ソル・ギョング
ソル・ギョング(朝鮮語: 설경구、1967年5月1日[1]〈族譜での記載は4月6日[2]〉 - )は、韓国の俳優。韓国忠清南道舒川郡生まれ。本貫は淳昌薛氏、旧族譜名は薛善煥(설선환)[2]。麻浦高校を経て漢陽大学校演劇映画学科卒業。漢陽レパートリーへの参加により俳優の道へ進んだ。
ソル・ギョング 설경구 (薛景求) | |
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生年月日 | 1967年5月1日(57歳) |
出生地 | 韓国 忠南 舒川郡 |
血液型 | O型 |
職業 | 俳優 |
活動期間 | 1993年 - |
配偶者 | ソン・ユナ |
事務所 | C-JESエンターテイメント |
主な作品 | |
『ペパーミント・キャンディー』 『オアシス』 『シルミド』 『力道山』 『ソウォン/願い』 『名もなき野良犬の輪舞』 |
ソル・ギョング | |
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各種表記 | |
ハングル: | 설경구 |
漢字: | 薛景求 |
発音: | ソル ギョング |
ローマ字: | Seol Gyeong-gu |
チェ・ミンシク、ソン・ガンホと共に2000年代韓国映画界ルネサンスを主導した3人組の一人だった。 2010年代以降は、本人の離婚と再婚などが重なり、興行力は以前より落ちた方だが、依然として演技力は認められ、様々な作品に出演している。
芸術的な作品から娯楽作品において幅広い役柄をこなし、「カメレオン俳優」と呼ばれることもある。『シルミド』『力道山』など、日本で公開された映画にも多く出演している。プロフィール上は身長178cm、体重72kgだが、役によって徹底的な体作りをすることで知られる[注釈 1]。
私生活では、前妻との間に1女をもうけたが2006年に離婚、2009年5月28日に俳優のソン・ユナと再婚し、2010年に1子をもうけた[2]。
出演作品
編集映画
編集- 花びら(1996年)
- ディナーの後に(1998年)
- ユリョン(1999年)
- 虹鱒(1999年)
- 鳥は閉曲線を描く(1999年)
- ペパーミント・キャンディー(2000年)
- 燃ゆる月(2000年)
- 私にも妻がいたらいいのに(2001年)
- 公共の敵(2002年)
- ジェイル・ブレーカー(2002年)
- オアシス(2002年)
- 光復節特赦(2002年)
- シルミド(2003年)
- 愛を逃す(2005年)
- 公共の敵2(2005年)
- 熱血男児(2006年)
- 力道山(2006年)
- あいつの声(2007年)
- 戦い(2007年)
- 喧嘩 -ヴィーナスvs僕-(2007年)
- カン・チョルジュン 公共の敵1-1(2008年)
- TSUNAMI -ツナミ-(2009年) - 2010年9月25日日本公開
- 冬の小鳥(2009年)
- カメリア(2010年) - 2011年10月22日日本公開
- トラブルシューター 解決士(2011年)
- ザ・タワー 超高層ビル大火災(2012年) - 2013年8月日本公開
- ソウォン/願い(2013年)
- 監視者たち(2013年)
- ザ・スパイ シークレット・ライズ(2013年)
- 22年目の記憶(2014年)
- 西部戦線1953(2016年)
- ルシッドドリーム/明晰夢(2017年)
- 名もなき野良犬の輪舞(2017年)
- 殺人者の記憶法(2017年)
- 1987、ある闘いの真実(2017年) - 2018年9月8日日本公開
- 悪の偶像(2019年)
- 君の誕生日(2019年)
- パーフェクト・バディ 最後の約束(2019年)
- 茲山魚譜 チャサンオボ(2021年)
- 夜叉 -容赦なき工作戦-(2022年):Netflix独占配信映画
- キングメーカー 大統領を作った男(2022年)[3]
- キル・ボクスン(2023年):Netflix独占配信映画
- 罪深き少年たち(2023年)
ドラマ
編集舞台
編集受賞歴
編集- 2000年 第36回 百想芸術大賞 映画部門 最優秀新人男優賞
- 2000年 第21回 青龍映画賞 最優秀主演男優賞
- 2000年 第20回 映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
- 2000年 第08回 春史大賞映画祭 最優秀主演男優賞
- 2000年 第37回 大鐘賞映画祭 最優秀新人男優賞
- 2000年 第37回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
- 2000年 第23回 黄金撮影賞 最優秀新人男優賞
- 2000年 第10回 オスロ国際映画祭 特別賞
- 2000年 第02回 スロバキア ブラチスラバ 映画祭 主演男優賞
- 2002年 第38回 百想芸術大賞 映画部門 大賞
- 2002年 第38回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
- 2002年 第39回 大鐘賞映画祭 最優秀主演男優賞
- 2002年 第05回 ディレクターズ・カット・アワード 最優秀主演男優賞
- 2002年 第22回 映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
- 2002年 第10回 春史大賞映画祭 最優秀主演男優賞
- 2002年 第23回 青龍映画賞 最優秀主演男優賞
- 2002年 第03回 釜山映画評論家協会賞 最優秀主演男優賞
- 2002年 第01回 大韓民国映画大賞 最優秀主演男優賞
- 2003年 第26回 黄金撮影賞 最優秀人気男優賞
- 2003年 第29回 シアトル国際映画祭 ゴールデン・スペース・ニードル賞
- 2003年 第39回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
- 2004年 第40回 百想芸術大賞 映画部門 主演男優賞
- 2005年 第42回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
- 2007年 第44回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
- 2007年 第28回 青龍映画賞 主演男優賞
- 2007年 第15回 春史大賞映画祭 主演男優賞
- 2008年 第29回 青龍映画賞 人気スター賞
- 2008年 第29回 青龍映画賞 主演男優賞
- 2008年 第16回 春史大賞映画祭 主演男優賞
- 2009年 第45回 百想芸術大賞 主演男優賞
- 2009年 第46回 大鐘賞映画祭 主演男優賞
- 2009年 第17回 大韓民国文化芸能大賞 映画部門 大賞
- 2010年 第18回 春史大賞映画祭 主演男優賞
- 2013年 第34回 青龍映画賞 人気スター賞
- 2014年 第50回 百想芸術大賞 映画部門 最優秀主演男優賞
- 2014年 第13回 ニューヨーク・アジア映画祭 アジアスター賞
- 2015年 第35回 黄金撮影賞 最優秀主演男優賞
- 2017年 第38回 青龍映画賞 人気スター賞
- 2017年 第38回 青龍映画賞 主演男優賞
- 2017年 第54回 大鐘賞映画祭 最優秀主演男優賞
- 2017年 第37回 韓国映画評論家協会賞 主演男優賞
- 2017年 第17回 ディレクターズ・カット・アワード 最優秀主演男優賞
- 2018年 第09回 大韓民国映画大賞 最優秀主演男優賞
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “설경구 팬연합, 5월1일 생일 맞아 `설경구관` 통큰 선물” (朝鮮語). 스타투데이 (2018年5月1日). 2022年12月14日閲覧。
- ^ a b c 慶州淳昌薛氏大同譜 卷之三. 慶州・淳昌薛氏大宗会. (2013). p. 392
- ^ キャスト&ディレクター - 『キングメーカー 大統領を作った男』オフィシャルサイト(2022年8月19日閲覧)
- ^ “再放送情報「聖徳太子」”. NHK (2021年9月24日). 2021年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月30日閲覧。
外部リンク
編集- C-JeS Entertainment - 公式サイト
- Kyung-gu Sol - IMDb