ゼネラル・エレクトリック F101

F101アメリカ合衆国で開発されたアフターバーナー付きターボファンエンジンである。開発・製造はゼネラル・エレクトリック(現GE・アビエーション)。

F101エンジン

概要

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1970年代に開発されたアフターバーナー付きターボファンエンジンで、ゼネラル・エレクトリック最初のアフターバーナー搭載型ターボファンエンジンでもある[1]アメリカ空軍B-1戦略爆撃機のエンジンとして採用され、アフターバーナー使用時の最大推力は30,000 ポンドに達する。

B-1Aの開発は1977年に中止されたが飛行試験は継続されたため、これが生産型B-1B用F101-GE-102の開発に活かされた。F101は1984年からB-1Bに搭載され1985年から運用開始された。戦闘機用アフターバーナー付きターボファンエンジンGE F110はF101の派生型で1980年代初頭にF-16戦闘機にF101エンジンを搭載して試験が行われた結果、開発されたものである。

B-1はF101エンジンのおかげで優秀な性能を持ち、空中給油せずに大陸横断できる能力を有したほか、速度、貨物、距離に関する61の世界記録を樹立する事に役立った。

F101は商業的に大成功を収めている民間機用のCFM56シリーズの原型ともなっている。

要目(F101-GE-100)

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一般的特性

  • 形式: アフターバーナー付きターボファン
  • 全長: 181 in. (460 cm)
  • 直径: 55 in. (140 cm)
  • 乾燥重量: 4,400 lbf (1995 kg)

構成要素

  • 圧縮機: ファン2枚9段軸流圧縮機
  • 燃焼器: アニュラ型
  • タービン: 1段高圧・2段低圧

性能

出典: [2]


脚注

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  1. ^ GE's F101 web page
  2. ^ Gas Turbine Engines. Aviation Week & Space Technology 2009 Source Book. p. 118.

外部リンク

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