スポンジ・ボブの登場キャラクター一覧
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スポンジ・ボブの登場キャラクター一覧(スポンジ・ボブのとうじょうキャラクターいちらん)では、アメリカ合衆国のテレビアニメシリーズ『スポンジ・ボブ』に登場したキャラクターを記している。
キャラクター一覧編集
キャラクターの表記の例は左側は日本語名で右側括弧内は英語名。声優の表記は、左側は日本語版で右側は原語版。また、日本語版で使用されていない名称も表記する場合も稀にある。原語版の声優はトム・ケニー、ビル・ファッガーバッケ、ロジャー・バンパス、クランシー・ブラウン、キャロリン・ローレンス、ミスター・ローレンスなど。日本語版では、登場人物全ての役を鶴博幸→松野太紀、谷育子→かぬか光明または高橋里枝、小木曽祐子→松浦チエ、納谷六朗→上田燿司または魚建、奥田啓人が兼役で年齢と男女問わず担当している[1]。近年ではクレジットに表記されていない声優がゲストキャラの声を務める事例が多い。TVスペシャルや映画では他の声優も出演している(加藤亮夫、広瀬彰勇など)。二重鉤括弧内は各エピソードのタイトル名である。本作のキャラクターの多くは原作者のステファン・ヒーレンバーグが描いた未発表のコミック「The Intertidal Zone」のキャラクターが元になっている[2]。彼は1996年に「The Intertidal Zone」に登場した海綿動物・カニ・ヒトデ・タコなどのキャラクターが登場する物語を発展させ始めた[3]。
省略・呼称について編集
『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』を劇場版1、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』を劇場版2と省略する。
シーズン1を初代シーズンと呼称することもある。
キャラクターの種族名については、日本語版では和名として分かりやすい表現にしてある。
息子を長男または次男、娘を長女と呼称する(まとめて息子、娘という)。スポンジ・ボブたちの親戚のキャラクターについて、血縁関係ではない親戚は「義理 (in law) 」と総称されるが、本項では、義理の娘(息子の妻)を長男の嫁、義理の息子(娘の夫)を長女の婿、義姉(兄の妻)を兄嫁、義兄(姉の夫)を姉婿、伯母(伯父の妻)を伯父嫁、義父(配偶者の父)を舅、義母(配偶者の母)を姑、配偶者の兄弟を小舅、配偶者の甥を義甥と呼称する。孫は男女それぞれ孫息子・孫娘と呼び分ける。
以下、兄弟姉妹関係にあるキャラクターがいるが、作中では「妹」のキャラクターは存在されていない。特に警官のナンシー・オー・マリーとフィル(劇場版1でカーニバーガーを食べに来ていた男)の妻は女性キャラの中で上の兄弟がいると発言しているため限定公式による妹キャラであるとされている。それぞれの関係において「姉(サンディなど)」「兄(イカルドなど)」「弟(パトリックなど)」といったキャラクターが存在する。祖父母や従兄弟では、父方側と母方側といった2つのグループを見分ける。シーズン5の『いとこのスタンリー』ではイカルドやサンディの弟のキャラクターが登場していたが、米国版では従兄弟という設定である。シーズン7の『パトリックのお姉ちゃん』ではパトリックの姉が登場した。スポンジ・ボブ、カーニには兄弟はいないが、海外の絵本では兄弟が登場する(カー二は甥に対して叔父であるが、ミセス・カー二に対して長男であることから姉が存在するとされる)
主要キャラクター編集
主要キャラクターは、「メインキャラクター」と「サブキャラクター」、主要キャラクターの家族や親戚などの「親戚キャラクター」の3つに分類する。
メインキャラクター編集
メインキャラクターのうち、公式サイトでのメインキャラクターはスポンジ・ボブ、パトリック、イカルド、カーニ、ゲイリー、プランクトン、サンディの7名(6人1匹)であり、カレン、パフ先生、パール、などはエピソードの中で多く登場しているので、追加している[4]。
そのうち、男性のキャラクター及びゲイリーは無脊椎動物(海綿動物、棘皮動物、軟体動物と節足動物)をモチーフとした生物であること。無脊椎動物のモチーフであっても、このシリーズで唯一に骨が存在する。女性のキャラクターであるサンディとパールは哺乳類でパフ先生は魚類に相当する。海に住む脊椎動物はパールとパフ先生だけである。なお、サンディだけは種族がリスで元々としては陸の生物、プランクトンだけは微生物、ゲイリーとカレンは無性別(カタツムリとコンピューターのため)、カレンのみは動物外であるもの。
- スポンジボブ・スクエアパンツ(SpongeBob SquarePants)[5]
- 声:鶴博幸(シーズン1 - 3)→松野太紀(シーズン4以降)/ トム・ケニー
- 本作の主人公。パイナップルの家に住んでいる黄色で四角形の海綿動物(スポンジ)[6]。黄色のスポンジで、一頭身の体をしている。その外見からエピソードによっては「スポンジたわし」「チーズ」「黄色い箱」として扱う人物もいたが、動いたり食べたりすることができるのでれっきとした動物ではある。本名は「スポンジボブ・スクエアパンツ」であるが、日本語版では単に「スポンジ・ボブ」と呼ばれることがある。基本的にボケ役であるが、ツッコミ役になることもある。
- 常に前向きで凄まじくハイテンション。一人称は「僕」。実直で、イカルドやカーニが言ったことを変な話でも信じる。「ハワワワワ…」「ワワワワワ…」「バーハハハハ!」など独特の笑い方をする。また、パトリックもそのように笑う事がある。周りにいる全ての人々を友達としており、イカルドからはうっとうしく思われていることが多いが、本人は全く気にしておらず、むしろ自分が好かれていると思っている[7]。善意たっぷりな性格であり、カーニの天敵であるプランクトンに対しても彼が悪さをしていなければ優しく接することがある(ただし、プランクトンがそれを利用して悪事を働くこともあった)。本人は全く悪気はないが周りをトラブルに巻き込んでしまうこともあり、イカルドやカーニたちをひどい目に合わせてしまうことがある。彼自身トラブルに巻き込まれやすく「いとも簡単にトラブルに巻き込まれる才能の持ち主」とされている。
- ハンバーガーショップ「カニカーニ(The Krusty Krab)」の調理場でフライ係のアルバイトをしている。最初カーニは彼を雇う気はなく、「空飛ぶフライ返しを買ってきたら雇ってやる」と言って追い返したが(スポンジ・ボブはフライ返しを買って持ってきた)店の中で暴れるアンチョビにバーガーを作り、カーニに気に入られて雇われた(『バイト募集中』)。ウェイターを兼ねることもある。手先が器用でカーニバーガーを作る際にあらゆる手段で作っている。仕事が大好きで誇りに思っている。基本的に真面目な仕事ぶりだが(カーニに一番優秀な従業員と言われている)、たまにトラブルを起こして客を怒らせてしまうこともある。無遅刻無欠席で意地でも仕事へ行く。嫌いなものは休暇(『休暇なんて大嫌い』)。「カーニバーガー(Krabby Patty)」が大好物で、もはや信者のようにカーニバーガーを崇めている。
- 体の構造はスポンジ状なので自在に変形することが可能であり、手足がもげたり、事故で体が木っ端みじんになったりしても本人はまったく平気である(ただし話によっては高い場所から落ちて怪我したりしている)。スポンジであるため、体は穴だらけで、プランクトンが穴の中を通って脳みそまで入ったこともある。水を吸収すると体が膨らむ。『すき間が大事』では、すきっ歯を何らかの手段を用いて埋めると常時クールな声を出せるようになることが明かされた。
- 現在彼が住んでいるところは元々イカルドがクラリネットをふくために建てたステージであった。しかし、彼の演奏があまりに酷いため、それを聞いた船乗りが打つかって船から落ちてきたものである。落ちた直後に不動産屋と家探しをしていたスポンジ・ボブが通りすがり、この家を購入した(『パイナップルが降ってきた』)。スクエアパンツというファミリーネームやテーマ曲の「ズボンは四角」という通り、四角いズボンがトレードマーク。
- 趣味はクラゲ獲りと空手と、シャボン玉。空手はサンディから教わった。シャボン玉で色々な形を作ることができる。また、ダンスを踊ることや歌を歌うことも大好き。歌は非常に上手く、自分でも「僕、上手く歌える自信がある」と言っている。楽器の演奏も得意で特にギター、ピアノ、ウクレレ、太鼓、ラッパ、バグパイプなどの演奏を器用にこなしている。ただしコントラバスは下手。
- 好きな食べ物は前述のカーニバーガーの他、祖母が作るチョコチップ入りクッキー、クラゲから出るゼリーを挟んだサンドイッチ、パフェ、アイスクリームなどがある。
- ボート[8]の免許を取ろうとしているが、いつも不合格になっており、ボート教習所では一番の問題児である。めちゃくちゃな運転で交通事故を起こしたりなど、しばしばトラブルを起こしている。パトリックに指示してもらった時はしっかり運転出来ていたため、ボートを運転する技術がないわけではない。
- かなりの怖がり・弱虫で、ガーデンセールの花壇で足をぶつけた時に、20分泣いたらしい。センチメンタルな面もあり、みんなから邪魔者扱いされた際はショックで町から出ていったことがある。臆病で怖がりな面があり、『スポンジ・ボブの反撃』では、ハロウィンに町中のみんなから脅かされたり、『ナイトライト』では暗闇を怖がっている。『恐怖のフィッシャーマン』では、パトリックとホラー映画を見に行ったが、怖くて最後まで見れず、家へ帰るまでも怖がっていた。前述の通り弱虫だがその反面歌いながら下水道を探索したり(『ビキニタウンの下水道』)と、勇気ある行動もたびたび取っている。
- 基本は極度の非力であるが話によってはかなりの怪力や身体能力を発揮することもある。
- 年齢的には大人(就労や運転免許取得は可能)にも関わらず、些細なことで泣いたりおもちゃに夢中になったりするなど精神的には幼稚。周りからは「子供」と言われることもある。なお、『カニカー二新聞』や『スピーチ恐怖症』では「未成年(18歳未満)」と言っている。1986年7月14日生まれ。身長4インチ、体重1オンス、両利き。
- 親族(血が繋がっている人物)はプリミティブスポンジ〜スポンジトロンの486(?)クローンまでが判明している。ジャガイモ型の両親と祖母がいる。多くの親族としては、父方の方が表記されている。たまに、自分とそっくりな親戚も登場している。従兄弟(父親の兄弟の子)はブラックジャックとスタンリーの2人で、ファミリーネームも同じで顔も似ている。きれい好きで、不潔なパトリックと対立したこともある。
- モノマネが得意で、体の形を変えて相手のモノマネをする(『みんなが消えた日』では仲間達のモノマネをしている)。
- 原作者のヒーレンバーグは劇場版1のDVDの特典映像で「海綿動物は奇妙な生き物だから風変りな世界を作りだせると思った」と語っている[6]。スポンジ・ボブは「The Intertidal Zone」に登場する「Bob the Sponge」(スポンジのボブ)が元になっている[9]。このキャラクターは実際の海綿のように岩のような形で、サングラスをかけている[10]。ヒーレンバーグはキャラクターのモデルをチャールズ・チャップリン、ローレルとハーディ、ジェリー・ルイス、ピーウィー・ハーマンなどのような、無邪気で子供らしいものと決めて、さらにキッチンの四角いスポンジもキャラクターのモデルにし完全にアイデアを形にした[6][11]。スポンジ・ボブは当初「SpongeBoy」(スポンジ・ボーイ)となる予定だったが、この名前のモップ製品が既にあったため、変更された[12]。
- シーズン4から演じている松野はインタビューでスポンジ・ボブの声はアップダウンが激しく喉に負担がかかると語っており、収録の途中で喉がもたないこともあったという[13]。
- ゲイリー(Gary)
- 日本国外の名称では「ゲイリー・ザ・スネイル(Gary the Snail)」と表記される。王族の子孫になった際の名前は「ジェラルド・ウィルソン・ジュニア(Gerald Wilson Jr.)」。また、スポンジ・ボブも最初はそう名付けたが、嫌われてしまいゲイリーとつけ直した。
- 声:原語版流用(夢のゲイリーの場合は谷育子、翻訳ベルト着用時は奥田啓人)→シーズン12(「スポンジ・ボブの誕生日」を除く)より奥田啓人/トム・ケニー(夢のゲイリーの場合はディー・ブラッドリー・ベイカー)
- スポンジ・ボブが飼っている巻貝(ネコ科カタツムリという分類らしいが、なぜか海中に住める)。実はスポンジ・ボブがゲイリーの体を作った。無性別である。とても利口でおとなしいが、同じく軟体動物であるイカルドと違って大の風呂嫌い。唾液でいろんなものを作ることができる。「ミャオ」という鳴き声は、路地のカタツムリからするとフランス語を話しているとされる。イカルドに嫌われており、本人もイカルドが嫌いで、スメリーと化したイカルドに攻撃をした(この時スポンジ・ボブはスメリーの正体に気付いておらず「イカルドにしか攻撃しないはずなのに」と言っていた)。年に何度かスポンジ・ボブが殻の中に入って掃除をする。靴紐を結ぶのが得意らしく、スポンジ・ボブの靴紐を結んだり、彼の朝食も用意してくれる。クッキーが大好物。また、かなりの大食いで、カニカーニ中のカビを食べつくした。『カタツムリがいっぱい』では散歩中に迷子になったカタツムリ(エスメラルダ)を発見する。これをきっかけにスポンジ・ボブは大量のカタツムリを飼う。イカルドの他にプランクトンとも仲が悪く幾度もたたきのめしている。スポットとは仲が良い。
- 『ゲイリーの足』でスポンジボブから足と手を授けられるが散歩中に他のペットを飼い主事蹴とばしたり、持ち前の世話好きの癖が災いしてスポンジボブを甘やかすようになりスポンジボブは手足が萎えて最終的にはナメクジの様になってしまい代わりにカニカー二の厨房に立つがべとべとバーガーを作ってカー二の逆鱗に触れるも最後はカー二に「カタツムリにそんなものは必要ない」の一言でちょん切られて元に戻る。
- カタツムリには雌雄同体で性別はないとされているが、一度ではスネイリーと恋をしたことがあるが、多くはスポンジ・ボブと恋をしたことがある一方で時々は自分も可愛らしく女性用のアクセサリーを身に付けるシーンが存在する。可愛いという設定で女の子のふりをしたことがあるが、当然は男の子のような性格をしていることが多いため雄の扱いとされている。また、恋人もおらず未婚のため一度も子供を出産したことがなく、特にスポンジ・ボブを恋人として扱われることが多い。『いとしのゲイリー』ではスポンジ・ボブに振られてしまったため離れた街に逃げて餌を探す所もあるが、実は好きではあるため帰ってスポンジ・ボブと再びに出会っている。公式サイトではカタツムリであるにもかかわらず性別もあるとされ、他のカタツムリにも同様、見た目だけで雄と雌がはっきり分かれている。
- 『おしゃべりゲイリー』では翻訳機を装着される。
- 劇場版1では「プランクトン万歳」と喋る場面があった。
- 続柄関係は長男、従弟(パトリックから見て)、甥(パトリックの両親から見て)。
- パトリック・スター(Patrick Star)
- 声:谷育子(シーズン1 - 8)→かぬか光明(劇場版2、シーズン9以降)、長嶝高士(劇場版1、劇場版2予告編)/ビル・ファッガーバッケ
- スポンジ・ボブの親友のヒトデ[6]。イカルドの隣にある岩の下に住んでいる。本作の準主人公。体の色はピンク(淡いマゼンタ)で、太った体をしている。性格はのんびり屋で食いしん坊。一人称は「おいら」(DVDの字幕では「オイラ」だが、稀に「僕」も使う)。普段はボケ役だが、真面目になるとツッコミもする。
- 頭はかなり悪く、字の読み書きが苦手で、鉛筆を使うとき「字が出ない」と言ったり、自分でたった今食べたにもかかわらず、自分のお菓子をスポンジ・ボブがとったと思ったり、スポンジ・ボブから「僕のズボンの形はなんでしょう?」と言われても分からなかったり、遊園地の乗り物の制御装置をスポンジ・ボブと勘違いしたり、ドライシーバーを使うときに中に閉じ込められたりして「今助けに行くから」と言って壊したりなどかなり酷い。本人曰く頭の悪さは「その時にもよる」(『テレビ出演』)。
- 「最も役に立たない男」としてトロフィーを貰ったことがある。スポンジ・ボブ曰く「何もできないことの達人」(『いとこのスタンリー』)。普段家ではテレビを見たり、昼寝をしたり、スポンジ・ボブと遊んだりしている。食べ物などはスポンジ・ボブからもらっている描写がある。家の家具は全て砂でできている。
- 時々スポンジ・ボブに助言したりアドバイスをしたりすることがあるが、大抵役に立たないことばかりである。適切な意見を言った場合、自分でも意味が分からない。カーニやイカルドからは頭の悪さを呆れられていることが多いが、スポンジ・ボブは例外であり、困った時などに彼に相談したり助けてもらうことも珍しくない。怒ると非常に恐く、暴走して周囲に迷惑をかけるが、ナイーブなところもある。無職(ただし、『フライ料理選手権』ではフライ料理選手権に出たいがために、エサバケツ亭で働いたことがある。また、トラクターの免許など、パトリックはたくさんの免許を持っている。1986年2月27日生まれ。
- なお、性別は男であるためで原語版では男性のファッガーバッケが声を当てているのに対し、日本語版ではファッガーバッケとは対照的な声の女性の谷が声を当てている。なお、日本語版でも例外もあり、劇場版やシーズン9以降は原語版に似た男性の声である。劇場版1や劇場版2の予告編では長嶝が演じており、劇場版2とシーズン9以降ではかぬかが演じている。かつてはパトリックの声に似た男性がいなかったため女性の谷が当てていたが、長編映画やシーズン9以降では谷ではなく男性(長嶝とかぬか)が当てており、かなりパトリックの声に似ているとされている。
- イカルド・テンタクルズ(Squidward Tentacles)
- 日本国外の名称では「イカルド・Q・テンタクルズ(Squidward Q. Tentacles)」あるいは「イカルド・クインシー・テンタクルズ(Squidward Quincy Tentacles)」と表記される。
- 声:納谷六朗(シーズン1 - 8、劇場版1、劇場版2特報)→上田燿司(劇場版2、シーズン9以降)、[14]、奥田啓人(劇場版2予告編)、菊池通武(スポンジ・ボブ: Battle for Bikini Bottom - Rehydrated 2020年7月17日 パッチ前)/ロジャー・バンパス
- スポンジ・ボブの隣に住んでいるタコ[6]。擬人化をした外見となっている。名前や体の色のためにイカと勘違いされることもある[15]。常に不機嫌で毒舌癖があり、スポンジ・ボブとパトリックをうっとうしく思っていることが多い。「カニカーニ」のレジ係・ウェイターの仕事をしており、スポンジ・ボブの仕事仲間でもある。モアイ像のような家に住んでいる。ツッコミ役。日本語版では年寄りという扱いであり、老人らしく一人称は「わし」[16]。その上口調も「〜じゃ」「〜じゃろ?」「〜じゃぞ?」という語尾となっている(原語版では南部訛り)。スポンジ・ボブとパトリックの呼び方は「お前」「お前さん」であり、話によって異なるが、カーニやプランクトンなどには「あんた」である。
- スポンジ・ボブとパトリックは全く気にしていないことが多いが、二人(特にスポンジ・ボブ)や実兄かつライバルのイカリムを嫌っており、自分が賢くてスポンジ・ボブらをマヌケと馬鹿にしている節がある。スポンジ・ボブがいなくなって他の仲間達が心配していた時はイカルドだけ喜んでいたり、彼をカニカー二から追い出そうとしていたこともある(ただし、場合によっては彼と手を組んで協力したり、助けることもある)。カーニやサンディなど他のキャラクターとの仲もあまりよくない。また、カニカーニでの仕事もやる気はなく、しばしば仮病などでサボったり、居眠りしていることがありその度にカーニから給料を減らされている。ズル賢い面もあり、スポンジ・ボブらを騙したり、意地悪したりすることもある。イカリムからは高校の頃からズル賢くて有名だったと言われている。その反面、たまに優しい一面を見せることもあり、劇場版1では相変わらずスポンジ・ボブを嫌っているが、ラストでスポンジ・ボブに「自分の求めるものはお前自身」にあると語り、彼を店長と認めた[17]。
- タコの触手は8本だが、イカルドの触手は合計6本である(歩肢が4本、手は2本。作者のヒーレンバーグ曰く「アニメなので単純にしたかった」とのこと[18])。たまに足が絡まることがある。タコらしく墨を吐くこともある[19]。体の色は水色(または緑がかった水色)。大きめの頭に大きく垂れ下がった鼻で、笑うと鼻が伸び縮みする。自分の鼻が大きいことを気にしていたことがある。当初はカーニバーガーが嫌いだったが、初めて食べた時にあまりの美味さに感動して貯蔵庫の中のカーニバーガーを食い尽してしまい、お腹が破裂したことがある(『クセになる味』)。以降の話でもたまに食べることがある。好きなことは平和で静かな生活とお風呂でリラックスをすること。服装は基本的にシャツのみだが、寝るときは寝巻を着たりしている。
- 音楽や芸術を趣味としており、特にクラリネットに関してはプロになるのが夢で(現在はその資金稼ぎのためにカニカーニで働いている)、しばしば個展やコンサートを開いているが、才能は皆無であり皆からの評価も芳しくない。しかし本人は自分は天才でビキニタウンの住民達が自分の才能を理解していないだけだと信じている[20]。絵を描くことも趣味で、自分の自画像をたくさん描いている。
- 『スポンジ・ボブクラブ』では「なぜわしの人生は1話ごとに苦しみが増していくのじゃろう」と嘆いているなど、作中でもっともひどい目にあっていることが多く[21]、特にスポンジ・ボブとパトリックによって日常生活を邪魔されたり、家を壊されたりしている。非常に不幸で、幸せな思い出が一つもない(『イカルドの幸せ』)。スポンジ・ボブも彼が困っている際には助けようとしてあげているが、結果的にイカルドはひどい目にあってしまっている。
- 作中では良くも悪くも一番の常識人であるが、一旦スポンジ・ボブらの不条理なペースに引きずり込まれると激しく対抗する。逆にイカルド自身がトラブルメーカーになることも稀にある。パフ先生ほどではないが逮捕数が多く、『名前を教えて!』では名前を教えないお爺さんの財布を奪ったり、『イカルドの護身術』では不気味なやつを空手で猛攻撃するなどしていた。実はキャラクター中で1、2番の力があり、原生物に変身したときは他のキャラクターを圧倒していた(『ネプチューン・ムーン』)。高校時代のライバルであるイカリムとは仲が悪く、自分と比べ金持ちで成功しているイカリムを怨んでいる。ただし彼と勝負する際はスポンジ・ボブのお陰でイカリムが負けることが多い(『イカルド楽団』、『お宅拝見!』)。
- 『ハンサムなイカルド』では顔を打ってハンサムな顔になったことがある(スポンジ・ボブには「ハンサムじゃなくイケメン」と言われた)。料理が上手で、その味はスポンジ・ボブやカーニすら絶賛するほど。自身の花壇や野菜畑を持っている。
- 年齢的には中年で子供から「おじさん」、プランクトンに「鼻じじい」と呼ばれたこともある。1977年10月9日生まれ。親戚では年老いた母親と祖母がいて、一度だけ小柄な弟も登場している。『エイプリルフール』では、母親がイカルドの家に登場しており、『いとこのスタンリー』では、弟が一度、カニカーニに登場している(ただし原語版では父方の従兄弟で、『お宝ハント』ではイカルドに弟はいないとされている)。祖母は現在存命中。1人で暮らしで独身だが、海外版の絵本では結婚と離婚をしていた。続柄関係は長男、兄(いとこのスタンリーのみ)、義兄(お宝ハントのみスポンジ・ボブとパトリックから見て)、次男もしくは異父弟(原作の設定でイカリムから見て)、父(海外の絵本のみ前々から子供がいたらしい)、孫息子(シーズン8以降)。
- 名前の由来はSquid(イカ)とEdward(エドワード)[要出典]。
- ユージーン・H・カーニ(Eugene H. Krabs) [22]
- 声:奥田啓人/クランシー・ブラウン、ジョー・ホワイティー(ビデオゲーム)、ボブ・ジョレス(ビデオゲーム)
- 通称はカーニさん(原語版:ミスター・クラブス (Mr. Krabs))で、スポンジ・ボブを初めとする人物からそう呼ばれている。
- レストラン「カニカーニ」の創業者であるオーナーのカニ[6]。カニカーニで働くスポンジ・ボブやイカルドにとっては上司にあたる。日本語版での語尾は「カニ」「ガニ」で「カ〜ッカッカッカッ…」と笑う。歩き方は元々ごく普通な歩き方だったが、シリーズ1のエピソード10にて早歩きのような歩き方になった。
- 極度のケチで金銭の亡者。金を使うことを拒み、1セントでも失くしたらパニック状態に陥る。趣味は釣りと貯金。それに関連して、店のエアコンの温度設定に敏感[23]であり、勝手に変更する者を許さない。ただし、惚れた相手には浪費する。「カニカーニではみな平等」というポリシーを持ち、金を払えば誰でも受け入れる(例えば劇中で、強盗に食事を提供しているシーンがある)。カニカーニの真向かいにあるレストラン「エサバケツ亭」のオーナーのプランクトンとはライバル同士で、プランクトンはたびたびカーニバーガーの秘密のレシピを盗もうとするが、失敗している。家族は長女との2人暮らしで、長女のパールを溺愛している。錨の家に住んでいる。「お金」「無料」「タダ」などの言葉に弱い。
- スポンジ・ボブの父親のような存在とされており、彼を「息子のようなものだ」と言っている。ただし、『生まれ変わったカーニさん』ではさまよえるオランダ人に彼を売ったり、『スポンジ・ボブ クビになる』では経費削減のためあっさり彼をクビにしたり(最終的にはイカルドが連れ戻したスポンジ・ボブに謝罪して再度雇用する)などひどい面もある。他にも、腐って黄色に変色したハンバーグパティを「スポンジバーガー」といって売ったり、バーガーの食べ残しで石鹸を作ったり(この石鹸を使ったパールはフジツボだらけになってしまった)などとんでもない行動にでることもある。作中では、パフ先生とイカルドと同様に警察に捕まったエピソードがある(『スポンジカーニ』、『カーニバーガー泥棒』、『海賊船の秘宝』)。
- 昔は貧乏で、ジェンキンスがくれたぼろ切れで作った服などを着ていて、生まれた頃から一緒の幼馴染で、当時は大親友だったプランクトンとともにいじめられていたが、カーニバーガーを完成させた際にプランクトンと仲が悪くなった(『親友?それとも敵?』)。ただし、本当は互いにかつての関係に戻りたがっていることもあり、仲良く喧嘩しているという表現が適切。なので共通の目的があれば手を組んで共闘する。『友情のレシピ』では、渋々ながらも協力した。
- 昔、重度のうつ病を患い孤独な毎日を過ごしていたが後に克服。ひょんなことから手に入れた破産した老人ホームを改造してカニカーニを作った(『トレーニングビデオ』)。
- 初めて手に入れたお金は、遊園地に落ちていた1セント。これ以降お金が大好きになった。また、初めて稼いだ1ドル札を大事にしている。
- カニは陸上でも生きられるが、カーニも一日ぐらいなら水がなくても生活できる。非常に鼻がよく、道に落ちているコインを匂いを嗅いで探していたこともある。カニらしく足を速く動かして歩く。体の色は赤。
- 昔、軍隊(海軍)にいて、軍籍時のニックネームは「鎧腹のカーニ」。腕っ節が強く話によってはカニカーニを丸ごと持ち上げるなどかなり怪力に描かれている。海軍時代はシェフの仕事をしていた。スポンジ・ボブの代わりに厨房に入った際は失敗ばかりで、客に見放されてしまった(『病気になっちゃった!』、『スポンジ・ボブ クビになる』、『スポンジ・ボブの店』)。
- 年齢的には若そうな見た目であるが、自分で「老いぼれ」といっているなど、見た目よりもいい歳のようである。
- 声に関しては、初めはこもっていたが、出てくるたびに現在のどら声になっていった。シーズン1では一人称は「ワシ」で口調も老人風だったが、シーズン2以降からは一人称が「私」になり口調も普通になった。若い頃の一人称は「僕」。1942年11月30日生まれで、スポンジ・ボブとパトリックとはかなり年が離れている。身長7インチ、体重5オンス。
- 妻については不明だが、「恐怖の深海一族」でアンコウ・ママと結婚していたり、「カー二さんの花嫁」でキャッシーナ(中身はプランクトン)と結婚していたりする。
- 親族として三つ子の甥っ子がいる。祖父は健在で、現役の海賊でもある。続柄関係は父、長男、叔父、弟夫((シーズン孫及び9)息子。パールを除く親族は全てカニである。フランス語やスペイン語やラテン語も話せる。
- 名前は本来の綴りCrab(カニ)をKrabに変えたもの。当初名前は「Crabs」にする予定だったが、パイロットフィルムを作っていた時、CからKに変更された[24]。
- 日本語版の名前(原語版の場合では名字)では、生き物のカニを「カ」と「ニ」の間に「ー」を付け、カーニという呼び方になっている。店の名前はカニカーニと呼ばれている他、食べ物の名前にも頭文字をカーニが付く。
- シェルドン・J・プランクトン(Sheldon J. Plankton) [25][26]
- 声:小木曽祐子(シーズン1 - 3中期)→松浦チエ (シーズン3後期以降、劇場版2)、チョー(劇場版1、劇場版2特報)/ミスター・ローレンス
- 『いたずらプランクトン』から登場。本作の悪役であり、通常のシリーズと劇場版1では完全な悪役だが、劇場版2ではもう一人の主人公として扱われており後にヒーローになる。カニカーニの真向かいにあるレストラン「エサバケツ亭(The Chum Bucket)」のオーナーでカーニの天敵。一頭身の体でかなり小さく、一つ目である。体色は緑色、ピクルスのような体形で頭に2本の触角が生えている。ケンミジンコがモデル[6]。とても頭がよい。自分の店を流行らせるため、カニカーニの看板メニュー「カーニバーガー」のレシピを盗もうとしているが、いつも失敗ばかりでひどい目に合うことが多い。カーニバーガーで世界征服を企んでいる。スポンジボブとカーニに対してはツッコミ役。カレンに対してはボケ役。
- 邪悪で物騒な性格のため町中から嫌われており(イカルド曰く「町一番の嫌われ物」)、そのため孤独で唯一の心の支えはコンピューターの妻・カレンだけである。一応、大卒である(公式HPまたは初登場時より)。初登場時は虫眼鏡を使わなければ見えないほど小さかったが、現在は若干大きくなった。劇場版1では、カーニの天敵でカーニバーガーのレシピを狙っており、そしてネプチューン王の王冠を盗みシェルシティに売り、その濡れ衣をカーニに着せ、彼を冷凍にし、レシピを盗んで、更にバケツ帽子でビキニタウンの住人を操るなど、TVシリーズより悪役寄りなイメージとして描かれている。ビキニタウンはプランクトンに支配されプランクトンタウンになってしまうが、スポンジ・ボブの活躍で町は救われプランクトンは逮捕される。『幽霊プランクトン』ではさまよえるオランダ人に呪いで幽霊に変えられてしまう。生年月日はカーニと同じく1942年11月30日生まれ。プランクトンは双子の弟のような存在といえる。
- 一人称は「俺様」(DVDの字幕では「オレ様」)だが、初期の頃には「俺」や「私」ということがあった。
- 当初はレギュラーではなく、シーズン3からレギュラーになる[27]。
- いとこや兄弟がとても多く、一族と一緒に一回カーニバーガーのレシピを盗むのにを成功したが、それはカーニが仕掛けたウソのレシピであった。その他にもウソレシピなどを盗むのには成功している。劇場版1では一時本物のレシピを盗むのに成功した。エサバケツ亭のメニューは、判明している物ではエサバケツバーガー、エサバケツポテト、エサセーキ(ミルクセーキ)、エサスティック、エサバラヤ、エサチリ、エサパイなど。作るエサ料理はまずく、基本的に客は一人もこない。昔はカーニと大親友だったが、カーニバーガーを作るにあたって、仲が悪くなってしまった(だが、彼のおかげでカーニバーガーが誕生したと言える)。しかし、先述のカーニとの関係から、内心では彼同様かつての関係に戻ることを望んでいる節が伺えるなど、完全に仲が悪くなった訳ではない。彼の作る発明はほとんどがカーニから秘密のレシピを聞き出すために作られたものだが、その発明を利用したカーニによって、間違った作り方を教えられることが多い。
- 性別は原作の設定で雄ではあるが、厳密におけるプランクトンには微生物のためで雄と雌の見分け方がはっきりしないことが多い。ただしこちらでは雄であるためで原語版では悪者風の男性のような声のローレンスが声を当てているのに対し、日本語版では女性のような声であり、シーズン1 - 3中期では小木曽、シーズン3後期以降では松浦が声を当てている。劇場版1や劇場版2の予告編ではチョーが演じている。劇場版1や劇場版2の予告編は原語版に似た声と考えられる男性の声である。なお、劇場版2ではTVシリーズと同じく松浦が演じている。かつてはプランクトンの声に似た男性の人がいなかったため女性の小木曽と松浦(サンディと同じ声優)が当てていたが、長編映画では小木曽と松浦ではなく男性の人(チョー)が当てており、プランクトンの声に似たものとされている。これは上記のパトリックについても同様に当てはまるのだが、シーズン9以降については、パトリックは谷からかぬかに変わったのに対し、プランクトンはチョーを除いてプランクトンの声に似た男性の人が存在しないためかシーズン8以前と同じく松浦のままである。特に女装や変装することも多く、『カー二さんの花嫁』ではキャッシーナというお札の姿をした女性に変装する。
- 続柄関係は夫(妻は故人だが主にカレンまたはカーニから見て)、父親(シーズン12以降)、兄、弟、従兄弟。
- サンディ・チークス(Sandy Cheeks)
- 日本国外の名称では「サンドラ・ジェニファー・チークス(Sandra Jennifer Cheeks)」と表記される。
- 声:小木曽祐子(シーズン1 - 3中期)→松浦チエ (シーズン3後期以降、劇場版1、劇場版2)/キャロリン・ローレンス
- 『水がない!』から登場したスポンジ・ボブの友達であるリスの女の子。リスであるにもかからわず海底に過ごしている。ドーム型の家に住んでいる。本作のヒロイン。一人称は「私」または「アタシ」。「地上でできることは全てやった」ことが理由で、テキサス州から引っ越してきた。そのため原語版ではテキサス訛りで話す。賢い科学者で、バナナ剥きのロボットやロケットを開発している。ツリードームエンタープライズ社から20年契約でスポンサードされている。ビキニタウンの知恵袋として知られている。一度、陸の生き物が海の生き物より偉いことを証明させるために、スポンジ・ボブたちと対戦したことがある。スポンジ・ボブやパトリックにはたまに迷惑をかけられることがある(『破壊の天才』など)が、二人のことは友達とみており仲は良い。ツッコミ役。
- 冒険やスリリングなことが好き。外に出る時は潜水服(宇宙飛行士のような衣装)を着る。毛皮は着脱可能で、シャワーを浴びる際は毛皮を脱いでいる[28]。空手の名手で、格闘技系にはかなり強く、岩を丸ごと破壊したり、筋肉を肥大化させたり超能力を使用することも出来る。冬になると冬眠するが、その時はかなりの巨漢になっている上、非常に寝起きが悪い。故郷と地上を誇りにしており、テキサスの悪口を言う人を許さない。一度ホームシックになって地上のテキサスへ帰ろうとしたことがある。正義感が強く、イカルドがスポンジ・ボブとパトリックを騙してひどい目に合わせた際は彼を懲らしめている。スポンジ・ボブのガールフレンドのような存在とされている。『スポンジ・ボブの真実』ではスポンジ・ボブと(芝居の中であるが)結婚したことが語られている[29]。家族は居らず、一人暮らしで生活をしている。親戚では、長女譲りな実父と姉譲りな実弟が2人いるらしい。『いとこのスタンリー』では、スコットランド風の格好をした弟のフリックが一度登場し、『世界記録に挑戦!』はウッドチャックの従兄弟がさらに登場しているエピソードもあった。『結婚記念日プレゼント』のシーンでは海の中でヘルメットに穴が開くシーンがある。続柄関係は姉、長女(原作のみ)、従姉、妹もしくは次女と叔母(姉と姉の子供である姪っ子が登場した時のみ)。
- カレン・プランクトン(Karen[kærən] Plankton)
- 声:谷育子(シーズン1 - 8、劇場版1)→高橋里枝(劇場版2、シーズン9以降)/ジル・ティレイ
- プランクトン唯一の心の支えのコンピューター。プランクトン同様『いたずらプランクトン』より登場。彼女も悪役と表記されることもある。カニカーニの秘密のレシピを盗むアドバイスに、余計な言葉が入る場合がある(例:「コノボロバケツテイヲシュウリシナサイ」や、「チャントイケルカシラ」など)。初期の頃はプランクトンに対して支持的で友好的な性格だったが、シリーズが進むにつれて彼に余計な言葉や皮肉を言うことが多くなる。普段は大型モニターのデスクトップ型で研究室にいるが、キャスター付きの小型コンピューターになって自ら移動することもできる。会話するときにはオシロスコープのような画面になる。プランクトンの妻だが、本人は「結婚してない」と言っている。また、彼に見捨てられた時や彼が浮気した時は彼に抵抗することがある。エサバケツ亭ではシェフなどの役割だが、店が不人気でほとんど働いていない。『おばあちゃんとの約束』や『秘密のレシピが盗まれた』ではキスマークがある。『カレンの赤ちゃん』では子供が登場した。
- 動物外のキャラであるためで本当は性別がないが、ボイスは女性の声を当てている。サンディやパフ先生と共に女子会に入ったことがある。当初カレンはプランクトンを手助けするコンピューターという扱いだったが、シーズン3でプランクトンがレギュラーになってから妻という設定が固定する[30]。なお、そもそもカレンはコンピューターなので、のこぎり波で喋るあるいは女性のボイスのみならず画像変化などをおいていろんなボイスを変化することが出来、一部だけは男性の声(声優の担当者は不明)に変化されることもあるので要注意されている(そのカレンは笑い声などを含めていつものカレンではないとしてコンピューターの画像が変化した時として見られる)。カレンのボイスが女性の声で性格も女性的にしているかは、その女性の声や性格の本体は死別されたプランクトンの妻だと考えられる。さらにシーズン1の『プランクトンは友達?』ではプランクトンに対して上から目線で話している。
- 続柄関係は妻、長女(一度のみ)、母親(シーズン12以降)。
- パフ先生(Mrs. Penelope Puff)
- 声:谷育子(シーズン1 - 8、劇場版1)→高橋里枝(劇場版2、シーズン9以降)/メアリー・ジョー・キャトレット
- 『運転は難しい〜!』から登場。スポンジ・ボブが通う船教習学校の教師のフグ。怒ったり驚いたりすると体が膨らむ。スポンジ・ボブの危険な運転のせいで、いつも危険な目に遭っている。作中ではスポンジ・ボブによってひどい目に合うことがイカルドと同様に多い。イカルドを「マナーのよい運転手」、スポンジ・ボブを「マナーの悪い運転手」に例えている。夫のミスター・パフもいたが、フグ型の照明器具になってしまい、現在は寡婦(照明器具の理由で死亡となるが劇場版1では生き返るシーンがある)。続柄関係は妻(一度のみ)、妹(シーズン8)、母親(シーズン12以降)。カーニとデートしたことがあり、シーズン10ではデートして16年目となっていた。初期は「フグ先生」と呼ばれていた。
- 逮捕数が多いキャラクターで、唯一の犯罪者である。多くは、スポンジ・ボブのせいで何度も警察署や刑務所に入っている。普段は優しい性格だがスポンジ・ボブに対しては頭を悩ませている。『激突レース』ではスポンジ・ボブが原因で体がしぼんでしまった怒りのあまり彼を激突レースに出場させて葬り去ろうとしたこともある。一度カニカーニで働いたこともある。
- パール・カーニ(Pearl Krabs)
- 日本国外の名称では「パール・カーニ2世 (Pearl Krabs II)」と表記される。
- 声:谷育子(シーズン1 - 8、劇場版1)→高橋里枝(シーズン9以降)/ローリー・アラン
- 『うるさい長靴』から登場。カーニの長女のクジラ。色白で、体躯はとても大きく、髪型はポニーテール。分類はマッコウクジラ。父親のカーニのケチくささに呆れている。物欲があり、ケチなカーニと対極に贅沢なことばかり言う。高校で自分よりずっと背の低い友達と一緒に行動している。『最高の誕生パーティー』で16歳だということが分かっている。父親とは年が離れているようである。続柄関係は長女、孫娘、ひ孫、従姉。父親と二人暮らしで、母親は存在していない。『カーニさんの花嫁』ではキャッシーナ(プランクトン)が母親になろうと言った際は、本人は母親が不要と答えている(カーニ曰く、「空想と現実の世界の区別がついてない」らしく、『シンデレラ』に登場する継母が意地悪な性格をしていたことから、母親に対して悪い雰囲気を感じていたため)。カニとクジラは血縁を結ぶことはできないが、父親のカーニがカニであるのに対し、こちらはクジラになっているのは架空のキャラクターであること(そもそもは実子ではなく養子と見るタイプとされる)。
- 劇場版1でも登場するが出番は少ない。
サブキャラクター編集
メインキャラクターのうち、オープニングやニュースキャスターとして登場する魚やいくつかのエピソードで登場するナレーターにもこの記事にも述べられている。
- マーメイドマンとフジツボボーイ(Mermaid Man and Barnacle Boy)
- 『マーメイドマンとフジツボボーイ』から登場したスポンジ・ボブとパトリックが憧れている正義の味方。二人とも年寄りで、老人ホームに住んでいる。ヒーローを引退していたがスポンジ・ボブとパトリックのおかげで復活する。事件の際は、透明ボートに乗って出動する。スポンジ・ボブとパトリックがいつも見ているテレビ番組もある。なお、敵は着ぐるみではなく、実在している。トレーティングカードも発売されている。二人とも年寄りなため、スポンジ・ボブらより食べ物の消化が遅いらしい(『マーメイドマン対スポンジ・ボブ』)。
- マーメイドマン(Mermaid Man)
- 声:谷育子(シーズン1 - 3)→納谷六朗(シーズン4 - 8)→奥田啓人(シーズン9以降)/アーネスト・ボーグナイン(シーズン1 - 8)→ジョー・ホワイティー(シーズン9以降、ビデオゲーム)、ジョー・アラスカイ(ビデオゲーム)、トム・ケニー(幼少期)、アダム・ウェスト(幼少期)
- フジツボボーイの親分であり、海のヒーローに任命されるにあたり水中で生活する能力を与えられた人間のお爺さん。背が低く太った体をしている。75歳。年のせいかボケている面があり、物忘れが激しい。『フジツボ・ボーイの逆襲』では、自分より年下とするフジツボボーイを子供と見て、子供用のカーニバーガーを食べさせようとし、フジツボボーイに嫌われる。フジツボボーイとのカップリングでは、「父と息子」「祖父と孫」のようなコンビであると考えられる。若い頃(約30代頃)は金髪で腹筋が割れていた。腰に巻いているベルトから人や物を小さくする光線を発射するが、戻し方は本人にもわからない。納谷死去以降の声優は未発表とされている。
- フジツボボーイ(Barnacle Boy)
- 声:小木曽祐子(シーズン1 - 3)→奥田啓人(シーズン4以降)/ティム・コンウェイ、バート・ウォード(幼少期)
- 本名は「カイル(Kyle)」。マーメイドマンの相棒で、初めは追っかけ少年だった。イカルドと同じぐらいの体であり、鼻が大きく痩せ型で長身の体をしている。68歳(『フジツボ・ボーイの逆襲』)。マーメイドマンと比べるとしっかりした常識人だが、イカルドと顔や体の関係による喧嘩をする場合も一度あった。少し気難しい面がある。年齢的にはマーメイドマンよりも少し下というところだが、ボーイと呼ばれるのが嫌で、『フジツボ・ボーイの逆襲』の回では「フジツボ・マン」と名乗り、悪人になった時期があったが、最後は仲直りし、正義の味方に戻った。ボーイは小学生以下の男の子のみではなく、青少年や成人を含む若い男性を指す場合がある。若い頃(約20代頃)はボーイという名前のとおり少年のような見た目だった。日本語版では初登場回のみ「追っかけ少年」という名前であった。
- さまよえるオランダ人(Flying Dutchman)
- 声:納谷六朗、奥田啓人、魚建(シーズン11)/ブライアン・ドイル=マーレイ
- 『イカルドの幽霊、現る!?』と『スポンジ・ボブの反撃』から登場した幽霊船のお化け船長。プランクトンとカレンと同様、本作のニコロデオン・ヴィランズと表記されることもある。毎年ハロウィンになると、誰かが自分の仮装をしてくることに怒っている。特に、スポンジ・ボブに怒っていた。今まで脅かされたことはないが、スポンジ・ボブの怖い姿を見て逃げてしまう。高校生時代にカーニの大伯母(母方の祖父の姉)であるサリーと付き合っていた。
- スポンジ・ボブに紐の結び方を教えたり、人を脅かす気をなくしたりなど出番が多く、特によくカーニの前に現れては魂を取ろうとするが、失敗している。
- 登場する時は必ず雷が鳴り響いたり、たまに口から火を吐くこともできる。
- スポンジ・ボブの脳内に入ったことがあるが、脳内のメルヘンチックな世界が怖すぎて逃げ出した。
- 日本語版では初期は名前が一定しておらず、シーズン1では「オバケ船長」、『生まれ変わったカーニさん』では「ダッチマン」と呼ばれていた。
- ラリー(Larry the Lobster)
- 声:奥田啓人/ミスター・ローレンス
- 『破れたパンツ』から登場したライフガードをしている筋肉質のロブスター(海に住むザリガニ)。スポンジ・ボブとパトリック、サンディの3名とはお友達である。イカルドとも友達になったことがあるが、プロテインを貶されたことに憤慨し、絶交した。なりの筋肉バカ。一度、スポンジ・ボブをライフガードとして雇ったこともあるが、彼が泳ぎが苦手なことを知り辞めさせた。『ラリーのジム』ではスポーツジムの経営を始めた。
- 魚(Fish)
- 日本国外の名称では「ジョニー・イレーン(Johnny Elaine)」と表記される。
- 声:奥田啓人(オープニングの歌を含む)、松浦チエ(『ゲイリーはカタツムリ病?』、『つぶ貝の攻撃』)、上田燿司(シーズン9、劇場版2)/パトリック・ペインティー(本当は海賊ペインティーが歌っているが登場時に口で動かした部分)、ミスター・ローレンス、トム・ケニー
- ニュースキャスターとして何度も登場する実写の魚。口しか動かさない。自称「魚頭」。最初はオープニングに登場し、「魚はちょっと怖いけど」のシーンによく見られる。
- イカリム・ファーシソン(Squilliam Fancyson)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『イカルド楽団』から登場したイカルドの異父兄で高校時代のライバル。楽団「ユニブロー」を持っており、金持ちである。大きなつながり眉毛が特徴。一人称は「わし」。
- 家の屋上には金のドアノブで作った眉毛のオブジェが飾ってある。異父弟のイカルドと勝負する時は大抵イカリムが負けることが多いが、一度だけ勝ったことがある。『スポンジ・ボブはお医者さん』ではイカルドの鼻の一部として登場していた。
- 名前の由来はSquid(イカ)とWilliam(ウィリアム)[要出典]。
- マン・レイ(Man Ray)
- 声:納谷六朗(シーズン1 - 8)、奥田啓人(フジツボマンの回のみ。)→上田燿司(シーズン9以降)/ジョン・リス=デイヴィス、ボブ・ジョレス
- 『留守番ヒーロー大活躍!』から登場したマーメイドマンとフジツボボーイシリーズに出てくる人型の敵キャラクター。赤い服に青い仮面をかぶった大男の姿をしているが、仮面の下はがらんどう。一度、タイムマシンで歴史が変わった際はビキニタウンの支配者になっていた。プランクトンと手を組んで、カニカーニを支配しようとしたが、カーニバーガーのあまりのうまさに感激し、太るまで食べてしまい結局逮捕された(その後、カーニバーガーの代金はプランクトンが払うことになった)。一度だけイカルドの家の下宿人になった事がある。
- ダーティ・バブル(Dirty Bubble)
- 声:納谷六朗(シーズン1 - 8)→ 奥田啓人(シーズン9以降)/チャールズ・ネルソン・ライリー、トム・ケニー
- 『マーメイドマンとフジツボボーイII』から登場したマーメイドマンとフジツボボーイシリーズに出てくる風船型の敵キャラクター。体に建物や人を包み込んで浮遊することが可能。風船なので鉛筆などの尖ったものが苦手。パドルボールのチャンピオンでもある。『パトリックマンは正義の味方?』では、お婆さんに変装したことがあった。『戻ってきたダーティバブル』では、6ヶ月の刑期を終え一時的に「クリーンバブル」になったが、カニカーニで汚れを拭き取る仕事をしている最中に元のダーティバブルに戻ってしまった。シーズン9からの声は奥田の声を低音に加工しているため、前シーズンまでとはかなり異なる印象になっている。
- ナレーター(The French Narrator)
- 声:納谷六朗、奥田啓人 →奥田啓人/トム・ケニー
- いくつかのエピソードで登場するナレーター。原語版ではフランス訛りで喋る。日本語版のナレーションは初期は納谷か奥田が担当していたが、途中から奥田単独でのナレーションになった。劇場版1のサイクロプスと姿が似ているため、親戚と思われる。『スポンジ・ボブとビーーッグウェイブ』ではスペシャルゲストとして映画監督のブルース・ブラウン(出演当時71歳、2017年死去)が担当した。シーズン10の『ネプチューン・ムーン』では「ナレーターのフレンチ」という実写キャラクターが登場し、『スポンジ・ボブの誕生日』でも潜水艦操縦士として登場。
- クラゲ(Jellyfish)
- 声:不明/トム・ケニー(全て)
- 『水がない!』から登場した公園に多く生息するピンク色のクラゲ。電気で相手を攻撃する。巣を作ったり、蜜を集めたりする。地上版で言うと、ミツバチのパロディーとされているが、危険を持っているためスズメバチのパロディーと考えられる。触手に刺されると、腫れる。他にも巨大クラゲ(キングクラゲとクイーンクラゲ)や一匹しか存在しない全身真っ青のクラゲ(スポンジ・ボブが唯一捕まえることができなかった。だが最終的には青いクラゲ自ら彼の網に入り、捕まったということになった)や、普通のクラゲやビキニタウンの住民を捕食してそれのクローンを作り仲間をふやすクローンクラゲ(はっきり確認できる目や、脳が存在する事など、普通のクラゲとの相違点が多い)などの種類がある。スポンジ・ボブの空洞から出る音が大好き。『探偵イカルド』では、イカルドのクラリネットを好んでいた。
- パーチ・パーキンス(Perch Perkins)
- 声:納谷六朗→奥田啓人→上田燿司/ミスター・ローレンス、ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『破れたパンツ』から登場したビキニタウンのニュースリポーター。基本的の容姿は、ボディは約3種類でボディの色は紫色と橙色の2色が見られる人型の魚である。TVシリーズでは基本的にボディの色は2色、劇場版でのボディの色は紫色。エピソードによってパーキンズの時とパーキンスの時がある。
- バブルバス(Bubble Bass)
- 声:谷育子→納谷六朗(シーズン8)→松野太紀(シーズン9)→拝真之介(シーズン10以降)/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『カーニバーガーの作り方』から登場したスポンジ・ボブのライバル。日本語吹き替え版では最初、「太っちょバス」という名前だった。種別は名前の通り、バスであるが、見た目はスズキである。彼のバーガーを食べた後、「ピクルスが入っていない」と言ってやる気を無くさせた。実は舌の裏にピクルスを隠していた。そのことがみんなにばれ、逃げてしまう。
- その後も登場しており、『生まれ変わったプランクトン』では火事の時に逃げ遅れるもプランクトンに助けられた。
- 『さよならカーニバーガー?』では パトリックのサインのシーンに登場した。
- 『カニカーニの掲示板』では、『ハンサムなヤツ42』という名前で掲示板を利用しており、P・スター7(正体はパトリック)のことを「真のヒーロー」「素晴らしい毒舌」と言っていた。P・スター7が書いたイカルドはレジ係に向いてないという書き込みに賛同し、イカルドと喧嘩した。また、ほかの魚に「食べるときは口を閉じろ」と書き込まれている。
- 『空飛ぶ脳みそ』では、道を歩いているところを脳みそにぶつかった。
- 『ラリーは支配人』では、スポンジ・ボブと共にラリーと戦った。
- 『探偵イカルド』ではおもちゃ屋を営んでおりクラリネットを盗んだ容疑者の一人に浮上していた
- 家族は母親と、離れて住んでいる祖母がいる(『バブルバスの引っ越し』)。母と喧嘩して祖母の家に引っ越そうとスポンジ・ボブとパトリックを騙した(引っ越しのお礼にランチを奢ると約束したものの二人が来る前に食べてしまっていた)が、スポンジ・ボブらが母を荷物と一緒に詰め込んで運んだため、母に勘違いされやり返された。
- 『秘密のレシピが盗まれた!』では防犯カメラにいた。
- 『壊れた目覚まし時計』では「ピクルス追加で頼んだのに14個しない」と苦情を言った
- 『海面ダイブ』では間抜けなヒトデのパネル(パトリック)を買った。
- 『俺の脚は恋してる』では投げ飛ばされていた。『スポンジ・ボブの誕生日』、『泥沼の名コンビ』ではオタクキャラとして描かれていた。
- フレッド (Fred)
- 声:納谷六朗、奥田啓人など →かぬか光明、山﨑竜一(『俺の脚は恋してる』以降)など
- 『海の掃除機』から登場した、茶色いズボンを履いた魚。いつも足を怪我している[31]。『俺の脚は恋してる』ではナースに恋をしていた。
- ジェンキンス(Old Man Jenkins)
- 声:納谷六朗(シーズン1 - 8)、奥田啓人、上田耀司(シーズン9)/ディー・ブラッドリー・ベイカー、ミスター・ローレンス、トム・ケニー
- 老人の魚。同じ名前の別人が複数登場する。
- 最も登場回数が多いのは『マーメイドマンとフジツボボーイ』から登場している黄緑色の眼鏡をかけた小太りのジェンキンスである。スポンジ・ボブと挨拶したことがある。なお、過去におけるジェンキンスは全て死亡している。
- 『親友?それとも敵?』で登場したジェンキンスは、カーニが貧乏だった時、この世に一枚しかないぼろ切れをあげ、カーニの服作りに協力した爺さん。最初にカーニとプランクトンのハンバーガーを食べ、その直後気絶してしまった(これがきっかけで、カーニとプランクトンは対立するようになった)。『ラスティーのレシピ』では、ラスティー・サンドイッチ(9番目のメニュー)を注文していた。『海面ダイブ』ではビキニタウンに浮かんでいたゴミを利用して、自らを「ネプチューン王」と名乗っていたこともあったが、本人にバレ黒焦げにされてしまった。
- ネプチューン王(King Neptune)
- 日本国外の名称では「ネプチューン王14世(King Neptune XIV)」と表記される。
- 『ネプチューン王のへら』から登場したビキニタウンを支配する人魚の国王。劇場版1にも同じ名前で登場するが、姿と性格が変更されている。家族の設定も一部異なり、TVシリーズでは妻と息子が登場しており劇場版1では娘が登場する。
- TVシリーズ
- 声:納谷六朗、奥田啓人、かぬか光明(シーズン10)/ジョン・ハーレイ、ケビン・マイケル・リチャードソン、ビリー・ウェスト
- 『ネプチューン王のへら』と『トリトン王子の反抗』で登場した人魚のおじさん。『リトル・マーメイド』におけるトリトン王の姿と類似している。『ネプチューン王のへら』では、手から電撃を撃つことができるため、パトリックに何回も電撃を喰らわせてパトリックの顔を消したり、カーニバーガーを電撃で早く出来上がらせたりする一幕も。家族は妻のアムピトリテ王妃と長男のトリトン王子がいる。海外版の絵本では分類が違う長女も一度だけ登場したが、アニメ版では登場しない。長男のトリトンを溺愛している。実年齢は5000歳(見た目年齢では50代ぐらい)で、『トリトン王子の反抗』では5000歳の誕生日パーティーをカニカーニで祝いに来た。魔法の槍をもっており、これは彼にしか使いこなせない。
- 劇場版1
- 声:銀河万丈/ジェフリー・タンバー
- 劇場版1ではプランクトンに王冠を盗まれシェルシティに売られるが、その策略で犯人をカーニだと疑った。「こいつを助けてほしければ6日以内に王冠を取り戻せ」とスポンジ・ボブとパトリックに命じ、カーニを三叉槍のビームで冷凍にしてしまった。罪人に対してすぐに死刑を言い渡すなど横暴な性格。頭が薄毛なため(本人曰く「ハゲではなく艶やか」)、自分の頭を隠すための王冠を大事にしている。天狗のような鼻に顎鬚が特徴。六日後約束通りカーニを死刑にしようとするが、スポンジ・ボブ達が王冠を持って帰ったことでやめる。バケツ帽子を被せられ、プランクトンに操られてしまうが、スポンジ・ボブに救われる。家族は長女のミンディー姫のみとなっている。
- アムピトリテ王妃(Queen Amphitrite)
- 声:松浦チエ/ヴィクトリア・ベッカム
- 『トリトン王子の反抗』で登場した人魚の女性。ネプチューン王の妻でトリトン王子の母親であるが、夫より体が小さくて長男より背が低い。
- なお、"Queen"は女王の英名であるが、こちらでは王様の奥さんであり、日本語版ではちゃんと王妃と名乗っている。
- トリトン王子(Prince Triton)
- 声:奥田啓人、松浦チエ(少年期)/セバスチャン・バック
- 『トリトン王子の反抗』で登場した人魚の青少年で、実年齢1500歳(見た目年齢では30代ぐらい)。愛称は「トリトン」。ネプチューン王とアムピトリテ王妃の長男であり、ネプチューン15世にあたる。髪型と体の色は父親譲りである。かなりイケメンである。
- スポット (Spot)
- 声:原語版流用/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- シーズン9より登場で、『プランクトンのペット』から登場したプランクトンのペットである緑色の犬型アメーバ。名付け親はスポンジ・ボブ。かなり小柄だが、噛む力が強く、お手をするときは地震の如く地面を踏み鳴らす。アメーバなので潰されてもすぐに復活する。一度はプランクトンの側から離れたが、動物保護施設で動物たちに襲われたプランクトンを助けるために巨大化して動物たちを撃退した。プランクトンからかなり溺愛されている。餌をやりすぎたせいで、子供が生まれそうとカレンが言ってた。見た目は男の子だが、実は雌(男の子のはずだがアメーバには性別が無いとされる)で子供が生まれた。『戻ってきたスポット』、『秘密のレシピが盗まれた!』、『ゲイリーとスポット』でも登場。ゲイリーとは仲がいい。
親戚キャラクター編集
親戚キャラクターとは、各エピソードの中、スポンジ・ボブ、カーニ、イカルド、パトリック、サンディ、プランクトンなどの家族(または血縁関係)である登場人物のことを表している。書かれた内容について、状態や親戚の関係性にも表記されている。また、スポンジ・ボブの祖父など、心の中で登場するキャラクターは空想的故人とされる。書かれた意見の血縁関係の見分け方は、キャラクターの部分にわかりやすく色を付けている。
改作編編集
- ブラックジャック・スクエアパンツ(BlackJack SquarePants)
- 声:奥田啓人/ジョン・ディマジオ
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、『ブラックジャック』から登場したスポンジ・ボブの従兄弟。状態は存命中(シリーズ5で登場)。刑務所に入っていたが、出所した。スポンジ・ボブを幼児期に虐めていた事がある。その頃はスポンジ・ボブよりも大きな体だったが、現在は遥かに小さくなった。ジャガイモ型の外見。
- 親戚の関係性は、スポンジ・ボブとスタンリー・スクエアパンツとトッド・スクエアパンツの父方の従兄弟。キャプテン・ブルー・スクエアパンツの長男[36] で、ミスター・スクエアパンツとシャーム・スクエアパンツの甥。ミセス・スクエアパンツの義甥でもある。そして、スポンジ・ボブの祖父母らは孫息子にあたる。
- ミスター・スクエアパンツ(Mr. SquarePants)、ミセス・スクエアパンツ(Mrs. SquarePants)。
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、『ああ いとしのパイナップル』から登場したスポンジ・ボブの両親。ジャガイモ型の外見。稀に本作が誕生していない1950年代のスタイル画像も見られる。
- ミスター・スクエアパンツ(Mr. SquarePants)
- 日本国外の名称では「ハロルド・スクエアパンツ(Harold SquarePants)」と表記される。
- 声:鶴博幸→松野太紀、谷育子、納谷六朗、奥田啓人/トム・ケニー
- スポンジ・ボブの父親。状態は存命中(初代シーズンで登場)。スポンジ型の父とジャガイモ型の母から生まれる。髭と眼鏡が特徴。実の子であるスポンジ・ボブが大人になっても、妻であるミセスと一緒に過ごしている。ズボンは次男譲りである。顔は完全にジャガイモ型であるが、れきっとした海綿動物である。日本の声優は5人が演じているが、原語版ではトム・ケニーのみとする。
- 親戚の関係性は、ミセス・スクエアパンツの夫。スポンジ・ボブとトッド・スクエアパンツの父でスクエアパンツ家の長男。キャプテン・ブルー・スクエアパンツとは実の兄弟でありミスター・スクエアパンツは兄にあたる(そしてシャム・スクエアパンツとは異母兄弟でありミスター・スクエアパンツは異母兄)にあたる。ブラックジャック・スクエアパンツとスタンリー・スクエアパンツの伯父。
- ミセス・スクエアパンツ(Mrs. SquarePants)
- 日本国外の名称では「マーガレット・スクエアパンツ(Margret SquarePants)」と表記される。
- 声:谷育子、小木曽祐子→松浦チエ/シレーナ・アーウィン
- スポンジ・ボブの母親で、ミスターの愛妻。状態は存命中(初代シーズンで登場)。夫のミスターと一緒に過ごしている。顔は次男譲りである。
- 親戚の関係性は、ミスター・スクエアパンツの妻。スポンジ・ボブとトッド・スクエアパンツの母。スクエアパンツ家とは長男の嫁にあたることで、キャプテン・ブルー・スクエアパンツとシャム・スクエアパンツの兄嫁であること。さらにブラックジャック・スクエアパンツとスタンリー・スクエアパンツの伯父嫁でもある。
- スポンジ・ボブの祖母(Grandma SquarePants)
- 声:小木曽祐子→谷育子(シーズン4以降)/マリオン・ロス
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、『おばあちゃんのキス』から登場した ジャガイモ型の祖母。存命中(シーズン2で登場)。本名は不明。クッキー作りが趣味。孫息子のスポンジ・ボブを赤ん坊のようにかわいがっている。
- 親戚の関係性は、スポンジ・ボブとブラックジャック・スクエアパンツとトッド・スクエアパンツの父方の祖母で、ミスター・スクエアパンツとキャプテン・ブルー・スクエアパンツの母。さらにミセス・スクエアパンツとは姑にあたる。そして、スポンジ・ボブの祖父には前妻となる。
- キャプテン・ブルー・スクエアパンツ(Captain Blue SquarePants)
- 声:納谷六朗/ガーネット・セーラー
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、シーズン5の『ブラックジャック』から登場したスポンジ・ボブの叔父。愛称は「キャプテン・ブルー」。状態は存命中(シーズン5で登場)。元警官で、現在は隠居生活をしている。かなり耳が悪い。ジャガイモ型の外見で、顔はスポンジ・ボブ型である。
- 容姿として、上記のミスター・スクエアパンツより髭が長い所と青い帽子を被っている所が特徴である。
- 親戚の関係性は、ミスター・スクエアパンツとは実の兄弟でありキャプテン・ブルー・スクエアパンツは弟にあたる(さらにシャム・スクエアパンツとは異母兄弟でありキャプテン・ブルー・スクエアパンツもミスター・スクエアパンツと同じく兄にあたる)。スポンジ・ボブとトッド・スクエアパンツの父方の叔父でブラックジャック・スクエアパンツの父(つまりスクエアパンツ家の次男)、そしてスタンリー・スクエアパンツの父方の伯父でもある。
- スタンリー・スクエアパンツ(Stanley SquarePants)
-
- 日本国外の名称では「スタンリー・S・スクエアパンツ(Stanley S.SquarePants)」と表記される。
- 声:奥田啓人/クリストファー・ゲスト
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、『いとこのスタンリー』から登場したスポンジ・ボブの従兄弟。状態は存命中(シーズン5で登場)。ただし、サンディから見た場合はスポンジ・ボブのお友達として扱われる。シャームおじさんの家に居候していたが、スポンジ・ボブの家にやってきた。触ったものを何でも壊してしまうので嫌われていたが、カーニの作戦でエサバケツ亭へ破壊工作のために送られた。容姿としては、上記のブラックジャックとは違いスポンジ型の外見。顔はスポンジ・ボブとそっくりだが、髪があり胴体が長い。従兄弟であるスポンジ・ボブのズボンはパトリックと同様に短パンだが、スタンリーのズボンは長ズボンである。
- 親戚の関係性は、スポンジ・ボブとブラックジャック・スクエアパンツとトッド・スクエアパンツの父方の従兄弟。シャーム・スクエアパンツの長男であり、ミスター・スクエアパンツとキャプテン・ブルー・スクエアパンツの甥。またはミセス・スクエアパンツの義甥にもあたる。そしてスポンジ・ボブの祖父に対しては孫息子だとする。
- スポンジ・ボブの祖父(Grandpa SquarePants)
- 声:鶴博幸/トム・ケニー
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、『飛べ、トリおとこ!―失われたエピソード』で登場したスポンジ・ボブの祖父である老爺。状態は空想的故人(シーズン3ではスポンジ・ボブの心の中で登場している)。本名は不明。顔と体つきは孫息子のスポンジ・ボブと類似している。祖母とは前から離婚をしている。
- 親戚の関係性スポンジ・ボブとブラックジャック・スクエアパンツとスタンリー・スクエアパンツとトッド・スクエアパンツの父方の祖父で、ミスター・スクエアパンツとキャプテン・ブルー・スクエアパンツとシャーム・スクエアパンツの父。さらにミセス・スクエアパンツの舅である。スポンジ・ボブの祖母に対しては前夫とする。
- スポンジ・ボブのコピー(SpongeBob SquarePants)
- 声:松野太紀/トム・ケニー
- 『スポンジ・ボブがいっぱい』で登場。プランクトンがカーニバーガーのレシピをカーニから聞き出そうと、スポンジ・ボブを騙してコピー機でスキャニングして作った偽物。いわゆる、スポンジ・ボブの血縁関係のひとつに近い存在。プランクトンはコピーと本物を見分ける為、白いネクタイを青く塗った。
- 本物のスポンジボブと接触早々意気投合し『僕2号』『僕3号』と名付けられスポンジボブ側に吸収されていった。
- 最初は1体だったが、コピーが本物のスポンジ・ボブと接触するたびに新しく作っていったので、最終的に299体になった。
- コピー機のトナーが安物だったので、最後に全員消滅してしまった。
- サマンサ・スター(Sam Star)
- 声:納谷六朗/ビル・ファッガーバッケ
- パトリック及びゲイリーの血縁関係のひとつで、『パトリックのお姉ちゃん』から登場したパトリックの実の姉。状態は存命中(シーズン7で登場)。弟のパトリックよりも体が大きくかなりの怪力。『パトリックのお姉ちゃん』で初登場するまで、パトリックは兄弟が居ないと思い込んでおり、『マヌケな王様』で家系図を書かれていないため一人っ子だと思い込んでいた。パトリックとは年が離れており、イカルドより年上らしい。イカルドを含むパトリックの友達と仲が悪く、イカルドの家が全て取り壊してしまうが、実の弟であるパトリックのことを大事にしている。
- 親戚の関係性は、パトリック・スターとは実の姉弟でありサマンサ・スターは姉にあたる。ハーブ・スターとマージ・スターの第一子の長女。そしてゲイリーの従姉にあたる。他にもアメーバ王とミルデュー王妃の玄孫、ヨリックとタルサ王女の曽孫、カロス王子とディンガス王子の曽姪孫、マウ・チケットとビリー・ボブ・スターの孫娘、そしてカールのいとこ大姪であり、その親類も家系図の中で含まれている。パトリックとは姉弟の関係であろうかは言いつつ、『マヌケな王様』の家系図には登場していない。
- ハーブ・スター(Harb Star)
- 声:納谷六朗
- パトリック及びゲイリーの血縁関係のひとつで、『まぬけな友達』から登場したパトリックの実父。状態は存命中(シーズン2で登場)。ヒトデの日にパトリックの家に遊びに来た。ミスター・スクエアパンツとは元々から親友だった。髭が生えていることが特徴。『マヌケな王様』では、ナメクジ型の弟が登場する。
- 親戚の関係性は、パトリック・スターとサマンサ・スターの父親。スラゴ・スターとは実の兄弟でありハーブ・スターは兄にあたる。そしてゲイリーの伯父にあたる。他にもアメーバ王とミルデュー王妃の曾孫、ヨリックとタルサ王女の孫息子、カロス王子とディンガス王子の大甥、マウ・チケットとビリー・ボブ・スターの長男、そしてカールの従甥であり、その親類も家系図の中で含まれている。
- マージ・スター(Margie Star)
- 声:谷育子
- パトリック及びゲイリーの血縁関係のひとつで、『まぬけな友達』から登場したパトリックの実母。状態は存命中(シーズン2で登場)。夫のハーブ・スターと同様で、ヒトデの日にパトリックの家に遊びに来た。
- 親戚の関係性は、パトリック・スターとサマンサ・スターの母親。ハーブ・スターの弟とするスラゴ・スターとは兄嫁にあたる。そしてゲイリーの伯父嫁にあたる。
- マーティ(Marty)
- 声:奥田啓人/トーマス・F・ウィルソン
- 『まぬけな友達』から登場したパトリックの養父。状態は存命中(シーズン2で登場)。パトリックの血縁関係のひとつではないヒトデ族として登場したヒトデのおじさん。養子にあたるパトリックが全く知らないヒトデの家族を自分のパパとママだと勘違いして過ごしていた。最初からパトリックのことを実子だと思ってなかった。親戚の関係性は、パトリックの偽者の父である。
- ジャネット(Janet)
- 声:谷育子/スザン・ボヤジアン
- シーズン2の『まぬけな友達』から登場したパトリックの養母。状態は存命中(シーズン2で登場)。パトリックの血縁関係のひとつではないヒトデ族として登場したヒトデのおばさん。書かれた概要は夫のマーティと同様。容姿は薄紫色のアフロヘアーと薄青緑色のドレスが特徴。親戚の関係性は、パトリックの偽者の母である。
- ミセス・テンタクルズ(Mrs. Tentacles)
- 声:納谷六朗→高橋里枝/ロジャー・バンパス
- イカルドの血縁関係のひとつで、『エイプリルフール』から登場したイカルドとイカリムの母親である老婆なタコ。状態は存命中(初代シーズンで登場)。本名と年齢は不明。
- 得意なことは料理であり、次男(父から見て長男)のイカルドが子供の頃は母が焼いたクッキーが好きだった。
- 『お宝ハント』では「イカルドには弟なんかはいない」「1人で十分」と言っている。『いとこのスタンリー』で登場する三男(父から見て次男)は弟であることも知らず、米国版公式サイトでは従兄弟という設定。また、長男のイカリムのこともほとんど知らない。
- 原語版及び初代の声優は息子と同じだったが、シーズン9以降の日本語版では高橋が演じている。
- 親戚の関係性は、イカルド・テンタクルズの母親(またはスクイーズ・テンタクルズの母親であり、ミスター・テンタクルズの前妻でもある)。イカルドの祖母に対しては長男の嫁だと表している。
- イカルドの祖母(Grandma Tentacles)
- 声:谷育子/メアリー・ジョー・キャトレット
- 状態は原作では故人として扱われただが、TVアニメでは実によると長寿でありながらの存命中(シーズン8で登場)。
- イカルドの血縁関係のひとつで、『エサバケツ亭が大繁盛』から登場したイカルドの祖母である老婆なタコ。状態はかつてでは故人として扱われただが実は長寿でありながらの存命中(シーズン8で登場)。本名と年齢は不明。
- 車輪つきの杖を押して歩行するが、孫息子を叱るときには、杖の先で彼のつま先を踏みつける。
- イカルドは、祖母のレシピを利用したエサバケツ亭で繁盛させたが、祖母にバレて適当な調理法を暴露されて、これに憤慨した客たちに暴動を起こされ、エサバケツ亭は全焼させられた。原作では故人だが、TVシリーズの場合ではイカルドが中年になるまで長生きをしていたらしい。
- 親戚の関係性は、イカルド・テンタクルズとスクイーズ・テンタクルズの父方の祖母でミスター・テンタクルズの母親[37]。母方の祖母にも見える。ミセス・テンタクルズに対しては姑だと表している。
- ミセス・カーニ(Mrs. Krabs)
- 日本国外の名称では「ベッシィー・カーニ(Besty Krabs)」と表記される。
- 声:小木曽祐子(シーズン2 - 3)、谷育子(シーズン4以降)/シリーナ・アーウィン
- カーニ及びパールの血縁関係のひとつで、『わるいことば』から登場したカーニの母親の老カニ。状態は存命中(シーズン2で登場)一度プランクトンにプロポーズされたことがある。なぜか、カーニが生まれた頃から見た目が変わっていない。
- 親戚の関係性は、ユージーン・H・カーニの母親で、パール・カーニの父方の祖母(そして、レッドビアードの長女で、サリーの姪)。カーニの父に対しては妻にあたり、カーニの父方の祖父母に対しては長男の嫁にあたる。
- レッドビアード(Grandpa Redbeard)
- 声:奥田啓人/デニス・クエイド
- カーニ及びパールの血縁関係のひとつで、『海賊カーニさん』から登場したカーニの祖父の老カニ。状態は存命中(シーズン6で登場)。現役の海賊でもあり、アニメの中で新しく登場していた。不老不死になっており、現実では元気に過ごしていると見分けている。
- 親戚の関係性は、ユージーン・H・カーニの母方の祖父であり、パール・カーニの父方の曽祖父。または、ミセス・カーニの父親(そしてサリーとは実の姉弟でありレッドビアードは弟)にあたる。カーニの父に対しては舅、祖母に対しては夫にあたる。
- ヴィクター・カーニ(Victor Krabs)
- カーニ及びパールの血縁関係のひとつで、『私はクール』における原作のオリジナルキャラクター。状態は原作では故人(シーズン3で過去の証明写真としての登場)だが、TVアニメでは存命中とされている。原作における享年は不明だが、ジェンキンスよりは年長とされている。カーニの実父。カー二が5歳の時、1ドルをあげたがそれでソーダを買ってしまい、もう二度と出会えなくなった。
- 親戚の関係性は、ユージーン・H・カーニの父でパールの父方の祖父、そしてミセス・カー二の夫。
- アール・チークス(Earl Cheeks)
- 声:松浦チエ/ミスター・ローレンス
- サンディの血縁関係のひとつで、『世界記録に挑戦!』で登場したサンディの従兄弟のウッドチャック。状態は存命中(シーズン9で登場)。新登場オリジナルキャラクター。彼にそっくりな従兄弟たちも多数登場した。両親はバーティ・チークスとアリー・チークス(旧姓レッドチャック)である。
- 親戚の関係性は、チークス3姉弟の従兄弟で、パパとは甥にあたり、ママとは義甥にあたる。他にも、サンディの祖父母に対しては孫息子にあたる。
- マカデミア・ヘーゼルナッツ・ピスタチオ(Macadamia,Hazelnut,Pistachio)
- 声:引坂理絵
- 『サンディの手ごわい姪っ子たち』で登場した、サンディの三匹の姪っ子。それぞれ赤、黄、緑がシンボルカラー。三匹とも過激な性格で、スポンジ・ボブは彼女達の世話に手を焼いていた。彼女らの年齢も関わらずサンディのことを「おばさん」、スポンジ・ボブのことを「おじさん」と呼んでいる。
- ロージー・チークス(Rosy Cheeks)
- 『サンディの手ごわい姪っ子たち』で登場した、上記の姪っ子の母親。サンディの姉(異父姉)でもある。姪っ子を預けた際に「自由だわ~!」と発言していたため、彼女も姪っ子の世話に手を焼いていたと思われる。なお、かつてはサンディは『サンディの手ごわい姪っ子たち』の以前では上の兄弟が存在されなかった。
- プランクカーニ(PlanKrab)
- 『カニバケツ亭』で登場した、カーニの体毛とプランクトンの触角のDNAから作り上げられたカーニとプランクトンのクローン。いわゆる、カーニとプランクトンの血縁関係のひとつに近い存在。カニカーニとエサバケツ亭を乗っ取り、2つを融合させた「カニバケツ亭」を開店した。最後は真っ二つになり、喧嘩になっていた。
- チップ・プランクトン2世(Chip Plankton Ⅱ)
- 『カレンの赤ちゃん』でカレンが通販で注文した、カレンとプランクトンの養子(一応は実の息子とされている)で、プランクトンの血縁関係のひとつに近い存在。チップという名前で、名前の由来はカレンの祖父から。幼児期の計算機からモバイル決済端末、携帯型ゲーム機、コンピュータへと成長し、大学を卒業してATMになった。カレン同様の機械だが、赤ちゃんの時はオムツをしており、排泄することはないらしいがオムツを捨てる箱には悪臭でありオムツを捨てる箱に入ってしまったプランクトンが臭いとされていた。また、カレン同様の機械ではあるため、食事はされていない。ATMになったあと、カーニからのお金が出せないことがプランクトンの息子であると信じており、カーニの敵として見なせるようになった。
原作編編集
- シャーム・スクエアパンツ(Sherm SquarePants)
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつで、最初は名前のみ登場していたが、『西部のならず者』では写真も登場している。声優は不詳で、状態は故人(シーズン5で証明写真としての登場)。享年も不明である。『いとこのスタンリー』の回によるシャーム・スクエアパンツは、宅配便の紙で書かれた通りに本名ではなく「シャムおじさん (Uncle Sherm)」となっている。顔と体つきはスポンジ・ボブと類似しているが、鼻の穴の中に大きなスイカを入れている状態で口は無数の歯を持つ特徴がある。ただし、この写真では若い頃の写真である。
- 親戚の関係性は、ミスター・スクエアパンツとキャプテン・ブルー・スクエアパンツとは異母兄弟でありシャム・スクエアパンツは異母弟にあたる(つまりスクエアパンツ家の三男であるらしいが祖母に対しては継息子と表す)。スタンリー・スクエアパンツの父親で、スポンジ・ボブとブラックジャック・スクエアパンツの父方の叔父でもある。
- トッド・スクエアパンツ(Todd SquarePants)
- 声:スポンジ・ボブと同一(アニメ版のみ)
- スポンジ・ボブの血縁関係のひとつ。スポンジ・ボブの実兄で、『おうちがリゾートホテル?』ではスポンジ・ボブがホテルの支配人の格好をして自ら「トッド」と名乗っていた。状態は空想的故人(シーズン8でパトリックの影絵や海外版の絵本としての登場)。年齢不詳。原作編では絵本としての登場だった。改作編においては、これはいわゆる兄弟ではなく、スポンジ・ボブの変装である。
- 顔と体つきは弟のスポンジ・ボブとそっくりで、眉毛が太くて髭と顎髭が生えていて黒縁の眼鏡をかけている。
- 親戚の関係性は、スポンジ・ボブとは実の兄弟でありトッド・スクエアパンツは兄にあたる[36]。ミスター・スクエアパンツとミセス・スクエアパンツの長男。そしてブラックジャック・スクエアパンツとスタンリー・スクエアパンツの従兄弟で、キャプテン・ブルー・スクエアパンツとシャーム・スクエアパンツの甥、スポンジ・ボブの祖父母らは孫息子となる。
- スラゴ・スター(Sluggo Star)
- パトリック及びゲイリーの血縁関係のひとつ。『マヌケな王様』から登場するが、基本的に家系図で紹介される。状態は故人(シーズン4のパトリックの家系図としての登場)。また、シーズン9ではエスメラルダと一緒に写真に写っていた。種類はナメクジのようなウミウシ。ハーブ・スターとは兄弟だが、実はゲイリーの父親でもあることが発見された。
- 親戚の関係性は、ハーブ・スターとは兄弟でありスラゴ・スターは弟にあたる。パトリック・スターとサマンサ・スターとは、父方の叔父にあたる。そして、ゲイリーの父でマージ・スターの小舅。ただし、こいつも雌雄同体のものなので性別は無いとされるが公式サイトとしては雄として扱われる。年齢計測としては、猫で1歳=人間で約15歳である。
- リリー(Lily Plankton)
- 「おばあちゃんの秘密のレシピ」から登場。プランクトンのおばあちゃん。「おばあちゃんとの約束」で名前が判明。90歳。日本国外の漫画で登場したプランクトンの家系図で父方の祖母がエラということが判明していることから、リリーは母方の祖母である可能性が高い。また「おばあちゃんの秘密のレシピ」ではリリーの目は2つであったが、「おばあちゃんとの約束」では目は1つであった。基本は生きているが、『弁護人スポンジ・ボブ』のみ亡くなっている。
- その他の親類
- パトリック及びゲイリーの血縁関係のひとつ。スラゴ・スターと同様、『マヌケな王様』から登場し、全ては家系図のもので紹介される。この中で唯一、書かれた内容に分類されていない。ただし、パトリックの両親や実姉以外の家族では、ヒトデ族のものではないと考えられている(特に進化順と名付けているらしい)。このキャラクターは全員昔から死亡している。
- アメーバ王(King Amoeba)
- パトリック・スターの高祖父でハーブ・スターの母方の曽祖父。
- ミルデュー王妃(Queen Mildew)
- パトリック・スターの高祖母でハーブ・スターの母方の曽祖母。日本語読みでは「カビ王妃」。
- ヨリック(Yorick)
- パトリック・スターの曽祖父でハーブ・スターの母方の祖父。そしてタルサ王女の夫、アメーバ王とミルデュー王妃の長女の婿、カロス王子の姉婿。
- タルサ王女(Princess Tulsa)
- パトリック・スターの曽祖母でハーブ・スターの母方の祖母。そしてヨリックの妻、アメーバ王とミルデュー王妃の長女、カロス王子の姉。
- カロス王子とディンガス王子(Prince Callous & Prince Dingus)
- パトリック・スターの曽祖叔父でハーブ・スターの母方の大叔父。そしてカールの父。
- カール(Carl)
- パトリック・スターのいとこ大叔父でハーブ・スターのいとこ叔父。そしてカロス王子とディンガス王子の長男。
- マウ・チケット(Maw Tucket)
- パトリック・スターの父方の祖母でハーブ・スターの母親。そしてヨリックとタルサ王女の長女でマージ・スターの姑。また、『スポンジ・ボブは不眠症』では母方の祖母が登場した。
- ビリー・ボブ・スター(Billy Bob Star)
- パトリック・スターの父方の祖父でハーブ・スターの父親。そしてヨリックとタルサ王女の長女の婿でマージ・スターの舅。
- スクイーズ・テンタクルズ(Squeeze Tentacles)
- 声:納谷六朗/ロジャー・バンパス
- イカルドの血縁関係のひとつで、『いとこのスタンリー』で登場したイカルドの親戚。状態は存命中(シーズン5で登場)だが、その後には没キャラとなっている。金髪で鼻にニキビができている。
- 親戚の関係性は、イカルド・テンタクルズとは実の兄弟でありスクイーズ・テンタクルズは弟にあたる[36]。つまりテンタクルズ家の次男で、イカルドの祖母に対しては孫息子にあたる。ただし、彼の登場作は『いとこのスタンリー』しか登場しないため後からは没となり、イカルドの弟を探す場面があったとする『お宝ハント』では没となったためイカルドに弟はいないとされている。
- ミスター・テンタクルズ(Mr. Tentacles)
- イカルドの血縁関係のひとつ。ミセス・テンタクルズとは離婚している。状態は故人(シーズン3でスポンジ・ボブとの話や海外版の絵本としての登場)。享年的には満44歳ぐらい。『お父さんの為に万歳!』に登場する。本名は不明。『ロボットカーニ』では、少しだけスポンジ・ボブとの話で登場していた。
- 親戚の関係性は、イカルド・テンタクルズとスクイーズ・テンタクルズの父親でありミセス・テンタクルズの前夫。
- イカルド・テンタクルズ・ジュニア(Squidward Tentacles Jr.)
- イカルドの血縁関係のひとつ。『クセになる味』で登場。状態は空想的故人(シーズン2でイカルドの夢の中で登場)。カー二バーガーと結婚し、彼が生まれた。見た目はハンバーガーだが、イカルドの触手が生えている。
- 親戚の関係性は、イカルドとソフィアの長男でスクイーズの甥、ミセスとミスターの孫息子、祖母を見てひ孫である。
- カーニの甥っ子(Mr. Krabs' Nephews)
- 声:松浦チエ/クランシー・ブラウン
- カーニ及びパールの血縁関係のひとつで、『カー二さんの5セント』から登場したカーニの三つ子の甥っ子。状態は存命中(初代シーズンで登場)。年齢不詳。『いとこのスタンリー』にも登場する。
- 親戚の関係性は、ユージーン・H・カーニの甥でパールの従兄弟(そして、ミセス・カーニの孫息子でレッドビアードのひ孫)で、カーニの姉に対しては息子となる。
- サリー(Sally)
- シーズン6の『スポンジ・ボブとビーーッグウェ〜ブ』におけるカーニ及びパールの血縁関係のひとつ。もしくは、カーニのおばさん。状態は故人(シーズン6でさまよえるオランダ人の話の中で登場)。享年は不明。元々から亡くなっており、さまよえるオランダ人が語っていただけの登場人物である。また、『カー二さんの武勇伝』でスカ―フィッシュ大佐の恋人であることも明らかになっている。
- 親戚の関係性は基本的に矛盾となった状態だが、実によると、レッドビアードとは姉弟でありサリーは姉にあたることで、いわゆるユージーン・H・カーニの母方の祖伯母(大伯母)にあたっている。レッドビアードは『サリー姉さん』と呼ぶ。他にも、パール・カーニの父方の曽祖伯母、ミセス・カーニの伯母となることもある。
- カーニの祖母(Mr. Krabs' Grandma)
- カーニ及びパールの血縁関係のひとつで、『さよならカー二バーガー?』における原作のオリジナルキャラクターであるカーニの祖母。状態は故人(シーズン9で写真のアルバムとしての登場)。本名と享年は不明。
- 親戚の関係性は、カーニの母方の祖母でパールの父方の曽祖母。そしてレッドビアードの妻でミセス・カー二の母。
- ランディ・チークス(Randy Cheeks)
- シーズン7だけ登場したサンディの血縁関係のひとつである。サンディの実弟。同名としてサンディの父方の祖父も記載する。状態は原作編だと存命中のうち行方不明とされているが、改作編だと空想的故人(シーズン7における話としての登場)。年齢的にはサンディと同じ年。原作編では双子の弟という設定だが、改作編ではサンディの弟とは言いつつ、サンディの双子の弟としては同名にあたるがこちらはサンディの祖父の方を指すので、サンディが生まれる前から既に亡くなっている。
- 親戚の関係性は、サンディとは姉弟でありランディ・チークスは弟にあたる(つまりチークス家の第二子の長男でサンディの長弟)。
- フィリック・チークス(Fllick Cheeks)
- 声:谷育子/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- サンディの血縁関係のひとつで、『いとこのスタンリー』で登場したスコットランド風の格好をしたサンディの親戚。状態は存命中(シーズン5で登場)だが、その後には没キャラとなっている。
- 親戚の関係性は、サンディとは姉弟であり親戚とする男の子は弟にあたる(つまりチークス家の第三子の次男でサンディの次弟)[36]。スクイーズと同様、彼の登場作は『いとこのスタンリー』しか登場しないため、その後では没となっている。
- サンディのパパ(Dandy Cheeks)
- サンディの血縁関係のひとつで、サンディの実の父親。状態は故人(海外版の絵本としての登場)。享年的には大体54歳ぐらい。服装は長女譲りの潜水服で、髭が生えており、カウボーイ風の帽子を被っている。『お父さんの為に万歳! 』で、登場していることが発見されている。
- 親戚の関係性は、チークス3姉弟の父(バンディ・チークスとは実の兄弟であり、彼は兄にあたる)。
- ネプチューナ王女 (Princess Neptuna)
- 『スポンジ・ボブとお姫様』で登場したネプチューン王とアムピトリテ王妃の長女。状態は故人(海外版の絵本としての登場)。白いロング手袋とピンク色のドレスが特徴。肩には綿のようなものを身につけている。ゲイリーとよく似た紫色の貝殻というペットを飼っている。
- 親戚の関係性は、ネプチューン王とアムピトリテ王妃の第一子の長女でトリトン王子の姉(?)
その他の登場キャラクター編集
シーズン1〜3編集
- アンチョビ(Anchovies)
- 声:谷育子
- 『バイト募集中』から登場した意味不明な言葉しか喋れないアンチョビ。空腹のせいで集団で波のようにカニカーニの中で暴れた。『呪いの幽霊船』ではピザのトッピングとして登場した。
- ハリー(Harry)
- 『海の掃除機』から登場した、水色の魚で、深緑色のヒレがあり、濃い黄色の目をして、赤いシャツを着ている。
- 巨大二枚貝(Giant clam)
- 『水がない!』から登場するさまざまなエピソードに登場する貝。『ライバル店が大繫盛!』ではカー二とスポンジ・ボブが貝型の人間に変装し、秘密を探ろうとしたが、爆発してしまった。
- サンディの鳥(Birdy)
- 『水がない!』と『イモムシちゃん』で登場する 『水がない』では暗いオレンジ色で、黒い目をしており、くちばしは暗い茶色で、明るいオレンジ色の腹である。
- 『イモムシちゃん』は青くて白い目をしていて、くちばしは黄色。
- 青いクラゲ(Blue Jellyfish)
- 最初は『水がない』から1度だけ登場していたが、『クラゲハンター』ではピンク色のクラゲから青色のクラゲに変わってしまった。
- シャボンくん(Bubble Buddy)
- 声:小木曽祐子(シーズン2)、奥田啓人(シーズン8以降)/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『シャボンくんはお友達』から登場し、リーフ・エリクソンデー(架空の祝日)に遊び友達を作ろうとして膨らませたシャボン玉が変身した。喋ったり、動いたりできる人型のシャボン玉だが、最初は喋ったり、動いたりはしてなかった。イカルドが針でシャボンくんを割ろうとした際に動いて喋った。実はスポンジ・ボブの前々からの友人だった。彼曰く「ハジけた奴」とのこと。
- 『やんちゃなシャボンくん』では長男のシャイニーが登場した。
- ロボット・カーニ(Robot Krabs)
- 声:プランクトンと同一
- 『ニセ カーニさん』から登場したプランクトンが発明したカーニそっくりのロボット。カーニに成りすまして、スポンジ・ボブから秘密のレシピを聞き出そうとした。トースターに変形したり、目から光線を発射することができる。また、コインで自爆する機能も付いている。プランクトンがこれを使って、スポンジ・ボブを騙すのに成功するも、前述の自爆機能によって自滅した(この時、スポンジ・ボブは自滅するまで気づいていなかった)。その後も何度か登場している。
- また、これとは別だが、『ロボットカーニ』の巻では「幽霊ロボット」の映画を見たスポンジ・ボブとイカルドがカーニをロボットと勘違いする回があり、スポンジ・ボブ達が本物のカーニの居場所を聞き出そうと電化製品(そのうち、コーヒーメーカーは貰い物)を次々と壊すが、スポンジ・ボブによると「最初からロボットはいなかった」というオチのため、スポンジ・ボブは逃げ出し、残されたイカルドだけがカーニに怒鳴られた。
- ケビン(Kevin)
- 日本国外の名称では「ケヴィン・C・キューカンバー(Kevin C. Cucumber)」と表記される。
- 声:谷育子/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『僕は一番の熱狂的ファン』から登場したクラゲ監視団のリーダーであるナマコ(日本語版では「海キュウリ」)。そして一番のクラゲファン。スポンジ・ボブと同様、黒縁の眼鏡をかけているが、目が刺される。スポンジ・ボブがクラゲに刺され、泣いて帰って行くか確かめようとしたが、キングクラゲに追いかけられて、洞窟に隠れた。スポンジ・ボブがキングクラゲを追い払ったが、ケビンは「クイーンクラゲを捕まえなかったから仲間に入れない」と彼に言った。団員の黒縁の眼鏡をつけたアンチョビが王冠に見えるケビンの花弁を引きちぎって、スポンジ・ボブに被せた。『フォーチュンクッキー騒動』にも足のみで登場し、『クラゲ・コンベンション』でもセリフは無いものの再登場を果たした。
- ブライアン・フランダー(Bryan Flounder)
- 『スポンジ・ボブのエスコート』から登場した茶色いイワシ。髪型はマッシュルームカットで、紺色のスーツを身につけている。彼の名字がイワシではなくカレイであり、下記のフラッツとは兄弟の関係らしい。登場回により体の色が変化することもある(『カニカーニでの反乱』」『うたた寝オーディション』など)。
- レニー(Lenny)
- 声:奥田啓人
- 『何か臭うぞ』から登場。マーブル・モニカの旦那さんで、紺色の帽子と白いカッターシャツを身につけた水色のイワシ。
- マーブル・モニカ(Mable-Monica)
- 声:谷育子
- 『プランクトンは友達?』から登場。レニーの奥さんで、薄橙色のネックレスと水色の長袖ワンピースを身につけたオリーブ色のイワシ。
- フラッツ(Flatts)
- 日本国外の名称では「フラット・ザ・フランダー(Flats the Flounder)」と表記される。
- 声:奥田啓人/トーマス・F・ウィルソン
- 『サンディのロケット』から『スポンジボブの誕生日』まで登場する、黄緑色のカレイ(日本語版ではヒラメ)。普段は大人しい性格だが、『いじめっ子』というエピソードでは、ボート教習所の新入生として入学してきた、大柄で意地悪な性格だった。初めは級友を全員ぶっ飛ばそうとしたが、スポンジ・ボブの隣に座ったのと、彼が声をかけたことで、スポンジ・ボブをぶっ飛ばそうとした。しかしスポンジ・ボブの柔らかい体にはパンチが吸収されてしまうため全く効かず、ぶっ飛ばすことは出来ないため1日中殴り続けた末に倒れてしまった。一度だけ車に乗っていた父親も登場する。
- 『サンディのロケット』などでは大人しい性格をしており、新登場の時には歯を磨き始めるシーンだったということ。『ピエロのお仕事』ではパイのシーンにいた。
- 『探偵イカルド』ではカニカーニの客で登場した。『スポンジ・ボブの誕生日』の招待客としても登場。
- 劇場版2のエンディングのスタッフにも登場している。
- フラッツのパパ(Flatts' Dad)
- 日本国外の名称では「フラットのパパ(Flats' Dad)」と表記される。
- 声:納谷六朗/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『いじめっ子』から登場したフラッツの父親。息子とは異なり穏やかな性格だが、スポンジ・ボブと会話してるところを見られてしまい、「私もぶっ飛ばされる」と恐れた。息子の体色と比べると色が濃く、茶色い髭が生えていることが特徴。『すき間が大事』ではジャズクラブ内にいた。
- 暴れ者カレイ(Rampage Flounder)
- 日本国外の名称では「アトミックフランダー(Atomic Flounder)」と表記される。
- 声:谷育子/カルロス・アラズラキ
- 『マーメイドマンとフジツボボーイII』から登場した怒りっぽい灰色のカレイ。最初はバス停で待っていたが、フジツボボーイと同様の黒い目隠しのようなゴーグルをかけたスポンジ・ボブに猛攻撃された。
- 海の熊(Sea Bear)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『キャンプの思い出』から登場。魚類の体をした暴れん坊の海の熊。上手な円を作って囲まないと襲われる。『カーニさんの花嫁』ではプランクトンに率いられて群れでカニカーニを襲撃するがスポンジボブに手なずけられ、最後はクラゲの密を全身に浴びたスポンジボブに連れられ去っていった。
- 海のサイ(Sea Rhinoceros)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『キャンプの思い出』から登場。海の熊の次として登場する海のサイ。ボディーの見た目は陸のサイとよく似ているが、手足と尾の部分が魚類のものになっている。
- スネイリー(Snaily)
- 日本国外の名称では「スメリー・ザ・スネイル(Snellie the Snail)」と表記される。
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『がんばれゲイリー』から登場したイカルドが飼ったことがある雌の姿をしたカタツムリ。血統書付き。カタツムリの中で一番足が速いが、カタツムリレースではゲイリーと恋に落ち、パトリックのカタツムリ(ただの岩)に負ける。
- ラリ(Lary)
- 日本国外の名称では「ラリー・ザ・スネイル(Lary the Snail)」と表記される。
- 声:トム・ケニー
- 『ボクを捨てないで!』で登場した土色の巻貝。『がんばれゲイリー』のラリー・ルチアーノとは無関係。容姿はゲイリーとは違って太い眉毛を生やしており、また荒っぽい性格である。可愛がられるのが苦手。『二枚貝がやってきた!』ではカメオ出演した。
- ドナ(Donna)
- 声:谷育子
- 『カルチャーショック』に登場したオレンジ色の魚である女性。『パフ先生の夢』にも同名のキャラクターが存在するが、全く別人である。
- リサ(Lisa)
- 声:谷育子
- 『カルチャーショック』と『ボクはだれボブ?』に登場した金髪の女性。
- デビー・リチャード(Debbie Rechid)
- 声:谷育子
- 『バレンタイン・デー』から登場。
- ティナ・フラン(Tina Fran)
- 声:谷育子
- 『破れたパンツ』から登場。
- パープル・ドクターフィッシュ(Purple Doctorfish)
- 声:奥田啓人/ロジャー・バンパス
- 『ゲイリーの病気』から登場した医者の魚。
- ルー・ベンダー(Lou-Ventor)
- 『破れたパンツ』から登場したホットドッグ屋とスーパーマケットの店員である橙色の魚。愛称は「ルー」。
- ナットン(Norton)
- 声:奥田啓人→上田燿司/ロジャー・バンパス、ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『何か臭うぞ』から登場したビキニタウンの宅配便である淡色の魚。
- ナット・タッカー・ピーターソン(Nat Tucker Peterson)
- 声:奥田啓人→上田燿司/ディー・ブラッドリー・ベイカー、トム・ケニー、ロジャー・バンパス、ダラン・ノリス、ミスター・ローレンス
- 『破れたパンツ』から登場した黄褐色の魚。何回も登場しているが、『プランクトンのお得意さま』では、エサバケツ亭の常連として登場。カーニバーガーを食べるのを拒み、プランクトンのエサスティックを10本食べていたが、実際にはその後病院で胃洗浄をしていたことを明かしている。最終的に食べなくなり、倒れた後は再び病院に連れて行かれ、2度目の胃洗浄をすることになった。愛称は「ナットー」。
- ミセス・クロッシングガード(Mrs. Crossing Guard)
- 声:谷育子
- 『何か臭うぞ』から登場した緑色のお姉さん。
- ツゲグッチー・シメコロシー(The Tattle-Tale Strangler)[33]
- 声:奥田啓人/トーマス・F・ウィルソン
- 『恐怖のシメコロシー』から登場した警察に通報したものを絞め殺そうとする、指名手配中の悪党。警察に告げ口したスポンジ・ボブを絞め殺そうとするが、彼に振り回され自首する。ビキニタウンでは「シメコロシーを知らない者はいない」と言われるほどの有名人。『ボクは警察官』でも指名手配されていた。『カニカーニ刑務所』ではカニカーニの囚人として登場。『スポンジ・ボブの誕生日』では、パーティーの招待客として登場。
- ザ・バンク・ロバー(The Bank Roober)
- 声:ミスター・ローレンス
- 『消えた名札』から登場した緑色の体と紺色の仮面を身につけた泥棒。スポンジ・ボブの空想にのみ登場していた為名札を本当に盗んでいるかは不明。
- オフィサー・ジョン(Officer John)
- 声:奥田啓人
- 『スポンジ・ボブのクラス委員?』から登場した男性警官である濃い橙色の魚。
- ナンシー・オ・マリー(Nancy O'Mally)
- 声:谷育子(シーズン1 - 8)→高橋里枝(シーズン9以降)/シリーナ・アーウィン
- 『悪魔バーガー』から登場した女性警官である薄い紫色(ラベンダー色)の魚。『スポンジ・ボブの日記』では、スポンジ・ボブの日記を盗み読みしたイカルドに対して、自分の日記を読んだ兄は終身刑だということげ、さらし台に固定した。
- オフィサー・ロブ・ジョンソン(Officer Rob Johnson)
- 声:奥田啓人/ミスター・ローレンス
- 『スポンジ・ボブのクラス委員?』から登場した男性警官である緑っぽい水色(ティール色)の魚。まれにカーニ、イカルド、パフ先生のいずれか(特にパフ先生)が逮捕される回に登場する。劇場版1や『プランクトンの大脱獄!』ではプランクトンが逮捕されるシーンにも登場している。
- ビキニボトムプリズンガード(Bikini Bottom Prison Guard)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『パフ先生の夢』から登場したビキニタウンの刑務官。
- レッジ(Ledge)
- 日本国外の名称では「レッグ(Reg)」と表記される。
- 声:奥田啓人/トーマス・F・ウィルソン
- 『弱虫おことわり』から登場した海底マッチョクラブのリーダー。最初はスポンジ・ボブを「弱虫」と言い、入れようとしなかったが、パトリックを倒したスポンジ・ボブを認めて入れてくれた(が、スポンジ・ボブは入り口で滑って転んでいて、夢を見ていた)。
- ポパイ・フィッシュ(Popeye Fish)
- 声:納谷六朗/トーマス・F・ウィルソン、トム・ケニー
- 『弱虫おことわり』から登場した海底マッチョクラブの一人。口の周りには無数の髭が覆われている。
- タフ・グレイ・フィッシュ(Tough Gray Fish)
- 声:納谷六朗
- 『カニカニ・ランド』から登場したタフガイの相棒。
- タフ・ガイ(Tough Guy)
- 声:納谷六朗/トム・ケニー
- 『パッチーの部屋』から登場した小太りな筋肉体型を持つ男。頭には鋭い赤い棘がついており、両耳にはヘッドホンをかけている。筋肉の腕の部分にはドクロマークを付けている。『カニカニ・ランド』ではスポンジ・ボブとカーニにライ豆を食べさせようとしたり、『サバイバルテスト』ではスポンジ・ボブの大事な彼女とされるパティを食べてしまったりする回もあった。『カニカニ・ランド』では相棒のタフ・グレイ・フィッシュが登場した。
- トム (Tom)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー、ミスター・ローレンス
- 『破れたパンツ』から登場。『チョコのセールスマン』では、スポンジ・ボブとパトリックに「チョコレート!」と騒ぎながら追いかけた。
- メリー・ジェンキンス(Mary Jenkins)
- 声:谷育子/サンディー・ジョーンズ
- 『チョコのセールスマン』から登場した年老いた小柄なお婆さん。年齢だけではなく、彼女の孫も別のエピソードで登場している。愛称は「メリー」。『子守りのはずだったのに』ではスポンジ・ボブとパトリックの2人に母親の世話を頼み、そのまま逃げだした。
- メリー・ジェンキンスの母(Mary's Mother)
- 声:谷育子/トム・ケニー
- 上記と同じく『チョコのセールスマン』から登場したメリー・ジェンキンスの母親。干乾びたミミズのような外見をしている。積み木で刑務所を造ったり、パラシュート無しでスカイダイビングをするなど、かなり活発的である。チョコレートが大嫌いで、スポンジ・ボブにチョコを進められて「あたしゃ大嫌いだよ」と発言している。『黒いレモネード』では逃げる群衆の中に混じっていた。『子守りのはずだったのに』では、世話をしていた娘が子守りをしていたスポンジ・ボブとパトリックの2人に任せて逃げ出され、2人に干乾びた赤ん坊だと勘違いされた。また、137歳である事も判明した。
- ネマトーダ(Nematodes)
- 声:谷育子→奥田啓人/トム・ケニー、ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『ああ いとしのパイナップル』から登場した海に住む100匹のユムシ(ネマトーダは微生物である線虫の英名からきているがこちらはユムシとなっている)で、夜中に現れて何でも食べてしまう悪虫。海底の岩やボートカーをよく食べるが、最後は喉が渇いて、スポンジ・ボブとゲイリーが寝ていた時にパイナップルの家まで飲み込んでしまった。飲み込んだ後、スポンジ・ボブとゲイリーに見つかった時点で逃走する。『ボクのベスト・デー』ではカニカーニを食べていた。
- モンティ・P・カネモチ(Monty P. Moneybags)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『これがゲイジュツ』から登場した有名なアート・コレクター。最初は、イカルドの作品(イカルドが描いた汚い絵など)に違和感を持っていたが、スポンジ・ボブが作った銅像をコレクションに相応しいと思った。イカルドは「自分が作った」と嘘をつくが、途中で壊してしまう。それに悪化したイカルドが適当に銅像を作った。モンティは「あれは誰の作品なんだね?」と尋ねるが、イカルドは「あれはわしのではなく、彼の作品です」と「Kingdom Coming」の口笛を吹く掃除係に帽子を被せて、帰ってしまう。しかし、モンティが見た作品はスポンジ・ボブのよりも素晴らしい作品だった。『あぶない警備員』で数秒のみ登場し、『スポンジ・ボブの誕生日』では、パーティーの招待客として登場。
- シュリンプ(Shrimp)
- 『あこがれの生活』から登場した朱色のエビ。一度、カニカーニで登場する。
- トリック・オア・トリート(Trick-or-treaters)
- 『スポンジ・ボブの反撃』にしか登場しないお化けやカボチャ等のコスチュームを身に付けた魚。
- 落書きボブ(DoodleBob)
- 声:小木曽裕子(シーズン2)、松野太紀(シーズン11)、奥田啓人 (スポンジボブ感謝の日でのシーズン2の再録)/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『魔法のえんぴつ』から登場。魔法の鉛筆でスポンジ・ボブが描いた自身の似顔絵。邪魔者であるイカルドをこらしめるが、その後スポンジ・ボブとパトリックに悪さをする。そのためスポンジ・ボブに鉛筆の先っぽの消しゴムで消されてしまうが、手だけを消し忘れたために自分で描き足して生き返った。最後は足が紙に張り付いて動けなくなった所をスポンジ・ボブに本で挟まれ、ただの絵になった。『落書きの世界』ではスポンジ・ボブとパトリックを懲らしめようとする。『秘密のレシピが盗まれた!』では防犯カメラに隠れて登場。
- ウニ(Sea Urchins)
- 『クラゲになりたい!』から登場。彼の住む洞窟に入ったスポンジ・ボブは体中に棘(ひっつき虫のようなもの)が刺さっていた。カニカーニではグリルの中に入っている。その後は『イカルド先生のおとな講座』と『ウニ退治で大混乱!』と『プランクトンのペット』等で姿が変更されている。『ウニ退治で大混乱!』と『ミニ・スポンジ・ボブ』は同種。
- 『イカルド先生のおとな講座』では、パトリックのヒゲに擬態していたウニ。パトリックの顔の下で昼寝していて彼の涙で目を覚ます。英語版・日本語版共に喋り方が訛っている。また、『新しいパイナップルハウス』ではパトリックの夢の中で登場している。
- 『ウニ退治で大混乱!』では、カニカーニ店のグリルの床下に出てきた真っ黒なウニ。無数の鋭いトゲを持っており、歩く時は足(歩肢)の代わりにトゲで歩いている。プランクトンが、サボテンを使った雌のウニの格好をし、その大量のウニはプランクトンにメロメロになる。その後は冷凍されバケツの中に入れられ、スポンジ・ボブがバケツを持って外に出そうとしたが、最後はカニカーニの中に戻ってしまった。
- 『プランクトンのペット』では、鋭いトゲと鋭い歯を持つウニが登場していた。
シーズン4〜7編集
- ジム(Jim)
- 声:谷育子/パットン・オズワルト
- 『伝説のフライ係』から登場。スポンジ・ボブよりも前にカニカーニで働いていた従業員だったが、カーニを賃金をケチるので嫌気がさして辞めた。その後、各地で修行を積み、料理人として大成功した。それ故、スポンジ・ボブの作っていたカーニバーガーを味見したとたん便所に流したりするなど料理人としては厳しい性格である。一度、自分の湖から、自宅へ帰り道にカニカーニに行った。スポンジ・ボブを弟子にしたことがある。昔はアフロ状の髪形をしていた。
- カーニはスポンジ・ボブにあってジムにないものとして、スポンジ・ボブは安いと言っており、ジムもカーニにいいシェフに恵まれたと言っている。
- スティンキー(Stinky)
- 声:納谷六朗/トーマス・F・ウィルソン
- 『親友?それとも敵?』から登場したスティンキーバーガーの経営者。無精髭だが、子供たちにスンケイ[32]されており、自身も子供好き。車から金が出そうになるくらい儲けていた。
- ジャック・M・クレイジー・フィッシュ(Jack M. Crazyfish)
- 声:納谷六朗/ミスター・ローレンス
- 『ボクはタフガイ』から登場し、スポンジ・ボブの夢の中に登場した悪党。ただし、現実では善人である。背が高く、ヒゲが生えており、帽子を被っている。夢の中や現実ではジャンケンで負けたことがないが、スポンジ・ボブに向かって後出ししている。
- ネイビー・バディーズ(Navy Buddies)
- 『カーニさん 脱皮する!?』から登場したカーニの海軍時代の仲間。
- 鉄目玉(Iron Eye)
- 声:奥田啓人
- ネイビー・バディーズのメンバー。その名の通り、片っ方に鉄の目玉(若い頃に誤って目に刺さってしまったと思われる物体)を付けているが、実はプラスチックでできている。
- 魚雷腹(Torpedo Belly)
- 声:谷育子
- ネイビー・バディーズのメンバー。その名のとおり腹に魚雷が刺さっているが、手術で抜いてしまった。
- 揉み上げ(Mutton Chop)
- 声:納谷六朗/トーマス・F・ウィルソン
- ネイビー・バディーズのメンバー。その名の通り、黒い揉み上げを付けているが、実は偽物。
- 岩あごのジョーンズ(Lockjaw Jones)
- 声:松浦チエ
- ネイビー・バディーズのメンバー。岩のような立派な顎と頑丈な歯を持っているが、実は入れ歯である。
- ネイビー・キャプテン(Navy Captain)
- 『カーニさん 脱皮する!?』から登場。老人風で、紺色の服と帽子を身につけている。
- サージャント・サム・ロデリック(Sergeant Sam Roderick)
- 声:納谷六朗/ロビン・サックス
- 『クビになったパフ先生』から登場。パフ先生がクビになった時登場するバクのようなサメ。パフ先生とは違い、スポンジ・ボブに怒ったりはしないが、顔自体が恐怖である。最後はスポンジ・ボブの運転でひどい目にあった。妻帯者である。
- ミスター・ガンサー・フィッツ(Mr. Gunther Fitz)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『クビになったパフ先生』から登場。小柄で長身とする山吹色の魚。髭を生やしている。
- フォトグラファー(Photographer)
- 声:納谷六朗
- 『おめかしの日』に登場したカメラマンのお爺さん。その日のスポンジ・ボブは写真撮影の為に体や服装を清潔にしようとして出かけたが、外では危険なトラブルが起こり、スポンジ・ボブの体は何回も汚れてしまう。最後は汚れないようジャムの瓶の中に入りパトリックと一緒にミセス・パフ教習所へ行ったが、その後はピーナッツバターをかけたパンの上に乗っかってしまい、本番でも汚れてしまった。彼が汚れた後も助けてくれた。
- ミス・グリススルプス(Miss Gristlepuss)
- 声:谷育子/アンドレア・マーティン
- 『カーニバーガー禁止令』から登場した「愉快でおいしい食べ物に反対する魚類組織連合」(愉快反魚連)のリーダーを務める老女。カーニバーガーを踊り歌いながら作っていたスポンジ・ボブを見て、カニカーニの営業停止処分を決定した。警察署長を務めるかなり歳の離れた夫(アルター)がいる。カーニ曰く「しなびたプルーン」。最終的にカーニバーガーを食べてスポンジ・ボブと踊り、営業停止を撤回した。
- ミス・グリススルプスシスターズ(Miss Gristlepuss' Sisters)
- 『カーニバーガー禁止令』から登場したミス・グリススルプスとそっくりな五つ子の老女。顔の色は紫色、水色、肌色の3色であり、眼鏡も第一子の長女の物と異なる。
- アルター(Alter)
- 日本国外の名称では「エル・プライス(Al Priss)」と表記される。
- 声:奥田啓人
- 『カーニバーガー禁止令』から登場したミス・グリススルプスの夫である若い警察署長で、妻からは「アッルー」と呼ばれている。妻とは歳が離れている。
- グレマ(Granny)
- 声:谷育子/エイミー・ポーラー
- 『いとしのゲイリー』に登場するお婆さん。家出したゲイリーを拾って可愛がった。ゲイリーに焼いたクッキーなどを食べさせることが特徴である。実は巻貝(ゲイリーと同様のネコ科カタツムリの巻貝)を暗殺するお婆さんで、ゲイリーは彼女から逃げる。二人称は「お前」であり、ゲイリーのことを「ミス・タフシィ」と呼んでいる。
- 路地のカタツムリ(Alley Snails)
- 声:奥田啓人(灰色)、納谷六朗(緑色)、松浦チエ(赤紫色)
- 『いとしのゲイリー』に登場する3匹組のカタツムリ。見た目はどら猫のイメージに見える。登場する前にはゲイリーがナチョスを食べようとしていたが、灰色のカタツムリが「それを食うつもりか?」と言い、ゲイリーは逃走する。緑色のカタツムリが逃走したゲイリーのことを「ナチョスのことを嫌いだろ」と言っていた。その後は逃げたゲイリーとバトンタッチをされ、グレマと会ってしまった。赤紫色は大抵無口だが、一度だけ喋る所がある。
- バブル・パッチン・ボーイズ(The Bubble Poppin' Boys)
- 声:奥田啓人、納谷六朗
- 『ボクはだれボブ?』で登場した五人組の不良。ニューコンブシティーはシャボン玉を吹いちゃいけない街と考えている。チーズヘッド(記憶喪失になったスポンジ・ボブ)を捕まえるのに成功したが、チーズ・ヘッドの巨大シャボン玉にやられて敗北した。リーダーであり一番背が高い男がオレンジ色、二番目に背が高い男が黄緑色、三番目に背が高い男がラベンダー色、四番目に背が高い男がピンク色、そして一番背が低く小太りな男が濃い黄色の魚と見分けている。
- ボーイズ・フー・クライ(Boys Who Cry)
- 声:奥田啓人
- 『最高の誕生パーティー』から登場したビキニタウンで大人気の3人組の歌手。「君が主役さ」などの曲がある。パールの誕生日に呼ばれて歌った。大ファンだというイカルド曰く、パーティーで歌ってもらうだけで100万ドル(約1億円)かかる上、口パクで歌わせたら大変なことになるらしい(実際にイカルドはカーニバーガーのパティまみれになった)。
- ティーンエイジ・オンナノコ(Girly Teen Girl)
- 声:松野太紀/トム・ケニー
- 『パジャマ・パーティー』から登場した遠い町から引っ越してきた女の子で、外見はスポンジ・ボブと似ている。パールのパジャマパーティーに参加しようとしたが、スポンジ・ボブと間違われたため追い出された。因みに女装したスポンジ・ボブではなく全くの別人であり(彼女自身もスポンジ・ボブと間違われた際に「何の事だかさっぱり分からない」と発言している)、彼曰く「全然可愛くない」。
- ニコラス・ウィザース(Nicholas Withers)
- 声:奥田啓人→上田燿司(パトリックマンの回のみ。)/アルトン・ブラウン、トム・ケニー
- 『お宅拝見!』から登場。お宅拝見のレポーターであり、最初はイカリムの家をCMに出そうとしたが、最後はイカルドの家をCMに出そうとした。
- プラスチック・サージョン(Plastic Surgeon)
-
- 声:谷育子/トム・ケニー
- 『パトリックの鼻』から登場した外科医の先生。
- ザ・チンパンジーズ(The Chimpanzees)
- サンディーのツリードームへやって来た3人組のチンパンジー。『発明品を作ろう』から登場している。
- マーマレード博士(Dr. Marmalade)
- 声:松浦チエ/ナイジェル・プレイナー
- 一番背が高く太りぎみの体格を持つ雄のチンパンジー。
- レジナルド卿(Lord Reginald)
- 声:奥田啓人/リック・メイヨール
- 二番目に背が高く痩せ目の体格を持つ雄のチンパンジー。
- パーシー教授(Professor Percy)
- 声:納谷六朗/クリストファー・ライアン
- 一番背の低い雄のチンパンジー。
- イカビア(Squilvia)
- 声:松浦チエ/トレス・マクニール
- 『恋するイカルド』から登場したイカルドの新しい彼女であるタコ。イカルドが一目ぼれした、初恋の相手。スポンジ・ボブはイカルドにデートの練習をさせるのも、怒りが頂点に達したイカルドは彼に八つ当たりしてしまう。その様子を彼女に見られイカルドは嫌われたかのように見えたが、「間抜けな友達をいじめる人って夢みたいに素敵」と彼女は感激し喜んでイカルドを食事に誘った。
- ポール・スター(Pole Star)
- 『カニカーニ新聞』にしか登場しないパトリックの妻の柱。元々はカーニがスポンジ・ボブに新聞の記事を「例えば柱と結婚した人の記事がいい」と言っていたが、ラストでパトリックと結婚していたことが判明。ネックレスとドレスを付けていた。
- スターフィッシュ・ミニスター(Starfish Minister)
- 声:納谷六朗/ロジャー・バンパス
- 『マヌケな王様』で登場したヒトデ族の牧師。チラシにはパトリックの家系図を描いていた。最初はパトリックだけが存在するが、最後はスポンジ・ボブのペットとするゲイリーも存在したことになっていた。何故ヒトデと巻貝を兄弟にしたかは不明だったが、実はパトリックの父親とするハーブ・スターがパトリックの祖母とする母親よりズラかしていた。
- ワイルド・ワンズ(Wild Ones)
- 『暴走族がやってきた!』から登場した荒っぽい不良たちが集まる暴走族のチーム名。
- マイルド・ワンズ(Mild Ones)
- 『暴走族がやってきた!』から登場し、ワイルド・ワンズとは逆に温厚な老人たちが集まる暴走族のチーム名。スポンジ・ボブが持っていたMの破片をWと読み間違え、間違われた。
- ブラッド(Brad)
- 『ダンス大会』から登場したハンサムな男。ビリーというペットがいる。
- メリー(Mary)
- 日本国外の名称では「メリー・ザ・スネイル(Mary the Snail)」と表記される。
- 声:シリーナ・アウィーン
- 『恋するゲイリー』から登場したもう一匹の雌のカタツムリ。スネイリーという雌のカタツムリも存在したが、本作では全く別人の雌のカタツムリが登場した。赤白のリボンと紫色の貝殻が特徴。
- ビリー(Billy)
- 日本国外の名称では「ビリー・ザ・スネイル(Billy the Snail)」と表記される。
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- ブラッドのペットとする雄のカタツムリ。スタイル付きの髪と桃色の貝殻と緑色の体が特徴。『恋するゲイリー』から登場する。
- メリーの元ボーイフレンド(Mary's Ex-Boyfriend)
- 『恋するゲイリー』から登場した意地悪な雄のカタツムリ。茶色のベレー帽と紫色の貝殻が特徴。本名は不明(日本語版のエンドロールにはブリーと表記されている)昔はメリーのことが好きだったが、今はメリーのことを嫌いになった。
- スパイク(Spike)
- 日本国外の名称では「スパイク・ザ・ブリー・スネイル(Spike the Bully Snail)」と表記される。
- 声:トム・ケニー
- 『恋するゲイリー』から登場した無数のトゲと絆創膏を持つ灰色の雄のカタツムリ。メリーの元ボーイフレンドの手下。
- ダン(Dan)
- 日本国外の名称では「ダン・ザ・オレンジ・スネイル (Dan the Orange Snail)」と表記される。
- 声:トム・ケニー
- 『恋するゲイリー』から登場した縁のない赤い帽子と橙色の体と水色の貝殻が特徴とする雄のカタツムリ。メリーの元ボーイフレンドの手下。
- モニカ(Monica)
- 『恋するゲイリー』から登場した金髪の女性である青緑色の魚。さらにブラッドとよく似た男性の人に愛された。
- ウドン(Master Udon)
- 声:奥田啓人/パット・モリタ
- 『カラテ・アイランド』から登場したバケーションプラン詐欺軍団のリーダー。スポンジ・ボブとサンディを「カラテ・アイランド」なる島に招待したが、サンディに倒され失敗する。しかし懲りずに、イカルドを「クラリネットの王者」として招待した。
- ティッケル(The Tickler)
- 声:納谷六朗
- 『カラテ・アイランド』から登場したウドンの手下。得意技は鉄の爪を使った「くすぐり拳法」。しかし、サンディに大好物のゼリー入りドーナッツを無理やり食べさせられ倒れた。
- リップ・サルバス(Lip Service)
- 声:谷育子
- 『カラテ・アイランド』から登場したウドンの手下。得意技は巨大な唇を活かした「ビジバジ拳法」。しかし、サンディのヘアドライヤー拳法で、唇が荒れてリップクリームを塗った後、唇が砕けてしまった。
- ドロドロ・フィル(Filthy Phil)
- 声:奥田啓人
- 『カラテ・アイランド』から登場したウドンの手下。得意技は強烈な体臭を使った「匂い拳法」。しかし、酸素ドームをつけたサンディには通用せず、自分で自分の匂いを嗅いでしまい倒れた。
- ドクター・ジル・ギリアム(Dr. Gill Gillam)
- 声:奥田啓人
- 『ゲイリーはカタツムリ病?』から登場した橙色の魚の姿をした病院の先生。
- カール(Carl)
- 声:松浦チエ/CH・グリーンブラット
- 『レストラン・オーマンデーズ』から登場したレストラン・オーマンデーズの雇われ店長。ゴミをカーニバーガーに加工していたことがカーニにばれ、怒り狂った彼に店を破壊される。後のエピソードでもちょくちょく登場している。
- ハワード・ブランディ・パートナーズ(Howard Blandy's Partners)
- 『レストラン・オーマンデーズ』から登場した水色と薄紫色の魚である2人の社長。下記のハワード・ブランディより背が低い。
- ハワード・ブランディ(Howard Blandy)
- 声:谷育子/トム・ケニー
- 『レストラン・オーマンデーズ』から登場したブランディ・フランチャイズ・カンパニーの社長で有名な実業家。カニカーニを大金で買収したが、カーニに店を破壊され、契約を取り消した。
- ジーン・ホタテ(Gene Scallop)
- 声:谷育子/ジーン・シャリット
- 『スポンジカーニ』から登場した有名料理評論家である紫色の魚。種族はホタテガイではないが、名前にある通りScallopはホタテガイの英名である(別物として、生きているホタテガイも登場している)。姿はアフロヘアーで、眼鏡もかけていて、髭も生えている。カニカーニでよく登場しているが、魚とパーチ・パーキンスと同様のニュースキャスターでもある。
- ホーラス・A・フーパー(Horace A. Whopper)
- 声:納谷六朗
- 『スポンジカーニ』から登場した裁判長で、スポンジ・ボブの大ファン。容姿は、下記のジャッジ・サーディンと類似する。
- ジャッジ・サーディン(Judge Sardine)
- 声:納谷六朗/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『58回目の運転免許試験』から登場。容姿は、上記のホーラス・A・ワッパと類似する。
- ジャッジ・スティカルバァク(Judge Sticklebark)
- 声:谷育子/ジル・ティレイ
- 『弁護人スポンジ・ボブ』から登場。
- ホーラス・B・マジック(Horace B. Magic)
- 声:奥田啓人/ロジャー・バンパス
- 『ボクは魔法使い』から登場。
- オメーニャ・オウシエン(What Zit Tooya)
- 声:谷育子/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『名前を教えて!』から登場。名前を知ろうとしたイカルドに財布を奪われてしまう。最終的にイカルドはオフィサー・ロブ・ジョンソンに複数の罪(財布を盗んで逃走したこと、信号無視をしたこと)で逮捕された。
- サニー・ショアーズ・セールスマン(Sunny Shores Salesman)
- 声:奥田啓人
- 『オイラはパトリシア』から登場したスーツを身につけたセールスマン。ブリーフケースを持っていたことから、スポンジ・ボブからは殺し屋だと勘違いされていた。
- ハワード(Howard)
- 声:奥田啓人
- 『新しいお隣さん』から登場した、トレーラーハウスを引いてビキニタウンにやって来た魚。スポンジ・ボブとパトリックが立てた賃貸物件の看板を見て現れ、自分と同じ趣味を持つと知ったイカルドが隣に住まわせた。彼がクラゲ取りとシャボン玉飛ばしが嫌いだと知ったイカルドは彼からスポンジ・ボブとパトリックの存在を隠そうとしたが、最終的に気づいてスポンジ・ボブとパトリックに文句を言おうとしたところ、ふとしたことでクラゲとシャボン玉を気にいって、スポンジ・ボブとパトリックと遊びだした。「スポンジ・ボブ ファンブック完全版」ではフランクに名前が変更されている。
- ミロ・J・ファインダーフィッシュ(Milo J. Finkerfish)
- 声:奥田啓人/トム・ケニー
- 最初はミニ・イカルドを嫌っていたが、後で好きになった。
- ロイヤル大・帝王・サマサマ(Lord Royal Highness)
- 声:忌野清志郎(ニコロデオン版)、安原義人(TV版)/デビッド・ボウイ
- 『スポンジ・ボブとアトランティス、行きたいんデス』から登場。幻の都市アトランティスの帝王。
- クレイグ・マンマルトン(Craig Mammalton)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『日焼けにご用心』から登場したチョコレートの色をしているアシカ(日本語版やそのモチーフでは「アザラシ」)。体はアフリカ人のような日焼けで、骨はまるでキャラメル色である。日焼けしていないのは駄目と言っていた。パトリックのせいで体が日焼けし過ぎたスポンジ・ボブと踊った。最後は日焼けしすぎて灰になってしまった。また、『さよなら乳歯ちゃん』では体の色が茶色から青に変わっている。
- ジャック・カフーナ・ラグーナ(Jack Kahuna Laguna)
- 声:小栗旬(TV版)、林和良(DVD版)/ジョニー・デップ
- 『スポンジ・ボブとビーーッグウェ〜ブ』に登場した、ビキニタウンからずっと離れた所にあるガハマモクの上流辺りに住んでいる伝説のサーファー。サーフィンの神様と呼ばれるほどのサーフィンの達人。ボンゴの名手。スポンジ・ボブたちにサーフィンを教える時は「呼吸を続けろ」「一晩中焚き火を見つめてろ」などの曖昧なことを言う。後にビッグ・ワン(巨大な波)に飲み込まれたが何とか無事に脱出した。いついかなる時も冷静で決して取り乱したりは無い性格の持ち主。
- フミラッチ、イル、ペス、ジーク、スー
- (DVD版ではエディ、ビッグ・ジー、ムチウッチ、チップ、スタン)
- 声:PES(ペス)、RYO-Z(ジーク)、ILMARI(イル)、FUMIYA(フミラッチ)、SU(スー)(RIP SLYME)(TV版)、奥田啓人(ムチウッチ)、納谷六朗(チップ、ビッグ・ジー)、松浦チエ(エディ)、谷育子(スタン)(DVD版)
- 『スポンジ・ボブとビーーッグウェ〜ブ』に登場する陽気なサーファー5人組で、学校を中退してから離れ島に住んでいる。長身の男がフミラッチ(DVD版ではエディ)。毛むくじゃら男がイル(DVD版、原語版ではビッグ・ジー)。金髪の男がペス(DVD版ではムチウッチ、原語版ではトゥイッチ)。小柄な男がジーク(DVD版、原語版ではチップ)。口がなく話せない男がスー(DVD版、原語版ではスタン)。DVD版では原語版と同様の名前に変更された(ペスに至っては唯一名前が原語版と異なる)。「カニカー二の掲示板」ではフミラッチだけ登場。
- プリズン・ワーデン(Prison Warden)
- 『じごくの島でサマーキャンプ』で登場した刑務所長。愛称は「ワーデン」。
- ミスター・レンジャー(Mr. Ranger)
- 『クラゲ畑を取り戻せ!』から登場。
- ミスターワカメモンスター(Mr. Seaweed Monster)
- 声:納谷六朗/アルヴィック・ガネル
- 日本国外の名称では「ミスターワカメモンスターマン(Mr. Seaweed Monsterman)」と表記されるが、通称は「ワカメマン(Seaweed Man)」と表記すること。
- 『オイラはパトリシア』から登場したワカメの格好をした謎の男。
- シーモンスター(Sea Monster)
- 声:谷育子/ジーン・シモンズ
- 『深海レストラン』から登場した体が大きい緑色のモンスター。餌バーガーが大好物。最後はデザートを食べたくなり、プランクトンのことをデザートと認識して追いかけまわした。
- メイル・ジャッジ(Male Judge)
- 『ダンス大会』から登場した青い魚。
- アングリー・ジャック(Angry Jack)
- 声:納谷六朗/ディー・スナイダー
- 『ゲイリーの殻』から登場した怒りん坊の社長。カタツムリの殻売りの社長でもある。最初は優しい顔をしていたが、最後はスポンジ・ボブが殻を台無しにしたため怒鳴り付けた。ただし、その殻は偽物で割れやすくなっており、その後は棚がドミノ倒しのように倒れて全部の殻が破壊されてしまった。
シーズン8から編集
- ストリート・レーサーズ
- 「運転の達人」から登場。
- メイル・レーサー(Male Racer)
- 声:奥田啓人/マーク・ファイト
- ストリート・レーサーズのメンバーである青い眼鏡をかけた男。
- フィメイル・レーサー(Female Racer)
- 声:松浦チエ/シリーナ・アウィーン
- ストリート・レーサーズのメンバーであり、髪は金髪で頭には桃色のリボンをつけた女。「ちょっと、今の聞いた?」が口癖。
- マスキラー・レーサー(Muscular Raser)
- ストリート・レーサーズである小太りな大筋を持つ男。『恐怖の深海魚一族』のジュニア声優は納谷六朗のようだが、実際には不明。
- トニー・ファスト・シニア(Tony Fast Sr.)
- 日本国外の名称では「トニー・ファスト1世(Tony Fast I)」と表記される。
- 声:納谷六朗/トーマス・F・ウィルソン
- 『運転の達人』から登場したトニー・ファスト・ジュニアの父親。愛称は「ミスター・ファスト」。伝説のカーレーサー。
- トニー・ファスト・ジュニア(Tony Fast Jr.)
- 日本国外の名称では「トニー・ファスト2世(Tony Fast II)」と表記される。
- 声:奥田啓人/ミスター・ローレンス
- 『運転の達人』から登場したトニー・ファスト・シニアの長男。かなり小柄な体格だが、クールな性格。ストリート・レーサーズとは仲が悪い。愛称は「トニー・ジュニア」。
- シャイニー(Shiny Bubble)
- 声:松浦チエ
- 『やんちゃなシャボンくん』から登場したシャボンくんの長男。とてもやんちゃで預かっていたスポンジ・ボブのみならず、町の住民まで困らせた。
- ダイシッパイ(Fiasco)
- 声:奥田啓人/トム・ケニー
- 『芸術は高くつく』から登場。芸術家であり、ある日カニカーニでカーニバーガーの山を注文して、わざと崩してケチャップとマスタードを皿に塗って作品を仕上げたり、美術館でイカルド作の像を火炎放射器で炙って作り替える技術を持つ。他のエピソードでも登場していた。
- カレン2号(Karen 2)
- 声:松浦チエ/シリーナ・アーウィン
- 『カレン2号』から登場したカレン・プランクトンとそっくりなコンピューター。
ボディはプラスチック製。オリジナルのカレンと格闘して結局は破壊され、その残骸をイカルドの頭に被せられた。
- グローブワールドオーナー(Glove World Owner)
- 声:納谷六朗/ミスター・ローレンス
- 『さよなら遊園地』から登場したグローブワールドのオーナー。
- キャプテン・ルーテフィスク(Captain Lutefisk)
- 声:奥田啓人
- 『激突レース』で登場した、危険な自動車バトル、「激突レース」のオーナー。パフ先生の教え子で、パフ先生の依頼でスポンジ・ボブを激突レースに出場させた(因みにパフ先生はスポンジ・ボブを葬り去る目的で彼を参加させた)。
- カネール・カーパー大佐(Colonel Carper)
- 声:奥田啓人
- 『スポンジ・ボブのワールドツアー♪』から登場。スポンジ・ボブとイカルドの音楽の才能に目を付けプロデューサーになりワールドツアーを企画する。しかし金が入ることを知ったカーニに仕事を奪われどこかへ飛ばされた。
- 『カニバケツ亭』ではカニカーニのシェイクを飲んでいた。
- ドラスティック・ラディカルズ(The Drastic Radicals)
- 『過激なスポーツ』で登場した、エクストリーム・スポーツのチーム。通称「ザ・ドラスティカルズ(The Drasticals)」。チームに入りたいスポンジ・ボブとパトリックに様々な遊びを過激に披露した。
- オキアミ・ジョニー(Johnny Krill)
- 声:上田燿司/ジョニー・ノックスビル
- ザ・ドラスティカルズのメンバーであるオキアミ(外見はロブスター)。
- 強力おばあさん(Grand Maul Granny)
- 声:松浦チエ/ジル・ティレイ
- ザ・ドラスティカルズのメンバー。高齢ながらかなり活動的であり、人工股関節を入れている。
- 不死身のテッド(Not Dead Ted)
- 声:上田燿司/マーク・ファイト
- ザ・ドラスティカルズのメンバー。
- フロスティ・マグ教官(Captain Frosty)
- 声:上田燿司[要出典]
- 『ミルクシェイクの免許』で登場した教官。ミルクシェイクがまったく作れないスポンジ・ボブに手を焼いていたが、自分がミルクシェイクマシンに飲み込まれそうになったところをスポンジ・ボブに助けられ、「ミルクシェイクとは作るものの心が肝心だ」と助言した。このおかげでスポンジ・ボブはミルクシェイクが作れるようになったが、自分は車イスとなった。
- 不気味なやつ(Creepy Creeper)
- 声:奥田啓人/トーマス・F・ウィルソン
- 『イカルドの護身術』で登場した体の大きな魚。本名は不明。買い物帰りに裏通りに来たイカルドの前に現れ怯えさせ、これがきっかけでイカルドは空手を習うことを決めた。サンディから空手の基本を教わったイカルドは再び裏通りに行き、再び現れた彼に覚えた技を使って復讐をするが、彼はイカルドが置いていった買い物袋を返そうとしただけであった。
- プランクトンの囚人仲間たち(Plankton's Cellmates)
- 『プランクトンの大脱獄!』で登場したプランクトンの囚人仲間。カマスやタイ、アジ、クジラ、イカなどが登場し、服装は全て囚人服である。プランクトンと一緒に夜中に脱獄し、カニカーニの秘密のレシピを強盗しようとするが失敗した。なお、レジー以外の囚人の名前は仮称である。
- レジー(Reggie)
- 声:上田燿司
- プランクトンの囚人仲間の一人である黄緑色のワニのようなカマス。
- パープル・セルメント(Purple Cellmate)
- 声:かぬか光明/ビル・ファッガーバッケ
- プランクトンの囚人仲間の一人である紫色のタイ。強盗犯。ライトブルー・セルメントの腹を殴り、胃に入ったプランクトンとイチゴ味のケーキとやすりを口から吐き出させた。
- 『パトリック・ゲーム』にも登場しているが、イカルドと同時に逮捕されており、この時は紫色ではなく青色だった。
- ライトブルー・セルメント(Light Blue Cellmate)
- 声:奥田啓人
- プランクトンの囚人仲間の一人である水色のアジ。銀行強盗犯。プランクトンを食べてしまい、パープル・セルメントに勘違いされボコボコにされた。イチゴ味のケーキとやすりを食べていた。
- ホエール・セルメント(Whale Cellmate)
- 声:上田燿司/マーク・ファイト
- プランクトンの囚人仲間の一人である水色のマッコウクジラ。顔はカーニの長女であるパールと類似しており、顔の右側部分には切り傷がある。石鹸で起爆装置を作った。
- スクウィッド・セルメント(Squid Cellmate)
- プランクトンの囚人仲間の一人である水色のスルメイカ。
- シズル・マスター(Sizzle Master)
- 日本国外の名称では「マジェスティック・シズルマスター(Majestic Sizzlemaster)」と表記される。
- 声:プランクトンと同一
- 『魔法のフライ返し』に登場したプランクトンが作ったフライ返し。プランクトンがスポンジ・ボブのフライ返しを壊して、スポンジ・ボブに譲ったが、実際はプランクトンがスポンジ・ボブから秘密のレシピを聞き出すために作ったものだった。しかし、カーニにバレてしまい、プランクトンにカーニバーガーではなく、爆発物を作らせ、エサバケツ亭は大爆発した。
- シネマ・アンコウ(Cinema Anglerfish)
- 声:上田燿司[要出典]
- 『恐怖のフィッシャーマン』から登場した黄緑色のチョウチンアンコウ。
- ラスティー・リケッツ(Rusty Rickets)
- 声:かぬか光明/ミスター・ローレンス
- 『ラスティーのレシピ』から登場した魚(幽霊)。「ラスティーズ・リブ・アイ」のオーナー。ずっと前に亡くなっている。スポンジ・ボブによって他の幽霊共々蘇った。他の幽霊は普通に喋っているが、彼だけは英語・日本語と共に聞き取れない言葉で話す(字幕ではセリフが全て平仮名で表記されていたがほとんど空耳に近い)。
- ケニー(Kenny)
- 声:上田燿司/ビズ・マーキー
- 日本国外の名称では「ケニー・ザ・キャット(Kenny the Cat)」と表記される。
- 『ネコのケニー』から登場した灰色の猫。外見はトムとジェリーにおけるトムに似ている。
- 海の中で長く息を止める猫として有名だったが、実際は酸素ボンベを隠し持っていた。名前の由来はスポンジ・ボブの声優、トム・ケニーから。
- 雪男ガニ(Yeti Krab)
- 声:かぬか光明/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『恐怖の雪男ガニ』から登場した雪男。キワ・ヒルスタがモチーフ。ただし、こちらは未確認動物ではなく、現実にいた生物と考えている。
- カーニさんが言った通り、怠け者を食べるという伝説があった。カニカーニに現れたが、怠け者を食べに来たのではなくお腹が空いたからカーニバーガーを食べに来たのであった。
- 見た目がカーニに似ているため、イカルドは本人が戻るまでカーニの変装と信じて疑わなかった。
- 「買い物リスト」でも登場するが、この回では手の形が人間風になっており、普通に言葉を発している。
- ウインナーさん(Mister Weiner)
- 声:上田燿司/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『スポンジ・ボブ クビになる』に登場したWeenie Hutのオーナー。カニカーニをクビにされたスポンジ・ボブを雇うが、ホットドッグを刻んでバーガーにしたためクビにした。しかし、繁盛したためスポンジ・ボブを誘拐してまで再び連れ戻した。名の通り、ソーセージを身に纏った姿。彼のみだけは暴力が苦手。カーニーバーガーの男にはお仕置きされていないが、歩いた瞬間にはバスにぶつかった。その後はカニカーニに来客していた。本名はトム・スリンガー。
- ピザ・ピート(Pizza Pete)
- 声:奥田啓人/クランシー・ブラウン
- 『スポンジ・ボブ クビになる』に登場したピザ・パイホールのオーナー。一人称は「僕」。スポンジ・ボブを雇うが、バーガーにピザを挟んでピザバーガーにしたためクビにした。名の通り、ピザを身に纏った姿。最後はカーニーバーガーの男に踏み付け攻撃をされてしまう。その後はカニカーニに来客していた。
- セニョール・タコス(Señor Taco)
- 声:かぬか光明/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『スポンジ・ボブ クビになる』に登場したTaco Sombreroのオーナー。一人称は「俺」で、二人称は「お前」。スポンジ・ボブを雇い、タコスを挟んだバーガーを作らせるが、客が試食してタコスの具がはみ出たためクビにした。名の通り、タコスを身に纏った姿。最後はカーニーバーガーの男に噛み付き攻撃をされ、衣装が食べられて逃げてしまう。その後はカニカーニに来客していた。
- ヌードルマン(Noodleman)
- 声:上田燿司/ミスター・ローレンス
- 『スポンジ・ボブ クビになる』に登場したWet Noodleのオーナー。ヌードルバーガーを作ったスポンジ・ボブをクビにした。名の通り、ラーメンのカップ麺を身に纏った男性の姿。日本語版では「ヌードルさん」と呼称している。最後はカーニーバーガーの男に蹴る攻撃をされる。その後はカニカーニに来客していた。
- カーニーバーガーの男
- 『スポンジ・ボブ クビになる』に登場する謎のキャラクター。中身の正体はイカルドで、イカルドがカーニーバーガーの造形に変装をした姿。この姿の名前は明らかに公式されていない。スポンジ・ボブを助けるため、ウインナーさん、ピザ・ピート、セニョール・タコス、ヌードルマンの4人を猛攻撃する正義の味方である。ピザ・ピート、セニョール・タコス、ヌードルマンの3人をボコボコにするが、ウインナーさんだけは暴力が大嫌いなため最後は大人しくなった。
- シミー(Simmy)
- 声:トム・ケニー
- 『ピクニックは楽しいな』で登場したエサバケツ亭の店員であるロボット。スポンジ・ボブに似た形状をしている。
- 最高の社員ピクニックを用意してカーニとイカルドを引き寄せ、彼らをプランクトンの部下にしようとした。
- 正体は立体映像を投影したゴミ箱だった。
- タリー(Tally)
- 『ピクニックは楽しいな』で登場したエサバケツ亭の店員であるロボット。イカルドに似た形状をしている。
- 最高の社員ピクニックを用意してカーニとイカルドを引き寄せ、彼らをプランクトンの部下にしようとした。
- 正体は立体映像を投影したゴルフボール洗い機だった。
- スカーフィッシュ大佐(Captain Scarfish)
- 声:かぬか光明/ビル・ファッガーバッケ
- 『カーニさんの武勇伝』で登場したカーニの海軍時代の上官であるヒトデ。容姿がとてもパトリックと似ている(パトリックと同一人物であるかは不明)。
- 旨い料理を作るカーニを快く思っていなかった。
- 食べる前に火をつけるデザートを作ったカーニを牢屋に入れた。
- 戦いが苦手。顔に傷が付いているが、実はシールだった。
- 衛兵(Ensign)
- 声:松野太紀/トム・ケニー
- 『カーニさんの武勇伝』で登場したカーニが海軍にいた頃に船にいた海綿。かなり間抜けで料理が得意。スカーフィッシュ大佐と同様に容姿がスポンジ・ボブと似ている(スポンジ・ボブと同一人物であるかは不明)。
- カーニが投獄された際はタコの船乗り(声:上田燿司/ロジャー・バンパス)とともに衛兵をしていたが(こちらもイカルドと似ているが同一人物なのかは不明)、カーニに利用されて彼が牢屋から逃げることを許してしまう。
- その後、カーニや大佐と共に海賊と闘った。
- 海賊の船長(Pirate Queen)
- 声:松浦チエ/キャロリン・ローレンス
- 『カーニさんの武勇伝』で登場した海賊の船長のリス。スカーフィッシュ大佐と同様に容姿がサンディに似ている(サンディと同一人物であるかは不明)。ヘルメットは被っておらず、リスであるにもかかわらず、海水の水中で息ができる。
- エスメラルダ(Esmerelda)
- : 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『カタツムリがいっぱい』で登場したカタツムリ。
- 男性的な姿をしたカタツムリで、スポンジ・ボブは最初としては雄だと思い、「セニョール・プーパス(Señor Poopus)」と名付けられた後、彼の家で世話を受けることになった。しかし、後で雌雄同体(発言における性別は雌)だと分かって呼び名もセニョリータに変わった。
- その後、カタツムリの救助センターの職員が来て、スポンジ・ボブが世話していたほかの迷子のカタツムリと救助センターに帰って行った。
- 実は雌とされているのは妊娠をしたことがある上、実際はかなりお年寄り(お婆さん)で、孫も同じ回で登場する。
- フジツボ・ボブ(Bob Barnacle)
- 声:上田燿司/ボブ・バーカー
- 『カタツムリがいっぱい』で登場したカタツムリの救助センターのオーナー。
- イカルドの通報を受けてかけつけ、家の周りにフェンスを立てて立てこもったスポンジボブと巧みに交渉して説得し自身の救助センターのフェンスから逃げ出したカタツムリを回収していった。
- オズワルド・マクナルティ(Oswald McNulty)
- 声:上田燿司[要出典]/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『カーニバーガー大食い大会』で登場。普段は別の町に住んでいるが、ビキニタウンの記念日にビキニタウンにやってきてはカーニバーガーの大食い大会で優勝をさらっていく。これまで5度優勝しているらしい。
- だが、パトリックと闘った時は1個差でダウン、敗北した。
- クラプスキー(Crupski)
- 声:かぬか光明/トム・ケニー
- 『ビキニタウンの下水道』で登場。カーニが命名権を買い取ったスタジアムの建設を担当したが、配管システムの手抜き工事を行った為、下水道管を破裂させてスタジアムが水で溢れる原因を作ってしまう。カーニの古くからの知人。
- チャールトン・ゴンベ(Charlton Hawkfish)
- 声:上田燿司/ジェフ・ベネット
- 『ビキニタウンの下水道』で登場した下水道設計者の魚。種族はクダゴンベである。
- クラプスキーが配管システムの手抜き工事を行ったことに怒っていた。スタジアムが溢れた際、果敢にも水の中に飛びこみ自身が仕掛けた緊急装置を作動させて水を抜いた。その後起きてきた下水道の蛇を尖った上顎で穴をあけて萎ませた。
- 下水道の蛇(Sewer Snake)
- 声:上田燿司[要出典]/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『ビキニタウンの下水道』で登場した蛇。下水道で金庫を追いかけていたスポンジ・ボブとイカルドを金庫もろとも飲み込んだが、スポンジ・ボブとイカルドが体内で暴れたため彼らを吐き出した。その後、配管の破裂でスタジアムまで出てきたが、チャールトンに穴をあけられて萎み、下水道に戻って行った。
- キャッシーナ(Cashina)
- 声:松浦チエ/シリーナ・アーウィン
- 『カーニさんの花嫁』に登場した札束の女性。カーニが恋に落ち、彼と結婚した。実はプランクトンがカーニから秘密のレシピを聞き出すために作ったロボットである。カーニが涙を機械の中に落としたことで正体がバレてしまうが、カーニは妻を失った悲しみによりいつものようにプランクトンを投げ飛ばさなかった。
- マリーナ(Marina)
- 声:松浦チエ/ジル・ティレイ
- 『おばあちゃんって最高!』に登場したパールの友人。ホットドッグの店で働いている。
- ノクターナ(Nocturna)
- 声:高橋里枝/オーブリー・プラザ
- 『おばあちゃんって最高!』に登場したパールの友人。ゴスグッズの小売店で働いている。
- ニキシー(Nixie)
- 声:松浦チエ/シリーナ・アーウィン
- 『おばあちゃんって最高!』に登場したパールの友人。ジュエリーショップで働いている。
- ベアトリス(Beatrice)
- 声:高橋里枝/ベティ・ホワイト
- 『おばあちゃんって最高!』に登場した「おばあちゃんのエプロン」という店の女主人。おばあちゃんの楽しみ方をパールに伝授した。
- 若いころは変わり者だったらしく、「退屈ベアトリス」というあだ名をつけられていた。
- ザ・シャークス(The Sharks)
- 『ザ・シャークス対ザ・ポッズ』から登場した4匹のサメ。メンバーが1人欠けた為、スポンジ・ボブをスカウトした。スポンジ・ボブは最初悪のグループだと思っていたが、実はダンスのグループだった。
- シャークフェイス(Sharkface)
- 声:上田燿司
- ザ・シャークズのリーダーであるシュモクザメ。
- ローニー(Lonnie)
- 声:松野太紀
- ザ・シャークズのメンバーである赤茶色のシロワニ。
- ロニー(Ronnie)
- 声:かぬか光明
- ザ・シャークズのメンバーであるラベンダー色のアオザメ。
- ドニー(Donnie)
- 声:奥田啓人
- ザ・シャークズのメンバーである青色のホホジロザメ。
- ジョニー(Jonnie)
- 声:奥田啓人
- 『ザ・シャークス対ザ・ポッズ』で登場した灰色のネズミザメ。ザ・シャークズのメンバーだったが、ナイトクラブで怪我をしてしまいチームを抜ける(これがきっかけで用心棒からザ・シャークスへ出入り禁止を言い渡されている)。
- ザ・ポッズ(The Pods)
- 声:奥田啓人、かぬか光明、上田燿司
- 『ザ・シャークス対ザ・ポッズ』から登場した3匹(3人)のタコ。ザ・シャークズのライバルグループで、後にイカルドがこのチームに加わった。名前は公式サイトでは乗っていないだが、長身の男がドナルド、小太りの男がダルド、頭でっかちの男がレグナルドという。
- ニック・フィッシュキンズ(Nick Fishkins)
- 声:上田燿司/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『ボクらの家が買われちゃった』に登場した不動産屋。彼のCMを見たスポンジ・ボブとパトリックが家を買われたと勘違いし、カニカーニの裏のゴミ捨て場で暮らすようになってしまった。その後、イカルドの家を買い取ろうとするも、スポンジ・ボブたちによって家を壊されたため、買い取りを断った。
- グルーパー(Don Grouper)
- 声:上田燿司
- 『さよならカーニバーガー?』で登場した冷凍カーニバーガーキャンペーン企画者。カニカーニを博物館にしたりパトリック出演のCMを企画した魚。スポンジ・ボブのことをスポンジ・ボブではなく黄色い箱と呼ばれている(グルーパーの関係者にも同様)。しかし彼が考えた新しいカーニバーガーは砂で作られていて食べるとお尻が巨大に膨張する。400個目のCMの祝いでそのことをパトリックに暴露されたため、「もう金にならない」と判断して企画から手を引いた。
- シャーモン(The Shalmon)
- 声:かぬか光明
- 『もっとどんぐりを!』で登場したサーモン。自然のことを尊敬していて太陽と月と星の昔話をする。
- マンデン医師(Dr. Mundane)
- 声:奥田啓人
- 歯科医。『さよなら乳歯ちゃん』で登場。パトリックの口内の痛みの原因を乳歯のせいだと見抜く。
- 語り部(Greek chorus)
- 『魔法のフライ返し』で登場し、物語を話す4人組。
- フィンズ・ホワイティング(Sticky Fins Whiting)
- 声:かぬか光明
- 『ボクの先生は脱獄犯』で登場したコソ泥。刑務所を脱走し逃亡専門の運転手のダン(声:上田燿司)と逃げるつもりだったが彼が遅れていなかったため、その時ボートの試験中だったスポンジ・ボブを騙して逃亡する(スポンジ・ボブは彼をパフ先生の代わりの先生だと思っていた)が、彼の運転でひどい目にあい刑務所にもどり「外は危険すぎる」「二度とここから出さないでくれ」と自分で独房に入った。その後、ダンも逮捕された。
- 『カニカーニ刑務所』ではカニカーニ内の囚人としてダンと共に登場していた。
- ジンジャー(Ginger)
- 声:高橋里枝
- 『無くし物置き場』で登場。カニカーニの無くし物置き場に60年以上閉じ込められていた子供達の一人。
- アイスクリーム・キング(Ice Cream King)
- 声:かぬか光明
- 『オイラのクーポン』で登場。アイスクリーム屋のオーナーであるヒトデ。パトリックに期限切れのクーポンの使用権を与える為に彼と対決した。『頭空っぽクラブ』ではクラブの会長を務めた。
- スポンジ原人(Spongy Spongy)
- 声:松野太紀/トム・ケニー
- 『スポンジ原人』で登場したスポンジ・ボブそっくりな海綿の原人。実際の名称は「スポンジ・ゴル・スクエアパンツ(SpongeGar SquarePants)」である。
- 原人ではあり現世界で言うと絶滅したはずだが、スポンジでできているせいか不老不死ではあるため作中では生き残りとなっている。翌朝にスポンジ・ボブに成り済まして、街中を滅茶苦茶にする。街の住民達はスポンジ・ボブが犯人だとされスポンジ・ボブの方が逮捕されるが、後にスポンジ原人が現れたことがわかったため釈放されている。実はスポンジ・ボブの足音が気になったため、スポンジ・ボブに付いて来た。その後はスポンジ・ボブと一緒にダンスをしている。
- 『夜のナイトバーガー』では氷漬けになっていた。
- 魔法使い(Genie)
- 声:かぬか光明
- 『魔法のビン』で登場。プランクトンがビンの精に化けるために使っていた。ビンの持ち主。自分のを待ちだした事とビンを壊そうとしたこととビンをボロボロにしたことと勝手に取り合っていることに怒りプランクトン、カーニ、イカルド、パトリックの4人を別のビンに魔法で閉じ込めてしまう。そして、スポンジ・ボブが閉じ込めてしまったことも築かれず腐ったケチャップと勘違いし、ゴミ箱へ捨てられてしまう。
- ヒッピーたち(Hippies)
- 声:奥田啓人、上田燿司、松浦チエ
- 『スープの中のヒッピーたち』で登場。男性2人女性1人の3人組である。スープの中にはヒッピーたちだけではなくヒッピーになったパトリックもこの中に入っている。初めはカニカーニの裏の敷地内にある熱吹き出し口に暖を取ってたむろしていたがカーニ追い出されたうえ、厨房にある新商品のカーニスープの中が暖かそうなためにスープの中に入り込む。それを知って憤慨したカーニは追い出そうといくつか作戦を試みるうまくいかず最終的にはスポンジボブを投入するがスポンジボブは性格からしてあっという間にヒッピー側に取り込まれて行ってしまい最終的にはカーニも店をたたんでヒッピーになってしまうがスポンジボブの提案でもう一度開店してやり直さなす事に最終的にはカーニの提案でイカルド家に落ちつく。
- ルーブ(Rube Goldfish)
- 声:藤原大智
- 『写真は撮らないで』から登場した。
- 『スポンジ・ボブの誕生日』では海面ランド行きのバス運転手として登場した。
- カドル・イー・ハグス(Cuddle Eat Hugs)
- 声:かぬか光明/ジェフ・ガーリン
- 『カドル・イー・ハグス』で登場した巨大ハムスター。スポンジ・ボブと親友であり、日本語版の声優はパトリックと同じとされている。その正体は魔法のバーガーを食べた者にしか見えない、空想の存在。当初はスポンジ・ボブにしか見えなかったが、スポンジ・ボブが魔法のバーガーをタダで売って客に食べさせたことで見えるようになった。可愛らしい外見とは裏腹に食欲旺盛の凶暴な性格で、その後話をつけようとしたスポンジ・ボブに、自身の本名の意味(日本語吹き替え版では「カドル・イー・ハグス」の「イー」は「いつも腹ペコ」の略称だということ)を教えた。最後はスポンジ・ボブに残ったバーガーを食べさせられ、元のハムスターに戻ってしまった。
- ピエロ君(Clowns)
- 『ピエロのお仕事』で登場したサーカスに居たピエロの一人。他のピエロ達にいじめられており、置き去りにされていたところをスポンジ・ボブと出会う。仕事を探しても、ふざけてばかりいるためクビにされてしまう。パイ屋さんだけはクビではなく、スポンジ・ボブとともにパイにされ宅配されてしまう。
- クーペ(Coupe)
- 『わがまま自動運転』で登場したスポンジボブの車。
- トム(Tom)
- 『俺の脚は恋してる』に登場したロボット。
- ナース・バズーカ(Nurse Bazooka)
- 声:かぬか光明/ケビン・マイケル・リチャードソン
- 『俺の脚は恋してる』に登場。フレッドに好かれている。性別不明である(ただし原語版では大筋を持った女とされたことがある)。
- バブルバスのママ(Mama Bass)
- 声:高橋里枝
- 『バブルバスの引っ越し』で登場する。
- ミルドレッド(Mildred)
- 『黒いレモネード』に登場した海蜘蛛。パトリックがイカルドを怖がらせるために連れてきた。『夜のナイトバーガー』にも似ているキャラクター(ただ帽子を被っているだけで、名前はスキニー)が登場している。
- 受刑者(Convict)
- 『俺の脚は恋してる』から登場した。スポンジ・ボブのせいで足を負傷した。
- ミイラ(Mummy)
- 『マスタードを掘り当てろ』から登場した謎の老人。その正体はマスタード鉱山のマスタードを独り占めしようとした悪人だった。最後はスポンジ・ボブ達によってマスタードを掘り起こされ、全身に包帯を巻かれた本当のミイラになってしまった。(本名はウォルター)
- ディラン(Dylan)
- 『パールの子守り』に登場したパールのボーイフレンド。しかし、海面飛び出しパーティーでパールが浜に乗りあがってしまったのを見るやいなや、彼女を見捨て逃げてしまった。
- ゴミ・ボット(Trash bot)
- 『お掃除サービス』から登場。ゴミを掃除するロボット。
- イカリーナ(Squidina)
- 『月のサンタクロース』から登場。漫画オタク。『パトリックは新人くん』ではグーフィー・グーバーズで働いていた。
- スピンオフ作品『The Patrick Star Show』では
- ウイルス(Virus)
- 『カレンのウイルス』から登場。いつもはらぺこ。
- イカルベス(Squidabeth)
- 『夜のナイトバーガー』から登場する 夜のカニカーニのレジ係。
- シャボンフレッド(Bubble Fred)
- 『シャボンタウン』で登場したシャボン玉のフレッド。セリフは「シャボン足が」のみ。
- マーヴィン(動物管理官)(Marvin)
- 『ゲイリーとスポット』から登場した。ペットを管理する管理者。
- ドロドロン(Filthy Muck)
- 声:かぬか光明
- 全身がゴミと泥でできた怪物。外見がパトリックに似ているため、スポンジ・ボブたちから終始本人と間違われた。一度は洗われ消滅したが、後に復活した。
- シトシト(Drizzle)
- 声:ふじたまみ
- 『迷子の雨雲』で登場した、両親からはぐれてしまった雨雲の子供。冷気を吐いて相手を凍らせることもできる。
- ゲール・ドップラー(Gale Doppler)
- 声:ケンコー
- 『迷子の雨雲』に登場したお天気キャスター。35年間ずっと予報を外さなかったが、シトシトによって予報を外された為彼を抹消しようとした。また、スポンジ・ボブは彼のファンである。
- ルイ(Louie)
- 『灯台のルイ』に登場したカタツムリ。パフ先生の教習所の灯台を住処としており、そこで赤ちゃんカタツムリを育てていた。
- フリバティ・ジベット(Flibberty Gibbet)
- 『伝説のギャル友』に登場したイルカの女性。かつてはサンディ率いるギャル友のメンバーだったが、喧嘩がヒートアップし脱退してしまった。
- サル(Sal)
- 声:上田燿司
- 『エサが好き!』に登場した、「残飯バケツ亭」という店のオーナー。カーニにエサを振舞っていたが、突如映画スターになると宣言し、店を畳んだ。
- 『幻のエピソード』にも容姿が酷似したキャラが存在する。
歴史編編集
原始時代や西部開拓時代など、様々な時代に暮らすスポンジ・ボブやパトリックの先祖や子孫たち。活躍している人物もいる。このキャラクターは全て昔から死亡している(含まないのはスポンジトロンとパトロンのみ。)
- イカール(Squog)
- 声:イカルドと同一
- 『原始のスポンジ・ボブ』で登場したイカルドの先祖。モデルは原人。
- パタール(Patar)
- 声:パトリックと同一
- 『原始のスポンジ・ボブ』で登場したパトリック及びゲイリーの先祖。モデルは原人。
- 先史時代のゲイリー(Prehistoric Gary)
- 声:ゲイリーと同一
- 『原始のスポンジ・ボブ』で登場したパトリック及びゲイリーの先祖。今のゲイリーより体が大きく、イカールを踏み潰そうとした。歩き進んだ後はヌルヌルとした粘液の跡がつく。そしてイカールはその粘液で滑った。
- スポンジ・トロン(Sponge Tron)
- 声:トム・ケニー/鶴博幸
- 『タイムマシーン』で登場したスポンジ・ボブの子孫。スポンジ・ボブと同じ外見をしているが、機械的な体を持っている(自己紹介の際にロボット口調になったり、ネクタイを引っ張ると従業員の帽子から手が出てきたり等)。他にもスポンジ・ボブと同じ顔をしている3兄弟も登場する。
- パトロン(Patron)
- 声:ビル・ファッガーバッケ/谷育子
- 『タイムマシーン』で登場したパトリック及びゲイリーの子孫。パトリックと同じ顔をしているが、頭は2つに結合している。
- カーニ王(King Krabs)
- 声:カーニと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場したパール姫の父親。カーニ及びパールの先祖の一つ。性格は今のカーニと良く似ている。
- イカルドリ・テンタクルズ(Squidly Tentacles)
- 声:イカルドと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場。イカルドの先祖の一つ。
- 中世のサンディ(Medieval Sandy)
- 声:サンディと同一
- 日本国外の名称では「ザ・ダーク・ナイト(The Dark Knight)」と表記される。
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場。最初はシルエットの姿をしていたが、その正体はサンディだった。サンディの先祖の一つ。
- プランクトナモル(Planktonamour)
- 声:プランクトンと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場した中世のプランクトン。老人風の顎髭が特徴。プランクトンの先祖の一つ。現在では悪役をしている。
- カレン・ザ・クリスタルボール(Karen the Crystal Ball)
- 声:カレンと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場した中世のカレン。一度だけ登場する。カレンの先祖の一つ。夫と同様に現在では悪役をしている。
- ドラゴンクラゲ(Dragon Jellyfish)
- 声:クラゲと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場したドラゴンの尾を持つ巨大クラゲ。朱色の稲妻で建物や人などを焼き尽くす攻撃を行っている。
- パール姫(Princess Pearl)
- 声:パールと同一
- 『ドラゴン対スポンジ騎士』で登場したカーニ王の長女。カーニ及びパールの先祖の一つ。
- パトリック・リリアン
- 声:ビル・ファッガーバッケ/谷育子
- 『西部のならず者』で登場したパトリックの先祖。街の住民に、空腹の人食いハマグリが襲ってくることを知らせたが、誰も耳を貸さずにいた。
- サンディの大叔母
- 『西部のならず者』で登場したサンディの先祖。サンディ曰く「石油を最初に発見したリス」。
- スポンジバッグ・スクエアパンツ(SpongeBuck SquarePants)
- 声:トム・ケニー/松野太紀
- 『西部のならず者』で登場したスポンジ・ボブの先祖。
- ウィリアム・カーニ(William Krabs)
- 声:クランシー・ブラウン/奥田啓人
- 『西部のならず者』で登場したカーニ及びパールの先祖。
- ホパロング・テンタクルズ(Hopalong Tentacles)
- 声:ロジャー・バンパス/納谷六朗
- 『西部のならず者』で登場したイカルドの先祖。
- ペコス・パトリック・スター(Pecos Patrick Star)
- 声:ビル・ファッガーバッケ/谷育子
- 日本語吹き替え版では、スポンジ・バッグに「マヌケくん」と呼ばれている。
- 『西部のならず者』で登場したパトリックの先祖。
- デッド・アイ・プランクトン(Dead Eye Plankton)
- 声:ミスター・ローレンス/松浦チエ
- 『西部のならず者』で登場したプランクトンの先祖。
- ポレネ・パフ(Polene Puff)
- 声:谷育子
- 『西部のならず者』で登場したパフ先生の先祖。
ヒーローオリジナルキャラクター編集
マーメイドマンとフジツボボーイシリーズや劇場版2に登場するスーパーヒーローのキャラクターのこと。時々、同名のキャラクターが存在するが、いずれも別人である。
マーメイドマンとフジツボボーイシリーズでは、シーズン3の『フジツボ・ボーイの逆襲』、シーズン7の『悪者クラブ』、シーズン9の『パトリックマンは正義の味方?』、シーズン10の『ヒーローごっこ』の中で登場したヒーローのキャラクターのこと。劇場版2では、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』にて登場した力持ちのスーパーヒーロー。その他のキャラクターの一つではなく、メインキャラクター達(スポンジ・ボブ、パトリック、イカルド、サンディ、カーニ、プランクトン)が変身したヒーローのキャラクターであること。ゲームでも登場する。
マーメイドマンとフジツボボーイ編集
- ザ・クイックスター(The Quickster)
- 声:スポンジ・ボブと同一
- 『フジツボ・ボーイの逆襲』にしか登場しない。スポンジ・ボブがコスチュームを身につけた姿。目にはガラスでできたゴーグルをかけており、耳と靴の部分には天使の翼を身につけている。遠くへ走ることができるが、空を飛ぶことはできない。イメージカラーは青。最後はキャプテン・マグマの溶岩で頭が燃えあがり、動きを数回転しながら溶岩を消そうとしたが、体まで燃えてしまい、靴だけが残っていた。
- キャプテン・マグマ(Captain Magma)
- 声:イカルドと同一
- 『フジツボ・ボーイの逆襲』にしか登場しない。イカルドがコスチュームを身につけた姿。頭にはクラカタウ式の火山を付けている。時間が立つと、頭の火山が噴火をする。イメージカラーは赤。2回目の噴火後、溶岩はザ・クイックスターの頭に当たってしまう。最後はマーメイドマンの水玉攻撃(ウォーターボール)を受けてしまい、体が真っ黒な粉になってしまった。
- ザ・エラスティック・ウエストバンド(The Elastic Waistband)
- 声:パトリックと同一
- 『フジツボ・ボーイの逆襲』にしか登場しない。パトリックがコスチュームを身につけた姿。目には鉄のゴーグルをかけており、エイリアン風の格好である。手足や頭を伸ばしたりすることができ、最も力がある。イメージカラーは緑。最後は燃えてしまったザ・クイックスターを止めようとしていたが、ザ・クイックスターのスピードが強過ぎて止めるのに失敗し、大切な腕が絡まってしまった。
- ミス・アピール(Miss Appear)
- 声:サンディと同一
- 『フジツボ・ボーイの逆襲』にしか登場しない。サンディがコスチュームを身につけた姿。容姿はカンフーのような服装のアレンジとなっている。忍者のように、自分の姿を消すことができる。イメージカラーは紫。最後は自分の姿を消しながら歩いていたが、船にぶつかって看板を壊して崖から突き落とされてしまった。
- パトリックマン(Patrick Man)
- 声:パトリックと同一
- 『パトリックマンは正義の味方?』にしか登場しない。アイスクリーム・コーンの帽子と青い手袋とブリーフを身につけたパトリック。腹にはPの逆にした謎のアルファベットが付いている。ロシア文字の『x』とほぼ同じである。
- マーメイド・ボブ(Mermaid Pants)
- 声:スポンジ・ボブと同一
- 『ヒーローごっこ』で登場。スポンジ・ボブがマーメイドマンに扮した姿。ドクター・ワルグチ、キャプテン・ケチンボと対決した。『マン・レイのバカンス』でもこの姿でマン・レイと対決した。
- フジツボパトリック(Barnacle Star)
- 声:パトリックと同一
- 『ヒーローごっこ』で登場。パトリックがフジツボボーイに扮した姿。『マン・レイのバカンス』でもこの姿で戦った。
- ドクター・ワルグチ(Doctor Negative)
- 声:イカルドと同一
- 『ヒーローごっこ』にしか登場しない。イカルドが悪役に扮した姿。ヒーローごっこに半場強引に参加させられる。この名前はマーメイド・ボブらが呼んでいたもの。最後は二人を油の中へ落として倒そうとするが失敗し、自分が油の中に落とされた。
- キャプテン・ケチンボ(Captain Tightwad)
- 声:カーニと同一
- 『ヒーローごっこ』にしか登場しない。カーニが悪役に扮した姿。元はマーメイドマンとフジツボボーイの漫画に登場するキャラクターである。衣装は自分で用意していた。最後はドクター・ワルグチと共に油の中へ落とされた。
- プレーニング・マンティス・ヴィラン(Praing Mantis Villain)
- オープニングに登場。特にカマキリ型のロボットである。また、DVD『ヒーローがいっぱい』ではメニュー画面のイントロに登場(収録はされていない)
- ジャンボ・シュリンプ(Jumbo Shrimp)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『悪者クラブ』にしか登場しない。最初は大筋で覆われたエビだが、リアル的には青い仮面をかぶった伊勢エビとなっていた。なお、『フジツボ・ボーイの逆襲』ではエビキラーというキャラクターが(会話の中で)登場しているが、全く別人である。
- アトミック・フランダー(Atomic Flounder)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『悪者クラブ』にしか登場しない。最初は怒った顔で平べったい体をしているカレイだったが、リアル的には筋肉で覆われた目が出ているサメとなっていた。『マーメイドマンとフジツボボーイII』にも同名のキャラクターが存在する。
- シニストラ・スラグ(Sinister Slug)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『悪者クラブ』と『幻のエピソード』にしか登場しない。最初は怒っている緑色のナメクジだったが、リアル的には恐怖の顔をした白っぽいナメクジとなっていた。『幻のエピソード』ではポスターとして登場している。
- ザ・エラスティック・ウエストバンド(The Elastic Waistband)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『悪者クラブ』にしか登場しない。金髪の髪を持つ人間のおじさん。痩せ目で筋肉で覆われている。『フジツボ・ボーイの逆襲』にも同名のキャラクターが存在する。
- プロフェッサー・マグマ(Professor Magma)
- 声:トム・ケニー
- 『悪者クラブ』にしか登場しない。マグマというより泥のイメージのキャラクターとなっている。
- ミス・アピール(Miss Appear)
- 声:シリーナ・アウィーン
- 『悪者クラブ』にしか登場しない。力持ちの人間のおばさん。『フジツボ・ボーイの逆襲』にも同名のキャラクターが存在する。
- ザ・パイライト・ポンデラー(The Pi-Right Pounderer)
- アニメではなく、絵本で登場する。声優は無し。
- ハンド・クリーチャー(Hand Creature)
- 上記と同じで絵本で登場する。声優は無し。
劇場版2編集
- インヴィンシバブル(Invincibubble)
- 声:スポンジ・ボブと同一
- 日本語吹き替え版では「ムテキノバブル」と名乗っている。
- シャボン玉で攻撃したり空を飛ぶヒーローに変身したスポンジ・ボブ。体が大きく、腹筋が割れている。最後はバーガー・ビアードの鉄球攻撃にやられてしまった。
- サー・ピンチ・ア・ロット(Sir Pinch-a-Lot)
- 声:カーニと同一
- カニ型ロボット及びサイボーグに変身したカーニ。体は鉄でできており、足はロケットのようなものになっている。手はロケットパンチのように飛ばすことができる。最後はバーガー・ビアードの溶かしたバターの攻撃を受けてしまった。
- ソルト・ノート(Sour Note)
- 声:イカルドと同一
- 日本語吹き替え版では、スポンジ・ボブに「イカンゾー」と呼ばれている。
- クラリネットの音で攻撃するヒーローに変身したイカルド。スポンジ・ボブと同様に筋肉が割れている。「イカンゾー」と呼ばれていた。足の数が4本から2本になったことで、実際的に人型である。
- ミスター・スーパーアウサムネス(Mr. Superawesomeness)
- 声:パトリックと同一
- 日本語吹き替え版では、スポンジ・ボブに「ミスター・キラキラスター」と呼ばれている。
- アイスクリームを操るヒーローに変身したパトリック。体は太ったままだが筋肉で覆われている。『パトリックマンは正義の味方』のパトリックマンとよく類似的な容姿をしているが、背中には小さなマントがある。最後はイチゴ味、バニラ味、チョコレート味、ミント味のアイスクリームでバーガー・ビアードを狙って攻撃をしていたが、うちかわされて自分の方に攻撃を仕掛けられた。スポンジ・ボブを助ける場面もある。
- プランク・トン(Plank-Ton)
- 声:プランクトンと同一
- 日本語吹き替え版では「プランク・メガトン」と名乗っている。
- 巨大化に変身したプランクトン。
- ザ・ロデント(The Rodent)
- 声:サンディと同一
- 日本語吹き替え版では「キューティー・サンディ」と名乗っている。
- 実写のリスに変身したサンディ。服装は無し。種を口の中に飲み込んで、吐く攻撃をおこなった。
劇場版オリジナルキャラクター編集
各エピソードではなく、映画の中で登場した新しいキャラクターのこと。そして、サイクロプス、デヴィッド・ハッセルホフ、バーガー・ビアード、バブルズ、カイル、カモメといったキャラクターは実写版で参照しているため含まれていない。
劇場版1では、『スポンジ・ボブ/スクエアパンツ ザ・ムービー』に登場するキャラクターのこと。劇場版2では、『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救Woo!』に登場するキャラクターであること。劇場版3では、『スポンジ・ボブ: スポンジ・オン・ザ・ラン』に登場するキャラクターであること。
劇場版1編集
- ミンディ(Mindy)
- 日本国外の名称では「ミンディ姫(Princess Mindy)」と表記されるが、日本版のビデオにも「ミンディ姫」と書かれる場合もある。フルネームは「ミンディ・ネプチューン(Mindy Neptune)」。
- 声:北西純子/スカーレット・ヨハンソン
- 人魚姫。ネプチューン王の長女で、本人曰く「未来の女王」。父とは対照的に思慮深い。スポンジ・ボブとパトリックに魔法の風の袋を渡し、彼らを信じて町を救うことを命じる。パトリックが一目惚れした。また、「スポンジ・ボブのバースデーパーティ」の招待客としても登場した。
- フィル(Phil)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- スポンジ・ボブの夢の中に登場したピンク色の金目鯛。家族は妻、子供(二人)。チーズ・バーガーを頼んだとき、チーズが入っていなかった。TVシリーズでは彼に似た魚も登場しているが、別人である。
- グーフィー・グーバー・ウェイター(Goofy Goober Waiter)
- 声:奥田啓人/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 落花生(ピーナッツ)のキャラクター、グーフィー・グーバーのアイスクリームボートの店員。深夜、スポンジ・ボブがカーニに子供扱いされてしまった後、この店にやってきた。この店では、子供向けの方が多いが、大人も一応来ることもある。また、グーフィー・グーバーの歌もある。
- フロイドとロイド(Floyd and Lloyd)
- 声:奥田啓人(フロイド)、チョー(ロイド)/ディー・ブラッドリー・ベイカー(フロイド)、ミスター・ローレンス(ロイド)
- ビキニタウンから離れたガソリンスタンドの店員である二人組。バーガーカーに乗っていたスポンジ・ボブとパトリックのことを子供扱いして笑っていた。次として、シェルシティへ行くと言った時も爆笑していた。さらにスポンジ・ボブとパトリックに境界線をこえて10秒も持たないと言っていた。ラストでは、バイクに乗っていた殺し屋デニスが現れ、その時も再び爆笑するが、殺し屋デニスに唇を引っ張られてしまう。
- 酒場の魚たち
- 声:斎藤志郎、松野太紀、長嶝高士、納谷六朗、奥田啓人、辻親八など
- 「Thug Tug」に居る獰猛なサメやエビなど。青い身体で眼帯をつけているのがリーダー。「シャボンで遊ぶガキ共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟がある。見た目は悪そうに見えるが、スポンジ・ボブたちにほとんど悪さをするつもりはなかった。およそ25名が存在する。後はDJと双子も登場する。
- ボート・ジャッカー(Boat Jacker)
- ガソリンスタントから100m離れた所で待っていた黒い仮面を被っていた男。バーガーカーに乗っていたスポンジ・ボブとパトリックがバーガーカーから出て、バーガーカーを借りて乗り始めた。「Thug Tug」に到着後は、バーガーカーの鍵はズボンのポケットに入れていた。パトリックがその鍵を手に入れようとしていたが怖がっていた。ただし悪者ではなく良い者である。ビデオゲームではボスとて登場するが、仮面の色は黒ではなく赤となっている。
- リーダー(Leader)
- 日本国外の名称では「ヴィクター(Victor)」と表記される。
- 「シャボンで遊ぶ餓鬼共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟があり、外に出ようとするスポンジ・ボブとパトリックを呼び、全員そろって横に並ばせ、グーフィー・グーバーの曲を鳴らす特徴を持っている。ただし、我慢をしているスポンジ・ボブとパトリックがグーフィー・グーバーの歌を歌おうとするが、急に結合した双子が現れる。ラストでは、石鹸液の泡を吹いた殺し屋デニスにも「シャボンで遊ぶ餓鬼共は魚の大人たちにボコボコに打ちのめされるべし」という掟を言っていたが、最後は殺し屋デニスに高く殴り倒され、店と共に沈んでいった。
- 双子(Twins)
- 頭が二つで体が結合している双子の魚である劇場版オリジナルキャラクター。グーフィー・グーバーの歌を歌うことも好きである。犯人は双子と同時に自分の顔を指で差し、その後は魚の大人たちにボコボコに打ち懲らしめられた。その際にスポンジ・ボブとパトリックが外に出て、ボート・ジャッカーのポケットの中にあったバーガーカーの鍵を手に入れることが出来た。
- 殺し屋デニス(Dennis)
- 日本国外の名称では「デニス・ザ・ヒットマン(Dennis the Hitman)」と表記されるが、原語版では「殺し屋デニス」ではなく「デニス」と名乗っている。名刺に書かれていた「デニス・c・スタッド(dennis c stadd)」が本名。
- 声:辻親八/アレック・ボールドウィン
- プランクトンに雇われた殺し屋で、「王冠を盗んだことがバレると困る」からスポンジ・ボブとパトリックの命を狙う。身長2mを超える巨体とカウボーイルックスが特徴(ただし、馬ではなくバイクに乗っている)。スパイクのトゲでスポンジ・ボブたちを踏み潰そうとするが、サイクロプスの靴に踏まれる。その後、再び登場し、デヴィッド・ハッセルホフの背中の上でスポンジ・ボブと対戦するが、ラストでは、ハッセルホフが避けた船にぶつかり死亡した。ビデオゲームでは、ボスとして登場する。『ボクは警察官』にて指名手配されていたことが明かされた。
- フラッグフィッシュ(Frogfish)
- 声:谷育子/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 体が赤くて鋭い歯を持つアンコウ。シェルシティにあるアイスクリーム屋のお婆さんで、そのスポンジ・ボブがチョコレート味のアイスクリームを触り、持って行く所でスポンジ・ボブの掌が粘液でくっついて取れなくなった。お婆さんの正体はアンコウの舌であり、スポンジ・ボブたちは怖がっていた(猫型のようなものも怖がっていた)。ラストでは、スポンジ・ボブたちが乗っていたバーガーカーを食べるが、その後は真っ黒な巨大ウナギに食べられてしまった。ビデオゲームでは、ボスとして登場する。日本語読みでは「カエルアンコウ」。
- トレンチモンスターズ(Trench Monsters)
- 声:奥田啓人、谷育子、長嶝高士など
- シェルシティの崖の下にいる謎の怪物。日本語版では「シェルシティーのモンスター達」と名乗っている。性別はオスとメスが居る。ただし、悪い怪物ではなく良い怪物で、スポンジ・ボブ達と一緒に「僕らは大人」という歌を歌う。『夜のナイトバーガー』では招待客として登場。モンスターの種類はたくさん居る。
劇場版2編集
- イカノサウルスレックス(Squidasaurus Rex)
- 声:イカルドと同一
- パトリックが乗ったタイムマシンで現代に来た恐竜。暴動を起こすビキニタウンの住民達に対して「わしよりずっと原始的なことをしとるわい」とぼやいていた。ゲームでも登場する。
- アイスクリームボーイ(Ice Cream Boy)
- 声:ディー・ブラッドリー・ベイカー
- チョコ&バニラミルク味のソフトクリームをモチーフとした少年。スポンジ・ボブの心の中で登場。プランクトンはこの世界が嫌で、「目が虫歯になりそう」と言っていた。
- アイスクリームガール(Ice Cream Girl)
- 声:ジル・ティレイ
- アイスクリームボーイの友達。スポンジ・ボブの心の中で登場。
- ワッフルボーイ(Waffle Boy)
- ワッフルをモチーフとした少年。スポンジ・ボブの心の中で登場。
- シロップガール(Syrup Girl)
- メープルシロップをモチーフとした少女であり、ワッフルボーイのお友達。スポンジ・ボブの心の中で登場。
劇場版3編集
- ポセイドン王 (King Poseidon)
- 声: 不明 / マット・ベリー
- 劇場版3のメインヴィラン。アトランティックシティの失われた都市の王。性格は無駄、華やかで自己中心。顔のしわのためにカタツムリから多くのスライムを使用。
- プランクトンがゲイリーを誘拐する助け。スポンジ・ボブ達をダンジョンに連れて行き、閉じ込め。最終はスポンジ・ボブ達に敗れ、心変わりし始めカタツムリたちを解放。
実写キャラクター編集
実写キャラクターとは、TVシリーズや劇場版でよく登場する地球内の人間の世界のキャラクターのこと。たまにアニメ版で登場する場合もある。
実写パート編集
- 海賊パッチー(Patchy the Pirate)
- 声:納谷六朗→上田燿司(シーズン10)/演:トム・ケニー
- 『飛べ!トリおとこ』や『オバケ船員』の実写パートの主役。スポンジ・ボブファンクラブ会長だという。読者のファンレターを読んだりする。ポッティーに文句を言われたり、大砲で撃たれたりなどしばしば被害にあっている。片手は義手。『親友?それとも敵?』では、自分はトマトにアレルギーを持っていることを明かしている。『ネプチューン・ムーン』ではスポンジ・ボブが住んでいるビキニタウンの真上にいた。「クリスマスって誰?」に登場する「匿名希望くんから」と「モザイク入れてね」の2セリフだけ日本語版の声優が奥田啓人に変更されている。20周年記念作品『スポンジ・ボブの誕生日』では、(頭だけではあるが)スポンジ・ボブに会えた。その後、スポンジ・ボブのお願いでオープニングテーマの替え歌を歌った。
- ポッティー(Potty the Parrot)
- 声:奥田啓人/演:ステファン・ヒーレンバーグ、ポール・ティビット
- パッチーの海賊仲間のオウム。操り人形ぽく見えるオウムの縫いぐるみ。『クリスマスってだれ?』では、パッチーに糸を引っ張られ、操演スタッフが落ちたことがある。原語版の声は原案者が演じている。
- 劇場版1にも登場するが、こちらは縫いぐるみではなく本物のオウムが登場する(最初は縫いぐるみという設定になっていた)。海賊ペインティーと一緒にいることも描かれている。
- 海賊ペインティー(Painty the Pirate)
- 声:谷育子→納谷六朗→奥田啓人/演:パトリック・ペインティー
- テーマソングを歌う海賊。『スポンジ・ボブとアトランティス、行きたいんデス』や、『スポンジ・ボブvsバーガーガジェット』では物語のナレーションをしており、稀にエピソードの中で登場することもある。
- 登場するのは絵のみがほとんど多いだが、劇場版1ではペインティー本人(オープニングや映画を見たシーン)が登場する。
- ザ・チーフ(The Chief)
- 声:納谷六朗→上田燿司/演:マーティン・オルソン
- 『フジツボ・ボーイの逆襲』に登場した人間。放送開始20周年記念作品『スポンジ・ボブの誕生日』では、マーメイドマン、フジツボボーイ、マン・レイ、ダーティ・バブルのフィギュアと共に写真出演した。『泥沼の名コンビ』では、バブル・バスの空想シーンで登場し、ヒーローの一員であるワンダー・ホエールの行方をヒーロー達に伝達していた。また、スポンジ・ボブとパトリックのフィギュアを集めるのが趣味らしい。
- サンタクロース(Santa Claus)
- 声:奥田啓人(クリスマスってだれ?)→納谷六朗(スポンジ・ボブのクリスマス)/マイク・ベル(シーズン2)、ジョン・グッドマン(シーズン8)
- 『クリスマスってだれ?』から『スポンジ・ボブのクリスマス』まで登場。
- ミスター・パイレーツソン(Mr. Pirateson)
- 声:納谷六朗/演:ビル・ファッガーバッケ
- 『親友?それとも敵?』にて登場。「The Poop Deck (和訳:船尾楼甲板)」の店員である海賊。不真面目な部下であるパッチーが、悪ふざけをするポッティーに狙ってハンバーグを投げつけたが、偶然通りかかったパイレーツソンの顔面に当たってしまい、パッチーはクビになった。
- バーガー・ビアード(Burger-Beard the Pirate)
- 声:斎藤志郎、納谷六朗(特報)/演:アントニオ・バンデラス
- 劇場版2に登場した謎の黒幕。世界征服を目論んで企てる海賊(海ではなく、地上に船を置く)。ページに何か書き込むと書き込んだ内容が思い道理の展開になる本を手に入れ、それを使ってカーニバーガーの在庫とレシピを盗んでハワイ州に店を立てて儲けたが、スポンジ・ボブたちに邪魔され、彼らと戦っている途中で本をグリルに落とし、のちに巨大化したプランクトンとヒーローになったスポンジ・ボブの共同攻撃に敗れる。プランクトンにレシピを渡し、プランクトンに遠くの島まで蹴飛ばされた。エンディング前では、カイルに頼まれてスポンジ・ボブのテーマソングを歌った。
本人編集
- トム・ケニー(Tom Kenny)
- 原語版のスポンジ・ボブの声を担当する声優本人。『ネプチューン王のへら』でネプチューン王にスポンジ・ボブとの勝負に勝った時の景品を見せようとした時、誤ってケニーのシャワーをしているシーンを見せられた。また、『風邪ひきスポンジ・ボブ』では風邪をひいたスポンジ・ボブを治療するときにシャワーをしているケニーの背中を洗うシーンにも出演していた。ケニーは他にも、ゲイリーや本作のナレーター、クラゲなどの声も当てている。
- デイビー・ジョーンズ(Davy Jones)
- 声:加藤亮夫/演:同じ(デイビー・ジョーンズ)
- 『スポンジ・ボブとビーーッグウェイブ』にてスペシャルゲストとして出演(出演当時62歳)。海の中に登場する人間であり、さまよえるオランダ人に向かって悪臭な靴下を投げる(デイヴィ・ジョーンズの監獄を連想させるパロディ)ことが特技である。靴下を投げた後は、「デイドリーム」という曲が使用された。
- デヴィッド・ハッセルホフ(David Hasselhoff)
- 声:加藤亮夫/演:同じ(デヴィッド・ハッセルホフ)
- 劇場版1の本人役(出演当時52歳)。劇場版1では、浜辺で出会ったスポンジ・ボブとパトリックをビキニタウンへ送り届けた。その後は、ネプチューン王の火炎放射が王冠を防御し上昇したせいで、海に浮かんでいたハッセルホフは体が黒焦げになった。放送開始20周年記念作品『スポンジ・ボブの誕生日』にも登場。ボートを漕いでいたが、潜水艦によって溺れた。この際、体がずぶ濡れになり「おったまげたぜ!」と叫んだ。さらにはスポンジ・ボブ達が乗った水槽で足を踏まれ、偶然通りかかった海賊パッチーが足を踏んだと勘違いし、怒りながら「火山に住むことにする!その方が安全だ!」と叫んだ。
- P!NK
- 声:下田レイ/演:同じ(P!NK)
- スポンジ・ボブ放送開始10周年記念作品『スポンジ・ボブの真実』に登場。海賊パッチーが司会を務める番組のゲストとして登場するはずだったが、パッチーはゲストがスポンジ・ボブだと勘違いをした上、スポンジ・ボブ本人が来ていないということを知り、怒って番組から逃げて自ら会いに行こうとする(結局会えることはなかった)。それが原因で番組の出演が遅延してしまうものの、披露する楽曲のリハーサルをした。披露曲は「We've got scavy」。
その他編集
- 幽霊ロボット(Live-action robot)
- 『ロボットカーニ』から登場。昨夜、スポンジ・ボブがテレビで見た蟹型の巨大ロボット。テレビでは人を追いかける出演をしていたが、寝る前はスポンジ・ボブを追いかける出演をするため、今朝になると「幽霊ロボット」の映画を見たスポンジ・ボブとイカルドがカーニをロボットと勘違いする回になった。
- カーニをロボットと勘違いする理由は、カーニがロボットの音楽を聴かせた為か踊りもロボットのように踊っているから。
- 雪ダコ(Abominable Snow Mollusk)
- 声:納谷六朗/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『雪山のレース』から登場。その名の通り、雪国に現れる巨大なタコの怪物。海軍にいたカーニがかつて戦った相手。パトリックのお菓子を気に入る。アニメではなく実写(クレイアニメの人形)として登場。
- ハンス(Hans)
- 声:奥田啓人、上田燿司/トム・ケニー
- シーズン1からシーズン3まで登場し、『風邪ひきスポンジ・ボブ』等で登場した謎の人間の手である。風邪をひいたスポンジ・ボブを治療するときにシャワーをしているケニーの背中を洗ったり、自動車をスポンジで綺麗にしたり、皿を洗ったりする場面などにも出演していた。他にも登場しており、『ニセ カーニさん』では、カーニを食べようとする出演も演じている。オープニングにも少しだけ登場している。
- ゴリラ(Gorilla)
- 声:奥田啓人/フランク・ウェルカー
- 『外は危険がいっぱい』から『クラゲ畑を取り戻せ!』まで登場した本物のゴリラ。時々海の中にも現れる。『外は危険がいっぱい』におけるゴリラは、パトリックがゴリラの着ぐるみを着たが、さらに偽者のパトリックが現れた。ゴリラの着ぐるみを着たパトリックは本物のパトリックで、偽者のパトリックの中から本物のゴリラが登場した。パトリックやサンディ、家から出たスポンジ・ボブらを攻撃するが彼に「なぜ海にゴリラがいるのか」を突っ込まれ、ジョージ(シマウマ)に乗馬して逃げ出した。『親友?それとも敵?』では、エプロンを着たゴリラとして登場し、店の中で暴れる。
- ジョージ(George)
- 声:納谷六朗/ディー・ブラッドリー・ベイカー
- 『外は危険がいっぱい』で登場したシマウマらしい馬。
- サイクロプス(The Cyclops)
- 演:ニール・ロス
- 劇場版1にて登場。シェルシティにいる一つ目の巨人、または6代目の店主。スポンジ・ボブたちから見ると巨人だが、正体は実写版の人間である。悪役の一人である殺し屋デニスを踏み潰してくれたが、スポンジ・ボブとパトリックを捕まえ、焼き殺そうとする。最後は生き返った海の生き物達にボコボコにされてしまった。
- バブルズ(Bubbles)
- 声:広瀬彰勇/マット・ベリー、ジェフ・ベネット(ビデオゲーム)
- 劇場版2にて登場。スポンジ・ボブとプランクトンがタイムマシンで未来に来た時出会ったイルカ。日本語版では「ドルフィン」と名乗っている。遠い未来の宇宙にいて、一万年間銀河系を見守っていた。スポンジ・ボブとプランクトンが原因でこの仕事をクビになり、怒ってビームで攻撃していたが、再登場時にはスポンジ・ボブ達のおかげでやっとあの仕事を辞められたと礼を言い、彼らを陸上に連れて行った後、他の仕事を探すために未来に帰った。陸上にあげた方法はスポンジ・ボブらを口の中に入れ、地上に上がりつくとスポンジ・ボブらを潮吹き穴から吐き出してタックルし人間が住むハワイに送る方法となっている。エンディング前にも登場する。
- カイル(Kyle the Seagull)
- 声:小林由美子/ポール・ティビット
- 劇場版2にて登場。バーガー・ビアードの船に乗っていた雄のカモメ。彼がトイレに行っている間にバーガー・ビアードが手羽料理を出し、他のカモメ達にカイルが料理されたと勘違いされている。
- カモメ(Seagull)
- 声:武内駿輔、寺島惇太、菅原雅芳、福地将軍、藤原貴弘など/エリック・バウザ、ティム・コンウェイ、エディ・ディーゼン、ノーラン・ノース、ロブ・ポールセン、ケビン・マイケル・リチャードソンなど
- 劇場版2にて登場。バーガー・ビアードの船に乗っていた雄のカモメ。
脚注編集
- ^ 谷育子、小木曽祐子→松浦チエは男性役(男性・少年役)を演じたことがあり、納谷六朗は女性役(特にお姉ちゃんとお母さん役)を演じたことがある。松浦チエを除くシーズン9以降では例外とされる。
- ^ “Casetext”. 2016年10月11日閲覧。
- ^ Wilson, Thomas F.(Interviewer); Hillenburg, Stephen (Interviewee) (2012年5月29日) (mp3). Big Pop Fun #28: Stephen Hillenburg, Artist and Animator–Interview (Podcast). Nerdist Industries. オリジナルの2013年12月21日時点におけるアーカイブ。 2013年12月21日閲覧。
- ^ 以降、エピソードの中で、多く登場している人数は10名(8人1匹1台)となる。
- ^ 日本国内では名称が「スポンジ・ボブ」に統一されている。ファミリーネームの「スクエアパンツ」は日本語版の作中で扱うことは少ないが、「スポンジボブのテーマ」の歌詞や劇場版1作目のタイトルなどで扱っている。『ラスティーのレシピ』では電話で「スクエアパンツだよ」と名乗っている。なお、日本のグッズなどで見られる「ボブ」という表記は誤り。
- ^ a b c d e f g The SpongeBob SquarePants Movie (The Absorbing Tale Behind The SpongeBob SquarePants Movie) (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
- ^ ただし、シーズン9『スポンジ・ボブ クビになる』でイカルドが「わしはお前のことが嫌い」と言った際「知ってるよ」と返すなど気付いていると思われる節もある
- ^ この世界では車輪がついていて地面を走行することからどちらかというと車両に近い。
- ^ Hillenburg, Stephen (2003). The Origin of SpongeBob SquarePants. SpongeBob SquarePants: The Complete First Season (DVD). Paramount Home Entertainment
- ^ (Neuwirth 2003, p. 50–51)
- ^ Banks 2004, p. 9.
- ^ Banks 2004, p. 31.
- ^ 世界中で愛されているアニメ スポンジ・ボブ SQUARE BOOK ま~るいDVD付き 9ページ
- ^ 納谷は特報収録後の2014年11月に死去したため、映画本編、そしてシーズン9以降は上田が引き継いだ。なお、納谷死去後に放送されているエピソードはすべて生前に収録している。
- ^ シリーズによってタコだったりイカだったりと定義が曖昧な部分がある。
- ^ 『カーニバーガー争奪戦』などでは「私」も使っていた。時々は「俺」や「僕」を使う。
- ^ また、スポンジ・ボブが爆薬入りパイを食べたと勘違いした際に動揺していたり(『死因はパイ⁉』)、「わしはいつもお前が好き」と言っている(『恐怖の深夜勤務』)などの描写もある。
- ^ Hillenburg, Stephen. (March 1, 2005). The SpongeBob SquarePants Movie (The Case of the Sponge "Bob") (DVD). Paramount Home Entertainment/Nickelodeon.
- ^ 『巨大イカルド』、劇場版2など
- ^ ただし、スポンジ・ボブとクラゲだけはクラリネットの演奏を聴いてくれる。ダンスを踊るのも好きだが、見ている人から「目が痛くなる」と言われたりなど、才能は無に等しい(ただし、『ダンス☆大好き』では彼の踊りが素晴らしいと言われ採用された)。
- ^ 例としては、家が町を破壊した代償として毎週日曜に清掃活動を死ぬまで行うことを言い渡される(『おせっかいなお隣さん』)、スポンジ・ボブのせいでボート教習所に入れられる(『ボクの相棒』)、カーニにホットドッグやバーガーの着ぐるみを着せられる(『カーニドッグ』)、プランクトンと刑務所に入れられる(『芸術は高くつく』)、スポンジ・ボブの日記を客の前で盗み読みし、「フライ職人、へこまされる」と新聞沙汰になり前科者扱いされ家まで没収されてホームレスになる(『スポンジ・ボブの日記』)、医者と間違えられたスポンジ・ボブによって鼻にめちゃくちゃな手術をされる(『スポンジ・ボブはお医者さん』)など。
- ^ フルネームは国によって異なり、原語版では「ユージーン・ハロルド・カーニ(Eugene Harold Krabs)」という本名だが、イタリア語版やドイツ語版、フランス語では「ユージーン・ハーバート・カーニ(Eugene Herbert Krabs)」という本名が表記されていることがある。「カーニ」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれっきとした名前である。
- ^ 誰かが変更すれば即座に警報が鳴る仕様
- ^ From Boy to Bob". Nick Mag Presents: SpongeBob SquarePants. Viacom International. June 2003.
- ^ カーニと同様に国によってフルネームが異なり、原語版では「シェルドン・ジェームス・プランクトン(Sheldon James Plankton)」という本名だが、スペイン語版では「シェルドン・ジェイソン・プランクトン(Sheldon Jason Plankton)」という本名が、フランス語版では「シェルドン・ジュニア・プランクトン(Sheldon Junior Plankton)」という本名が存在する。「プランクトン」は、原語版では名字のものだが、日本語版ではれきっとした名前である。
- ^ シーズン9の『プランクトンの大脱獄!』では、名前の読みが「シェルダン・J・プランクトン」と「シェルドン」が「シェルダン」になっており、過去の吹き替えと微妙に違う。『オマヌケ・ソースで大混乱!』では、名前がシェルドンに戻されている。
- ^ Beck 2013, p. 111
- ^ 一度プランクトンがその毛皮を盗み、サンディに変装してカーニバーガーのレシピを盗もうとしたことがあった。
- ^ なお、司祭はこれが芝居だと知らなかった。
- ^ Fain, David (September 1, 2000). SpongeBob SquarePants Trivia Book. Simon & Schuster. p. 13. ISBN 978-0-689-84018-0
- ^ 言語版では「My leg!」というセリフが登場するが、吹き替え版ではカットされることが多い。
参考文献編集
- Neuwirth, Allan (2003). Makin' Toons: Inside the Most Popular Animated TV Shows and Movies. Allworth Communications, Inc. ISBN 1-58115-269-8
- Banks, Steven (September 24, 2004). SpongeBob Exposed! The Insider's Guide to SpongeBob SquarePants. Schigiel, Gregg (Illustrator). Simon Spotlight/Nickelodeon. ISBN 978-0-689-86870-2
- Beck, Jerry (2013). The SpongeBob SquarePants Experience: A Deep Dive Into the World of Bikini Bottom. Insight Editions. ISBN 978-1-60887-184-1