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スワロフスキー・クリスタル
スワロフスキー(ヴァッテンス)(Swarovski, Wattens)
創業者ダニエル・スワロフスキー(1862年 - 1956年)
ヴァッテンス スワロフスキーシュトラーセ (Swarovskistraße, Wattens)、2007年9月
スワロフスキーの工場(1958年)
ギャルソンD.A.Dのスワロフスキーラインストーンカスタムカー ベンツSL600 D.A.D LSエディション 大阪オートメッセ2008

スワロフスキー(Swarovski)は、1895年にオーストリアチロル地方で創業したクリスタルのプレミアムブランド。最高水準のクオリティ、クラフツマンシップ、創造性にあふれる幅広い事業を展開。「誰もが手にすることができるダイヤモンド」をポリシーに、高品質クリスタル、天然および人工のジェム・ストーン、ジュエリーやアクセサリー、照明などの製品のデザイン、製造、マーケティングを行っている。

またスワロフスキーのクリスタルはファッション業界を中心に非常に多くの商品に使用されている。

概要編集

設立以来、創業者一族による経営が続くスワロフスキー社は、1895年に科学者で起業家のダニエル・スワロフスキー(1862-1956)によって設立された。中央ヨーロッパのガラス製造の中心地であったボヘミアで生まれ育ったダニエル・スワロフスキーは、クリスタルのカットと研磨を行う世界初の機械を発明し、業界に革命をもたらした。優れた品質を追求する伝統の礎を築き、それは5世代を経た現在も大切に受け継がれている。ココ・シャネルクリスチャン・ディオールといったジュエラーやクチュリエから絶賛されたスワロフスキー・クリスタルは、20世紀のラグジュアリーとグラマー、そしてスタイルに欠かせない素材となった。その後もヴェルサイユ宮殿のシャンデリアパーツや、さまざまな映画衣装なども手がけ、オーストリアを代表するクリスタル・ブランドとして国際的に有名。

一方で、一般消費者向けに1970年代中盤にはジュエリー、ファッション・アクセサリー、オブジェ、インテリア・デコールなどのクリスタル製品を製造する部門が設立された。これらの製品は、スワロフスキー・ショップやフランチャイズのグローバルネットワークを通じて販売されている。

スワロフスキーは単なるクリスタル・メーカーの域をはるかに超え、その最も中心にあるのは、クリエイティビティとイノベーション。これらを常に触発し奨励することによってクリスタルに生命の息吹が吹き込まれ、美とエレガンスと卓越したクラフツマンシップにあふれるバラエティ豊かなジュエリーとアクセサリーが生まれている。


1862年10月24日 ダニエル・スワロフスキーがボヘミア地方で誕生

1891年 ダニエル・スワロフスキーがクリスタルをカットするマシーンを発明。特許を取得。

1895年 オーストリアチロル地方でスワロフスキー社設立

1899年 エーデルワイスをデザインしたロゴを採用

1949年 スワロフスキー・オプティック 設立

1950年 スワフレックス設立

1956年 ダニエル・スワロフスキー死去。

1956年 クリスタル・オーロラ・ボーリエイラス開発。クリスチャン・ディオールが初めて採用。

1965年 ジェム・ストーン事業を開始

1966年 ニューヨークのメトロポリタンオペラのシャンデリアを手掛ける

1976年 インスブルック冬季オリンピックにて、土産物として、シャンデリアのパーツを組み合わせて製作したマウスの置物を販売。

1976年 ジェム・ストーン事業がスワロフスキー・キュービック・ジルコニアを開発

1980年 ヴェルサイユ宮殿のシャンデリアを手掛ける

1989年 スワン・ロゴを採用

1995年 インスブルック郊外にスワロフスキー・クリスタル・ワールドをオープン

1999年 ウォッチ事業をスタート

2000年 SWAROVSKI WATER SCHOOL開始

2004年 NYのロックフェラーセンターのクリスマスツリーにツリートッパーが飾られる

2007年 米国アカデミー賞の舞台、カーテンをクリスタルで装飾(以降毎年手掛ける)

2007年  アトリエ・スワロフスキー がスタート

2008年 スワロフスキーの旗艦店、スワロフスキー銀座オープン

2013年には大阪の阪急梅田店にてアーカイブ展覧会「スワロフスキー・スパークリング・シークレット(SWAROVSKI SPARKLING SECRETS)」を開催。

2015年には、当時ブランド・アンバサダーを務めていたミランダ・カーがデザインに参加した初のジュエリーコレクションが発売された。

2016年秋冬シーズンからカーリー・クロスが新ブランド・アンバサダーに就任。

2018年秋、オーストリアのインスブルック郊外にてスワロフスキー社が運営するアート施設「クリスタルワールド」内、草間彌生が手掛けるアート空間がオープンした。

2018年 11月 スワロフスキー心斎橋リニューアルオープン。オープンゲストは堀田茜。

2019年 6月 表参道ヒルズにサマージュエリーのコンセプトでポップアップストアをオープン。(現在終了)オープンゲストは今田美桜。

特徴編集

スワロフスキー・クリスタル編集

スワロフスキー・クリスタルは、通常のクリスタル・ガラス(酸化鉛 (PbO) の含有量比は約24%)に比べ、酸化鉛が最低32%と多くなっている。そのため、通常のクリスタル(透明)カット製品でも、光の反射加減により虹色に見えることがある。

特殊加工編集

スワロフスキーには、カット技術の他にクリスタル表面に行う特殊加工技術がある。

AB - 1956年にオーロラのように輝く「クリスタル・オーロラ・ボーリエイラス」 (Aurora Borealis) を開発した。

代表的製品編集

ネックレス・ペンダント編集

1年に2回、ファッションシーズンにあわせて様々なコンセプトのジュエリーを発表。クリスタルの輝きが特徴の、トレンドに合わせた製品を発表しているファッション・ジュエリーの代表的なブランド。

ウォッチ編集

スワロフスキーの女性用時計は文字盤(ダイヤル)部分にクリスタル・ガラスを敷き詰めた華やかなデザインの製品が多く、

スワロフスキーの男性用時計はモノトーンを基調とした仕事でも使用できるような自動巻きの製品ががある。

ペン編集

スワロフスキーのクリスタルボールペンは豊富な色のラインナップとボディ部分に数百ものクリスタルがあしらわれているのが特徴。

Krisベア編集

1993年の登場以来、デコレーションやギフト用に展開されている可愛らしいクマをモチーフとした人気商品

その他編集

スワロフスキー・オプティック編集

ダニエル・スワロフスキーの息子ヴィルヘルム・スワロフスキーが1935年双眼鏡を作ったことに始まる光学機器部門。自然観察や狩猟用の双眼鏡・スコープなどを生産。マークはをモチーフにしている。詳しい内容はw:Swarovski Optikを参照。

スワロフスキー・クリスタル・ワールド編集

 
スワロフスキー・クリスタル・ワールドの入口

インスブルック郊外のヴァッテンスに創業100周年の1995年につくられたスワロフスキー・クリスタル・ワールド (Swarovski Kristalwelten) がある。この施設の象徴は巨人の頭をかたどったモニュメントで、口の部分から滝が流れ落ちるように作られている。

このモニュメントは、ソフトキャンディー「ハイチュウ」のテレビCMに「出演」したことがある。

脚注編集

外部リンク編集