スウェットパンツ
スウェットパンツ(sweat pants)とは、ゆったりとしていて吸汗性に優れた素材で作られたパンツ(ズボン)である。
トレーニングパンツに近い用途からリラクゼーションまで広く用いられる。
英国、豪州、ニュージーランド、南アフリカなど、英連邦系の国では"tracksuit bottoms"と呼ぶ[注釈 1][注釈 2]。
種類
編集デザイン別
編集足首をジャージで絞ったものが主流である。
ストレートタイプは、裾を細く絞り込んだテーパーシルエットで、寝巻き用として活用されるようになった頃から現われたもの。
素材別
編集ニット系
編集- ダンボールニットという厚手の素材を用いたもので、古くから愛用されている。
フリース系
編集- 2000年代に入って人気が出始めた。ストレートタイプが主流。サイドにトレーニングパンツでも見直されているパイピングが入っているものが人気。
用途
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 日本でのジャージ(Jersey)の用法は和製英語のそれで、本来その意味を指すのはtracksuit。英語のjerseyはsweater(セーター)ないし集団競技用の統一された制服を指すなど日本での和製英語用法は本来の英語のそれとずれているので注意を要する。
- ^ 和製英語のセーターも本来はsweater(スウェター)で、sweatshirtはその一種であり、sweatpantsに近いやり方で形態加工したものを言う。sweatshirtはpullover(和製英語のトレーナーにあたる前開きのないもの)からtracksuitの上半分に当たるジッパーで開くようになっているものまで、形態には幅がある。