スケルトン イン ザ クローゼット
『スケルトン イン ザ クローゼット』(Skeleton in the closet) は、岩本ナオによる日本の漫画作品。
概要
編集『月刊フラワーズ』(小学館)にて2005年7月号から9月号まで連載された。作者の初連載作品。
タイトルの『スケルトン イン ザ クローゼット』とは、英語で“他人に見られたくない家庭の事情”などを意味する言葉。
あらすじ
編集公認会計士を目指し、受験を目前に控えた寛一の下に、高校受験を控えた従妹の野花が訪ねてくる。新人漫画家である寛一の弟・公二も巻き込んで、それぞれに事情を抱えた3人の生活が始まる。
登場人物
編集単行本収録作品
編集「雪みたいに降り積もる」「僕の一番好きな歌」「青という言葉のない国から」の3作は、あや子、その兄・アキラ、その隣人兄妹・雄大とユリコの4人が登場するシリーズ作品。
- 雪みたいに降り積もる
- flowers 2004年12月号掲載
- まだ恋を知らない少女・あや子と、理屈っぽい少年・熊谷、2人の物語。
- 僕の一番好きな歌
- flowers 2005年4月号掲載
- ビートルズが大好きな少年・雄大。幼なじみのアキラのはっきりした性格に少し憧れていた。ある日を境に、クラスの女子・坂上のことを好きになる。
- 青という言葉のない国から
- flowers 2005年6月号掲載
- 幼なじみで隣人のアキラのことが大好きなユリコ。毎日積極的にアプローチするが、妹同然としか思われていない。
- その彼女の存在
- flowers 2004年5月号掲載、デビュー作
- 皆からはいつも不機嫌そうな女と思われているアベキリコ。ところが、深町だけはアベが側にいると何かと幸運が巡ってくる。
- 花の名前
- flowers 2004年8月号掲載
- ユイのバイト先の花屋で新たに働くことになった初子。姉が亡くなり、両親になかなか家から出させて貰えなくなったから、自立のために働き始めたという。
- 冬色自転車
- flowers 2005年2月号掲載
- バレンタインデーにチョコを渡したい、想いを伝えたい。今まで感じたことのない思いが芽生え始める。