ソバンチャ韓国語:소방차、日本語訳:消防車)は、韓国の男性アイドルグループである。当時の所属事務所はハンバッ企画(現:DSPメディア)。

ソバンチャ(소방차)
出身地 大韓民国の旗 韓国
ジャンル K-POPダンスポップ
活動期間 1987年-1990年、1994年-1996年、2005年-
事務所 ハンバッ企画
メンバー チョン・ウォングァン、イ・サンウォン、キム・テヒョン
旧メンバー ド・ゴヌ

概要編集

1987年に結成された「韓国で初のアイドルグループ」である。

同年、『オジェパム・イヤギ~ゆうべの話』(原題 어젯밤 이야기)が大ヒットした。「トンファジュン(通話中)」、「イルグッピミル(一級秘密)」などをヒットさせたが、途中でイ・サンウォンのソロ活動のためド・ゴヌと交代、1990年に一旦解散する[1]1994年に再結成し1970年代後半から80年代初頭の懐古調の新曲『グカッペ(G-Cafe)』をヒットさせる[1][2]

大衆が好む簡単なメロディーと愛のある現実的でありながら率直な歌詞、バック転のようなアクロバティックをベースにした激しい振付は、後のソテジワアイドゥルDEUXR.efのような後輩グループのロールモデルとなった。日本のアイドルのマーケティングを韓国式にアレンジしたグループで日本のメディアでは「韓国の少年隊」と紹介されていた。[2]日本でもある程度の認知度と人気があって、その当時の日本でも韓国語でライブ公演をしたことがある。

1996年、日本のテレビ番組『ダウンタウンのごっつええ感じ』でダウンタウンら男性レギュラー陣が、同グループの『オジェパム・イヤギ~ゆうべの話』を『オジャパメン』としてカバーし、その影響でポリスターから日本ベスト盤『Sobancha』が発売された[1]。実際に『HEY!HEY!HEY!夏のチャンプカーニバル』で共演が実現している。1996年に再度解散するも2005年に再々結成された。2017年、「オジェパム・イヤギ~ゆうべの話」をIUがカバーして話題になった。

エピソード編集

  • 日本のジャニーズグループ少年隊」が韓国や台湾でも人気を得ていたことから当時、大成企画の社長だったイ・ホヨン代表取締役がジャニーズのように韓国にもアイドルを発展させたいとして少年隊をベンチマークしたグループである。
  • 彼らのようなアクロバティックなパフォーマンスをするアイドルグループは、メンバーのキム・テヒョンとチョン・ウォングァンがプロデュースしたNRGに受け継がれた。以降、2000年代後半になってからは2PMが披露している。
  • 現在、B.A.PSONAMOOなどが所属するTSエンターテインメントのキム・テソン代表(社長)は、かつてDSPメディアに所属しており、ソバンチャのマネージャーを担当していた。
  • 1988年に発表した「通話中」は、1986年に少年隊が発表した「ダイヤモンド・アイズ」の曲調や振り付け・衣装までそのまま模倣していると批判を受けた事がある。
  • 代表曲の1つである「Gカフェ」が桑田佳祐スキップ・ビートに似ていると盗作疑惑を受けた事がある。実際、当時の韓国音楽界ではJ-POPの影響を多く受けていたが、審査では盗作である事は判明されなかった。

メンバー編集

  • チョン・ウォングァン(정원관、1963年3月2日 - )

一番人気のあったメンバーであり、当時の学生やファンの間で「チョン・ウォングァン頭」というヘアスタイルが流行した。グループ解散後、芸能事務所「LIME MUSIC」を設立し、2005年に「I-13」という女性アイドルグループをプロデュースした事で話題になった。

  • イ・サンウォン(이상원、1965年2月13日 - 3集除く)

1集の活動終了後、ソロに転向してヒット曲を残した。1993年には「Ink(インク)」というグループを結成し、リーダーとして活動した。

  • キム・テヒョン(김태형、1962年11月6日 - )

グループ解散後、プロデューサーに転向。芸能事務所「Music Factory エンターテインメント」を設立し、アイドルグループ「NRG」や「T.T.MA」を発掘した。

  • ド・ゴヌ(도건우、1964年12月8日 - 3集から参加)

ディスコグラフィー編集

シングル編集

  • オジャパメン(1996年10月25日 - ポリグラム)※日本限定・デビューシングル

アルバム編集

テレビ編集

関連項目編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 丸目蔵人『アジオンラヴァーズ』、1996年、大村書店、P169。
  2. ^ a b 『popasia No.2』1995年7月、ブルース・インターアクションズ、P18。