タイム・イズ・オン・マイ・サイド

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タイム・イズ・オン・マイ・サイド」 (Time Is on My Side) は、ジェリー・ラゴヴォイが「ノーマン・ミード」 (Norman Meade) の変名を用い作曲した楽曲。ローリング・ストーンズのカバー・バージョンで知られる。

「タイム・イズ・オン・マイ・サイド」
ローリング・ストーンズシングル
初出アルバム『12×5
B面 コングラチュレーション
リリース
規格 7インチ・シングル
ジャンル ロック
時間
レーベル ロンドン・レコード
作詞・作曲 ノーマン・ミード、ジミー・ノーマン
プロデュース アンドリュー・ルーグ・オールダム
チャート最高順位
ローリング・ストーンズ シングル 年表
イッツ・オール・オーヴァー・ナウ
(1964年)
タイム・イズ・オン・マイ・サイド
(1964年)
リトル・レッド・ルースター
(1964年)
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概要

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オリジナルは、アメリカのジャズトロンボーン奏者のカイ・ウィンディング1963年に発表した[1]。タイトルの意味は「時間は私の味方」で、コーラスが歌う内容は「俺と別れて自由になりたいと言ってるが、きっと俺の所に戻って来るさ」である。コーラスはディオンヌ・ワーウィックと妹のディー・ディー・ワーウィック、姉妹の叔母でホイットニー・ヒューストンの母にあたるシシー・ヒューストンの3人が担当した。

1964年6月、ジミー・ノーマンによって新たな歌詞がつけられ、インペリアル・レコードに所属していた女性シンガー、アーマ・トーマスによって歌われた[2]

ローリング・ストーンズのバージョン

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ローリング・ストーンズのカバーには、イントロダクションがオルガンによるものとギターによるものがある。1964年9月26日にアメリカでシングルA面曲として発表されたものはオルガン・バージョンで、Billboard Hot 100の6位を記録し、米ロンドン盤アルバム『12×5』に収録された。本国イギリスで翌1965年1月に発売されたアルバム『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』には、ギター・バージョンが収録された。

日本では、1964年発売のシングル[3]のA面にはオルガン・バージョン、1968年発売のシングル「テル・ミー」のB面にはギター・バージョンが使用された。

その他のバージョン

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ウィルソン・ピケットオージェイズ[4]パティ・スミス(1977年のシングル「Ask the Angels」のB面)、ムーディー・ブルースプリティ・シングスブライアン・プール&ザ・トレメローズビヴァリー・ナイトらがカバーしている。

日本では、ザ・タイガース(1967年のアルバム『THE TIGERS ON STAGE』、1971年のアルバム『フィナーレ』に収録)、ザ・スパイダース等が録音を残している。また、1996年にトヨタ・クレスタのCMで沢田研二高橋幸宏玉置浩二の3人がこの曲を演奏し販促用にCD化されている(非売品)。

脚注

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