メインメニューを開く

ソーダ金雲母(ソーダきんうんも、 Aspidolite)は、2005年に発表された新鉱物で、産業技術総合研究所鉱物学者坂野靖行などにより、岐阜県の春日鉱山から発見された[1]化学組成はNaMg3AlSi3O10(OH)2で、単斜晶系金雲母(Phlogopite)のカリウムの位置をナトリウムで置き換えた種であり、その存在は19世紀からAspidoliteの名前で知られていた。しかしタイプ標本の存在がはっきりしないことや、X線粉末回折のデータなどが揃っていなかったことから、坂野などが再定義し、春日鉱山の標本をタイプ標本と申請して、国際鉱物学連合の新鉱物・鉱物名委員会の承認を受けた、という経緯がある(参考文献参照)。

脚注編集

  1. ^ Banno, Y. et al. (2005): Aspidolite, the Na analogue of phlogopite, from Kasuga-mura, Gifu Prefecture, central Japan: description and structural data. Mineral. Mag., 69, 1047-1057.

関連項目編集

参考文献編集

  • 坂野靖行(2007):「新鉱物苦土定永閃石及びソーダ金雲母の記載」。岩石鉱物科学、36巻、187-189頁。

外部リンク編集