メインメニューを開く

経歴編集

フロリダ州ジャクソンビルで生まれ、1933年ジョンズ・ホプキンス大学を卒業し、プリンストン大学の助教授となった。第二次世界大戦の間、マンハッタン計画に参加した。 ニールス・ボーアと共同で「核分裂メカニズム」を書き上げ、水爆計画推進に貢献した。

アルベルト・アインシュタインの共同研究者として、統一場理論の構築に取り組んだ。そして、一般相対性理論量子重力理論の理論研究で多くの足跡を残した。1960年代には、中性子星重力崩壊の理論的分析を行ない、相対論的天体物理学の先駆者となった。宇宙の波動関数を記述するホイーラー・ドウィット方程式は、量子重力研究の先駆的成果の一つである。また、ワームホール(1957年)の命名者として、また用語としてのブラックホールを広く定着させた[注釈 1]ことでも知られている。1976年からテキサス大学オースティン校の理論物理学研究所長を務めた。

受賞歴編集

著作編集

  • Wheeler, John Archibald (1962). Geometrodynamics. New York: Academic Press. doi:10.1103. 
  • Misner, Charles W.; Kip S. Thorne, John Archibald Wheeler (September 1973). Gravitation. San Francisco: W. H. Freeman. ISBN 0-7167-0344-0. 
  • Some Men and Moments in the History of Nuclear Physics: The Interplay of Colleagues and Motivations (1979). University of Minnesota Press
  • A Journey Into Gravity and Spacetime (1990). Scientific American Library. W.H. Freeman & Company 1999 reprint: ISBN 0-7167-6034-7
    • (邦訳)『時間・空間・重力―相体論的世界への旅』 戎崎 俊一(訳) 東京化学同人 1991年 ISBN 4807912232
  • Spacetime Physics: Introduction to Special Relativity (1992). W. H. Freeman, ISBN 0-7167-2327-1
    • (邦訳)『時空の物理学―相対性理論への招待』曽我見 郁夫(訳), 林 浩一(訳) 現代数学社 1991年 ISBN 4768702511
  • At Home in the Universe (1994). American Institute of Physics 1995 reprint: ISBN 1-56396-500-3
  • Geons, Black Holes, and Quantum Foam: A Life in Physics (1998). New York: W.W. Norton & Co, hardcover: ISBN 0-393-04642-7, paperback: ISBN 0-393-31991-1 — autobiography and memoir.
  • Exploring Black Holes: Introduction to General Relativity (2000). Addison Wesley, ISBN 0-201-38423-X
    • (邦訳)『一般相対性理論入門』牧野 伸義(訳) ピアソン・デュケーション 2004年 ISBN 4894714272

脚注編集

[ヘルプ]

注釈編集

  1. ^ 「ブラックホール」の語は、1964年に発行された科学雑誌に「宇宙にできた黒い穴」と形容され始めていた。1967年にホイーラーがパルサーの解釈をめぐる講演中で「英語: gravitationally completely collapsed object」と繰り返していたのを聴衆が「それはブラックホールでは?」と言ったのをきっかけにその後に使い出したことから広まったとされている。[1]

出典編集

  1. ^ 佐藤文隆『佐藤文隆先生の量子論講談社、2017年、175頁。ISBN 978-4-06-502032-6

関連項目編集