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アントニオ・ストラディバリエドガー・バンディ, 1893年: ロマン主義的な職人のイメージである。

ストラディバリウスは、イタリアのストラディバリ父子3人(父アントニオ、子フランチェスコ、オモボノ)が製作した弦楽器のこと。特にアントニオ・ストラディバリ17世紀18世紀にかけて製作した弦楽器が有名である。なお、通常「ストラディバリウス」といった場合は楽器を、「ストラディバリ」といった場合は楽器製作者を指す。 ストラディバリの製作した弦楽器には、18世紀法令に基づきラテン語にてAntonius Stradivarius Cremonenfis(アントニウス・ストラディウァリウス・クレモネンフィス)というラベル(クレモナのアントニオ・ストラディバリ作、の意)が貼られている。ここから、彼(ら)の手による弦楽器は「ストラディバリウス」あるいは省略して「ストラド」と呼ばれる。

ストラディバリウスのラベル

ストラディバリ父子はヴァイオリンヴィオラチェロマンドリンギターなど約1100-1300挺の楽器を製作したとされ[1][注釈 1][2]、約600挺が現存する。

目次

楽器編集

現存するストラディバリウスは、ヴァイオリンが圧倒的に多く、ついでチェロ、ヴィオラの順である。マンドリン、ギター、ハープは極めて少数が残されているのみである。

ヴァイオリン編集

約520挺現存 ストラディバリの時代のヴァイオリンはバロック・ヴァイオリンと呼ばれるものであり、主に室内楽に用いられた。市民革命後、王侯貴族の音楽である室内楽から、劇場における演奏会へと演奏形態が変化した。19世紀になって楽器製作の中心はパリに移り、より大きな華やかな音が出るヴァイオリンが求められた。フランスの楽器製作者ジャン・バティスタ・ヴィヨームニコラ・リュポーらはバイオリンの、ネックの傾斜や指板の長さ・傾きとコマの高さ等を変更した新しいスタイルを確立した。既存のガット弦やバロック弓の使用を前提としていた楽器についても、改造が施された。ストラディバリウスもオリジナルから、バスパーやネックなどが改造されて使用されている。

ヴィオラ編集

8挺現存(うち5挺はこの数十年市場に出回っていない)ヴァイオリンと比べると極めて少数が製作されたのみであり、その稀少性からヴァイオリンの約2倍、チェロの約1.5倍といった、極めて高額の価格がつけられる。音色についてはヴァイオリンほど高くは評価されていないが、そもそも稀少である上、良い状態で演奏可能なものが数挺しかないため、評価困難である。

チェロ編集

63挺現存 ストラディバリが活躍した時代はチェロが現代のものと同じ大きさになる過渡期で、ストラディバリも当初胴長80cm前後の大型のチェロ(現代のチェロは胴長75cm前後)を製作していた。(これらの楽器の大部分は、その後小さく改造されている。) その後1699年には胴長75cmの型が作られ、1700年以降に製作されたものはほとんどこの型によるものである。やや縦長のこのタイプは「ストラド型」と呼ばれ、現代のチェロはこのタイプが最も多い。音色はヴァイオリンと同様高い評価がされており、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチが所有していた「デュポー」、カルル・ダヴィドフジャクリーヌ・デュ・プレが使用し、現在はヨーヨー・マが使用している「ダヴィドフ」が有名である。

マンドリン編集

2本現存 1680年製のものがサウスダコタ州立大学内のアメリカ国立音楽博物館に、1706年製のものが個人所有で残されている[3] The other, dated ca. 1706, is owned by private collector Charles Beare of London.[4] Known as Mandolino Coristo, it has eight strings.[5]

ギター編集

5本と少数の断片が残されている。演奏可能なものは1679年製の「サビオナリ」1本のみである[6]

ハープ編集

アルペッタ(arpetta、小型のハープ)1台が残されているのみである。ナポリ音楽院に保存されている[7][8]

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A Stradivarius bow, The King Charles IV Violin Bow attributed to the Stradivari Workshop, is currently in the collection of the National Music Museum at the University of South Dakota in Vermillion, South Dakota. The Rawlins Gallery violin bow, NMM 4882, is attributed to the workshop of Antonio Stradivari, Cremona, ca. 1700. This is one of two bows (the other in a private collection in London) attributed to the workshop of Antonio Stradivari.[9]

取引編集

 
12億7420万円で落札されたストラディヴァリス『レディ・ブラント』

ストラディバリウスはヴァイオリニストや収集家の羨望の的であり、しばしばオークションにおいて高額で落札される[10]。現存する真作で最も高値をつけたのは2011年6月21日に1589万4000ドル(約12億7420万円)で落札された1721年製のストラディバリウスレディ・ブラント」である[11]。それ以前は2006年に約4億円で競り落とされた「ハンマー」が最高記録だった[12]。また、1699年製(愛称不明)が2億1700万円で落札されている。日本人では高嶋ちさ子がルーシーを2億円で購入、千住真理子がデュランティを2-3億円(正確な金額は非公表)で購入している。ただし、オークションで最高入札額をつけた楽器が最も高額とは限らない。有名で高額な楽器はオークションにかけられず、直接的な取引が行われることが多いためである。 また、高額な楽器が良い音がなるものとも限らない。これはストラディバリウスが美術品としての側面もあるからである。美術品としては、オリジナルの状態が保存され、あまり演奏されていないほうが価値が高まるが、楽器としては使い込まれたほうが良い音色となるからである。

日本国内では、特定の老舗弦楽器商で仕入れられることがある。また、資産家や所有団体、関係団体から演奏家へ期間限定あるいは終身契約で貸与される場合がある。日本では、公益法人や企業の保有しているストラディバリウスが音楽家に貸与されている[13]。特に日本音楽財団は複数のストラディバリウスを保有し、国内外の演奏家に無償貸与している。

改造と補修編集

200年前と現在では、弦楽器に求められる諸条件が異なるため、現役楽器として使用されているストラディバリウスは広範囲な「改造」を受けており、オリジナルの状態ではない。最も大きな要因は金属弦の登場である。制作された17-18世紀はガット弦が使用されたが、現在は金属弦が主流となっており、元々ガット弦用に設計されたストラディバリウスを、その後の弦楽器工が改造しているのである。ヴァイオリンなどの弦楽器は膠で接着され、容易にバラバラに解体することができる。金属弦の張力に対応するために、バスバーは強度の強いものに交換され、駒のデザインも変更するなどが主な内容となっている。変形を来たしたネックも適時交換されるが、どんなに状態が悪くても表板と裏板は、補修ののちに再利用される。

技術的知見編集

 
ベルリンの楽器博物館に展示されているストラディバリウス。1703年のもの。

ストラディバリウスの音色の秘密については、長い間科学的調査の対象とされていた。過去に様々な調査結果があり、それぞれ賛否両論である。現代人にどのヴァイオリンを使ったか知らせずに演奏を聴かせると、ストラディバリウスより現代製ヴァイオリンを好むという回答が多かったとの研究結果もある[14]。ストラディバリウスの音色を再現したという現代の弦楽器製作者は自称・他称、複数存在するが評価は定まっていない。下記にこれまでに報告されている主な知見を記載する。

ニスの秘密編集

かつては楽器の表面につかわれたニスがストラディバリウスの音色の鍵だとされていたが[1]、21世紀に入ってこれを否定する意見が出された[15]。複数のストラディバリウスを赤外線で分析した結果、ニスに使用されていたのは松ヤニと油だけであった。一部で推測されていた蜜蝋などの特殊な成分の配合は認められなかった。これらは18世紀の弦楽器製作者ではごく普通に使用されていたものであった。ガルネリやサロも同じ製法のニスを使っていたが、その製法は、欧州カラマツの松ヤニを煮詰めてコールタール状にし、それを常温に冷まして固化させたのちに、必要量を適時に粉砕して亜麻仁油で溶解して使用されていたとされる[1]。顔料なども使用せず、亜麻仁油の添加量と重ね塗りの回数で楽器の色合いを調節した[1]。度重なる修復により、補修者によって追加で塗られたニスが、楽器の音色を妨げているケースも多いとされ、後年になって塗られたニスを剥離してオリジナルの状態にすると、生まれ変わったように鳴り響く楽器もある[1]。ストラディバリウスの後期の作品には、松ヤニが炭化するまで煮詰めて製造した黒っぽいニスを使用した楽器も存在する[1]。一方、そのニスの使い方に工夫があるという意見もある。

板の厚みの秘密編集

現代の弦楽器製作の技術は、楽器そのものに対する科学的な研究や技術開発が進んだこともあり、ストラディバリの時代の木工製作技術より優れている[16]。例えばストラディバリウスをCTスキャンにかけて、その板の厚みをデジタルデータとして三次元的に数値化し、NC制御の多軸加工機で削り出すという事まで行われた[1]。また、板を厚みではなく共鳴する周波数で各部分で均一化して、どこを叩いても同じ音で響くようにしているというのが鍵であるという意見もあり、その方法で作られた弦楽器も最近では流通している[1]。なお、ストラドより前の時代の製作者のガスパロ・ダ・サロが作った楽器も、同じように音程に従って表板と裏板を削っており、この製作概念はストラドのオリジナルではないとされる[1]

経年変化編集

ストラディバリが作られた当時の音色は再現できても、作られたあと200年経過して木質が変化したストラディバリの音は再現が出来ないという意見もある。その音を再現しようとすると、弦楽器製作者がストックしているような伐採後数十年程度の木材では板厚が薄くなり過ぎて、楽器としての強度が保てないというのがその理由であるが[1]、ストラディバリウスは新作楽器だった200年前でも名器とされていた事は説明できず、また制作後200年経過した楽器は、ストラディバリウス以外にも数多く存在することもストラディバリにおける経年変化を特別視する理由とはならない。

木材の下処理の秘密編集

かつてストラディバリが王侯貴族に楽器の秘密は何かと尋ねられると、「新鮮な木材をそのまま使っているからです」と答えたとされる。これを疑問に思った後世の研究者は、楽器に使用されている木材について調査を行った。その結果、木材から灰汁の成分が検出されたと報告し、木材の下処理によって硬くしているのが音色の秘密であるという報告を行った。

ストラディバリウスの音色に関する実験と疑念編集

ブラインドテストを行うと、ストラディバリウスは1/100の値段で取引されている現代の新作楽器に劣っているという実験結果が報告されている[17][18][19]。フランス・ソルボンヌ大学の音響物理学のClaudia Fritzや弦楽器制作家のジョセフ・カーティン、ダダリオの技術開発ディレクターのファン・タオらを中心とする国際研究グループによって論文が作成されている[20][18]

インディアナポリスでの実験編集

最初の実験はインディアナポリスで2010年9月に開催された第8回ヴァイオリンコンクールで実施され米国科学アカデミーに発表された[18]。23人のプロ演奏家が、20台のヴァイオリンから「音色」「音の伝達性」「演奏しやすさ」「演奏への反応性」の4点について評価を行い、上位の4台を選出するテストだった[21]。テストの度に、最も悪いと感じた楽器にはマイナスポイントが与えられた[18]。しかし実際に用意されたのは新作楽器3台と2台のストラディバリウスと1台のグァルネリの合計6台で、同じ楽器を違う楽器と偽って複数回演奏させることで判断の精度を高める工夫がされた[21][18]。演奏者は溶接用のサングラスをかけて何を演奏しているか視覚的に判断できないようされ二重盲検査試験で実施された[21][18]。楽器の違いも感じ取れないように顎当ての下に僅かな臭いがする物体を取り付けた[18]。各楽器は貸し出されたままの状態で、一般的な弦が使用された楽器であった[18]。21人の被験者には、コンテストの出場者が4人、コンテストの審判者2人[22]、インディアナポリス交響楽団のメンバーが含まれ、19人がプロを自称し、10人が音楽の博士号を持ち、出場者4人のうち2人はこのコンテストに入賞した[18]。テストの結果、最も優れた楽器として新作楽器が選ばれ、最も悪い楽器とされたのは1700年に制作されたストラディバリウスであった[21][23]。具体的な順位は、「新作楽器2>>新作楽器3>ガルネリ>ストラド1715年>新作楽器1>ストラド1700年」の順であった[18]。最も悪い楽器であるとして多数の演奏者からマイナス評価を得た1700年のストラドは、長年に渡り数多くの巨匠がコンサートやレコード録音で度々使用されるという輝かしい経歴をもつ楽器であった[24]

問題点の指摘編集

実験に参加した演奏者には、最も音が良かったのは新作楽器だったと認めつつも、この実験は「どの楽器が良い楽器か」で選考され、「どの楽器がストラディバリウスか」という基準で選考していれば違う結果になった可能性を指摘する演奏者もいた[21]。この実験は狭いホテルの一室で実施されたために、その実験環境に問題があるという批判もあった[20][25][26]。また演奏が少数のトップクラスの演奏家に限られたことも問題として指摘された[25]

ヴァンセンヌでの再実験編集

2012年9月に再実験が行われた。再実験では6台のストラディバリウスと2台のガルネリを含んだ9台のビンテージヴァイオリンが用意され、それらの1/100の価格で取引されている新作ヴァイオリン13台の合計22台が10名の世界的演奏者によって75分間演奏され、演奏者自身によって楽器のランク付けを行った[25][26]。演奏者には、「自分がもし楽器を交換するなら、どの楽器を使いたいか」という趣旨で選定を行わせ、『新作楽器vsビンテージ楽器』の実験であるということは伏せられた[27]。そのランキング上位2つのヴァイオリンと演奏者が自己所有する楽器との比較も行われた。実験は、300人収容のパリ・ヴァンセンヌの音楽ホールとリハーサル室で実施され、60人の聴衆もその音色を評価した。演奏は、独奏やピアノ伴奏、オーケストラとの伴奏で比較された。前回同様に実験は二重盲テストの形式で行われ、演奏者は溶接作業用のサングラスを付け、聴衆は薄いカーテン越しに音を聴いて各楽器を評価した。選考の結果、新作楽器の1つが4人の演奏者によって12台中で最高であると評価され、残る6人の演奏者もその楽器を次点として選定した。上位4位までにランクインした楽器の数は、新作楽器:ビンテージ楽器が4:1であり、新しい楽器を高く評価する傾向がみられた[26]。聴衆もストラディバリウスを含んだビンテージヴァイオリンより新作ヴァイオリンの方を高く評価した[28]

更に付加実験として、「今弾いている楽器は新作楽器かビンテージ楽器か」を当てるテストも実施された[26]。その結果、正解が31回、不正解が33回、答えが曖昧だったのは5回であり、演奏者は演奏している楽器がビンテージ楽器か新作楽器かも区別することが出来なかった[25][26][27]。ただし、どの楽器が自分にとって好ましい楽器かは即座に判断を下すことが出来た[27]

評価編集

  • 2度の実験の結果、双方においてストラディバリウスは演奏者の高い評価を得ることができず[20][21]、現代の製作者の作る楽器の音色は、すでにストラディバリウスを超えていることが示唆された[20][26]。また演奏家は自分が演奏している楽器が新しいのか古いのかも区別出来ず、長年数多くの巨匠がコンサートやレコーディングに愛用していたストラディバリウスといえども客観的な評価を行うと決して音が良いという訳ではないことも示した[24]
  • テストに参加したプロ演奏家の1人は、新作楽器は年月と共に音色が良くなるが、ビンテージ楽器はその絶頂期を超えて音が悪くなる一方という事情もある[21]。ビンテージ楽器には『骨董品』としての価値もあり演奏家の演奏に華を添えるものなのでその価値は失われるものではないと述べている[21]
  • 中野雄は、一つの楽器を自分の音楽的意思と一体化させるのには膨大な努力と時間が必要なので、ヴァイオリンをブラインドで弾き比べし優劣を判定する行為自体が無意味であると論じた。古楽器には以前の奏者の癖が残っていたり、長く演奏されていなかった場合には音色が悪くなるため、奏者が楽器のポテンシャルを引き出すには多大な時間と労力を要するが、弾き込みによる将来の可能性を考えると現代の楽器をはるかに上回る素質を持っており、それがプロのヴァイオリニストがストラディバリウスなどの古楽器の名器を使選ぶ理由だと中野は述べている[29]
  • ストラディバリウスの研究家で、ヴァイオリン制作家のシャコンヌの窪田博和代表は、「このニュースにより弦楽器の価格の高騰に歯止めがかかり、多くの方に親しんでいただける楽器となるのなら大変興味深いニュース」として評価している[30]

多重奏セット編集

ストラディバリは何組かの多重奏セットを作っており、以下のものが知られている。

スパニッシュ・クァルテット(クインテット)編集

 
マドリードの王宮に展示されているヴァイオリン「スパニッシュⅡ」。1687~1689年頃のもの。

スペイン王室が所有するもので、ヴァイオリン2挺、コントラルト・ヴィオラ(一般的な大きさのヴィオラ)、チェロで構成されるクァルテット(四重奏)用のセット。本来クインテット(五重奏)用のセットであるが、2017年現在テナー・ヴィオラが所在不明となっている。 アントニオ・ストラディバリは1702年にスペイン王フェリペ5世がクレモナを行幸した際にこのセットを献上しようとしたが、スペイン継承戦争のあおりを受け[31]、実現しなかった。 結局このセットはアントニオが死ぬまでその手元にあったが、その後遺産を受け継いだ末子パオロがブランビッラ神父という人物に売却し、さらに神父は1772年にスペイン王室に売却した。以来、このセットはスペイン王室が所有しているが、フェルナンド7世の時代にナポレオン戦争があり、その際にスペインから持ち出されたと考えられ[32]、この時に2挺のヴィオラが失われている。(コントラルト・ヴィオラはその後1951年にスペインに帰還。)[2]

愛称 種別 制作年 備考
スパニッシュI (Spanish I) Vn 1689年
スパニッシュII (Spanish II) Vn 1689年
スパニッシュ・コート (Spanish Court) Va 1696年
スパニッシュ・コート (Spanish Court)、デコラド (Decorado) Vc 1694年

タスカン・クインテット編集

タスカン・クインテットは、アリベルティ公爵という人物がトスカーナ大公コジモ3世の息子フェルディナンドに贈るために作られたもので、そのため「タスカン(トスカーナ)・クインテット」と呼ばれる。ヴァイオリン2挺、コントラルト・ヴィオラ、テナー・ヴィオラ、チェロで構成される。このうち2挺のヴィオラはスパニッシュ・クインテットと同じ型枠から作られたことがわかっており、型枠には「トスカーナ大公のために」と書かれている。 メディチ家断絶後はそれぞれ別に所有されているため、一堂に会する機会は稀である。これらのうちヴァイオリン1挺、テナー・ヴィオラ、チェロはフィレンツェを出た記録がなく、現在はケルビーニ音楽院に保管されている。[2]

愛称 種別 制作年 所有者 備考
タスカン (Tuscan) Vn 1690年 サンタ・チェチーリア音楽院 ジョコンダ・デ・ヴィート及びピーナ・カルミレッリが使用。
メディチ (Medici) Vn 1716年 ケルビーニ音楽院 タスカン・クインテットのうち唯一制作年が異なるため、元々のタスカン・クインテットには含まれず、差し替えられたという説がある。[2]
タスカン (Tuscan) Va 1690年 アメリカ国会図書館 コントラルト・ヴィオラ。
メディチ (Medici) Va 1690年 ケルビーニ音楽院 テナー・ヴィオラ。ストラディバリウスとしては珍しくほとんどのパーツが交換されておらず、オリジナルの状態で保管されている。
メディチ (Medici) Vc 1690年 ケルビーニ音楽院

パガニーニ・クァルテット編集

その名の通り、伝説的なヴァイオリニストニコロ・パガニーニが所有していたクァルテット。[注釈 2]ヴァイオリン2挺、ヴィオラ、チェロで構成される。 1994年から2017年8月現在まで、全て日本音楽財団コーコラン美術館から購入し、所有している。 コーコラン美術館にこのクァルテットを寄贈したアンナ・E・クラーク夫人の意志により、4挺を常にセットとして四重奏団に貸与されている。[33]クリーヴランド弦楽四重奏団東京クヮルテットなどが使用し、2013年12月よりハーゲン弦楽四重奏団が使用している。

愛称 種別 制作年 所有者 備考
パガニーニ・コンテ・コツィオ・ディ・サラブーエ(Paganini-Conte Cozio di Salabue) Vn 1727年 日本音楽財団 パガニーニが所有する前は、著名なヴァイオリン収集家イグナツィオ・アレッサンドロ・コツィオ・ディ・サラブーエ伯爵が所有していた。サラブーエ伯爵は、他に「メサイア」、「ムンツ」などのストラディバリウスを所有していたことでも知られる。このヴァイオリンはパガニーニが実際に弾いたと言われており、通常のストラディバリウスとはやや異なる力強い音が鳴るのが特徴である。[2]
パガニーニ・デサン (Paganini-Desaint) Vn 1680年 日本音楽財団
パガニーニ・メンデルスゾーン (Paganini-Mendelssohn) Va 1731年 日本音楽財団 「メンデルスゾーン・クァルテット」と呼ばれていたセットの一部で、パガニーニが所有する前はベルリンのメンデルスゾーン一族が所有していた。
パガニーニ・ラーデンブルク (Paganini-Ladenburg) Vc 1736年 日本音楽財団 パガニーニが所有する前はメンデルスゾーン一族が所有していた。

ストラド・モデル編集

ストラディバリのヴァイオリンやチェロの寸法などをコピーして後世の弦楽器製作者が模倣した楽器は「ストラド・モデル」と呼ばれる。ストラド・モデルは、ヘッドスクロールやF字孔の形状などが主たる模倣の対象で、グァルネリ・デル・ジェスの模倣と並び、ヴァイオリン属のデザインの古典となっている。これらストラド・モデルは、名前がつけられている特定の楽器の(傷や左右非対称といった)忠実な外的模倣から、現存するストラディバリウスの最大公約数に基づいたコピーまで多様である。現代の寸法標準は、ストラドのロングモデルから形式的に取られており、世界中の職人がそれに則っている。

ストラディバリウスと演奏家編集

w:List of Stradivarius instrumentsを参照

ストラディバリウスにはその所有者や演奏者の来歴が明らかなものがあり[34][35]、たどってきた軌跡に由来する二つ名(通称)が付けられている。たとえば、イツァーク・パールマンのヴァイオリンは「ソイル」、ジャクリーヌ・デュ・プレヨーヨー・マが使用したチェロは「ダヴィドフ」の名で知られる。

そのほかにストラディバリウスを愛用した演奏家として有名な人物には、ジャック・ティボーミッシャ・エルマンジノ・フランチェスカッティナタン・ミルシテインアルテュール・グリュミオーダヴィッド・オイストラフなどが挙げられる[36]

楽器一覧編集

ヴァイオリン編集

愛称 制作年 所有していた人物 備考
ex-Back[37] 1666年 Fridart Foundation
Dubois 1667年 Canimex inc. On loan to Alexandre Da Costa[38]
Aranyi 1667年 Francis Aranyi (collector) Sold at Sotheby's London, 12 November 1986[39]
ex-Captain Saville 1667年 Jean-Baptiste Vuillaume
Captain Saville (1901?1907)
Currently played by Andre Rieu
アマテーゼ Amatese 1668年 Though listed in many reference books as one of Stradivari's earliest instruments, the modern consensus is that it is not a Stradivarius; it was sold at Sotheby's New York on 3 February 1982 as “an interesting violin”.[40]
Clisbee 1669年 Mrs. Clisbee On exhibition at Museo del Violino, town of Cremona, Italy
オイストラフ Oistrakh 1671年
グリンカ中央音楽博物館(モスクワ)
ダヴィッド・オイストラフが所有していたもの。オイストラフはベルギー王妃エリザベートから1969年に受け継いだ。この楽器はニコロ・アマティの様式で作られており、小振りの楽器でオイストラフの手には合わなかったため、オイストラフはこの楽器で演奏することはなかった。オイストラフの死後、夫人がグリンカ中央音楽博物館に寄贈。[41]この楽器は1996年5月に盗まれたが2001年に戻された。[42]
Selliere 1672年 カルロス4世 (スペイン王)
Spanish 1678年 フィンランド文化財団 フィンランド人ヴァイオリニストエリーナ・バハラに貸与[43]
ヘリエHellier 1679年 Sir Samuel Hellier Smithsonian Institution
Paganini-Desaint 1680年 日本音楽財団[33] パガニーニ・クァルテットに含まれる。2017年8月現在、ハーゲン弦楽四重奏団のライナー・シュミットに貸与されている。
1680年 The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
1681年 Reynier and Count de Lachenais Presumably presented by Napoleon III to the French violinist Leon Reynier, who sold it to Count de Lachenais of Marseilles in 1881. By the intermediary of Albert Caressa, it became part of the collection of John Wanamaker in 1924, when it was acquired by the Rudolph Wurlitzer Co. in 1929. Its last known owner was Miles Franklin Yount. Reynier also owned a 1727 violin (see below).[44]
Fleming 1681年
Bucher 1683年
Derpinina 1683年
Cipriani Potter 1683年 Cipriani Potter
Cobbett; ex-Holloway 1683年 On loan to Sejong brokered by the Stradivari Society[45]
ex-Croall 1684年 WestLB
ex-Elphinstone 1684年 Owned since 2005 by Philip Greenberg, Artistic director and conductor of the Kiev Philharmonic in the Ukraine.
The Marquis 1685年 Marchese Spinola

Mark Kaplan

ex-Arma Senkrah 1685年 The Ruggeri - Stiftung On loan to Bogdan Bozovic
ex-Castelbarco 1685年
Eugenie, ex-Mackenzie 1685年 anonymous On loan to Swang Lin, associate concertmaster, Fort Worth Symphony Orchestra.[46]
ex-Nachez 1686年 Dr. Winfred and Mr. John Constable[47]
Rosenheim 1686年 William Rosenheim [48]
Goddard 1686年 Miss Goddard
Antonio Fortunato[49]
Ex Bello, Marie Law 1687年 c.1875: from George Parsons to Hart & Son (London)

c.1900: John Lawson (Liverpool)
c.1910: Anonymous, lent to Marie Law
1921: Robert A. Bower (Somerset, UK)
1924: Rudolph Wurlitzer Company (Cincinnati, USA)
1927: J. Mariano Bello (Mexico)
1997: Anonymous
2012: Italian collector from Rare Violins New York auction

On loan to Maristella Patuzzi.The Stradivari was used to record the Decca album Intimamente Tango (2015, No. 481 1489) and a new Violin concerto by Manuel De Sica published by Brilliant Classics (2014, No. 94905).
Ole Bull 1687年 Ole Bull (1844)
Dr. Herbert Axelrod (1985?1997)
Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod; now part of the Axelrod quartet.
Mercur-Avery 1687年 On loan to Jonathan Carney, concertmaster of the Baltimore Symphony Orchestra since 2002
1688年 The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
Baumgartner 1689年 Canada Council for the Arts On loan to Andrea Tyniec until 2018[50]
Arditi 1689年 Dextra musica AS, Norway On loan to Elise Batnes, concertmaster of the Oslo Philharmonic
Spanish I 1689年 Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51] date range 1687?1689; part of a duo of violins (Spanish I and II) referred to as los Decorados and los Palatinos; also collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the Spanish Court viola (1696) and cello (1694).
Spanish II 1689年 Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51] date range 1687?1689; part of a duo of violins (Spanish I and II) referred to as los Decorados and los Palatinos; also collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the Spanish Court viola (1696) and cello (1694).
Ex-Leopold Auer 1690年 On loan to Vadim Gluzman brokered by the Stradivari Society[45]
Bingham 1690年
Boissier-Sarasate 1690年 Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid Named after its owner, this violin is one of two Stradivarius instruments which previously belonged to Navarrese musician Pablo de Sarasate[52]
Bennett 1692年 Winterthur-Versicherungen On loan to Hanna Weinmeister
Falmouth 1692年 Gert-Jan Kramer[53] On loan to Alex Kerr, Concertmaster, Dallas Symphony Orchestra
Longuet 1692年 Musee de la Musique, Paris Donated in 1890. On display at the museum.
Gould 1693年 George Gould
[54]
Bequeathed by Gould to the Metropolitan Museum in 1955
Harrison 1693年 Richard Harrison
Henry Hottinger
Kyung-wha Chung
In the collection of the National Music Museum[55]
Baillot-Pommerau 1694b年 Formerly owned by Arthur Catterall, then by Alfredo Campoli[56]
ex-Hali? or Strad Halir 1694 1694年 Karel Hali?
Philip Greenberg, Artistic director and conductor of the Kiev Philharmonic, Ukraine
Dr. Harold Dinkens
Robert Schumitzky, Associate Concertmaster at Opera Pacific Orchestra and first violin at Orchestra Nova San Diego and Pacific Symphony
Karel Hali? premiered with this instrument the new version of Sibelius's Violin Concerto on 19 October 1905, with Richard Strauss conducting the Berlin Court Orchestra.
Francesca 1694年 メトロポリタン美術館 Bequest of Annie Bolton Matthews Bryant, 1933[57]
Rutson 1694年 Royal Academy of Music Played by Clio Gould[58]
Fetzer 1695年
Lincoln 1695年 Bequeathed to the people of Lincoln in 1970 by Mrs. Dudley Pelham on condition that it be loaned to the Halle Orchestra for the use of their leader.[59]
1696年 Owned by Korean-born classical musician, Min-Jin Kym. It was stolen at Euston Station in London in 2010, but recovered in 2013 and was auctioned for £1.4222M to a British Music Festival led by the English violinist Andrew Bernardi [60][61][62]
パガニーニ 1697年 Edvin Marton Dima Bilan, together with Evgeni Plushenko and Edvin Marton playing his Stradivarius, won the Eurovision Song Contest 2008[63]
Molitor[64] 1697年 Madame Juliette Recamier, Paris (??1804)
Count Gabriel-Jean-Joseph Molitor, Paris (1804?1849)
Molitor family (1849?1917)
J. Mazeran, Paris (1917?1923)
The Curtis Institute, Philadelphia (1929?1936)
R. A. Bower, Somerset (1937?1957)
Muriel Anderson, Londonderry (1957?1989)
Elmar Oliveira (1989?1994)
Albert Stern (1994?2010)[65][66]
Anne Akiko Meyers (2010?)[67]
Thought to originally belong to Napoleon Bonaparte. Sold by Tarisio Auctions for $3,600,000, a new world record[68] until the Lady Blunt was sold on 20 June 2011.
Cecilia C A (Capitulum Agriense) 1697年 Formerly owned by Zelnik Istvan Southeast Asian Gold Museum since 2011, now played by Katalin Kokas[69] Johann Ladislaus Pyrker, 1827; an unknown Protestant or Jewish religious identity, 1945; Aranymuzeum, 2011
Cabriac 1698年
Baron Knoop 1698年 One of eleven Stradivari violins associated with Baron Johann Knoop
ヨアヒムJoachim 1698年 Fridart Foundation Once owned by Hugo Kortschak and later by Joan Field; currently owned by Dr. David Josefowitz (Fridart Foundation, Geneva)[70]
Duc de Camposelice 1699年 Cho-Liang Lin
Lady Tennant; Lafont 1699年 Charles Phillipe Lafont
Marguerite Agaranthe Tennant
On loan to Xiang Gao brokered by the Stradivari Society;[45] sold at Christie's auction US$2.032 million, April 2005[71]
Countess Polignac 1699年 On loan to Gil Shaham.
Castelbarco 1699年 Library of Congress Presented by Gertrude Clarke Whittall[72]
Kustendyke 1699年 Royal Academy of Music
Crespi 1699年 Fridart Foundation
ex-Berglund 1699年 フィンランド文化財団 Previously owned by conductor Paavo Berglund. Purchased from Berglund's estate by the Finnish Cultural Foundation in June 2012.[73] On loan to Antti Tikkanen.[74]
The Penny 1700年 Barbara Penny
ドラゴネッティ Dragonetti 1700年 日本音楽財団[33] Formerly owned by Alfredo Campoli, now played by Veronika Eberle
Jupiter 1700年 Giovanni Battista Viotti owned and played since 1964 by Arnold Belnick, Los Angeles, California
Taft; ex-Emil Heermann 1700年 Canada Council for the Arts On loan to Nikki Chooi[75] who was from 2009-2012 the recipient of the Council's 1729 Guarneri, now on loan to Chooi's younger brother Timothy Chooi[76]
Ward 1700年 U. S. Library of Congress Presented by Gertrude Clarke Whittall[77]
Dushkin 1701年 On loan to Dennis Kim, concertmaster, Buffalo Philharmonic Orchestra
Markees 1701年 Music Chamber
Irish 1702年 Pohjola Bank Art Foundation, Finland On loan to Antti Tikkanen[78]
Conte de Fontana; ex-Oistrakh 1702年 Riccardo Brengola
Pro Canale Foundation
On loan to Mariana Sirbu. Previously owned by David Oistrakh (1959-1966). After the 1736 Yusupov it was his second Strad, bought in Paris in 1959 and traded in 1966 for the 1705 Marsick.[41]
Lukens; Edler Voicu 1702年 A. W. Lukens
Ion Voicu
Romania Culture Ministry
On loan to Alexandru Tomescu through 2012[79]
King Maximilian Joseph 1702年 Maximilian Joseph III of Bavaria 1745/77

King Maximilian Joseph of Bavaria 1799/1825

King Ludwig II of Bavaria 1864

Franz Rampftler (Munich) 1886

von Knorzinger and his family 1920/23

Hug & Co. 1923

Hamma & Co. (Stuttgart)

Marc E. Maartens (Kew Gardens)

Victor Mannheimer 1925/28

Mannheimer family 1928/61

Rembert Wurlitzer Inc. 1961

Irving Levick (Buffalo) 1961/98

Anonymous Stradivari Society Patron

Anonymous group of investors 2007[80][81]

Lifetime loan to Berent Korfker.[81]
Lyall 1702年
Antonio Stradivari 1703年 Bundesrepublik Deutschland Exhibited at Musikinstrumentenmuseum, Berlin[82]
La Rouse Boughton 1703年 Osterreichische Nationalbank[83] On loan to Boris Kuschnir of the Kopelman Quartet
Lord Newlands 1702年 日本音楽財団[33] On loan to Ray Chen[84]
Allegretti 1703年
Alsager 1703年
Lady Harmsworth 1703年 Paul Bartel On loan to Kristof Barati brokered by the Stradivari Society[85]
Emiliani 1703年 Anne-Sophie Mutter
ex-Foulis 1703年 On loan to Karen Gomyo[86]
Liebig 1704年 Wolfgang Schneiderhan
Rony Rogoff
Owned since 1991 by Rony Rogoff
Betts 1704年 U.S. Library of Congress Presented by Gertrude Clarke Whittall[72]
Gleni 1704年
Sleeping Beauty 1704年 Landeskreditbank Baden-Wurttemberg - Forderbank (L-Bank) On loan to Isabelle Faust. One of the few Stradivari violins to have retained original neck.
Prince Obolensky 1704年 On loan to Esther Yoo
Baron von der Leyen 1705年 Private owner Auctioned by Tarisio on 26 April 2012 for $2.6 million.[87]
ex-Marsick; ex-Oistrakh 1705年 Previously owned by David Oistrakh (1966-1974), acquired in trade for the 1702 Conte di Fontana[41]
ex-Tadolini 1706年 The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
ex-Brustlein 1707年 Osterreichische Nationalbank[83]
La Cathedrale 1707年 Nigel Kennedy
ex-Prihoda 1707年 Luz Leskowitz Previously owned by Czech violinist Va?a P?ihoda, teacher of Luz Leskowitz[88]
Hammer 1707年 Christian Hammer (collector) Sold at Christie's New York on 16 May 2006 for a record US$3,544,000 (?2,765,080) after five minutes of bidding[89][90]
1707年 Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow
Le Davidoff 1708年 Musee de la Musique, Paris Bequeathed to the museum in 1887
Le Tua 1708年 Musee de la Musique, Paris Donated to the museum in 1935
Burstein; Bagshawe 1708年 Owned by the Jacobs family, loaned to Jeff Thayer, San Diego Symphony concertmaster
Huggins 1708年 日本音楽財団[33] On loan to the most recent winner of the Queen Elisabeth Competition for violin
Regent 1708年 Owned by the Fridart Foundation
Ruby 1708年 On loan to Chen Xi brokered by the Stradivari Society[45]
Strauss 1708年 On loan to Clara-Jumi Kang brokered by the Stradivari Society[45]
Greffuhle 1709年 Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod. Now part of the Axelrod quartet.
Berlin Hochschule 1709年
ex-Hammerle; ex-Adler 1709年 Osterreichische Nationalbank[83] on loan to Rainer Honeck
Ernst 1709年 Heinrich Wilhelm Ernst About 1850-1865
Wilma Neruda 1872
On loan to Denes Zsigmondy through 2003
Engleman 1709年 日本音楽財団[33] on loan to Vilde Frang
King Maximilian; Unico 1709年 Axel Springer Foundation On loan to Michel Schwalbe, concertmaster of the Berlin Philharmonic (1966?1986);[91] reported stolen in 1999[92]
Viotti; ex-Bruce 1709年 Royal Academy of Music Allocated to the Royal Academy of Music after acquisition by HM Government in July 2005 in lieu of inheritance tax, with additional funding from: the National Heritage Memorial Fund, National Art Collections Fund, J & A Beare, The Belmont Trust, Nigel Brown, members of the Bruce family, Albert Frost CBE, Elizabeth Insall, Ian Stoutzker OBE, Old Possum's Practical Trust, BBC Two's The Culture Show and anonymous donors
Marie Hall 1709年 Giovanni Battista Viotti
The Chi-Mei Collection
Named after violinist Marie Hall
ex-Kempner 1709年 On loan to Soovin Kim
La Pucelle 1709年 Huguette Clark[93]
David Fulton[93]
Parisian dealer Jean Baptiste Vuillaume took it apart in the 19th century and added a tailpiece with a carving of Joan of Arc, the virgin warrior known as La Pucelle[94]
Camposelice 1710年 日本音楽財団[33] On loan to Svetlin Roussev
Lord Dunn-Raven 1710年 Anne-Sophie Mutter
ex-Roederer 1710年 On loan to David Grimal (Owned by Ayla Erduran for 37 years).
ex-Vieuxtemps 1710年 Purchased 1900 by Leopold Geissmar, a lawyer and amateur musician in Mannheim
His daughter Berta had it in 1944.[95]
Not to be confused with the Vieuxtemps-Hauser violin on loan to Samuel Magad, concertmaster 1972-2007, Chicago Symphony Orchestra
Davis 1710年 Mr. and Mrs. William S. Davis On loan to Michael Shih, concertmaster, Fort Worth Symphony Orchestra[96]
1710年 Russian State Collection - Glinka Museum, Moscow
the Antonius 1711年 Metropolitan Museum of Art Bequest of Annie Bolton Matthews Bryant, 1933[97]
the Lady Inchiquin 1711年 previously owned by Fritz Kreisler Played by Frank Peter Zimmermann, a German banking company. WestLB AG bought it for his use.[98]
Earl of Plymouth; Kreisler 1711年 Los Angeles Philharmonic[99] Found in storeroom on the estate of the Earl of Plymouth along with The Messiah and Alard violins in 1925; purchased by Fritz Kreisler in 1928 and subsequently sold by him in 1946[100]
Liegnitz 1711年 Previously owned by Szymon Goldberg
Viotti 1712年 Giovanni Battista Viotti
Henry Hottinger Collection
Owned since 1965 by Isaac Hurwitz
Le Fountaine 1712年 This is a 'Violino piccolo' from 1712 - slightly shorter than a regular violin, measuring 475mm from top to bottom, 100mm shorter than a regular instrument.[101]
Le Brun 1712年 Niccolo Paganini
From circa 1806 Charles-Francois Lebrun
Boutillier Family
Until 1893 Chardon et Fils
From 1893 Vincenzo Sighicelli
From 1922 Otto Senn
From 2008 Anonymous concert violinist
Sold at Sotheby's auction on 13 November 2001. From November 2015 to January 2016 was on loan to Kiril Laskarov, concertmaster of the Arkansas Symphony Orchestra.[102]
Karpilowsky 1712年 Harry Solloway Missing: stolen in 1953 from Solloway's residence in Los Angeles
Schreiber 1713年
Antonio Stradivari 1713年
Boissier-Sarasate 1713年 Real Conservatorio Superior de Musica de Madrid Sarasate legancy 1909
Daniel 1713年 On loan to Juan Pablo Reynoso
Sancy 1713年 Ivry Gitlis
Gibson; ex-Huberman 1713年 Bronis?aw Huberman
Joshua Bell
Stolen twice from Huberman
Lady Ley 1713年 Stradivarius family Owned by Jue Yao, Chinese violinist
Wirt 1713年 The Chi-Mei Collection
Dolphin; Delfino 1714年 Jascha Heifetz
日本音楽財団[33]
On loan to Akiko Suwanai
Soil 1714年 Amedee Soil
Yehudi Menuhin
Itzhak Perlman
ex-Berou; ex-Thibaud 1714年 Jacques Thibaud Previously owned by David Oistrakh (his first Stradivarius, bought in the USA in 1956).[103]
Le Maurien 1714年 Missing: stolen 2002
Leonora Jackson 1714年 William Sloan Collection
Massart 1714年 Lambert Massart
Gyorgy Pauk
Sinsheimer; General Kyd; Perlman 1714年 Itzhak Perlman
David L. Fulton
Smith-Quersin 1714年 Osterreichische Nationalbank[83] On loan to Rainer Honeck, the Vienna Philharmonic leader.
Alard-Baron Knoop 1715年 Juan Luis Prieto Named for French violinist Jean-Delphin Alard. Sold at auction in 1981 to a collector in Singapore for $1.2 million.[104]
Baron Knoop; ex-Bevan 1715年 David L. Fulton
ex-Bazzini 1715年 On loan to Matteo Fedeli[105]
Cremonese; ex-Harold; Joseph Joachim 1715年 Joseph Joachim
Municipality of Cremona
On exhibition at Museo del Violino, town of Cremona, Italy
Emperor 1715年 George Haddock (1876-1907)
Edgar Haddock (1907-1910)
Jan Kubelik
Sold to Jan Kubelik in 1910 for £10,000.
Duke of Cambridge; ex-Pierre Rode 1715年 NPO "Yellow Angel" Formerly loaned to Ryu Goto[106]
Joachim 1715年 日本音楽財団[33] On loan to Ray Chen
Lipi?ski 1715年 Giuseppe Tartini On loan to Milwaukee Symphony Orchestra concertmaster, Frank Almond.[107] Stolen in an armed robbery on 27 January 2014[108] and subsequently recovered.[109]
Marsick 1715年 James Ehnes
Titian 1715年 Cho-Liang Lin
Ex Adolf Busch 1716年 Owned by David Garrett since 2010
Le Provigny 1716年 Musee de la Musique, Paris Bequeathed to the Museum in 1909
Cessole 1716年
Berthier 1716年 Baron Vecsey de Vecse
Franco Gulli[110]
Booth 1716年 日本音楽財団[33] On loan to Arabella Steinbacher; formerly loaned to Shunsuke Sato; formerly loaned to Julia Fischer[33]
Colossus / le pockface 1716年 J Chang[要出典] Recovered in 2013 (previously from an estate sale) on eBay to a private collector[要出典]
Duranti 1716年 Mariko Senju[111]
Milstein ex Goldman 1716年 Nathan Milstein Sold by Charles Beare and the Milstein Family to Jerry Kohl
Monasterio 1716年 Ruggiero Ricci Named after violinist and composer Jesus de Monasterio.[112] Cyrus Forough
Provigny 1716年
メシア Messiah-Salabue 1716年 アシュモレアン博物館 この楽器はイタリア人楽器商のルイジ・タリシオが保有していたが、タリシオはヴィヨームなどパリの楽器商にいつもこの楽器の素晴らしさを語っていた。そして「次は必ず持ってきて見せましょう」と約束していたが、実際に楽器を持ってくる気配はなかった。それでヴィヨームが「それでは、まるでメシアを待つユダヤ人のようだ」と言った。これが「メシア」の名前の由来である。On exhibition at the Oxford Ashmolean Museum; made from the same tree as a P.G. Rogeri violin of 1710[113]
ex-Windsor-Weinstein; Fite 1716年 Canada Council for the Arts On loan to Timothy Chooi[75]
Baron Wittgenstein 1716年 The Bulgarian state Formerly owned by John Corigliano Sr. (former concertmaster of the New York Philharmonic)
on loan to Mincho Minchev since 1979
Gariel 1717年 Jaime Laredo Nicola Benedetti
ex-Wieniawski 1717年
ex-Baumgartner 1717年 Lucerne Festival Strings On loan to Daniel Dodds
Toenniges 1717年 Strad with the Vuillaume Back The Lawrence Welk Show Dick Kesner and his Magic Stradivarius Dick Kesner, Paul Toenniges (Studio City, California)
Kochanski 1717年 Pierre Amoyal
Pawe? Kocha?ski
Stolen in 1987; recovered in 1991[114]
Sasserno 1717年 日本音楽財団[33] On loan to Viviane Hagner until 2012

On loan to Alina Pogostkina since 2013[115]

Viotti; ex-Rose 1718年 Giovanni Battista Viotti
Osterreichische Nationalbank[83]
On loan to Volkhard Steude
Chanot-Chardon 1718年 Timothy Baker
Joshua Bell
Shaped like a guitar;[116] on loan to Simone Lamsma
Firebird; ex-Saint Exupery 1718年 Salvatore Accardo Named for the colouration of the varnish, and for the instrument's brilliant sound.
Marquis de Riviere 1718年 Daniel Majeske Played by Majeske while concertmaster of the Cleveland Orchestra from 1969?1993
San Lorenzo 1718年 Georg Talbot
ex-Count Vieri 1718年 The collection of Mr & Mrs Rin Kei Mei
Lauterbach 1719年 Johann Christoph Lauterbach
J.B. Vuillaume
Charles Philippe Lafont[117]
Zahn 1719年 LVMH
Wieniawski, Bower 1719年 Benz Mercedes Zurich Loan to Klaidi Sahatci, Tonhalle Orchester Zurich Concertmaster
Woolhouse 1720年 played by Rudolf Koelman
ex-Bavarian 1720年 Metropolitan Museum of Art [118]
Madrileno 1720年 Rimma Sushanskaya
teacher of Harvard
wife of Benjamin Franklin
Rembert Wurlitzer
Duques de Osuna
Ruggiero Ricci
von Beckerath 1720年 Michael Antonello
ex-Thibaud 1720年 Jacques Thibaud Destroyed in the crash of Air France Flight 178 on 1 September 1953
Sinsheimer; Iselin 1721年 Stolen in Hanover, Germany in 2008; recovered in 2009.[119]
Lady Blunt 1721年 日本音楽財団[33][120] Named for Lady Anne Blunt, daughter of Ada Lovelace and granddaughter of Lord Byron). The Lady Blunt was last sold at London auction house Tarisio on 20 June 2011 for £9,808,000 (US$15.9 million), with proceeds going to the Nippon Foundation's Northeastern Japan Earthquake and Tsunami Relief Fund.[121][122]
Jean-Marie Leclair 1721年 Jean-Marie Leclair On loan to Guido Rimonda[123]
Red Mendelssohn 1720年 Mendelssohn family
Elizabeth Pitcairn Joseph Joachim
Inspiration for the 1998 film, The Red Violin Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin
Birsou' 1721年 Leon Reynier

Joan Field
Vy Thanh Dat
Vietnam

Formerly owned by Metropolitan Museum of Art. Joan Field - an American violinist (1915 - 1988) also known as one of its owners, played the Birsou' from 1921 to 1929. In 2002, Joshua Bell recorded O'mio Babbino Caro on the Birsou'.
The Macmillan 1721年 Tossy Spivakovsky On Loan to Ray Chen through Young Concert Artists (2008-2012); on loan to Ning Feng through Premiere Performances of Hong Kong (2012?Present)
Artot 1722年 Lorin Maazel
Jules Falk 1723年 Viktoria Mullova Bought by the American violinist Jules Falk in 1907. A child prodigy, Falk joined the Philadelphia Orchestra under Stokowski aged 17 and was later music director of the Steel Pier in Atlantic City. He played this Stradivarius violin until his death in 1957.
Jupiter; ex-Goding 1722年 日本音楽財団[33] On loan to Ryu Goto;[124] formerly Midori Goto, Daishin Kashimoto, Manrico Padovani
Laub-Petschnikoff 1722年
Elman 1722年 Chi Mei Museum
Cadiz 1722年 Joseph Fuchs On loan to Jennifer Frautschi; named after the city of Cadiz, Spain.
Rode 1722年
Kiesewetter; ex-Keisewetter 1723年 Clement and Karen Arrison[125] On loan to Philippe Quint brokered by the Stradivari Society.[45] Left by Quint in taxi on 21 April 2008 and recovered the following day.
Earl Spencer 1723年 On loan to Nicola Benedetti[126]
Le Sarasate 1724年 Koltius Voloninis
Niccolo Paganini (1817-1840)
Jean-Baptiste Vuillaume
Pablo de Sarasate
Musee de la Musique, Paris since 1909[127]
Believed to have been owned by Kotzius Voloninis, it was sold to Niccolo Paganini in 1817, at his death in 1840 by his son to Jean-Baptiste Vuillaume, then to Pablo de Sarasate who bequeathed it in 1909 to the Conservatoire de Musique in memory of his student days. On display at the museum.
Abergavenny 1724年 Leonidas Kavakos plays it since 2010
Brancaccio 1725年 Destroyed in an allied air raid on Berlin. Owned by Carl Flesch until 1928; sold to Franz von Mendelssohn, banker and amateur violinist.[128]
Chaconne 1725年 Osterreichische Nationalbank[83] On loan to Rainer Kuchel
Leonardo da Vinci 1725年 Da Vinci family[129]
Lubbock 1725年 Jean Jacques Grasset (17??-1839)
Charles Francois Gand (Paris) (1839-1844)
Meugy (1844-1892)
W.E. Hill & Sons (1892-1893)
Neville Lubbock & Miss Lubbock (1893-1917)
Destreicher (1917-1925)
W.E. Hill & Sons (1925-1928)
Rudolph Wurlitzer Co. (1925-1928)
Caroline Powers Thomas (Scarsdale NY)(1928-1960s)[130]
Owned by French artist/musician Jean Jacques Grasset until his death in 1839, owned and played by amateur musician Meugy and later owned and played by Miss Lubbock establishing its sobriquet as Lubbock.
Wilhelmj 1725年 日本音楽財団[33] On loan to Baiba Skride; one of several Stradivari violins with the sobriquet "Wilhelmj"
Hubay 1726年

Niccolo Paganini (until 1840)
Baron Achille Paganini (1840)
Jean-Baptiste Vuillaume
(until 1870)
Francois van Hal (from 1870)
Jen? Hubay (1889?1900)
Eugen de Fischer Farkashazy (1900?1928)
Caressa (1928?)
Albert Caressa (1954?)[131]

Played by Paganini, Hubay, Nai-Yuan Hu, Robert Gerle. Currently played by Edvin Marton
Greville; Kreisler; Adams 1726年 Fritz Kreisler
Baron Deurbroucq 1727年 Baron Deurbroucq (The Hague) (1870)
Robert Crawford (Edinburgh)
W.E. Hill & Sons (1902)
Hans Wessely (1903?1926)
David D. Walton (Boston) (1926)
Emil Herrmann (19???1945)
Fredell Lack (1945-2014)
Beare's International Violin Society (2015?present)
Currently used by Janine Jansen[132]
Barrere 1727年 On loan to Template:Interlanguage link multi brokered by the Stradivari Society[45]
Benvenuti 1727年 Owned by Maurice Hasson[133]
Davidoff-Morini 1727年 owned by violinist Erica Morini, purchased for her by her father in Paris in 1924 for $10,000[134] Missing: stolen in 1995[135][134]
ex-General Dupont 1727年 Arthur Grumiaux On loan to Frank Peter Zimmermann
Holroyd 1727年 Owned by Koh Gabriel Kameda
Kreutzer 1727年 Maxim Vengerov One of four Stradivari violins with the sobriquet Kreutzer (1701, 1720, 1731)
ex-Reynier or Le Reynier; Hart; ex-Francescatti 1727年 LVMH since 1993 or 1994
Salvatore Accardo
Named after Leon Reynier who won at the Concervatoire de Paris in 1847. Has been lent to Maxim Vengerov. Now on loan to Augustin Dumay.
Paganini-Conte Cozio di Salabue 1727年 日本音楽財団[33] This violin, and the Paganini-Desaint violin of 1680, the Paganini-Mendelssohn viola of 1731 and the Paganini-Ladenburg cello of 1736, comprise the Paganini Quartet.
On loan to Lukas Hagen, Hagen Quartet
Halphen 1727年 Angelika Prokopp Private Foundation On loan to Eckhard Seifert
Vesuvius 1727年 Antonio Brosa
Remo Lauricella
Town of Cremona
On display in Cavalese
1727年 Suntory Foundation for Arts On loan to Shion Minami
A. J. Fletcher; Red Cross Knight 1728年 A. J. Fletcher Foundation On loan to Nicholas Kitchen of the Borromeo String Quartet; the instrument was made by Omobono Stradivarius[136]
1728年 Australian Chamber Orchestra Instrument Fund[137] On loan to Satu Vanska, Assistant Leader of the orchestra
Artot-Alard 1728年 Endre Balogh[138] A copy of this instrument was produced in 1996 by Gregg Alf and Joseph Curtin, using modern materials and methods;[139] Balogh performs on both the 1728 original and the replica.[140]
Dragonetti-Milanollo 1728年 Giovanni Battista Viotti
Domenico Dragonetti
Teresa Milanollo
Christian Ferras
Pierre Amoyal
On loan to Corey Cerovsek
Perkins 1728年 Los Angeles Philharmonic Named for Frederick Perkins; formerly owned by Luigi Boccherini[141]
Benny 1729年 Jack Benny
Los Angeles Philharmonic
Bequeathed to the Los Angeles Philharmonic by Jack Benny
Solomon, ex-Lambert 1729年 Murray Lambert
Seymour Solomon
Sold at Christie's, New York for US$2,728,000 (?2,040,000)
Innes 1729年 On loan to Eugen Sarbu; previously loaned to Wieniawski
Libon 1729年 Felipe Libon
Josef Suk[142]
Guarneri 1729年 Canada Council for the Arts On loan to Timothy Chooi,[75] the younger brother of the 2009-2012 loan recipient Nikki Chooi, in 2012 named recipient of the Council's 1700 Taft Stradivari[76]
Recamier 1729年 Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd. On loan to Sayaka Shoji
Baldiani 1730年 Antonio Strad Violin, San Antonio TX Currently for sale at Antonio Strad Violin, San Antonio, TX
Ex-Neveu 1730年 Marcel Vatelot Produced by Omobono Stradivari. Purchased by Ginette Neveu in 1935 in order to enter the Wieniawski Competition. Was lost in a 1949 plane crash in the Azores along with Neveu.[143]
Royal Spanish 1730年 Anne Akiko Meyers[144] Once owned by the King of Spain[145]
Lady Jeanne 1731年 Donald Kahn Foundation On loan to Benjamin Schmid
Kreutzer 1731年 Huguette M. Clark One of four Stradivari violins with the sobriquet Kreutzer (1701, 1720, 1727), Failed to sell at Christie's in New York June 18, 2014 [146]
Garcin 1731年 Jules Garcin
Sidney Harth
Heifetz-Piel 1731年 Rudolph Piel
Jascha Heifetz
? 1731年 Pierre Gerber
Hansheinz Schneeberger
Hansheinz Schneeberger, owner since 1959
Baillot 1732年 Fondazione Casa di Risparmio Lent to Giuliano Carmignola for the DG recording of Vivaldi: Concertos for Two Violins[147]
Duke of Alcantara 1732年 An obscure Spanish nobleman described as an aide-de-camp of King Don Carlos
UCLA
Genevieve Vedder donated the instrument to UCLA's music department in the 1960s. In 1967, the instrument was on loan to David Margetts. Whether it was left on the roof of his car or stolen is uncertain, but for 27 years the violin was considered missing until it was recovered from an amateur violinist who claimed to have found it on a freeway. A settlement was made and the Stradivarius was returned to UCLA in 1995.[148][149][150]
Red Diamond 1732年 Louis Von Spencer IV
Tom Taylor 1732年 Previously owned by Joshua Bell
1732年 Currently for sale at Peter Prier & Sons Violins in Salt Lake City, Utah[151]
Arkwright Lady Rebecca Sylvan 1732年 Carlo Alfredo Piatti
John Hungerford Arkwright
Joseph Sylvan
Rachel Elizabeth Barton Foundation
Donated to the foundation by Sylvan in 2015[152][153]
Des Rosiers 1733年 Angele Dubeau Previously owned by Arthur Leblanc
Huberman; Kreisler 1733年 Bronis?aw Huberman
Fritz Kreisler
Khevenhuller 1733年 Yehudi Menuhin
Rode 1733年 Currently used by Erzhan Kulibaev by courtesy of the Maggini Foundation[154]
Ames 1734年 Roman Totenberg Stolen in 1981, found June 2015, returned to Totenberg family August 6, 2015;[155] explained by Nina Totenberg:[156] Interview with Nina Totenberg[157]
Scotland University 1734年 Sau-Wing Lam Collection Currently used by Sergei Krylov by courtesy of the Fondazione Antonio Stradivari in Cremona
Baron Feilitzsch; Heermann 1734年 Baron Feilitzsch
Hugo Heerman
Gidon Kremer
Habeneck 1734年 Royal Academy of Music
Herkules; Ysaye; ex-Szeryng; King David 1734年 Eugene Ysaye
Charles Munch
Henryk Szeryng
State of Israel
Stolen from Ysaye during a concert in St. Petersburg in 1908; he had left it in the dressing room unattended. It reappeared at a shop in Paris in 1925. In 1972 Szeryng donated the instrument to the City of Jerusalem. According to his wish, the violin is to be played by the concertmaster of the Israel Philharmonic Orchestra.
Lord Amherst of Hackney 1734年 Fritz Kreisler
Lamoureux; ex-Zimbalist 1735年 Missing: stolen[158]
ムンツ Muntz 1736年 日本音楽財団[33] 2007年11月から有希・マヌエラ・ヤンケに貸与されている。
ex-Roussy 1736年 Chisako Takashima[159]
Yale Stradivari 1736年 Yale University, Collection of Musical Instruments
Yusupov 1736年 Russian State Collection, - Glinka Museum, Moscow Previously loaned to David Oistrakh (1930s-1941)[103]
Comte d'Amaille 1737年
Lord Norton 1737年
Il Mio Preferito; L'ultimo 1737年

ヴィオラ編集

There are thirteen known extant Stradivari violas.[160]

愛称 制作年 所有していた人物 備考
Mahler 1672 Habisreutinger Foundation The first of the Stradivarius violas; currently on loan to French violist Antoine Tamestit
Tuscan-Medici Tenor 1690 Cosimo III de' Medici
Conservatorio Luigi Cherubini (Florence)
Tuscan-Medici 1690 Cosimo III de' Medici
Cameron Baird
Commissioned by Cosimo III de' Medici, Grand Duke of Tuscany; currently on loan to the U.S. Library of Congress
Axelrod 1696 Donated to the Smithsonian Institution in 1997 by Herbert R. Axelrod. Now part of the Axelrod quartet.
Archinto 1696 Royal Academy of Music[161]
Spanish Court 1696 Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51] Collectively known as del Cuarteto Real (The Royal Quartet) when included with the violin duo los Decorados (Spanish I and II, 1687-1689) and the Spanish Court cello of 1694.
MacDonald 1701 Peter Schidlof To be sold at auction through London musical instruments auction house Ingles & Hayday[162] in conjunction with Sotheby's in Spring 2014 via silent auction. Winning bid was to be announced on June 25, 2014, but the instrument failed to attract a buyer matching the minimum bid of $45 million.[163]
Kux; Castelbarco 1714 Fridart Foundation Converted from viol to viola by Jean Baptiste Vuillaume[164]
The Russian 1715 Russian State Collection
Cassavetti 1727 U.S. Library of Congress Presented by Gertrude Clarke Whittall[72]
Paganini-Mendelssohn 1731 Nippon Music Foundation[33] This viola, and the Paganini-Desaint violin of 1680, the Paganini-Conte Cozio di Salabue violin of 1727 and the Paganini-Ladenburg cello of 1736, comprise the Paganini Quartet.
On loan to Kazuhide Isomura of the Tokyo String Quartet. Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin.
Gibson 1734 Habisreutinger Foundation Currently on loan to Swiss-Polish violist Lech Antonio Uszynski

チェロ編集

アントニオ・ストラディバリは生涯に70-80挺のチェロを製作し、63挺が現存する。

愛称 制作年 所有していた人物 備考
ex Vatican Stradivarius 1620* Wendy Sutter
Emmanuel Gradoux-Matt, New York
Originally made by Nicolo Amati as a viola da gamba c.1620, reworked into a cello by Amati's student, Antonio Stradivari.[165]
ex-Du Pré; ex-Harrell 1673 ジャクリーヌ・デュ・プレ
リン・ハレル
ヨーヨー・マ
General Kyd; ex-Leo Stern 1684 レオ・スターン
Los Angeles Philharmonic
Stolen in 2004 and later recovered[166][167][168]
Marylebone 1688 スミソニアン博物館にハーバート・アクセルロッドから1997年に寄贈。アクセルロッド・クァルテットの一部。
Barjansky 1690 Alexandre Barjansky
Julian Lloyd Webber[169]
ex-Gendron; ex-Lord Speyer 1693 Edgar Speyer; Kunststiftung NRW On loan to Maria Kliegel; previously loaned to Maurice Gendron (1958–1990)
Spanish Court or Decorado 1694 Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51] Collectively known as Quinteto Real or Quinteto Palatino (The Royal Quintet or Palace Quintet) when included with the violin duo, los Decorados (Spanish I and II 1687-1689), Bajo Palatino cello of 1700 and the Spanish Court viola of 1696. Is the original quartet. See Juan Ruiz Casaux
Bajo Palatino 1700 Patrimonio Nacional, Palacio Real, Madrid, Spain[51] collectively known as Quinteto Palatino or Quinteto Palatino (The Royal Quintet or Palace Quintet) when included with the violin duo, los Decorados (Spanish I and II 1687-1689), Spanish Court cello of 1694 and the Spanish Court viola of 1696.
Bonjour 1696 Abel Bonjour
Canada Council for the Arts
On loan to Cameron Crozman [170]
Lord Aylesford 1696 Nippon Music Foundation[33] On loan to Pablo Ferrández; previously loaned to Danjulo Ishizaka and Janos Starker (1950–1965)
Castelbarco 1697 U.S. Library of Congress Presented by Gertrude Clarke Whittall[72]
Cholmondeley Cello 1698 Anonymous collector Purchased in 1988 for a record ポンド682,000 (US$1.2 million)[171][172]
Stauffer; ex-Cristiani 1700 Johann Georg Stauffer
Jean Louis Duport
Elise Barbier Cristiani
On display at the Civic Museum of Cremona[173]
Servais 1701 National Museum of American History On loan to Anner Bylsma
Paganini-Countess of Stanlein 1707 Bernard Greenhouse[174] Sold in January 2012 for ca. $6 million to Montreal arts patron;[175] on loan to Stéphane Tétreault
Boccherini; Romberg 1709 formerly played by パブロ・カザルス
Markevitch; Delphino 1709 Owned by the Fridart Foundation
Gore Booth; Baron Rothschild 1710 Rocco Filippini
Duport 1711 Mstislav Rostropovich (1974–2007)
Mara 1711 Heinrich Schiff
Amedeo Baldovino
Lost in July 1963 when Montevideo-Buenos Aires ferry caught fire and sank; later recovered in pieces in its case and rebuilt by W.E. Hill & Sons[176]
Davidov 1712 Count Template:Interlanguage link multi (1794–1866)
Karl Davidov
Jacqueline du Pré
On loan to Yo-Yo Ma
Batta 1714 J. P. Thibout
Alexander Batta
W.E. Hill & Sons
Baron Johann Knoop
Gregor Piatigorsky[177]
currently displayed at the Metropolitan Museum of Art, New York City
de Vaux 1717 On loan to Adam Klocek
Amaryllis Fleming 1717 ex-Blair-Oliphant, ex-Hegar, ex-Kühn, ex-Küchler Formerly owned by Amaryllis Fleming, half sister to writers Ian and Peter Fleming. Neck, head and table are not original, after extensive repairs in the 18th century by the Spanish luthier José Contreras;[178][179] auctioned in 2008[180]
Becker 1719 Hugo Becker
Piatti 1720 Carlos Prieto Formerly part of the von Mendelssohn family quartet of Stradivari's in Berlin
Vaslin 1723 LVMH On loan to Christian-Pierre La Marca
Baudiot 1725 Gregor Piatigorsky Bequeathed to Evan Drachman by his grandfather Gregor Piatigorsky
Chevillard 1725 Museu da Música, Lisbon
Marquis de Corberon; ex-Loeb 1726 Royal Academy of Music Formerly owned by Hugo Becker and Audrey Melville, who bequeathed it to the RAM in 1960. Melville's friend, Zara Nelsova, held it until her death in 2002, as a condition of Melville's bequest. Currently on loan to Steven Isserlis.[181]
Comte de Saveuse 1726 Comte de Saveuse d'Abbeville, Edward Latter, Archibald Hartnell, Michael Edmonds, subsequently lent to Michael Evans.
De Munck; ex-Feuermann 1730 Emmanuel Feuermann
Aldo Parisot
Nippon Music Foundation[33]
On loan to Steven Isserlis[160][182]
Pawle 1730 Chi Mei Museum
Braga 1731 On loan to Myung-wha Chung[183]
Stuart 1732 Frederick the Great,[184] Steven Honigberg According to Vladimir Putin, his friend Sergei Roldugin bought the instrument for $12 mln.[184][185]
Paganini-Ladenburg 1736 Nippon Music Foundation[33] This cello, and the Paganini-Desaint violin of 1686, the Paganini-Conte Cozio di Salabue violin of 1727 and the Paganini-Mendelssohn viola of 1731, comprise the Paganini Quartet.
On loan to Clive Greensmith of the Tokyo String Quartet

ギター編集

愛称 制作年 所有者 備考
ヒル (Hill) 1688年 アシュモレアン博物館
サビオナリ (Sabionari) 1679年 個人所有 現在演奏可能な唯一のストラディバリウスのギター。同時代のヴァイオリン「サンライズ」や「ヘリエ」と同様、装飾されている。19世紀初頭の音楽に合わせて改造されていたが、近年元のバロック様式の5弦に戻されている。
ローリンズ (Rawlins) 1700年 アメリカ国立音楽博物館

日本人演奏家が使用するストラディバリウス編集

製造年 愛称 種別 使用者 自己所有/貸与団体 備考
1684年 不明 Vl 高橋満保子 自己所有 自宅を売却し、購入資金に充てた。
1684年 ウェップス
(Webbs)
Vl 篠崎功子 自己所有 日本の楽器商のところに修理に来たところにたまたま出会ったのがきっかけで購入。
1698年 テオンヴィル
(Théonville)
Vl 服部豊子 自己所有 1800年にサー・ローランド・ウィンなる人物が所有していたが、数人の手を経てヴァイオリンの修復と鑑定で名高いヒル商会へと渡り、1934年に名称の由来となったグリエルモ・テオンヴィルが所有していた。その後更に所有者が何人か替わり、1974年に服部の手に渡った。
1703年 ディクソン・ポインダー
(Dickson-Poynder)
Vl 辻久子 自己所有 自宅を売却し、購入資金に充てた。名称は以前の所有者ジョン・ディクソン=ポインダー英語版に由来する。
1704年 ヴィオッティ
(Viotti)
Vl 竹澤恭子 貸与:NPO法人イエロー・エンジェル 名称はイタリアのヴァイオリン奏者で作曲家のヴィオッティが所有していたことに由来する。ヴィオッティの名を冠するストラドは他にも数丁存在する。
1707年 ステラ
(Stella)
Vl 二村英仁 自己所有 オランダの貴族が所有していたもの
1713年 レディ・レイ
(Lady Ley)
Vl 浦川宜也 不明 一時的に所有し、モーツァルトソナタ集の収録に使用。その後この楽器は日本ヴァイオリン経由で香港のヴァイオリニスト 姚珏(ジュエ・ヤオ))中国語版に渡る(彼女はそれによって中国人初のストラディヴァリウス弾きとなる)[186]
1714年 ドルフィン
(Dolphin)
Vl 諏訪内晶子 貸与:日本音楽財団 ヤッシャ・ハイフェッツが所有していたもの。三大ストラディヴァリウスの一つ。アラード=バロン・ヌープ1715年)は個人のコレクターが所有、メサイア1716年)はイギリスオックスフォードアシュモリアン美術館に展示中。
1715年 不明 Vl 川井郁子 貸与:大阪芸術大学 -
1717年 ハンマ1717
(Hammer1717)
Vl 中澤きみ子 不明 ストラドにしては男性的[187]といわれ、「ストラドの中では音が出にくい“強い楽器”で弓をきちっと弦に吸い付かせてひかないと音が出ない」。コレクターのハウエ家が所有した後、シュトゥットガルトのハンマ商会が所有していたことが名前の由来。(ハンマ商会は他のストラドも所有していたことがあり、それらは「ハンマ1716」などと呼ばれる)。元ベルリンフィル第1コンサートマスターのコリヤ・ブラッハーやアルバン・ベルク四重奏団のギュンター・ピヒラーが奏した。
1716年 デュランティ
(Duranti)
Vl 千住真理子 自己所有 約300年間誰にも弾かれずに眠っていた。デュランティを最初に得たのはローマ教皇クレメンス14世であったが、教皇没後、フランス貴族のデュランティ家に約200年間保管され、1921年からの80年間はスイスの裕福な公爵家が所有。2002年に手放すことになり、最終的に幾つかの条件を満たした千住が演奏者として最初の所有者となった [188]
1722年 ジュピター
エクスゴーディング
(Jupiter; ex-Goding)
Vl 五嶋龍 日本音楽財団 五嶋みどり、樫本大進への貸与を経て、五嶋みどりの弟である五嶋龍が 2013年12月から使用。
1729年 レカミエ
(Récamier)
Vl 庄司紗矢香 貸与:上野製薬(株) ミッシャ・エルマンが所有・使用していたもの。
1727年 - Vl 神尾真由子 貸与:サントリー(株) ヨーゼフ・ヨアヒムが所有・使用していたもの。
1727年 イワサキ
(Iwasaki)
Vc 岩崎洸 自己所有 -
1736年 ルーシー
(Roussy)
Vl 高嶋ちさ子 自己所有 -


ストラディバリウスにまつわるエピソード編集

ストラディバリウスは、優れた楽器の代名詞として、さまざまなフィクションに登場する。アーサー・コナン・ドイルの創作した名探偵シャーロック・ホームズは劇中でストラディバリウスを弾くシーンがある。

輸送中のストラディバリウスが航空事故に巻き込まれ、人物や高価な美術品と同様に大きな話題となることがある。天才ヴァイオリニストと謳われたジネット・ヌヴーが死亡した墜落事故、そのヌヴーの師であるジャック・ティボーが来日途上に巻き込まれ死亡した墜落事故などで、それぞれの愛用の一挺が巻き込まれている。ティボーの楽器はその残骸すら発見されていない。

注釈編集

  1. ^ 製作数については研究者によって推測数に差がある。例えば写真家でストラディバリウス研究家・楽器製作者の横山進一は700-750と推測しており、また著書で「ある研究家は1000から1200とし、他の研究者は2000~3000という途方もない数を挙げている」と記している。
  2. ^ パガニーニは他のストラディバリウスも所有していたので、パガニーニ・クァルテットに含まれない楽器が「パガニーニ」と呼ばれることもある。

出典編集

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