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ピート・フィフィタ

タマ・トンガから転送)

ピート・フィフィタ英語: Alipate "Pate" Fifita1982年10月15日 - )は、トンガ王国男性プロレスラーヌクアロファ出身。現在はタマ・トンガ英語: Tama Tonga)のリングネーム新日本プロレスを中心に活動している[1]

タマ・トンガ
Tama Tonga 2016.jpg
2016年3月
プロフィール
リングネーム タマ・トンガ
キング・トンガ・ジュニア
カヴァ
トンガ・ストロング・マシン
ピート・フィフィタ
本名 アリピート・フィフィタ
ニックネーム ザ・グッド・バッド・ガイ
ザ・グッド・ガイ
ザ・バッド・ボーイ
南海の凄玉
南海の野生児
南海の怪鳥
身長 183cm[1]
体重 95kg[1]
誕生日 1982年10月15日 (37歳)
出身地 トンガの旗 トンガヌクアロファ[1]
スポーツ歴 サッカー[2]
アメリカンフットボール[2]
バスケットボール[2]
野球[2]
陸上[2]
トレーナー チーム3Dアカデミー
デビュー 2008年
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大相撲朝日山部屋出身の元力士でありアメリカWCWWWFで活躍したキング・ハクを養父に持つ。カマーチョのリングネームでWWEに所属し、現在タンガ・ロアのリングネームで活動しているテヴィタ・フィフィタ、ヒクレオことタウラ・フィフィタは弟にあたる。

来歴編集

キャリア初期編集

1991年に実弟のタウラ(ヒクレオ)と共に叔母の夫であるハクの養子となる。父となったハクからレスリングの英才教育を施され、その後、チーム3Dアカデミーに入門。卒業後はフロリダ州を拠点とするインディー団体であるWXWWorld Xtreme Wrestling)を中心に活動。WXWでは弟であるテヴィタ・フィフィタサンズ・オブ・トンガSons of Tonga)なる兄弟タッグチームを結成してピートはカヴァKava)、テヴィタはヌクのリングネームとして活動した。2009年2月にヌクがWWEと契約を交わしてWXWから脱退してからは、アフロ・ボーイを新たな相棒として、サンズ・オブ・トンガを継続するも、WXWタッグ王座を獲得するに至らなかった。アフロ・ボーイとタッグを決別すると、同年5月よりシングルプレーヤーへと転向。WXW TV王座へと照準を絞り、6月20日にWXW TV王者であるリチャード・J・クライアドに挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。

2010年1月、プエルトリコのメジャー団体であるWWCにて、キング・トンガ・ジュニアKing Tonga Jr.)のリングネームで参戦。同月30日にカルリートスを相手にデビュー戦を行い勝利した。2月よりアイドル・スティーブンスアメリカン・ファミリーAmerican Family)なるタッグチームを結成し、サンダー & ライトニングとWWC世界タッグ王座を巡って抗争を開始。4月3日の王座戦では敗戦するが、翌4日にサンダーを襲撃して負傷欠場に追い込み、2対1のハンディキャップマッチでの王座戦をライトニングに組ませて勝利し、卑怯な手段ながらもベルトを奪取した。

新日本プロレス編集

2010年5月8日、新日本プロレス主催のSUPER J TAG TOURNAMENTに出場予定だったタイガーマスクのリザーバーとして参戦し、父であるハクが使用していたリングネームに肖り、タマ・トンガTama Tonga)なるリングネームに変更。デイビー・リチャーズとタッグを結成し、一回戦で金本浩二 & エル・サムライと対戦。敗れはしたものの試合は高評価を得て、同年に開催されたBEST OF THE SUPERJr.に初出場を果たした。

以降、定期的に新日本に参戦し、2010年後半からは後藤洋央紀タッグチーム荒トンガを結成。その後はG1 TAG LEAGUEなどヘビー級戦線での活動が多くなり、2011年からは本格的にヘビー級転向を宣言。5月3日、レスリングどんたく 2011にて、メキシコ遠征から帰国した後藤のパートナーとして、プロレスリング・ノア杉浦貴 & 橋誠と対戦。試合中にノータッチ・プランチャ・スイシーダを放った際、右肩から場外の床に落下してしまい、後日右肩脱臼と診断され、長期欠場。また、この負傷が原因で出場予定とされていた初代IWGPインターコンチネンタル王者決定トーナメントも欠場となった。

2012年10月、メキシコのメジャー団体であるCMLLに参戦。同団体に所属しているエル・テリブレとタッグを結成し、11月13日にアトランティス & ディアマンテ・アスルの保持するCMLL世界タッグチーム王座に挑戦。ヘッドシュリンカーでディアマンテ・アスルからピンフォール勝ちを収めて、同王座に戴冠。12月11日、ラ・マスカラ & バリエンテの挑戦を退けて、タッグ王座の初防衛に成功。2013年4月7日、INVASION ATTACKにて、再びマスカラ & バリエンテと対戦し、挑戦を退けて2度目の防衛に成功した。

BULLET CLUB編集

5月3日、プリンス・デヴィットカール・アンダーソンバッドラック・ファレらと共にBULLET CLUB(以下BC)を結成し、ヒールターンを果たした。7月5日、CMLL世界タッグ王座を賭けた試合で、棚橋弘至 & 獣神サンダー・ライガーと対戦。パートナーのテリブレがピンフォール負けを喫して王座陥落してしまったが、9月14日、レイ・ブカネロを新たなパートナーにしてリターンマッチを行う。セコンドに付いたBCの介入で優位に立ち、最後はライガーからヘッドシュリンカーでピンフォール勝ちを収め、第35代王者組に返り咲いた。

2015年6月13日、ニュージャージー州を拠点とするインディー団体であるJCWJersey Championship Wrestling)に参戦。JCWヘビー級王座を保持するジョーイ・ジャネーラに挑戦して勝利し、特別立会人として試合を見届けたリッキー・スティムボートによりベルトを手渡された[3]

2016年1月4日、レッスルキングダム10の舞台でファレ、高橋裕二郎とタッグを組み、新設されたNEVER無差別級6人タッグ王座を巡り、CHAOS矢野通 & ブリスコ・ブラザーズジェイ・ブリスコ & マーク・ブリスコ)と対戦した。ブリスコ・ブラザーズの連携技、ドゥームズデイ・デバイスを決められ敗戦した。その後のシリーズではファレ、高橋と共に矢野との抗争を繰り広げ、2月11日、THE NEW BEGINNING in OSAKAにて、再び矢野 & ブリスコ・ブラザーズと対戦。矢野のお株を奪う急所攻撃からヴェレノを炸裂させ、勝利。第2代NEVER無差別級6人タッグ王者に輝き、新日本参戦以降初の王座戴冠となったが、14日のTHE NEW BEGINNING in NIIGATAで行われた初防衛戦で、高橋がピンフォール負けを喫してしまい、僅か3日で王座を手放した。同日、セミファイナルで行われたIWGPタッグ選手権試合にて、防衛に成功したG・B・H真壁刀義 & 本間朋晃)の前に姿を現し、新たなBCメンバーを引き連れての挑戦を表明した[4]。3月3日、NEW JAPAN CUPに出場。一回戦で真壁と対戦し、ガン・スタンからヴェレノを決めて勝利を収め、番狂わせを起こした。翌4日、二回戦で後藤洋央紀と対戦したが敗戦した。12日のNJC最終戦にて、ファレ、高橋とのタッグで、棚橋弘至 & 真壁 & 本間と対戦。本間にヴェレノを決めて勝利を収めると、試合後に改めてIWGPタッグ王座挑戦をアピール。そして、BC新メンバーで共に挑戦するタッグパートナーの正体が自身の弟、テヴィタことタンガ・ロアであることを発表した[5]。同月27日、NJPW vs BULLET CLUBシングル5番勝負と銘打たれた試合で真壁と対戦。終盤にはBCの盟友であったアンダーソンの得意技であるガンスタンを炸裂し、ヴェレノでとどめを刺そうとするがブレーンバスターで切り返されるとスパイダージャーマンから キングコングニードロップを放とうとコーナートップに立った真壁を突如乱入してきたロアが突き落とし反則負けとなった[6]。4月10日、INVASION ATTACK 2016にてIWGPタッグ王座を保持するG・B・Hに挑戦。終盤にこけしを連発する本間に苦戦したもののエルボー合戦に敗れて本間のこけしロケットを喰らい、本間がこけし落としの体勢に入ったところにロアがカットに入り形勢を逆転、本間にパワーボムリバースDDTの合体技からゲリラ・ウォーフェアを決めて勝利。初のIWGP王座を手にした[7]G1 CLIMAXに初出場し棚橋を破るなど健闘を見せたが、結局は4勝で終わった。

2018年8月12日、日本武道館で開催された『G1 CLIMAX 28』はBブロック予選を3勝6敗勝ち点6で敗退(同点5人の内、オポネント最下位)。同大会に出場しなかったタンガ・ロアが介入するなどしてリング上を混乱させた[8]

人物編集

  • 自身と同じくトンガ系で同世代のファレ・シミタイトコ(キング・ファレ、バッドラック・ファレ)とは互いに「兄弟」と呼び合っている。
  • 大改造!!劇的ビフォーアフターで新日本プロレスの選手寮をリフォームする際に番組に登場。番組が撮影されたのはBULEET CLUB結成前、番組が放送されたのはBULLET CLUB加入直後ではあった。リフォーム前に壁を破壊してしまった。

得意技編集

ヴェレノ
トンガの現在のフィニッシュ・ホールドリバースフルネルソンの体勢からジャンプしながら両足で相手の胴体を挟み込み、DDTの要領で脳天からマットに打ちつける。技名のヴェレノはイタリア語で「」の意。披露当初は「ヘッドシュリンカー」という技名で使用されていたが、2014年4月から現在の名称で用いられるようになった。
ガン・スタン
BULLET CLUBのチームメイト、カール・アンダーソンが得意としていた飛びつき式ダイヤモンド・カッター。アンダーソンがBCを脱退したのを機にヴェレノの繋ぎとして使用しはじめ、後にフィニッシャーへと昇華している。
リバース・ガン・スタン
スタンド状態の相手と背中合わせになりながら相手の首を両手で捉え、勢いよくマットに背中から倒れ込んで相手の後頭部や背中をマットに叩きつける。
ゴーストフェース
ファイヤーマンズキャリーの要領で担ぎ上げた後、相手の上半身を押し上げるように旋回させてからフラップジャックの要領で相手の顔面をマットに叩きつける。BC結成後から使用しており、新日本公式サイト内では「変型ヘラクレスカッター」と呼称されていた。
トンガンツイスト
リバースDDTの体勢からクラッチを解かずに捻って相手の顔面をマットに打ち付ける変型フェイス・バスター。形的には高速で放つリバース・ショルダー・ネックブリーカーに近い。ヴェレノ習得以前のフィニッシャーで、現在も繋ぎ技として使用している。
タマスペシャル
振り子式スパイン・バスター水車落としの体勢で担ぎ上げた状態から、勢いよく前方へと反転させながら相手の背中をマットに叩き付ける。
パトリオットが考案したパトリオット・ボムと同型。
トルニージョ
きりもみ回転式のプランチャ・スイシーダ。走りながらコーナー最上段に飛び乗り、三角飛び式で追走してくる相手に見舞う大技。
パワースラム
通常のパワースラムをより急方向に捻りを加えマットに叩きつけるのが特徴。
プランチャ・スイシーダ
リングからトップロープを飛び越えてのノータッチ式を得意とする。右肩脱臼による長期欠場から復帰以降は使用されていない。
空手チョップ
トンガの場合は前後のリープフロッグから両手で相手の体にチョップを打ち付ける。中盤以降によく見られる技。ヒールターン後はあまり見られなくなった。
ダイビングラリアット
セカンドロープから放つ。
ドリムーキャッチャー
変形袈裟固め
コブラクラッチホールド

合体技編集

ゲリラ・ウォーフェア
合体式ダブルアームDDT
トンガがリバース・フルネルソンの要領で組みついた相手を持ち上げ、ロアが持ち上げられた相手の足を肩口に乗せ、息を合わせるように倒れ込みながら相手の頭をマットに叩きつける。
キルシット
ロープに振った相手をロアがフラップジャックの要領で上空に放り上げて足を掴み、トンガが相手頭部を空中でキャッチしガンスタンの基本形に移行し、相手をマットに叩きつける。テンコジのテンコジ・カッターと同型。
ナイトホール
ロアがバックドロップで相手を抱えた後、トンガがネックブリーカーの基本形に移行し、相手をマットに叩きつける。
スーパーパワーボム
トンガがブレーンバスターで持ち上げ、ロアがコーナー最上段に座ってが相手選手を抱え上げて高角度パワーボムの体勢になるようアシストし、コーナーから飛び降りながらパワーボムを掛ける。コーナーからの落差と、落下速度の上昇により、大きなダメージを与える。

タイトル歴編集

新日本プロレス
第70・72・76・81・83代 w / タンガ・ロア
第2代 w / バッドラック・ファレ & 高橋裕二郎
第14代 w / バッドラック・ファレ & タンガ・ロア
第16代 w / バッドラック・ファレ & タンガ・ロア
第18代 w / タンガ・ロア&石森太二
JCW
  • JCWヘビー級王座 : 1回
WXW
  • WXW TV王座 : 1回
WWC
  • WWC世界タッグチーム王座 : 1回
w / アイドル・スティーブンス
CMLL
第33代 w / エル・テリブレ
第35代 w / レイ・ブカネロ

リング・オブ・オナー ROH世界タッグ王座:1回(w / タンガ・ロア)

入場テーマ曲編集

GUERRILAS OF DESTINY
2016年4月10日の両国国技館大会から使用しているテーマ曲。曲名の通りG.O.Dのテーマ曲だが、シングルマッチや2人が揃っていない試合でもこの曲を使用している。
SPIDER DANCE
BULLET CLUB加入後のテーマ曲。2013年9月14日に披露され、2016年3月まで使用された。
WAO!
新日本プロレス参戦後から使用するテーマ曲。2010年6月 - 2013年5月まで使用。

関連項目編集

脚注編集

  1. ^ a b c d 選手名鑑”. 新日本プロレス公式サイト. 2013年7月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年4月25日閲覧。
  2. ^ a b c d e 『週刊プロレス』2015年12月7日号増刊、プロレスラー写真名鑑号 2016、頁6。
  3. ^ JCW 06/13/15 Six Flags Event Results”. PWPonderings.com. 2015年6月13日閲覧。
  4. ^ タッグ王座初防衛の真壁&本間にタマ・トンガが挑戦表明! パートナーは“新メンバー”!? KUSHIDAは“大激戦”の末にBUSHIを下して“V1”達成!”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年2月14日閲覧。
  5. ^ 「パートナーはマイ・ブラザー!」タマ・トンガが4.10両国でタッグ王座挑戦表明!「1対1でやろうじゃねーか!」小島が柴田をKO!【3.12青森結果】”. 新日本プロレス公式サイト. 2016年3月12日閲覧。
  6. ^ Road to INVASION ATTACK 2016”. 新日本プロレス. 2016年3月27日閲覧。
  7. ^ INVASION ATTACK 2016”. 新日本プロレス. 2016年4月20日閲覧。
  8. ^ 『週刊プロレス』NO.1972 2018年9月4日増刊 p.38

外部リンク編集