セントルイス・ブルース (曲)
『セントルイス・ブルース』(Saint Louis Blues または St. Louis Blues)は、W・C・ハンディ (William Christopher Handy) が1914年に起譜した楽曲である。
ベッシー・スミス(1929年)
概要編集
現代ではよく知られたブルース進行の元になった楽曲である。W・C・ハンディ はブルースの父とも呼ばれている。大ヒットしたこの曲はジャズのスタンダード・ナンバーとして知られる。作曲者本人による歌詞もつけられた。様々なアーティストにカヴァーされており、ベッシー・スミスとルイ・アームストロングの共演によるレコーディングが1933年に、ルイ・アームストロングオーケストラのレコーディングが2008年に、それぞれグラミー賞の殿堂入りしている。[1][2]
中間部では、16小節のインタールード(いわゆる「Bメロ」)となる。この部分のフレーズは、日本で林家木久扇が『いやんばか〜ん』の持ちネタとして用いている。
NHL所属のアイスホッケーチーム「セントルイス・ブルース」のチーム名は、この楽曲名が由来である。
カヴァー編集
脚注編集
- ^ ルイ・アームストロングの録音YouTube - Louis Armstrong - Saint Louis Blues
- ^ マルオン・ハリスの録音YouTube - Marion Harris - St.Louis Blues (1920)
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション - 検索結果”. dl.ndl.go.jp. 2021年3月13日閲覧。
- ^ “ジャズソング:セントルイス・ブルース - 歴史的音源”. rekion.dl.ndl.go.jp. 2022年4月2日閲覧。
- ^ “八代亜紀ブルースアルバムにTHE BAWDIES、横山剣、中村中が楽曲提供”. 音楽ナタリー (2015年9月13日). 2015年9月14日閲覧。