セルダムは、砂防堰堤の型式のひとつで、生物細胞: cell、セル)構造のように、大型の円柱状構造物を連続配置したもの。円柱同士の間隔を空けて、スリットダムとして活用することもある。外壁には鋼矢板、内部に現地で発生した土砂を中詰めする。そのため、建設残土を減らすことが可能である。工期が短いことから、火山噴火時や大規模な土石流対策などで用いられる[1]

セルダムの例(新潟県津南町大字三箇 トヤ沢砂防堰堤)
セルとセルの間

脚注 編集

  1. ^ トヤ沢砂防事業説明板

関連項目 編集

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