster”. MLB.com White Sox Press Release (2012年11月20日). 2014年7月15日閲覧。
  3. ^ “White Sox agree to terms with 25 players on 2013 contracts”. MLB.com White Sox Press Release (2013年2月22日). 2014年7月15日閲覧。
  4. ^ “White Sox make four roster moves”. MLB.com White Sox Press Release (2013年3月15日). 2014年7月15日閲覧。
  5. ^ “White Sox designate Gimenez for assignment; recall Phegley and Tekotte”. MLB.com White Sox Press Release (2013年7月5日). 2014年7月15日閲覧。
  6. ^ “Scores for Jul 5, 2013”. ESPN MLB (2013年7月5日). 2014年7月15日閲覧。
  7. ^ “Scores for Jul 13, 2013”. ESPN MLB (2013年7月13日). 2014年7月15日閲覧。
  8. ^ “White Sox agree to terms with 24 players on 2014 contracts”. MLB.com White Sox Press Release (2014年3月1日). 2014年7月15日閲覧。
  9. ^ “White Sox make six roster moves”. MLB.com White Sox Press Release (2014年3月19日). 2014年7月15日閲覧。
  10. ^ “White Sox acquire right-handed pitchers Jeff Samardzija and Michael Ynoa from Oakland in exchange for four players”. MLB.com White Sox Press Release (2014年12月10日). 2014年12月11日閲覧。
  11. ^ Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
  12. ^ Anthony Franco (2020年1月17日). “Cubs Sign Josh Phegley To Minor-League Contract” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年3月10日閲覧。
  13. ^ Anthony Franco (2020年8月30日). “Cubs Acquire Jose Martinez From Rays” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年8月31日閲覧。
  14. ^ MLB公式プロフィール参照。2020年9月5日閲覧。
  15. ^ Steve Adams (2020年9月30日). “Cubs Select Josh Phegley, Designate Josh Osich” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月1日閲覧。
  16. ^ Manny Randhawa and Paul Casella (2020年11月16日). “2020-21 free agents, position by position” (英語). MLB.com. 2020年11月20日閲覧。
  17. ^ Jeff Todd (2021年2月3日). “Josh Phegley Announces Retirement”. MLB Trade Rumors. 2021年2月5日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

 
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