スマイリーキクチ

日本のお笑いタレント、俳優 (1972-)

スマイリーキクチ1972年1月16日 - )は、日本の元お笑いタレント俳優人権活動家。本名は菊池 聡(きくち さとし)。東京都足立区出身。太田プロダクション所属。

スマイリーキクチ
SMILY KIKUCHI
本名 菊池 聡(きくち さとし)
ニックネーム スマイリー、スマイリーさん
生年月日 (1972-01-16) 1972年1月16日(53歳)
出身地 日本の旗 日本東京都足立区
血液型 O型
身長 170cm
言語 日本語
方言 共通語
最終学歴 体育専門学校
コンビ名 NIGHT・SHIFT(1993年 - 1994年6月)
相方 有田 毅(コンビ時代)
芸風 漫談モノマネ
事務所 太田プロダクション
活動時期 1993年 -
過去の代表番組 静岡○ごとワイド
他の活動 講演、コメンテーター
配偶者 一般人女性(2011年 - )
親族 一児あり
公式サイト 公式ブログ
テンプレートを表示

来歴・人物

編集

元々は芸能活動に関心がなかったが、体育専門学校時代在籍時に友人と行ったパフォーマンスが評価される中で芸人になるように薦められたことがきっかけで、1993年に専門学校時代の友人の有田 毅と「NIGHT・SHIFT」というお笑いコンビを結成[1]。コンビとして『GAHAHAキング 爆笑王決定戦』(テレビ朝日)や『SWITCH LAUGHING』(フジテレビ)に出演し、約1年半ほど経て相方の芸能界引退によりコンビが解散したため、ピン芸人へ転向した[1]

ニコニコしながら毒を吐いて笑いをとる、毒舌漫談のスタイルが特徴である。ボキャブラ時代は仲本工事に似ている事をしばしばネタにしている。

一時期、静岡県のローカル情報番組でMCを務めていた。ペ・ヨンジュンに似てるということで、2004年前後のヨン様ブームではペ・ヨンジュンの真似をすることで忙しくなるという恩恵を受けた[2]

格闘技、外車、古着コレクションなどが趣味であり、過去に雑誌『ライトニング』でもアメ車やアンティークグッズについてのコラムを連載していた[3]

2011年6月20日にかねてより交際中だった一般女性と結婚し、2016年6月8日に第一子が誕生したことを自らのブログで公表した[4]

現在(2024年時点)はお笑い芸人を辞めており、ネットトラブル対処法などの講演活動を行っている [5]

ネット関連の諸問題

編集

誹謗中傷によるデマ

編集

1999年から2008年まで、過去のある殺人事件の犯人(関係者)であるというデマインターネット上に流れたことがきっかけで、誹謗中傷や脅迫を受けていた。その経験から、芸能活動の傍ら時折インターネットに関するマナー講座や講演会にも呼ばれるようになり、番組出演のほか、インターネットに関する様々なトラブルへの対策を論じたコラムやエッセイの執筆オファーも引き受けている[6][7][8]。結果的には誹謗中傷被害が人権活動家としての仕事がメインになる切っ掛けとなった。

当時、ウィキペディアにも殺人事件に関してそのデマを鵜呑みにした記述がされ、そのまま放置されていた[8]

不正プログラム事件へのコメント

編集

その一方で2019年3月のアラートループ事件について、ネット犯罪であることを前提にした5日のツイートに批判が殺到した。6日に謝罪していったんは収束した[9]。その後、スマイリーキクチは関連ツイートを削除した[注 1]

主な出演番組

編集

バラエティ

編集

テレビドラマ

編集

音楽番組

編集

情報番組

編集

ラジオ番組

編集
  • スマイリーキクチのスマイリースマイリー(民放AM各局)

著書

編集

脚注

編集

注釈

編集
  1. ^ 削除時期についてスマイリーキクチは3月と説明した[10]

出典

編集
  1. ^ a b 収録後、スマイリーキクチさんにインタビュー - 「THE占い」番組情報
  2. ^ スマイリーキクチ「突然僕は殺人犯にされた」(竹書房)27-28頁
  3. ^ Today's FLAT4■Lightningに’55 TYPE-1 OVALが登場!
  4. ^ 2016年6月20日付けブログ「父ちゃんになりました」
  5. ^ 「突然、僕は殺人犯にされた」スマイリーキクチ、芸人やめた理由を明かす「身の潔白を晴らした」が…
  6. ^ スマイリーキクチが、ネット中傷被害事件を乗り越え、新たな一歩。過去には千原せいじから金銭援助の申し出も。 - エキサイトニュース
  7. ^ 中傷被害に関する詳しい経緯は、スマイリーの著書、『突然、僕は殺人犯にされた - ネット中傷被害を受けた10年間』竹書房、2011年)に書かれている
  8. ^ a b “突然あなたも被害者に!? “ネットリンチ”の恐怖”. クローズアップ現代+ (日本放送協会). (2017年11月13日). https://web.archive.org/web/20171121033402/https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4062/ 2018年3月23日閲覧。 
  9. ^ 井上輝一 (2019年3月7日). “「ブラクラ」補導、不当か妥当か ネットリテラシーと大衆化のジレンマ”. ITmedia. 2019年5月31日閲覧。
  10. ^ smiley_kikuchiのツイート(1134455872422203392)
  11. ^ スマイリーさんの語る千住ってどんな町?|クレボー通信|東京・足立区発ドラマ「千住クレイジーボーイズ」|NHKオンライン

外部リンク

編集