セシル・ローリストン・ケラウェイCecil Lauriston Kellaway1890年[1]8月22日 - 1973年2月28日)は、イギリスケープ植民地(現在の南アフリカ共和国ケープタウン出身で主にオーストラリアアメリカ合衆国で活動した俳優

セシル・ケラウェイ
Cecil Kellaway
Cecil Kellaway
本名 Cecil Lauriston Kellaway
生年月日 (1890-08-22) 1890年8月22日
没年月日 (1973-02-28) 1973年2月28日(82歳没)
出生地 ケープ植民地ケープタウン
死没地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ハリウッド
職業 俳優脚本家映画監督
ジャンル 映画、テレビ
活動期間 1933年 - 1972年
配偶者 ドリーン・エリザベス・ジュベール(1919年 - 1973年)
著名な家族 ピーター・ケラウェイ(長男)
ブライアン・ケラウェイ(次男)
主な作品
1946年『郵便配達は二度ベルを鳴らす
1967年『招かれざる客
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アカデミー助演男優賞に2度ノミネートされた(受賞はならず)名脇役として知られる。

イングランド人俳優エドマンド・グウェン(本名:エドマンド・ジョン・ケラウェイ、1877年 - 1959年)とその弟の俳優アーサー・チェスニー英語版(本名:アーサー・ウィリアム・チェスニー・ケラウェイ、1882年 - 1949年)は従兄。俳優のブライアン・ケラウェイ(1925年 - 2010年)は息子。

略歴 編集

1890年[1]イギリスケープ植民地(現在の南アフリカ共和国ケープタウンで生まれる。オーストラリアの映画界で俳優、脚本家、映画監督としてキャリアを積んだ後、1930年代に入るとハリウッドでも俳優として活動するようになるが、端役のギャング役ばかりだったためにオーストラリアに戻る。

1939年ウィリアム・ワイラー監督の映画『嵐が丘』に出演して以降は様々なハリウッド映画に印象的な脇役として出演するようになる。1947年の『三十四丁目の奇蹟』のサンタクロース役にオファーされるが断り、代わりに従兄のエドマンド・グウェンがその役を演じてアカデミー助演男優賞及びゴールデングローブ賞助演男優賞を受賞する。

1948年の『幸福の森』で第21回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされる。

1950年代以降はテレビドラマにも出演するようになり、『弁護士ペリーメイスン』や『ローハイド』『ベン・ケーシー』『奥さまは魔女』など日本でも放送された人気テレビドラマにゲスト出演する。

1967年の『招かれざる客』で第40回アカデミー賞の助演男優賞にノミネートされる。

1973年に死去。

主な出演作品 編集

参考文献 編集

  1. ^ a b 1893年生まれと記載している資料もある。Biography for Cecil Kellaway” (英語). IMDb. 2011年8月20日閲覧。

外部リンク 編集