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ジョン・トルーマン・ワズディンJohn Truman Wasdin , 1972年8月5日 - )は、アメリカ合衆国バージニア州スタフォード郡フォート・ベルボア英語版出身の元プロ野球選手投手)。右投右打。2019年シーズンよりMLBボルチモア・オリオールズでブルペンコーチを務める。

ジョン・ワズディン
John Wasdin
ボルチモア・オリオールズ コーチ #47
SL-John-Wasdin.jpg
埼玉西武ライオンズでの現役時代
(2009年8月24日、西武第二球場)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 バージニア州スタフォード郡フォート・ベルボア英語版
生年月日 (1972-08-05) 1972年8月5日(47歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1993年 MLBドラフト1巡目(全体25位)でオークランド・アスレチックスから指名
初出場 MLB / 1995年8月24日
NPB / 2002年4月3日
最終出場 MLB / 2007年7月7日
NPB / 2009年8月13日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

経歴編集

プロ入り前編集

1990年MLBドラフト41巡目(全体1079位)でニューヨーク・ヤンキースから指名されるが、この時は契約せずにフロリダ州立大学へ進学した。

プロ入りとアスレチックス時代編集

1993年MLBドラフト1巡目(全体25位)でオークランド・アスレチックスから指名され、プロ入り。

1995年8月24日にメジャーデビューを果たす。

レッドソックス時代編集

1997年1月27日にホセ・カンセコとのトレードで、金銭と共にボストン・レッドソックスへ移籍した。

ロッキーズ時代編集

2000年7月27日にトレードでコロラド・ロッキーズへ移籍した。

2001年6月5日にロッキーズを自由契約となる。

オリオールズ時代編集

2001年6月11日にボルチモア・オリオールズと契約した。

巨人時代編集

2001年12月13日にクリス・ブロックとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍したが、21日にFAとなった。

2002年1月1日、メジャー通算31勝の経歴を買われ、契約金と年俸合わせて220万ドルで読売ジャイアンツに入団した。

コントロールはなかなか良く、低めに球を集めるタイプで、先発ローテーションの一角を担うことを期待されたが、味方の援護の少なさなどもあり10試合に登板して1勝4敗と振るわなかった。シーズン途中に怪我でファーム落ちすると、そのまま1軍に戻ることはなく同年10月29日に退団となった。

ブルージェイズ時代編集

2003年4月7日にはピッツバーグ・パイレーツ傘下(当時)のAAA級ナッシュビル・サウンズ完全試合を達成した(この日はNCAA男子バスケットボールトーナメントの決勝戦があったことや、季節はずれの寒さもあり、完全試合を目撃したファンは750人ほどしかいなかったという)。同年、メジャーではトロント・ブルージェイズで3試合(先発2試合)に登板したが、0勝1敗、防御率23.40と振るわなかった。

レンジャーズ時代編集

2004年から2006年までテキサス・レンジャーズに所属した。

パイレーツ時代編集

2007年、パイレーツのスプリングトレーニングで親友でもある桑田真澄と再会。メジャー枠を争った桑田から、カーブや打者のタイミングを外す投球術を学んでいる[1]

カージナルス傘下時代編集

2008年は、セントルイス・カージナルス傘下のAAA級メンフィス・レッドバーズでプレー。41試合に登板し9勝6敗3セーブ、防御率3.51。与四球が少なく、WHIPはチーム最高の1.11だった。

西武時代編集

2009年1月5日に、埼玉西武ライオンズと契約を結んだ事が発表された[2]。7年ぶりの日本球界復帰となった。1年契約で契約金・年俸合わせて5000万円。

同年は、開幕してからは、なかなか勝ち星に恵まれなかったが、6月2日に2002年5月以来、7年ぶりの勝利投手になった。同年10月13日に、ウェイバー不請求で自由契約となった[3]

引退後編集

その後、アメリカに戻り、フロリダ州ジャクソンビルユニバーシティ・クリスチャンスクール英語版[4]やアスレチックス傘下のマイナー(AA級ミッドランド・ロックハウンズ[5]他)のコーチを歴任した。

2019年シーズンからはボルチモア・オリオールズでブルペンコーチを務める[6]

投球スタイル編集

140km/h台後半のストレートとスライダーカーブチェンジアップを投げ分ける。

詳細情報編集

年度別投手成績編集





















































W
H
I
P
1995 OAK 5 2 0 0 0 1 1 0 0 .500 69 17.1 14 4 3 0 1 6 0 0 9 9 4.67 0.98
1996 25 21 1 0 0 8 7 0 0 .533 575 131.1 145 24 50 5 4 75 2 2 96 87 5.96 1.48
1997 BOS 53 7 0 0 0 4 6 0 0 .400 534 124.2 121 18 38 4 3 84 4 0 68 61 4.40 1.28
1998 47 8 0 0 0 6 4 0 0 .600 424 96.0 111 14 27 8 2 59 1 0 57 56 5.25 1.44
1999 45 0 0 0 0 8 3 2 0 .727 302 74.1 66 14 18 0 0 57 2 0 38 34 4.12 1.13
2000 25 1 0 0 0 1 3 1 0 .250 198 44.2 48 8 15 1 2 36 1 0 25 25 5.04 1.41
COL 14 3 1 0 0 0 3 0 0 .000 154 35.2 42 6 9 2 3 35 2 0 23 23 5.80 1.43
'00計 39 4 1 0 0 1 6 1 0 .143 352 80.1 90 14 24 3 5 71 3 0 48 48 5.38 1.42
2001 18 0 0 0 0 2 1 0 0 .667 110 24.1 32 7 8 2 1 17 1 0 19 19 7.03 1.64
BAL 26 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 220 49.2 54 4 16 4 5 47 2 0 25 23 4.17 1.41
'01計 44 0 0 0 0 3 2 0 0 .600 330 74.0 86 11 24 6 6 64 3 0 44 42 5.11 1.49
2002 巨人 10 7 0 0 0 1 4 0 -- .200 177 37.2 55 7 9 1 0 31 1 1 26 19 4.54 1.70
2003 TOR 3 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 35 5.0 16 2 4 0 0 5 0 0 13 13 23.40 4.00
2004 TEX 15 10 0 0 0 2 4 0 0 .333 301 65.0 83 18 23 2 3 36 0 0 52 49 6.78 1.63
2005 31 6 0 0 0 3 2 4 4 .600 319 75.2 77 9 20 2 1 44 1 0 37 36 4.28 1.28
2006 9 5 0 0 0 2 2 0 0 .500 141 30.0 33 6 13 0 4 16 0 0 19 17 5.10 1.53
2007 PIT 12 0 0 0 0 1 1 0 0 .500 93 19.2 32 1 8 4 0 10 1 0 13 13 5.95 2.03
2009 西武 14 11 0 0 0 2 3 0 1 .400 271 57.2 79 5 21 0 5 24 0 1 38 34 5.31 1.73
MLB:12年 328 65 2 0 0 39 39 7 4 .500 3475 793.1 874 135 252 34 29 527 17 2 494 465 5.28 1.42
NPB:2年 24 18 0 0 0 3 7 0 1 .300 448 95.1 134 12 30 1 5 55 1 2 64 53 5.00 1.72

記録編集

NPB

背番号編集

  • 31(1995年 - 1996年)
  • 46(1997年 - 2001年途中)
  • 45(2001年途中 - 同年終了)
  • 25(2002年)
  • 38(2003年)
  • 47(2004年 - 2006年、2019年 - )
  • 37(2007年、2009年)

脚注編集

  1. ^ 西武ワズディン 桑田流頭脳投法で活躍誓う(スポーツ報知)
  2. ^ 新外国人選手契約のお知らせ 埼玉西武ライオンズ公式サイト (2009年1月5日) 2015年9月15日閲覧
  3. ^ 2009年度 自由契約選手 日本野球機構オフィシャルサイト (2009年10月13日) 2015年9月15日閲覧
  4. ^ jacksonville.com
  5. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2016』廣済堂出版、2016年、250頁。ISBN 978-4-331-52002-4
  6. ^ Jon Meoli (2019年1月23日). “Orioles announce coaching staff featuring Doug Brocail as pitching coach, Don Long as hitting coach” (英語). The Baltimore Sun. 2019年1月29日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集