ジョン・ハーヴィー (初代ブリストル伯爵)

初代ブリストル伯爵ジョン・ハーヴィー英語: John Hervey, 1st Earl of Bristol1665年8月27日1751年1月20日)は、イギリスの政治家、貴族。

ゴドフリー・ネラーによる肖像画に基づく絵画

生涯編集

サー・トマス・ハーヴィー(1694年5月27日没)とイサベラ・メイ(Isabella May、サー・ハンフリー・メイの娘)の次男(長男は早世)として、1665年8月27日に生まれた[1]。1683年6月28日にケンブリッジ大学クレア・カレッジ英語版に入学、1705年にLL. D.の学位を修得した[2]

1692年にサフォーク副統監を務めた[2]。1689年に選挙に出馬して敗れた後、1694年3月にベリー・セント・エドマンズ選挙区英語版で当選して庶民院議員になった[1]。最初は文通などで有権者との関係を維持したが、やがてホイッグ党色を深め、1696年11月には第3代準男爵サー・ジョン・フェンウィック英語版私権剥奪に賛成票を投じた[1]。1702年にアン女王が即位すると、トーリー党が政権を握ったが、義父の第4代準男爵サー・トマス・フェルトン英語版の口利きもあり、トーリー党員4人が叙爵されるところをハーヴィーも加わることとなった[1]。そして、ハーヴィーは1703年3月23日にイックワースのハーヴィー男爵に叙された[3]

1714年10月19日、ブリストル伯爵に叙された[3]。1733年、繰上勅書により次男ジョンにハーヴィー男爵の爵位を譲った[4]

1751年1月20日に死去、長男カーと次男ジョンに先立たれたため、ジョンの長男ジョージがブリストル伯爵の爵位を継承した[3]

家族編集

1688年11月1日、イサベラ・カー(Isabella Carr、1693年3月7日没、第3代準男爵サー・ロバート・カーの娘)と結婚、1男2女を儲けた[3]

  • イサベラ(1711年11月没) - 生涯未婚
  • カーCarr、1691年9月17日 – 1723年11月14日) - 庶民院議員[5]
  • キャサリン(1693年生) - 早世

1695年7月25日、エリザベス・フェルトン英語版(1676年 – 1741年、第4代準男爵サー・トマス・フェルトン英語版の娘)と再婚[3]、10男6女を儲けた[1]

  • ジョン(1696年 – 1743年) - 政治家、廷臣。繰上勅書によりハーヴィー男爵を継承したが、父に先立って死去した。第2代ブリストル伯爵第3代ブリストル伯爵第4代ブリストル伯爵英語版の父
  • エリザベス(1698年 – 1727年) - 第4代マンセル男爵バッシー・マンセル英語版と結婚、子供なし
  • トマス英語版(1699年 – 1775年) - 庶民院議員
  • ウィリアム(1699年12月25日 – 1776年1月) - エリザベス・リッジ(Elizabeth Ridge)と結婚、子供あり
  • ヘンリー(1701年1月5日 – 1748年11月16日) - キャサリン・アストン(Catherine Aston)と結婚して彼女の姓を名乗った。子供あり
  • チャールズ(1703年4月5日 – 1783年3月21日)
  • ヘンリエッタ(1703年4月5日 – 1712年4月)
  • ジェームズ・ポーター(1706年6月24日 – 1706年8月)
  • アン(1707年頃 – 1771年7月15日)
  • バーバラ(1707年頃 – 1727年7月25日)
  • ハンフリー(1708年6月3日 – ?) - 早世
  • フェルトン(1710年7月3日 – 1710年7月16日)
  • フェルトン英語版(1712年 – 1773年) - 庶民院議員
  • ジェームズ(1713年3月5日 – 1714年5月)
  • ルイーサ・キャロライナ・イサベラ(1715年 – 1770年5月11日) - 第2代準男爵ロバート・スミスと結婚、子供あり
  • ヘンリエッタ(1716年9月25日 – 1732年7月)

脚注編集

  1. ^ a b c d e Hayton, D. W. (2002). "HERVEY, John (1665-1751), of Aswarby, Lincs.; St. James's Square, Westminster; and Ickworth, Suff.". In Hayton, David; Cruickshanks, Eveline; Handley, Stuart (eds.). The House of Commons 1690-1715 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年7月16日閲覧
  2. ^ a b "John HERVEY (HRVY683J)". A Cambridge Alumni Database (英語). University of Cambridge.
  3. ^ a b c d e Burke's Peerage, Baronetage and Knightage (英語) (99th ed.). London: Burke's Peerage Limited. 1949. p. 259.
  4. ^ Sedgwick, Romney R. (1970). "HERVEY, John, Lord Hervey (1696-1743), of Ickworth, Suff.". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年7月17日閲覧
  5. ^ Sedgwick, Romney R. (1970). "HERVEY, Carr, Lord Hervey (1691-1723), of Ickworth, Suff.". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年7月17日閲覧
イングランド議会 (en
先代:
サー・ロバート・デイヴァース準男爵英語版
ヘンリー・ゴールドウェル
庶民院議員(ベリー・セント・エドマンズ選挙区英語版選出)
1694年 – 1703年
同職:サー・ロバート・デイヴァース準男爵英語版 1694年 – 1701年
サー・トマス・フェルトン準男爵英語版 1701年 – 1703年
次代:
サー・ロバート・デイヴァース準男爵英語版
サー・トマス・フェルトン準男爵英語版
グレートブリテンの爵位
爵位創設 ブリストル伯爵
1714年 – 1751年
次代:
ジョージ・ハーヴィー
イングランドの爵位
爵位創設 ハーヴィー男爵
繰上勅書により)

1703年 – 1733年
次代:
ジョン・ハーヴィー