タイルマップサービス(英: Tile Map Service、TMS)はOpen Source Geospatial Foundationによって開発された地図タイルの仕様である。一般的にURIの構造で定義され、RESTの方針を満たすことが望ましい。TMSのプロトコルは シンプルなOpenStreetMapの標準と複雑な Web Map Serviceの差を埋め、シンプルなタイルのURLを提供しながら異なる空間参照系に対応することができる。

TMS
開発者en:OSGeo
種別Container format
包含物XML, JPEG, PNG
オープン
フォーマット
Yes: GNU LGPL

サポート 編集

デスクトップアプリケーションを含む多くのウェブマッピングクライアントとサーバがTMSに対応しているが、商用マッピングアプリケーションではWeb Map Serviceプロトコルの方がより広く採用されている。JavaScriptライブラリであるOpenLayersはTMSをネイティブサーポートしており、またGoogle Maps APIではURLテンプレートを使うことでTMSの利用が可能になる。TileCacheはTMSをサポートする最も有名なサーバーアプリケーションの一つで、またmod_tileTileLite のようなサーバアプリケーションもOpenStreetMapの標準をデファクトスタンダードとしている。

WMTS 編集

TMSはOGCの標準であるOpenGISのWMTSの基礎になっている。 [1]

参考 編集

  1. ^ OpenGIS Web Map Tile Service Implementation Standard”. OGC (2010年3月9日). 2014年4月10日閲覧。

関連項目 編集

外部リンク 編集

TMS仕様に基づいた実装のフリーソフトウェア: