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セメダイン株式会社 (Cemedine Co., Ltd.) は、接着剤のメーカー。株式会社カネカの子会社。同社のブランド名でもある。

セメダイン株式会社
CEMEDINE CO., LTD.
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
141-8620
東京都品川区大崎一丁目11番1号 ゲートシティ大崎イーストタワー
設立 1948年4月22日
業種 化学
法人番号 1010701005270
代表者 岡部貫(代表取締役社長)
資本金 30億5,037万5千円
売上高 連結279憶09百万円(2018年3月期)
純資産 連結110憶38百万円(2018年3月)
総資産 連結215憶10百万円(2018年3月)
従業員数 535名(2018年3月末時点)
決算期 3月31日
主要株主 株式会社カネカ 53.3%
(2018年3月末時点)
外部リンク http://www.cemedine.co.jp/
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セメダイン

目次

概要編集

社名は、創業者の今村善次郎が考案した造語で、結合材であるセメントと力の単位であるダインを組み合わせたものであるが、そのほかに実際にこの造語には隠された強い意志があり、それは当時良く売れていた英国製の接着剤『メンダイン』を市場から「攻め」出すということから、「攻め出せ、メンダイン」というのがその由来になっている。また、当時は「接着剤」という言葉が無く、家庭では「のり」、産業界では「接合材または、こう着材」というふうに呼ばれており、この「接着剤」という言葉も今村が創った言葉だと言われている。当時、他社の接着剤の欠点であった「水に弱い」や「はがれやすい」という問題を解消し、社長自ら実演販売などを行い地道な努力を重ね、徐々に販売実績は上がっていった。

1923年、今村は日本初の化学接着剤『セメダインA号』の販売を開始した。その後、『セメダインB』『セメダインC』と改良が行われていった。

本社は東京都品川区大崎のゲートシティ大崎にあり、ロゴマークはセメダインの「C」を大きくかたどったものである。

一般的には工作用の接着剤メーカーとして知られ、戦前戦中においての用途はグライダー模型飛行機だったが、戦後はプラスチックモデルの接着剤などとして更に波及し、高度成長期以降はプラスチックモデル用の接着剤と言えばセメダインが代名詞になるほど知名度が高かった(ただし、工作用『セメダインC』と『プラモデル用セメダイン』は包装こそ似ているものの、成分の異なる別商品である)。

現在は、木工用、金属用、工業用の他に建築用にもシーラントなどの防水用接着剤やシリコーン系の接着剤など様々な接着剤を販売している。また、DIYショップなどが普及したため、同社が販売していたプロ用の接着剤も容易に入手できるようにもなった。

2013年にセメダインCは、日本初の合成接着剤として国立科学博物館が選定する重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録された[1][2]

沿革編集

  • 1923年(大正12年) 創業者今村善次郎が東京において接着剤類の製造販売を開始
  • 1927年(昭和2年) 「セメダインA号」発売
  • 1938年(昭和13年) 「セメダインC」発売[3]
  • 1941年(昭和16年) 東京都荒川区において「各種接着剤の製造販売」を目的として有限会社今村化学研究所を設立
  • 1948年(昭和23年) 東京都千代田区において株式会社今村化学研究所を設立
  • 1949年(昭和24年) 大阪支店(現大阪事業所)を設置
  • 1951年(昭和26年) 当社製品の販売会社としてセメダイン株式会社を設立 本社を東京都荒川区に移転
  • 1953年(昭和28年) 福岡出張所(現福岡営業所)を設置
  • 1956年(昭和31年) 当社製品の販売会社であるセメダイン株式会社を吸収合併し、商号をセメダイン株式会社と変更 本社を東京都千代田区に移転 名古屋出張所(現名古屋事業所)を設置
  • 1958年(昭和33年) 札幌出張所(現札幌営業所)を設置
  • 1960年(昭和35年) 研究設備充実をはかるため東京工場敷地内に研究所(現開発部)を新設 仙台出張所(現仙台営業所)を設置
  • 1962年(昭和37年) 茨城工場を新設
  • 1966年(昭和41年) 一般工作用接着剤のJIS表示許可を受ける
  • 1968年(昭和43年) 東京証券取引所市場第二部に上場
  • 1969年(昭和44年) 本社を東京都品川区に移転 大阪証券取引所市場第二部に上場
  • 1978年(昭和53年) 台湾に台湾施敏打硬股份有限公司を設立
  • 1981年(昭和56年) タイにCEMEDINE(THAILAND)CO., LTD.を設立
  • 1990年(平成2年) 三重工場を新設
  • 1998年(平成10年) ISO9002認証取得(茨城工場)
  • 1999年(平成11年) ヘンケル社と合弁会社セメダインヘンケル株式会社(現セメダインオートモーティブ株式会社、完全子会社)を設立
  • 2000年(平成12年) ISO9001認証取得(茨城工場) ISO14001認証取得(三重工場)
  • 2002年(平成14年) ISO14001 認証取得(茨城工場) ISO9001認証取得(三重工場)
  • 2004年(平成16年) タイにASIA CEMEDINE CO., LTD.を設立
  • 2005年(平成17年) 開発センターを設置
  • 2006年(平成18年) シー・エヌ・シー株式会社(現セメダインケミカル株式会社)を設立
  • 2009年(平成21年) 茨城物流センターを設置
  • 2012年(平成24年) 本店を品川区東五反田から同区大崎のゲートシティ大崎イーストタワーに移転
  • 2012年(平成24年) 「パーフェクトデコ」の広告をJJに出稿、二十数年ぶりの一般誌への広告出稿となる[4] 中国に思美定(上海)貿易有限公司を設立 フィリピンにCEMEDINE PHILIPPINES CORP.を設立
  • 2013年(平成25年) テレビ番組『ほこ×たて』に最強接着剤として出場し、重機と対決したところ、勝利した[5]
  • 2016年(平成28年) 株式会社カネカが株式公開買付けを実施し51%の株式を取得。同社の子会社となる[6]

出典編集

関連項目編集

外部リンク編集