ダイアリー・オブ・ザ・デッド
『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(Diary of the Dead)は、2007年のアメリカ合衆国のホラー映画。R-15指定。
ダイアリー・オブ・ザ・デッド | |
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Diary of the Dead | |
監督 | ジョージ・A・ロメロ |
脚本 | ジョージ・A・ロメロ |
製作 |
ピーター・グルンウォルド アート・スピゲル サム・イングルバート アラ・カッツ |
製作総指揮 |
ダン・ファイアマン ジョン・ハリソン スティーヴ・バーネット |
出演者 |
ミシェル・モーガン ジョシュ・クローズ ショーン・ロバーツ |
音楽 | ノーマン・オレンスタイン |
撮影 | アダム・スウィカ |
編集 | マイケル・ドハティ |
製作会社 |
Artfire Films Romero-Grunwald Productions |
配給 |
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公開 |
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上映時間 | 95分 |
製作国 |
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言語 | 英語 |
製作費 | $10,000,000[1] |
興行収入 |
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次作 | サバイバル・オブ・ザ・デッド |
ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロ監督による作品。主観映像によるフェイクドキュメンタリータッチの作品となっている。
2007年9月に開催された第32回トロント国際映画祭で初上映された。
ストーリー編集
ピッツバーグ大学映画学科の学生であるジェイソンたちは、山奥で卒業制作の映画を撮影していた。しかし、夜間撮影中にラジオから世界中でゾンビが人間を襲い始めたというニュースが流れる。撮影を中断した一行はマイクロバスで家へ向かうが、横転して炎上する車に遭遇し、そこで黒こげの死体が歩く姿を目撃する。
キャスト編集
括弧内は日本語吹き替えの声優。
- デブラ - ミシェル・モーガン(本田貴子)
- ピッツバーグ大学の学生でジェイソンの恋人。ジェイソンの遺作となった映画を完成させ、インターネット上で公開する。
- ジェイソン - ジョシュ・クローズ(加瀬康之)
- ピッツバーグ大学映画学科の学生で、卒業制作映画の監督。本作は、ジェイソンが撮影していたドキュメンタリー映画『死の終焉』を編集した映像という設定になっている。
- トニー - ショーン・ロバーツ(青木強)
- ピッツバーグ大学映画学科の学生。どんな時でもカメラを回し続けるジェイソンに対し、批判的な態度を取る。
- トレーシー - エイミー・ラロンド(嶋村侑)
- ピッツバーグ大学映画学科の学生で、卒業制作映画の中でヒロイン役。ゴードの恋人。父親のおかげで車の簡単な修理も出来る。リドリーに襲われた際、助けずカメラを回し続けるジェイソンに愛想を尽かし、最終的に生き残っていた仲間達を全員見捨てる形で一人キャンピングカーで逃亡してしまう。
- エリオット - ジョー・ディニコル(石上裕一)
- ピッツバーグ大学映画学科の学生。眼鏡をかけている。
- アンドリュー - スコット・ウェントワース(秋元羊介)
- ピッツバーグ大学の教授。従軍経験があるらしい。アーチェリーの名手。
- リドリー - フィリップ・リッチオ
- ピッツバーグ大学映画学科の学生で、卒業制作映画の中でミイラ男役。実家は室内プールや警備カメラを多数備えた豪邸。序盤に登場して少し間をおいて再登場する。再登場時は、親がゾンビになってしまったり、フランシーンが襲われたりで、酒に溺れてしまっていると思われたが、実は噛まれており徐々にゾンビ化。何故かカメラを回しているジェイソンは襲わず、卒業制作映画通りトレーシーを襲う。風呂に入っているエリオットを襲ったあとジェイソンを襲い、アンドリューに剣で裂かれる。
- ゴード - クリス・ヴァイオレット
- ピッツバーグ大学映画学科の学生。トレーシーの恋人。
- メアリー - タチアナ・マスラニー
- ピッツバーグ大学映画学科の学生。キャンピングカーの運転手。
- 警察署長 - ジョージ・A・ロメロ
- ノンクレジット。
- 大佐 - アラン・ヴァン・スプラング(佐藤晴男)
- ジェイソンたちを襲う強盗。続編『サバイバル・オブ・ザ・デッド』の主人公。
声の出演編集
"VERY SPECIAL THANKS"としてクレジット[3]。
- ウェス・クレイヴン
- ニュースの声。
- スティーヴン・キング
- ニュースの声。
- サイモン・ペグ
- ニュースの声。
- ギレルモ・デル・トロ
- ニュースの声。
- クエンティン・タランティーノ
- ニュースの声。
- トム・サヴィーニ
- 警察無線の声。
スタッフ編集
- 監督、脚本 - ジョージ・A・ロメロ
- 特殊メイク - グレゴリー・ニコテロ
- 美術 - ルパート・ラザルス
- 衣装 - アレックス・カヴァナー
- 字幕 - 川又勝利
出典編集
- ^ “Romero's 'Diary of the Dead' in the Can”. Esplatter.com. (2007年7月30日). オリジナルの2011年10月21日時点によるアーカイブ。 2009年6月10日閲覧。
- ^ “Diary of the Dead”. Box Office Mojo. Amazon.com. 2012年11月16日閲覧。
- ^ “Capone With George A. Romero!!”. 2009年6月10日閲覧。