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Bobcat 863 skid-steer loader.jpg

スキッドステアローダー(skid-steer loader)とは、ボブキャット・カンパニー社が最初に開発した小型のホイールローダーである。

現在はトヨタL&Fユニキャリア、JCBなどの各建機メーカーでも開発・生産されている。

目次

走行編集

4輪油圧駆動・無段変速だが、左右それぞれの前後2輪はチェーンでつながれており、デフは存在しない。

旋回は油圧ショベルコンバインなどのクローラーに近い。 車内に走行レバーが左右2本あり(1本レバー仕様も存在する)、左右のタイヤそれぞれの前後進を操作する。 例として、左右とも前に回転させると前進、右だけ前進させると左に曲がる。

ホイールローダーと違い左右の回転方向を互いに異なる方向にすれば、タイヤをスリップさせながらその場で旋回(超信地旋回)させることができる。

荷役編集

基本的に、両手は2本の走行レバーを握っているので、ホイールローダーのように手を使って荷役作業はできない。ブームの上下・バケットの上下には1本の十字型レバーまたは2本の独立レバーの操作が必要になる。

そのため、スキッドステアローダーの足元には2つペダルがある。左ペダルがブーム・右ペダルがバケットの操作で、手足すべてを使って作業する慣れの必要な機械だ。

操作の簡略化編集

最初に開発したのはBobcat(ボブキャット)ですが、操作の難しさから各社さまざまな工夫をしている。

例えば、左レバーを走行・右レバーを荷役作業にする機能。これならペダルでは大まかにしか動かせなかったバケットを細かく制御することができる。しかし、走行も1本のレバーで行うのでタイヤの直感的な操作はできない。使用用途に応じて使用を選ぶ必要がある。

開発当時から変わらない2本レバー(走行)・2つペダル(荷役作業)は油圧バルブ直結の機械式のため、故障しにくいが精密な作業が苦手。一方、技術の進化に伴って追加された2本レバーだけで走行・荷役作業ができる仕様は電気的に油圧を制御するため、故障のリスクが高まるが精密な作業が行える。

オプション編集

標準では鉄格子の囲いが装備されただけの車体だが、快適な作業のために各社オプションが用意されている。

オプションの例を挙げると、

  • 前面ガラス窓、ワイパー
  • エアコン、ヒーター
  • タイヤ用クローラー
  • サイドミラー
  • バックカメラ、モニター