スモーキン・ブギ

スモーキン・ブギ」(Smokin' boogie) は、1974年東芝EMIのレーベル「EXPRESS」から発売されたダウン・タウン・ブギウギ・バンドシングル[2]。作詞者は新井武士、作曲者は宇崎竜童である[2]ダウン・タウン・ブギウギ・バンドが有名になるきっかけとなった楽曲である[3]

スモーキン・ブギ
ダウン・タウン・ブギウギ・バンドシングル
初出アルバム『続 脱・どん底(1975年)』
A面 スモーキン・ブギ
B面 恋のかけら
リリース
規格 シングル
ジャンル ロック
レーベル EXPRESS
作詞・作曲 作詞:新井武士
作曲:宇崎竜童
ダウン・タウン・ブギウギ・バンド シングル 年表
青春すきま風/黒の舟唄
(1974年)
スモーキン・ブギ/恋のかけら
(1974年)
カッコマン・ブギ/港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ
(1975年)
テンプレートを表示

ダウン・タウン・ブギウギ・バンドを代表する作品とされ、宇崎竜童のその後のキャリアの中でも多くの機会に演奏されている[4]

累計売上は70万枚の大ヒットになった[5]

この曲の歌詞について、バンドのベーシストで作詞者である新井武士は、「リズムに乗せてゴロ合わせをしただけ」と述べている[6]

おもなカバー、パロディ編集

1975年11月には、シャ・ナ・ナが、宇崎竜童の英語詞によるカバーを制作し、日本でシングルとして発売された[7]

憂歌団は、「スモーキン・ブギ」と、エルモア・ジェームス1961年の曲「シェイク・ユア・マネーメイカー」を繋げた演奏を、レコード・デビュー前の1975年当時から披露しており、こうした演奏の録音のひとつは、後に2005年のアルバム『LOST TAPES』で公開された[8]

大瀧詠一がプロデュースした1978年のアルバム『LET'S ONDO AGAIN』には、「禁煙音頭」と題するこの曲のパロディが収録された。この曲は後に鈴木雅之のデビュー30周年記念ライブアルバム「MASAYUKI SUZUKI 30TH ANNIVERSARY LIVE THE ROOTS〜could be the night〜」のボーナストラックにゴスペラッツによるカバーが収録された。(LET'S ONDO AGAIN#SIDE 2:参照)

嘉門達夫(後の嘉門タツオ)は、この曲の替え歌を作詞して、1994年に「スモーキン・ブギ・レディース」として発表した[9]

横浜銀蝿は、2002年ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのカバーである「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」をシングルとしてリリースし、その2曲目としてこの曲をカバーした[10]

奥田民生もライブでこの曲を取り上げており、この曲のライブ演奏が2002年のシングル「まんをじして」の2曲目となり、2008年のアルバム『BETTER SONGS OF THE YEARS』にも収録された[11]。さらに、2016年のアルバム『秋コレ 〜MTR&Y Tour 2015〜』にも2015年のライブ演奏が収録されている[12]

新井武士氏は、アンサーソング スモーキング・ブギ 其の二[13]を作っている。アルバム「俺だけの唄のなかで[14]」で発表しており、喫煙率が低下し、禁煙者の禁煙の難しさを嫌煙な時代背景を見事にまたコミカルに表現している。

エピソード編集

脚注編集

  1. ^ 和田静男プロフィール”. Siz Wada Official Web Site. 2018年1月9日閲覧。
  2. ^ a b ダウン・タウン・ブギウギ・バンド* = Down Town Boogie Woogie Band* – スモーキン・ブギ - Discogs
  3. ^ 吉田俊宏 (2018年1月7日). “NIKKEI The STYLE - Music ONE STEP FESTIVAL 永久保存版(名作コンシェルジュ)”. 日本経済新聞・朝刊: p. 21. "「スモーキン・ブギ」でブレークする直前のダウンタウン・ブギウギ・バンドをはじめ、..."  - 日経テレコン21にて閲覧
  4. ^ ““竜童組”好調です 村祭り、商店街、海外へも”. 読売新聞・東京夕刊: p. 15. (1986年11月21日). "四十八年、ダウンタウン・ブギウギバンドを結成。「スモーキン・ブギ」などのヒット曲で人気者に。"  - ヨミダス歴史観にて閲覧
  5. ^ 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、301頁。ISBN 978-4-636-82548-0
  6. ^ “ただ今売れっ子 ダウン・タウン・ブキウギ・バンド”. 読売新聞・東京夕刊: p. 7. (1975年7月5日)  - ヨミダス歴史観にて閲覧
  7. ^ Sha-na-na – Smokin' Boogie - Discogs
  8. ^ 憂歌団 / LOST TAPES”. CD Journal/音楽出版社. 2019年1月9日閲覧。
  9. ^ “[最新CD情報]ポピュラー 「パワー・オブ・ラブ」アワ・グラスほか”. 読売新聞・東京夕刊: p. 5. (1994年1月22日)  - ヨミダス歴史観にて閲覧
  10. ^ 『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』シングルCD<2002/9/21 >”. 銀屋. 2019年1月9日閲覧。
  11. ^ 奥田民生 スモーキン・ブギの収録作品”. oricon ME. 2019年1月9日閲覧。
  12. ^ DISCOGRAPHY”. OKUDA TAMIO OFFICIAL WEBSITE/ソニー・ミュージックエンタテインメント. 2019年1月9日閲覧。
  13. ^ スモーキング・ブギ 其の二」『Wikipedia』2019年8月3日。
  14. ^ 俺だけの唄のなかで・・・ / 新井武士 - AIRPLANE LABEL STORE” (日本語). 俺だけの唄のなかで・・・ / 新井武士 - AIRPLANE LABEL STORE. 2019年8月3日閲覧。
  15. ^ サンプラザ中野 (2007年10月24日). “(ロックに3rd LOVE)NOWにシビれた サンプラザ中野”. 朝日新聞・夕刊be水曜: p. 9  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  16. ^ “違う世界を知った(トータス松本のウルフルズだぜ!!:上)【大阪】”. 朝日新聞・夕刊. (1996年12月9日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  17. ^ 『The Covers』ウルフルズ、DTBWBへのリスペクトを込めて歌う「スモーキン・ブギ」&『横溝正史シリーズ』隠れた名曲をムーディーにカバー”. billboard Japan/阪神コンテンツリンク. 2019年1月9日閲覧。
  18. ^ レッツ☆ドサ回り!! 東京/新宿 スモーキン・ブギ”. 竹原ピストル (2011年2月18日). 2019年1月9日閲覧。
  19. ^ 新宿スモーキン・ブギ - Facebook