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スコット・クィッグScott Quigg1988年10月9日 - )は、イギリスプロボクサー、元キックボクサーイングランドベリー出身。元WBA世界スーパーバンタム級王者。エディー・ハーンのマッチルーム・スポルト所属。

スコット・クィッグ
基本情報
本名 スコット・クィッグ
階級 フェザー級
身長 173cm[1]
国籍 イギリスの旗 イギリス
誕生日 (1988-10-09) 1988年10月9日(31歳)
出身地 イングランドの旗 イングランドベリー
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 38
勝ち 34
KO勝ち 25
敗け 2
引き分け 2
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来歴編集

2007年4月21日、マンチェスターのジャービス・ピカデリー・ホテルでゲイリー・シェイルバンタム級6回戦を行い、6回判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2008年11月7日、ランカシャー州ウィガンのロビン・パーク・センターでスマイラ・バドゥとフェザー級4回戦を行い、初回2分32秒TKO勝ちを収めた。この試合を観戦した英国『ボクシング・ニューズ』誌記者のダニー・フレクセンは、「10戦程度のキャリアでこれほど完成された有望選手を見たことがない」と主張した[2]

2009年11月27日、ランカシャー州ウィガンのロビン・パーク・センターでユーリー・ヴォロニンスーパーバンタム級8回戦を行い、6回1分54秒TKO勝ちを収めた[3]

2010年2月10日、ストーク=オン=トレントニキタ・ルキンとスーパーバンタム級8回戦を行い、初回1分57秒KO勝ちを収めた[4]

2010年5月29日、ベリーアンドレイ・コスチンとスーパーバンタム級8回戦を行い、初回2分0秒TKO勝ちを収めた[5]

2010年7月16日、ボルトンボルトンアリーナ英語版ギャビン・リード英語版とスーパーバンタム級10回戦を行い、9回TKO勝ちを収めた[6]

2010年9月25日、ベリーのキャッスル・レジャー・センターでサンティアゴ・アリオンWBAインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦を行い、3回2分3秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[7]

2011年10月22日、ボルトンのリーボック・スタジアムでBBBofC英国スーパーバンタム級王者ジェイソン・ブースと対戦し、ブースの7回終了時棄権により王座獲得に成功した[8]

2012年2月4日、ボルトンのリーボック・スタジアムでジェイミー・アーサーと対戦し、8回35秒TKO勝ちを収めBBBofC英国王座の初防衛に成功した[9]

2012年6月16日、マンチェスター・ベロドロームレンドール・ムンローとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、3回負傷判定で引き分けた為、王座獲得に失敗した[10]

2012年11月24日、マンチェスター・アリーナでレンドール・ムンローとWBA世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦を行い、6回2分37秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した[11]

2013年6月12日、ムンロー戦を最後に試合から遠ざかっているクイッグは試合枯れの影響で試合が組めるプロモーターを探し、WBO世界ライト級王者リッキー・バーンズの紹介で多くの新旧世界王者やランカーとの契約を結んでいるエディー・ハーン擁するマッチルーム・スポルトと契約を交わした[12][13][14]

2013年7月5日、クィッグとWBA世界スーパーバンタム級2位ヨアンドリス・サリナスキューバ)との間で行われるWBA世界スーパーバンタム級王座決定戦の興行権の入札を同月15日午前11時にWBA本部で行うと通知を受けた[15]。しかし両陣営が合意したため、同月13日にWBAは予定していた入札の中止を決定した[16]

2013年9月5日、WBAが空位の正規王座にクィッグを認定し、同年8月10日に暫定王座を獲得していたネオマール・セルメニョをWBA世界スーパーバンタム級1位にランクインさせた世界ランキングをWBAが公式サイトで発表した[17][18]。これに伴い同月28日に行われるWBA世界スーパーバンタム級2位ヨアンドリス・サリナス(キューバ)との一戦は、WBA世界スーパーバンタム級王座決定戦から、初防衛戦に変更となった[19]

2013年10月5日、当初は9月28日にデビッド・ヘイの前座で試合予定だったが、デビッド・ヘイが負傷したことにより試合が延期されたため、O2アリーナにてWBA世界スーパーバンタム級2位のヨアンドリス・サリナス(キューバ)と対戦し、12回1-0(115-113、2者が114-114)の判定で引き分けたが、初防衛に成功した[20]

2013年11月23日、マンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級14位のディエゴ・オスカー・シルバと対戦し、2回1分41秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[21]

2014年2月20日、同年4月19日にマンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級暫定王者でWBA世界スーパーバンタム級1位のネオマール・セルメニョと王座統一戦を行うことが決定した[22]

2014年4月11日、WBA世界スーパーバンタム級暫定王者でWBA世界スーパーバンタム級1位のネオマール・セルメニョにイギリスへの入国ビザが下りなかった為、同月19日にマンチェスター・アリーナで行われる試合はWBA世界スーパーバンタム級9位のチフィワ・ムンヤイとの対戦に変更となった[23]

2014年4月19日、マンチェスター・アリーナでWBA世界スーパーバンタム級9位のチフィワ・ムンヤイと対戦し、2回1分56秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[24][25]

2014年9月13日、マンチェスター・アリーナで元WBO世界バンタム級王者パウルス・アムブンダと対戦予定だったが、アムブンダがトレーング中に膝の筋肉を負傷して欠場となり、代わりにWBA世界スーパーバンタム級12位のシュテファーヌ・ジャモエと対戦し、3回1分13秒TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功した[26][27]

2014年11月22日、リヴァプールエコー・アリーナ・リヴァプール英語版にてネイサン・クレバリートニー・ベリューの前座でWBA世界スーパーバンタム級9位の大竹秀典と対戦し、12回3-0(2者が119-109、118-110)の判定勝ちを収め、5度目の防衛に成功した[28]。元々は和氣慎吾と対戦予定だったが、和気がトレーニング中に足首を負傷したことで大竹との対戦が決まった[29]。なお、クィッグはこの試合中に右拳の腱を負傷し手術を受けることになり、出場を予定していた翌年3月28日の試合を欠場した[30][31]

2015年7月18日、マンチェスター・アリーナで元IBF世界スーパーバンタム級王者でWBA世界スーパーバンタム級11位のキコ・マルチネスと対戦し、2回1分4秒TKO勝ちを収め、6度目の防衛に成功した[32][33]

2016年2月27日、マンチェスター・アリーナでIBF世界スーパーバンタム級王者のカール・フランプトンと王座統一戦を行い、プロ初黒星となる12回1-2(2者が112-116、115-113)の判定負けを喫しWBA王座とIBF王座の統一に失敗、WBA王座は7度目の防衛、IBF王座の獲得に失敗した[34][35]

2016年12月10日、マンチェスター・アリーナでホセ・カイェターノとWBAインターナショナルフェザー級王座決定戦を行い、9回1分23秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功、再起を遂げた[36][37]

2017年4月29日、ウェンブリー・スタジアムでIBF世界フェザー級4位のビオレル・シミオンとIBF世界フェザー級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(117-111×2、115-113)の判定勝ちを収めIBF王座への挑戦権獲得に成功した[38][39]

2017年11月4日、モンテカルロカジノ・ド・モンテカルロ内サル・メディシンでWBA世界フェザー級4位のオレグ・イェフィモビッチとWBA世界フェザー級挑戦者決定戦を行い、6回50秒TKO勝ちを収めWBA王座への挑戦権獲得に成功した[40][41]

2018年3月10日、カリフォルニア州カーソン スタブハブ・センター・テニスコートでWBO世界フェザー級王者のオスカル・バルデスと対戦し2階級制覇を目指す予定だったが、前日計量でクィッグがフェザー級の規定体重である126ポンドを2.8ポンド(1.27kg)体重超過の128.8ポンドを計測し、通常であれば再計量が行われる事例であったが、カリフォルニア州コミッションのルールにおいて、規定体重を2ポンド以上超過した場合には、既に限界まで減量をしている選手がさらに減量をすれば健康が危険に晒されるとの判断から、再計量は認められないと定められているため再計量は行われず、クィッグは失格となった。そのため、バルデス陣営とクィッグ陣営の間で交渉を行い、クィッグがファイトマネー10万ドル(約1000万円)から20%の罰金(約200万円)をバルデスとコミッションに支払うことで一旦は合意するが、バルデス陣営が出した試合当日の朝に再度計量を行い体重増を136ポンドまでに抑えるという条件をクィッグが拒否したことで紛糾[42]、最終的にクィッグがさらに追加の罰金を払うことで試合当日の体重増を制限する条件は加えられないことで決着した[43]。バルデスが勝つか引き分けで王座防衛となりクィッグが勝てば王座が空位となる条件で試合は行われ[44][45]、試合時の体重がクィッグの142.2ポンドに対してバルデスが135.6ポンドと体重差が6.6ポンド(2.99kg)ある中で[46]、クィッグが12回0-3(111-117×2、110-118)の判定負けを喫した[47][48]。この試合でバルデスは顎を骨折して歯も折り、クィッグは鼻を骨折し、体重超過した理由を試合前から右足を疲労骨折していたからだとした[49][50]。なお放送したESPNは110万件の視聴数を記録した[51]。試合後クィッグは鼻を骨折し、体重超過した理由を試合前から右足を疲労骨折していたことを明かした[52][53]

2019年12月7日、ジョノ・キャロルと対戦が決定していたがクィッグが肘を怪我をして欠場した[54]

獲得タイトル編集

脚注編集

  1. ^ Carl Frampton vs Scott Quigg winner likely to give up one world title after the WBA and IBF order mandatory challenges Dailymail(英語) 2016年1月11日
  2. ^ SCOTT QUIGG Boxing News(英語) 2009年7月10日
  3. ^ Scott Quigg being lined up for Euro bout in Bolton The Bolton News(英語) 2009年11月29日
  4. ^ Quigg is top quality Manchester Evening News(英語) 2010年2月25日
  5. ^ Quick-fire Scott Quigg Mirror Online(英語) 2010年5月30日
  6. ^ British title tilt for Quigg Manchester Evening News(英語) 2010年7月22日
  7. ^ Scott Quigg Knocks Santiago Allione Out in Three Boxing Scene.com(英語) 2010年9月25日
  8. ^ Scott Quigg Punishes Booth, TKO To Grab British Title Boxing Scene.com(英語) 2011年10月22日
  9. ^ Scott Quigg Dropped, Rises Up and Stops Jamie Arthur Boxing Scene.com(英語) 2012年2月4日
  10. ^ Accidental cut sees Quigg v Munroe end in a draw ESPN.co.uk(英語) 2012年6月16日
  11. ^ キグとマーレイが快勝 英国の2暫定決定戦 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月27日
  12. ^ Scott Quigg confirms switch to new promoter Eddie Hearn Sky Sports(英語) 2013年6月12日
  13. ^ Ricky Hatton Statement on Scott Quigg Fightnews.com(英語) 2013年6月27日
  14. ^ Hatton riding waves of promotion ESPN.com(英語) 2013年6月28日
  15. ^ WBA calls Quigg vs Salinas Purse Bid WBA公式サイト 2013年7月5日
  16. ^ Quigg vs Salinas reach an agreement, Purse bid cancelled WBA公式サイト 2013年7月13日
  17. ^ Official WBA Ratings of August 2013 Archived 2013年9月28日, at the Wayback Machine. WBA公式サイト 2013年9月5日
  18. ^ WBA Ratings movements as of August 2013 Archived 2013年9月18日, at the Wayback Machine. WBA公式サイト 2013年9月9日
  19. ^ WBAランキング、粟生がライト級2位に Boxing News(ボクシングニュース) 2013年9月6日
  20. ^ キグがドロー防衛、WBA・S・バンタム級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年10月5日
  21. ^ フロッチ、幸運なTKO防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月24日
  22. ^ Quigg to defend against Cermeno Fightnews.com(英語) 2014年2月20日
  23. ^ Nehomar Cermeno has visa issues, Scott Quigg will now face Tshifhiwa Munyai on April 19th Fightnews.com(英語) 2014年4月11日
  24. ^ Photos: Quigg annihilates Munyai WBA公式サイト 2014年4月21日
  25. ^ キグ楽勝、ムニャイを2回でストップ Boxing News(ボクシングニュース) 2014年4月21日
  26. ^ Scott Quigg had no problem knocking out Jamoye in Manchester WBA公式サイト 2014年9月14日
  27. ^ WBA・S・バンタム級 キグがジャモエに圧勝V4 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年9月14日
  28. ^ 大竹秀典、0-3判定負けでタイトル獲得ならず Boxing News(ボクシングニュース) 2014年11月23日
  29. ^ 異色ボクサー大竹秀典に世界獲りチャンス”. nikkansports.com (2014年10月28日). 2014年10月28日閲覧。
  30. ^ Scott Quigg sidelined after surgery ESPN.com 2014年12月12日
  31. ^ クイッグが大竹戦で右拳負傷、来夏まで復帰絶望 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年12月13日
  32. ^ Quigg Flattens Martinez WBA公式サイト 2015年7月18日
  33. ^ クイッグ速攻でV6、ペレスは物議醸すドロー防衛 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年7月19日
  34. ^ フランプトンが2-1判定勝ち、英国のSB級統一戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月28日
  35. ^ Frampton Defeats Quigg, Unifies Titles WBA公式サイト 2016年2月29日
  36. ^ Quigg stops Cayetano; Yafai beats Concepcion to claim WBA superfly belt Fightnews.com 2016年11月10日
  37. ^ ジョシュアがクチリコ戦へ、ヤファイWBA・SF級王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月11日
  38. ^ Scott Quigg: British fighter beats Viorel Simion at Wembley BBC(英語) 2017年4月29日
  39. ^ ニエテス3階級制覇、キャンベル&クイッグ挑戦権 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年4月30日
  40. ^ Scott Quigg Stops Oleg Yefimovych in Sixth of WBA Eliminator Boxing Scene.com 2017年11月4日
  41. ^ 海外結果 マクドネルvsソリス再戦は無判定試合 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年11月5日
  42. ^ Oscar Valdez Manager: Quigg Refused 2nd Day Weigh-In - Said 'No'”. Boxing Scene.com (2018年3月11日). 2018年3月28日閲覧。
  43. ^ Former junior featherweight world titleholder Scott Quigg fails to make weight for Oscar Valdez bout”. ESPN.com (2018年3月10日). 2018年3月28日閲覧。
  44. ^ Quigg misses weight, nearly 3 pounds heavy Fightnews.com 2018年3月9日
  45. ^ 元王者のクイッグ計量失格、WBOフェザー級戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年3月10日
  46. ^ Oscar Valdez fends off Scott Quigg to defend featherweight crown”. ESPN.com (2018年3月11日). 2018年3月28日閲覧。
  47. ^ Valdez defeats Quigg to keep WBO feather belt Fightnews.com 2018年3月11日
  48. ^ バルデスがクイッグ振り切る WBOフェザー級V4 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年3月11日
  49. ^ Oscar Valdez overcomes brutal test with decision win over Scott Quigg”. LA.TAIMES (2018年3月10日). 2018年3月28日閲覧。
  50. ^ Oscar Valdez's Manager Gives Update on Broken Jaw, Recovery”. Boxing Scene.com (2018年3月12日). 2018年3月28日閲覧。
  51. ^ ESPN's Valdez-Quigg Show Watched By Average of 1.1M Viewers BoxingScene.com 2018年3月13日
  52. ^ Oscar Valdez overcomes brutal test with decision win over Scott Quigg”. LA.TAIMES (2018年3月10日). 2018年3月28日閲覧。
  53. ^ Oscar Valdez's Manager Gives Update on Broken Jaw, Recovery”. Boxing Scene.com (2018年3月12日). 2018年3月28日閲覧。
  54. ^ Quigg Injured, Withdraws From Carroll Fight on Ruiz-Joshua Bill”. Boxing Scene.com (2019年11月8日). 2019年11月13日閲覧。

関連項目編集

外部リンク編集

暫定王座決定戦 対戦者
レンドール・ムンロー
WBA世界スーパーバンタム級暫定王者
2012年11月24日 - 2013年9月5日
次暫定王者
正規認定により消滅
空位
前タイトル保持者
ギレルモ・リゴンドウ
WBA世界スーパーバンタム級王者

2013年9月5日 - 2016年2月27日

空位
次タイトル獲得者
ネオマール・セルメニョ