スタジオロン

かつて存在した日本のアニメ・デジタルコンテンツ制作会社

有限会社スタジオロンは、かつて存在したアニメーションの企画・制作およびデジタルコンテンツ制作を主な事業内容とする日本企業

 有限会社スタジオロン
種類 特例有限会社
本社所在地 日本の旗 日本
188-0011
東京都西東京市田無町5-4-13
設立 2003年9月(法人組織として)
業種 情報・通信業
事業内容 アニメーションの企画・制作およびデジタルコンテンツ制作
代表者 坂井憲興(代表取締役)
外部リンク http://www.st-rong.net/
テンプレートを表示

概要・沿革 編集

アートランドで色指定検査を担当していた坂井憲興が2000年7月に設立し作画・仕上スタジオとして「スタジオロン」を設立したのがその発祥である(社名の「ロン」とは、「龍」の中国読みであり、設立した年がちょうど辰年だった事からきている)。

設立当初は他社からの作画・仕上げを主に手がけていたが業務拡大を目的に2003年4月に法人組織化それとほぼ同時に背景美術部門スタジオとして「アトリエロン」を設立し、2005年頃に制作スタッフを立ち上げグロス請けを開始。作画・仕上・背景のみ参加から制作全般へと業務を拡大した。またそれとほぼ同時期にデジタルコンテンツ部と第2スタジオを設立した。

2006年に『アクビガール』より元請制作を開始するも同年8月に背景美術部門スタジオだった「アトリエロン」が「HIJIRI」として独立し規模を縮小した。

同社には作画と制作を置いた本社スタジオがありそこを拠点に経理・デジタルコンテンツ・撮影・仕上部門を置いた第2スタジオがある。また同社の仕上スタッフはアスリード制作作品やアートランド制作作品のメインスタッフとして抜粋される方が多い(例として前者は福谷直樹が『みなみけ~おかわり~』後者は佐藤裕子が『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』で色彩設計として参加 )。

2009年に活動停止。その後、同社の特殊効果スタッフである酒井寿一が新たに「アルビオン」を設立し、ロンのスタッフの大半が移籍したが、こちらも2015年に入り活動停止となっている。

主な作品 編集

元請制作 編集

仕上担当作品 編集

制作協力 編集

関連人物 編集

関連項目 編集