スコット・モス

経歴編集

2012年のMLBドラフト38巡目（全体1129位）でコロラド・ロッキーズから指名されたが、契約せずにフロリダ大学へ進学した。

2016年のMLBドラフト4巡目（全体108位）でシンシナティ・レッズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のパイオニアリーグのルーキー級ビリングス・マスタングス（英語版）でプロデビュー。10試合に先発登板して3勝1敗、防御率2.35、29奪三振を記録した。

2017年はA級デイトン・ドラゴンズでプレーし、26試合に先発登板して13勝6敗、防御率3.45、156奪三振を記録した。

2018年はA+級デイトナ・トーテュガスでプレーし、25試合に先発登板して15勝4敗、防御率3.68、112奪三振を記録した。

2019年7月31日にレッズ、クリーブランド・インディアンス、サンディエゴ・パドレスが絡む三角トレードの一角として、ヤシエル・プイグやパドレスのフランミル・レイエスらと共にインディアンスへ移籍した^[2]。移籍後は傘下のAA級アクロン・ラバーダックスとAAA級コロンバス・クリッパーズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で26試合に先発登板して10勝6敗、防御率2.96、159奪三振を記録した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした^[3]。

2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグの試合が開催されず、メジャーにも昇格しなかったため、公式戦の登板は無かった。

2021年はAAA級コロンバスでプレーし、9試合（先発7試合）に登板して1勝5敗、防御率7.08、29奪三振を記録した。オフの11月19日にDFAとなった^[4]。

2022年3月15日にDFAとなり、翌16日にマイナー契約で傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスへ配属された^[6]。

速球は90mph台前半を計測し、変化球では80mph台前半のチェンジアップを決め球としている^[7]。

^ Zach Dean (2016年6月2日). “Two years after Tommy John, ex-DeLand star Scott Moss thriving with Gators” (英語). The Daytona Beach News-Journal. 2021年7月4日閲覧。
^ Mandy Bell (2019年7月31日). “Tribe gets Puig, Reyes in 3-team Bauer trade” (英語). MLB.com. 2021年7月4日閲覧。
^ Steve Adams (2019年11月20日). “Indians Designate Nick Goody For Assignment, Add Three To 40-Man Roster” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年7月4日閲覧。
^ “Guardians Announce Series Of 40-man Roster Moves” (英語). MLB.com (2021年11月19日). 2022年2月12日閲覧。
^ Anthony Franco (2021年11月24日). “Phillies Claim Scott Moss From Guardians” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年2月12日閲覧。
^ Steve Adams (2022年3月16日). “Phillies Outright Scott Moss” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年5月17日閲覧。
^ 2021 MLB Prospects Watch – Cleveland Indians Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on July 4, 2021.