セレムジャ川(セレムジャがわ、ロシア語: Селемджа, ローマ字表記の例: Selemdzha)はロシア極東のアムール州を流れる川で、アムール川の支流・ゼヤ川の左支流で、ゼヤ川最大の支流である。長さは647km、流域面積は68,600平方km。主な支流にウリマ川(Ульма, Ulma)とノラ川(Нора, Nora)がある。清朝時代は西林穆丹河と呼ばれていた。11月初めから5月初めまで凍結する。

セレムジャ川
延長 647 km
平均流量 715 m³/s
流域面積 68,600 km²
水源 ヤム=アリニ山脈
水源の標高 -- m
河口・合流先 ゼヤ川
流域 ロシアの旗 ロシア
テンプレートを表示

オホーツク海のウダ湾に近いヤム=アリニ山脈山中に発し、南西に向かって流れる。フェヴラルスクの西でバイカル・アムール鉄道が越えている。ゼヤ・ブレヤ平原を南西に流れるセレムジャ川は、やがて北西から流れてくるゼヤ川本流とノヴォキエフスキー=ウヴァルで合流する。

ノラ川合流点までは航行も可能。上流の針葉樹林では金なども産する。