スイートルーム英語:suite)は、ホテル部屋の構造で、寝室リビングルーム応接間など他の部屋が一対になっている客室をいう。ルームとあるが、実際は複数の部屋で構成される。

2ベッドルームスイート(リビングと2ベッドルーム)

ホテルでは最上位であるペントハウスアパートメントに次ぐ上位クラスの部屋であることが一般的である。

形態としてはマンションの1戸(一般の客室はワンルーム形式、かつDKがない)。スウィートルームとも表記・発音される。

日本語では「続き部屋」などと訳されることもある。

概要編集

一般に通常よりワンランク上の部屋をさし、部屋の広さや家具内装なども豪華にし、そのホテルにおいて最上級の部屋になっているまた、ホテルの中でもハイグレードな部屋を示すシンボルでもある。

ホテルによっては全室スイートルームになっている。

ベッドルームに続く部屋は一般に居間リビングルーム)であるが、ダイニングルームの場合や、付き人ボディーガードが滞在するコネクティングルームが付設される場合もある。ベッドルームの数で2ベッドルームスイート、3ベッドルームスイートと言われる。

英語suite英語発音: [swiːt]、スウィートゥ)は「一式」「一組」「一揃い」の意味であり、そのまま日本語におけるスイートルームを指すが、suite of rooms のように部屋が複数あることをより明確に示す表現も用いられる。しばしば「恋人や夫婦が泊まる甘いムードの部屋」という解釈がなされる(「スイート」を「Sweet」と間違えていることから)が、これは全くの誤りである。

ジュニアスイート編集

 
ジュニアスイートルーム

居間が完全に独立していない客室はジュニアスイートといわれる。

日本編集

 
ベッドルーム+リビング+和室形式のスイートルーム

和室形式のスイートルームも存在する。

関連項目編集

外部リンク編集