ジョージ・ベンティンク (1715-1759)
ジョージ・ベンティンク卿（英語: Lord George Bentinck、1715年12月24日 – 1759年3月1日）は、グレートブリテン王国の軍人、政治家。
生涯 編集
初代ポートランド公爵ヘンリー・ベンティンクとエリザベス・ノエル（Elizabeth Noel、1737年3月埋葬、第2代ゲインズバラ伯爵ライオセスリー・ノエルの娘）の息子として[1]、1715年12月24日に生まれた[2]。1725年から1728年までイートン・カレッジで教育を受けた後、1735年にエンサインとして近衛歩兵第一連隊に入隊、1739年にグランドツアーに出た[2]。
1741年イギリス総選挙では立候補しなかったが、1742年1月にドロイトウィッチ選挙区の補欠選挙で当選、1747年イギリス総選挙でグラムパウンド選挙区に鞍替えして再選、1754年イギリス総選挙でマームズベリー選挙区に鞍替えして再選した[2][3]。議会では常に政府を支持した[2]。
1743年にcaptain lieutenant（大尉(captain)と中尉(lieutenant)の中間にあたる階級）に昇進、1745年に大尉、ついで中佐に昇進したのち、1750年に連隊長への昇進を申請、1752年に大佐兼国王ジョージ2世の副官(aide-de-camp)に昇進、1754年に第5歩兵連隊隊長に任命された[2]。
1753年6月29日にメアリー・ディヴィス（Mary Davies、1759年6月にウォルター・グリフィス（Walter Griffith）と再婚）と結婚したが、子女をもうけないまま1759年3月1日に死去した[1]。
出典 編集
- ^ a b "Portland, Duke of (GB, 1716 - 1990)". Cracroft's Peerage (英語). 7 April 2009. 2020年7月23日閲覧。
- ^ a b c d e Sedgwick, Romney R. (1970). "BENTINCK, Lord George (1715-59), of Hall Place, Heston, Mdx.". In Sedgwick, Romney (ed.). The House of Commons 1715-1754 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年7月23日閲覧。
- ^ Namier, Sir Lewis (1964). "BENTINCK, Lord George (1715-59), of Hall Place, Heston, Mdx.". In Namier, Sir Lewis; Brooke, John (eds.). The House of Commons 1754-1790 (英語). The History of Parliament Trust. 2020年7月23日閲覧。
| グレートブリテン議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 トマス・フォーリー トマス・ウィニントン |
庶民院議員（ドロイトウィッチ選挙区選出） 1742年 – 1747年 同職：トマス・フォーリー |
次代 トマス・フォーリー フランシス・ウィニントン |
| 先代 ダニエル・ブーン ウィリアム・バンクス |
庶民院議員（グラムパウンド選挙区選出） 1747年 – 1754年 同職：トマス・ホーキンス |
次代 メリック・バレル サイモン・ファンショー |
| 先代 ジョン・リー エドワード・ディグビー閣下 |
庶民院議員（マームズベリー選挙区選出） 1754年 – 1759年 同職：ブライス・フィッシャー |
次代 トマス・コノリー ブライス・フィッシャー |
| 軍職 | ||
| 先代 チャールズ/ジェームズ・ホワイトフォード |
第5歩兵連隊隊長 1754年 – 1759年 |
次代 スタッドホーム・ホジソン |