ゾーブ(Zorb)とは、ニュージーランドの企業ゾーブリミテッド社が開発したニューアトラクション商品の一つで、人間が巨大な中空、透明のボールの中に入り、斜面を転がり落ちて楽しむものである。ゾーブリミテッド社の登録商標である。このアトラクションを行う行為をゾービングという。

四国のゾーブ

概要 編集

ゾーブの素材はPVC製またはTPU製。

外側の直径は3.0m・内側の直径は1.8m。外側と内側の間には70cmの空気の層があり、衝撃を吸収する。ゾーブ自体の重さは約40kgである。

ゾーブの種類は

  • ハイドロゾーブ…ゾーブの中に水を入れて、水着を着用して中に入るタイプ。
  • ハーネスゾーブ…体にハーネスを装着して中に入るタイプ。
  • シリンダーゾーブ…球形ではなく円柱形のゾーブ。

などがあり、他に雪上コースを転がるスノーゾーブがある。


日本国内で体験できるのは4箇所[要出典]

イカワXパーク(徳島県)と城島高原パーク(大分県)は廃止された。

事故 編集

2013年1月3日ごろ、ロシア南部のカラチャイ・チェルケス共和国にあるスキー場にて、ゾーブ体験中にコースを逸れ谷底まで転落し、乗員2名の内男性1人が死亡し1人が重傷を負う事故が発生した[1]。 これに対しゾーブリミテッド社は、「弊社とは関係のない違法営業で、100%防げた事故である」と声明を発表している。

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集