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スパイロ・ジャイラSpyro Gyra)は、1975年アメリカで結成されたフュージョングループである。代表曲に「モーニング・ダンス」などがある。

スパイロ・ジャイラ
Spyro Gyra
Spyro Gyra - jazz band.JPG
スパイロ・ジャイラ(2009年)
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州バッファロー
ジャンル フュージョンスムーズジャズ
活動期間 1975年 -
レーベル GRPウィンダム・ヒル・ジャズヘッズ・アップ
公式サイト SpyroGyra.com

現在までに20枚以上のアルバムを出し、1000万枚以上を売り上げ、フュージョン系バンドとしてはもっとも成功を収めたグループの一つであるといわれる。

目次

来歴編集

ニューヨーク州最北端の都市バッファローで、リーダーのサックス奏者、ジェイ・ベッケンスタインが地元仲間のキーボード奏者、ジェレミー・ウォールらとのセッションを経て、1975年にバンドとして旗揚げした。グループ名は、ベッケンスタインが学生時代の生物の授業で「spirogyra(アオミドロ)」と書くべき所を「spyro gyra」と綴りを間違えて書いたことに由来する。

1978年、キーボード奏者トム・シューマン、ヴィブラフォンデイヴ・サミュエルズ等と共にファースト・アルバム『スパイロ・ジャイラ』をAmherst Recordsよりリリース。初回プレスはわずか500枚であったが、反響を呼び20万枚を超すヒットとなった。1979年には代表作となるセカンド・アルバム『モーニング・ダンス』をMCAレコードより発表する。ビルボードのポップチャートを上昇して70万枚以上のセールスを上げ、ゴールド・ディスクも獲得した。タイトル曲はこのシーンでは珍しいカリプソ調の曲であったが、現在もなお高い人気を保っている。他の曲でもブレッカー・ブラザーズを迎えたりとバンド・コンセプトの強いものであった。

1990年代に入り、スムーズジャズと呼ばれる動きが盛んであった頃でも、彼らの音楽はR&Bファンクポップスなどからの影響をとどめており、スムーズジャズよりもジャズ的であると言われる。即興性よりも曲調に主眼を置いた作風が多く、彼らの全盛期である1970年代末 - 1980年代に出されたアルバムにラテン調の明るい曲が多かったことも手伝って、「軽い音楽」という評価も見られるが、ライブでの技術も含めたメンバーの音楽性自体は高い。

一時期、メンバーの入れ替わりが激しかったこともあり、リーダーのベッケンスタインや、作曲担当以外のメンバーは、結成当初とは大きく異なっているが、コンスタントにアルバムをリリースし続けている事からも変わらぬ人気ぶりが伺える。

ディスコグラフィ編集

スタジオ・アルバム編集

  • 『スパイロ・ジャイラ』 - Spyro Gyra (1978年、Amherst)
  • 『モーニング・ダンス』 - Morning Dance (1979年、MCA)
  • 『キャッチング・ザ・サン』 - Catching the Sun (1980年、MCA)
  • 『カルナヴァル』 - Carnaval (1980年、MCA)
  • 『フリータイム』 - Freetime (1981年、MCA)
  • 『遙かなるサンファン』 - Incognito (1982年、MCA)
  • 『シティ・キッズ』 - City Kids (1983年、MCA)
  • 『ココナッツ・ブリーズ』 - Alternating Currents (1985年、MCA)
  • 『ブレイクアウト』 - Breakout (1986年、MCA)
  • 『言葉のない物語』 - Stories Without Words (1987年、MCA)
  • 『ライツ・オブ・サマー』 - Rites of Summer (1988年、MCA)
  • 『ポイント・オブ・ヴュー』 - Point Of View (1989年、MCA)
  • 『ファスト・フォワード』 - Fast Forward (1990年、GRP)
  • 『スリー・ウィッシズ』 - Three Wishes (1992年、GRP)
  • 『ドリームス・ビヨンド・コントロール』 - Dreams Beyond Control (1993年、GRP)
  • 『ラヴ・アンド・アザー・オブセッションズ』 - Love and Other Obsessions (1995年、GRP)
  • 『ハート・オブ・ザ・ナイト』 - Heart of the Night (1996年、GRP)
  • 『20/20』 - 20/20 (1997年、GRP)
  • 『ゴット・ザ・マジック』 - Got the Magic (1999年、Windham Hill)
  • 『イン・モダン・タイムズ』 - In Modern Times (2001年、Heads Up)
  • 『オリジナル・シネマ』 - Original Cinema (2003年、Heads Up)
  • 『ザ・ディープ・エンド』 - The Deep End (2004年、Heads Up)
  • 『ラップト・イン・ア・ドリーム』 - Wrapped in a Dream (2006年、Heads Up)
  • 『グッド・トゥ・ゴー・ゴー』 - Good to Go-Go (2007年、Heads Up)
  • 『ア・ナイト・ビフォア・クリスマス』 - A Night Before Christmas (2008年、Heads Up)
  • 『ダウン・ザ・ワイアー』 - Down the Wire (2009年、Heads Up)
  • A Foreign Affair (2011年、Amherst)
  • The Rhinebeck Sessions (2013年、Crosseyed Bear)

ライブ・アルバム編集

  • 『ライヴ・イン・フロリダ』 - Access All Areas (1984年、MCA)
  • 『ロード・スコラーズ』 - Road Scholars (1998年、GRP)

コンピレーション・アルバム編集

  • 『スパイロ・ジャイラ・コレクション』 - Collection (1991年、GRP)
  • 『ベスト・オブ・スパイロ・ジャイラ』 - The Best of Spyro Gyra – The First Ten Years (1998年、GRP)
  • 『ヴェリー・ベスト・オブ・スパイロ・ジャイラ』 - The Very Best of Spyro Gyra (2002年、GRP)

関連項目編集

外部リンク編集