タン・モール
タン・モール(Than Mór、1828年6月19日 - 1899年3月11日)はハンガリーの画家である。ハンガリーの歴史に関する歴史画や肖像画を描いた。
タン・モール Than Mór | |
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![]() Károly Ruszらによる肖像画 | |
生誕 | 1828年6月19日 現セルビア,ベチェイ(Bečej) |
死没 | 1899年3月11日 イタリア,トリエステ |
略歴編集
現在のセルビアのベチェイ(Bečej)で王室の役人の息子に生まれた[1]。弟に化学者のタン・カーロイ(Than Károly)がいる。ペシュトで法律などを学び、バラバーシュ・ミクローシュ(1810-1898)に美術を学んだが、1848年のハンガリー革命によってペシュトで学ぶことはできなくなった。画家に転じて、ウィーンに移り、ウィーン美術アカデミーに入学し、カール・ラールの画塾で学んだ。 1855年からパリに滞在し、その後、イタリアに3年間滞在して修行した[2]。
1860年代にはペシュトのヴィガドーホールの壁画も描いた。1890年からハンガリー国立博物館のギャラリの学芸員も務めた[3]。
作品編集
「アッティラ王の饗宴」 (1870)
ポラック・ミハーリ- 建築家
脚注編集
参考文献編集
- Blogger:papajoe. “Than Mór” (magyar). virtus.hu. 2011年5月10日閲覧。
- A Pallas nagy lexikona
- Képzőművészet Magyarországon – Than Mór képeivel
- Than Mór festményei - TerminArtors.com