スクールJCA

スクールJCAとは、芸能事務所プロダクション人力舎1992年に開校したタレントの養成所である。

目次

概説編集

東京初のお笑い専門学校で、JCAは人力舎(Jinrikisha)、キメラ(Chimera)[1]ASH&Dコーポレーション[2]の頭文字からとっている。

毎年、優秀な生徒数組をJCAプロモーションの所属として残し、さらに将来性のあるグループを正式に人力舎へ昇格とするシステムをとっている。毎年約100名ほどが入学して卒業検定で約10組に絞られ、そこから残るのは2、3組ほどである[3]。また、正式に人力舎所属の芸人になれなくても、他事務所の芸人になる芸人も多い。

オーディションを毎年2月、4月に開催している。芸能養成所の授業料としては破格の60万円を納めなければ所属ルートに乗れない上、正式所属する際にまた20万円かかる[4]

様々なジャンルの人物を講師に迎え、いろんな視点から講義をしてもらい、生徒に自分がどんな人間なのか、キャラクターを明確に把握させる事に重点を置いている。人力舎所属の芸人が講師として授業に現れることもある[5]

ただし吉本総合芸能学院(NSC)など他のお笑い系養成所に比べると格段に「授業内容がゆるい」らしく、ラバーガールの2人によれば「吉本は週6日授業なのに人力舎は週3日」「授業で延々ハンカチ落しだけをやって終わったり、『ルールはよくわからないけどカバディやってみよう』という日もあった」という[6]

著名な出身者編集

入学年 著名な出身者
1 1992 児嶋一哉アンジャッシュ)、西川栄二(放送作家、元スクールJCA校長)、大九明子、らんぶるふぃっしゅ(解散)
2 1993 渡部建アンジャッシュ)、飯塚悟志東京03、元アルファルファ)、ダンディ坂野ユリオカ超特Q石塚義之(元アリtoキリギリス)、D-BARN(解散)
3 1994 アンタッチャブル豊本明長東京03、元アルファルファ)、カズミファイブ(元スウィング)、エンジョイ遊平(元逆転満塁ホームラン、元ラブカップル、元スウィング)、フジタ、さめごはん(解散)
4 1995 北陽ゆってぃ(元マンブルゴッチ、元グーニーズ)
5 1996 ドランクドラゴン
6 1997 今野浩喜(元キングオブコメディ、元ゲットスマイルズ)、高橋健一(元キングオブコメディ)、田上よしえガーユー(埼京パンダース、元クールズ
7 1998 加藤憲(世田谷フレンズ、元エレファントジョン、元チャップメン)、アイアム野田(鬼ヶ島、元チャップメン)、おおかわら(鬼ヶ島、元アメデオ)、森枝天平(引退、元エレファントジョン、元アメデオ)、安達しほりザ・アンモナイト)、桜塚やっくん(元あばれヌンチャク)、さちまる長江もみ
8 1999 和田貴志(鬼ヶ島、元シンガポールママ、元CUBE)、新道竜巳(馬鹿よ貴方は)、枝村明子(Vi☆Vi)、どてちん岩ちゃん(元どてちんレンジャー)、林田竜次(てぶくろ、元3フランシスコ、元ヒットマン)、モリコウヘイ(元フラット)、ビシャモン天(解散)、まちだあきこ(引退、元桃色ウルフ、元ダンジキ)
9 2000 カルメンおじさん、秋山潤(引退、元グーニーズ、元プレパラート)、金子尚弘(元シンガポールママ、元ぷんぷん)、海野孝太(引退、元ランチランチ、元プレパラート)
10 2001 ラバーガールいけだてつや(元三福星)、池田57CRAZY(完熟フレッシュ、元ロックンロールコメディーショー)、オレンジジュース(解散)、増田香(引退、元ラブカップル、元9ボール)、ロングショート(解散)
11 2002 あないかずひさ(放送作家、元ルーシー)、平井邦明(引退、元ぼーなすとらっく、元ヒラヰトハナワ、元三福星
12 2003 早出明弘(元ニッケルバック)、オンザライス(解散)、橋本裕介(引退、元逆転満塁ホームラン、元ロックンロールコメディーショー
13 2004 三四郎、阿諏訪泰義(うしろシティ、元ワンスター)、ともしげ(モグライダー)、あがいん直、佐々木おさむ(ソノシート、元ワンスター)、ハッピーエンド、藤子(元かえるパンチ)、伊藤康平(引退、元ヘンドリックス)、さとうゆうすけ(引退)、ラムシャンプー(解散)
14 2005 リニア田中希実(元ぴーかぶー、元ピーナッツパン)、畠山健(元シンデレラ)、ザ・ギンギンマル、せきあっしパーティ内山、松戸正宏(千葉チューセッツ、元リッチモンド)、あと1年(引退、元いきるゆうき)、長屋真治(引退、元トチギフ、元サンミラノ
15 2006 ういろうプリン、小野大樹(キズナ、元いきるゆうき)、リョウ・マエダ(元イタイモンク、元ストレンズ、元ジプシーダンス)、青井信吾(くるくる、元グランパショップ)、手塚ジャスティス(ギャルズ、元ヤッコサンダットサン)、荒井義久(元トチギフ、元ビートルホーク)、サンミラノ(解散)、ワンハイスクール(解散)
16 2007 荒ぶる神々三福エンターテイメント(元ザンゼンジ)、たきおと(元リトレイン)、武田裕司(キズナ、元ザンゼンジ)、松尾みりあ(元イタイモンク、元ワルステルダム)、アンダーライン(解散)、あんたま(解散)、エレガントグリーン(解散)、ページ壱(解散)、みつはる(元ダメジン、引退)、ランズダーン(解散)、リアルパンプキン(解散)
17 2008 岡野陽一(元巨匠)、雨ちゃん(元シンブン)、ポテンシャル聡(元ハイパーポテンシャルズ、元ピテカントロプス)、大島和也(うなぎ~ず、元ジャッカス)、坂本崇裕(元クリーニングマン、元ドリーマーズ)、エコルセ丹野(引退)、竹内兄妹(解散)、タンドリーチキン(解散)、風人雷人(解散)
18 2009 おすしセンス爆発女(元ハイパーポテンシャルズ)、地球、敏感-ファイル、ロマン峠、伊藤大輔(千葉チューセッツ)、昨日のカレーを温めて、三遊亭楽㐂(中退)、白幡いちほ(元少女ジャンプーズ、元裏庭コミックス、元あっちこっち)、徳田有希(イラストレーター、元スタンダーツ)、中尾拓彦(構成作家)、藤野俊明(バスターキートン、元からあげディスコ)、山本潤一(うなぎ~ず、元パグ)、こさじ(解散)、ハイパワーレーザー牛島(引退、元カウクローズ)、ビフ・タネン(解散)、深沢招広(元スマイルジャック、元あっちこっち)、ふくべえりこ(引退、元カウクローズ)
19 2010 タッカーノ(元リンゴスター)、じぐざぐ、天野舞(元ぴーかぶー、元あめんぼ)、川井(元天の川)、こじま観光(元マチェーテ、元ピレニーズ、元スリーパーズ)、シフォン大喜(元モダンボーイズ)、真野5.1ch(Groovy Rubbish、元フライアウトワンマン)、類家ドラマティック(Groovy Rubbish、元モダンボーイズ)、おぎぬまX、ビスケット、フカミドリ、マザー・テラサワ、青木秀行(俳優、元モグラバンク)、福田賢一(放送作家、元モグラバンク)、あっぱれ!(解散)、アンゲラー(解散)、ごめんね漱石(解散)、ダイグレン(解散)、ニッコリスイング(解散)、南風(解散)、やみつき注意報(解散)、レトロ小町(解散)
20 2011 マロンフェスタ、小林ぼっち、魂ず、大内崇史(馬稼業、元フルパワーズ)、うすくら屋、裸月光、プール、福永洋一(スーパースターズ、元フルパワーズ)、さだ(元ラフネス)、オハイオ(解散)、3色パン(解散)、はらぺこチョッパー(解散)
21 2012 トンツカタンおとぎばなし、おみおつけ、ヤマグチクエスト(元ボスマジック)、ゆめちゃん(元デンキスタンド)、わたなべオーケストラ(元デンキスタンド)、おにしめ、くりたに次第(カカロニ、元ロメオ)、溝部弦(バスターキートン、元ロメオ、元スネイク)、亮ちゃん(元ラフネス)、アプリコン(解散)、メリケンダイナー(解散)、よしんば(解散)
22 2013 アンダーパー、あんみつ、化石コンパス、にほんばれ、バイオニ、ブラットピーク、加賀谷秀明(フタリシズカ、元アクアプラス)、石井康平(引退、元クリーニングマン、元マチェーテ、元アクアプラス)、純水りんごちゃん(解散)、超車晃大(引退)、せんべいズ(解散)、フリーマン(解散)、ミートレート(解散)
23 2014 アナクロニスティックいかちゃん(元イベリコ)、肉体戦士ギガ(元ストレンズ)、吉住(元ムテンカナンバー)、秋のうさぎ、イヌズキ、なかよし、かわえなつき(元ムテンカナンバー)、鈴木コウジロウ(元バニーズ)、ノンタクトしゅん、高橋ちゃん(引退)、ガントレット(解散)、地面(解散)、セカンドバージン(解散)、とまくま(解散)
24 2015 ダトウキョク、五十嵐文香、卯月、ガーネット、しんぷる内藤、サバ缶、ターリーターキー、デリケート、バオバブ、バカ丸海賊団、虹色カルトン(解散)、ナガイヨル(解散)、バードランド(解散)、フィクションズ(解散)、六角レンチ(解散)、らたまきゅう(解散)
25 2016 あまからひやし、アリゾナベースボールスクール、オイカワさん、翳りゆく部屋、グランドスラム、コイウタ、ゴシヒロ、世界塔、なごみ子遊園地、ネギゴリラ、花に風、美女と野獣、ピッポ、メゾンドマカロニ、もぐら、宵越しインディー

スクールJCAに入学せずに人力舎に所属した芸人編集

JCAプロモーションに所属せず飛び級で人力舎に所属した芸人編集

参考文献編集

脚注編集

  1. ^ 人力舎系列の制作会社
  2. ^ 人力舎から独立
  3. ^ 「芸能プロ最新勢力図 芸能界を制するのは誰だ?」、『日経エンタテインメント!』第11巻第9号、日経BP社、2007年5月、 pp.41。
  4. ^ ゲンセキ」(TBS)出演時の副社長の発言
  5. ^ 「映画•音楽•テレビの裏側 バラエティの疑問」、『日経エンタテインメント!』第11巻第17号、日経BP社、2007年11月、 pp.53。
  6. ^ 東京スポーツ・2009年9月15日付 14面「担当記者のツボ芸人」

外部リンク編集