タカネザクラ高嶺桜学名Cerasus nipponica (Matsum.) Masam. & S.Suzuki)は、バラ科サクラ属の植物。の野生種の一つ。

タカネザクラ
Prunus nipponica 01.jpg
タカネザクラの果実(空木平・2008年7月)
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : バラ類 Rosids
: バラ目 Rosales
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Cerasus
: タカネザクラ C. nipponica
学名
Cerasus nipponica (Matsum.) Masam. & S.Suzuki (1936)[1][2]
シノニム
和名
タカネザクラ(高嶺桜)
英名
Japanese alpine cherry

山に生えることが多く、山の山腹等を好む。別名に峰桜(ミネザクラ)。気候的にも涼しい場所を好むらしく、本州中部以北に存在しており、南の個体ほど高山域を好む。

特徴編集

花期は遅く、5月初旬ごろに開花期を迎える。花の色は薄紅色から白色。花の芯に行くほど色が濃い。花の大きさは中輪から小輪であり、直径は2-3 cm。花の開く頃に葉も開いてくる。

樹木としてはあまり大きく育たず小高木か中高木程度。高さは高くとも5-10 m程度である。チシマザクラの場合葉の柄や花の萼付近に毛が生えているが本種にこの特徴はない。

葉は互生で幅の広い楕円形。葉の先は尾のように伸びている。縁は深めのぎざぎざになっている。葉は秋には紅葉し、落葉する。

種の保全状況評価編集

日本では以下の都道府県で、レッドリストの指定を受けている[5]

脚注編集

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  1. ^ The International Plant Names Index.: Cerasus nipponica
  2. ^ 正宗厳敬・鈴木重良. 1936. 日本産サクラ属の学名に就いて. 台北農林学会報 1 (3): 316-318.
  3. ^ J. Matsumura., "Cerasi Japonicae duae Species novae." 『植物学雑誌』 1901年 15巻 174号 p.99-101, doi:10.15281/jplantres1887.15.174_99
  4. ^ Ohba, H. 1992. Japanese Cherry Trees under the Genus Cerasus (Rosaceae). The Journal of Japanese Botany 67 (5): 276-281. (PDF)
  5. ^ 日本のレッドデータ検索システム「ミネザクラ」”. (エンビジョン環境保全事務局). 2013年6月3日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典元の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
  6. ^ 埼玉県レッドデータブック2011植物編 (PDF)”. 埼玉県. pp. 116 (2011年). 2013年6月3日閲覧。

外部リンク編集

 
標高2,000 mを越える両白山地三ノ峰に自生するタカネザクラ